2023年2月7日火曜日

これまで以上の外交力を

 きょうは「北方領土の日」。1945年8月15日を過ぎて旧ソ連軍が侵攻し、不当に占拠してきた歴史を忘れてはなりません。故郷を追われた元島民の平均年齢も87才を超えました。ロシアにはウクライナ侵略への批判とともに、積み上げてきたビザなし交流や墓参訪問などがかなうような取り組みを日本政府に求めたい。

 領土不拡大の原則をふみにじったヤルタ協定は認められないし、平和的に領土を確定した樺太・千島交換条約にもとづけば占守島までが日本の領土でしかるべきです。サンフランシスコ条約下で日本政府は千島諸島を放棄するとした理屈も含めた、これまでの外交の検証もあらためて必要です。

 現状は領土交渉が止まっているものの、首相を先頭にした道理ある姿勢の発信を強めるべきだと思います。安倍元首相のもとで「2島返還」方針へと後退しただけに、これまで以上に国際社会への発信を強める必要があるのではないのか。そういう政府の姿勢が見えることで、国民世論も高まるものと思うのです。

 何より北海道からの発信が重要なのも間違いなし。私も声をあげていきます。

 党道委員会の定例宣伝では「岸田政権の大軍拡を許さない」「ジェンダー平等の日本を今こそ」と訴え。次々とチラシが受け取られ、関心の高さも伝わってきました。

 同性婚にしても選択夫婦別姓にしても自民党以外は推進なのに、これまでの家父長制を「伝統」などとして後ろ向きだった自民党の責任が大きい。岸田首相の「社会のあり方が変わってしまう」という国会答弁も、厳しく問われていくべき。世論を広げて国会の後押しに、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】総理から 歴史の道理 聞こえない

2023年2月6日月曜日

原発回帰に道理なし

 一昨日の道原発連・記念講演。北海道にも引き寄せてくれた藤野保史前衆議院議員の豊富な内容を、あらためて今日も学びなおしています。昨日の手稲区演説会でも、さっそく使わせていただきました。岸田政権の大軍拡路線とともに、原発回帰についても厳しい声をあげていかなければ。

 これまで政府は「可能な限り原発依存度を低減する」「新増設については想定していない」というのが公式見解でした。ところが岸田首相のもとで、突然の大転換。新増設だけでなく既存原発の再稼働もめざし、北海道では泊原発も対象になっています。安全性が確認できないから10年以上も止まっているのに、あまりに無責任でないのか。

 「原発の寿命は設計の上では大体30年から40年くらい」。これは北電が、泊村で開いた公開ヒアリングでの報告です(1981年)。革新軽水炉を導入するといっても「革新炉と呼ばれ続けているのは、欧米先進国では一度も実用化されたことがないから」(「エネルギーレビュー」2021.1)。核燃料サイクルも、昨年9月に六ケ所村の再処理工場は26回目の「完成延期」を発表して、完全に行き詰まっています。

 そこまでして、なぜ原発に固執するのか。岸田首相が財界の意に忠実に応えたから、としか思えません。動かせば出る「核のゴミ」も、最終処分場について政府の責任で、原発立地自治体との「協議の場」を持つこともめざすとしています。政府の責任と言いながら、結局は自治体や住民への押しつけということではないのか。

 電気料金の値上げを止めるために、政府も北電も原発再稼働が必要といいます。一方で、再生可能エネルギーの優先接続や、送電網増強などをしないのはなぜなのか。そして北電は、動かない泊原発のための追加工事へ資金を集中させてきた責任を、どう考えるのか。オール電化の家庭はじめ多くの国民から生活苦の悲鳴があがっていることを、政府は当然視するつもりなのでしょうか。

 早く原発頼みのエネルギー政策からの転換を。条件や可能性をもつ北海道からこそ、世論を広げていきたいです。

 【今日の句】あの事故に 総理は何を 学んだか

2023年2月5日日曜日

頼れる議席を今度も

 今日は札幌市手稲区での演説会。新幹線トンネル工事の有害残土押しつけを許さないと、揺るがずにがんばり続けてきた佐々木明美市議への支援を訴えました。まだまだ寒さも厳しい日でしたが、多くの方が足を運んでいただき本当にありがたいです。

 「五輪と大型開発を優先」か、「いのち・くらし支援が優先」か。札幌市政をめぐる対決軸が、はっきりしてきました。市議会でも「秋元市政推進のオール与党」か、「チェック役を果たし、市民の声を届ける日本共産党」かが問われています。手稲区で佐々木さんの議席をなくすわけにはいきません。

 佐々木さんとは何度も、有害残土押しつけの問題で行動をともにしてきました。市民の声を聞き、現地の調査にも行き、専門家からの話も聞き、街頭宣伝や抗議行動にも立ち、鉄道・運輸機構への要請にも行き、市議会で論戦の先頭に立ち、住民説明会を求める陳情が否決されようと賛成の論陣を張ってきたのが佐々木さんでした。

 手稲区の市議では、ただ1人の女性でもあります。福祉や医療の現場で勤めてきた、その経験も生かした質問をおこなってきました。市民と野党の共闘にも、積極的にかかわってきました。何より五輪招致をやめさせるために必要な議席です。今日も佐々木さんから「必ず議席を勝ち取ります」との決意が話され、大きな拍手に包まれました。

 私からは、党の政策である「札幌市政5つのチェンジ」を紹介。あわせて、平和もくらしも平気で壊す岸田政権の大暴走を止めるために、全国どの町でも日本共産党の議席を勝ち取って審判をと呼びかけました。帰り際に「がんばらなきゃね」の声も寄せられました。

 井上ひさ子さんの議席を引き継げなかった、前々回の市議選挙。それから4年間、こつこつと草の根での信頼を広げて勝ち取った佐々木さんの議席は、区民にとって頼れる命綱。五輪よりもくらしをと、ズバリ伝える確かな力。引き続き私も、各地で訴えていきたい。

 【今日の句】どうなのか 札幌市長の 聞く力

2023年2月4日土曜日

こんな日本でいいはずない

 岸田首相の秘書官による、LGBTや同性婚についての差別発言。首相の演説や広報にもかかわっていたようですから、更迭だけでなく任命責任が問われます。多くの方を傷つけ、人権感覚が欠けていただけでなく、荒井氏は「秘書官室もみんな(同性婚に)反対している」と述べていたとのこと。政権中枢にかかわる大問題です。

 党道委員会で緊急の街頭宣伝に、私もマイクを握りました。そもそも岸田首相は、国会で「社会を変えてしまう」として同性婚を否定したばかり。岸田自公政権では日本社会は変えられないと、この答弁でハッキリしました。秘書官の任命責任だけでなく首相本人の考えも、あらためてただす必要があります。

 世論や世界の動きは、まったく違う。岸田首相がめざすサミットでも、いわゆるG7で同性婚を認めていないのは日本のみ。LGBT差別禁止法も4ヵ国にあり、米国では州法やイタリアでは雇用差別という範囲ですが、ここでもないのは日本だけ。どれだけ日本が人権面で遅れているのか。

 声をあげてきた当事者のなかで、これまで心を痛め勇気をふりしぼってきた方もいたと思うのです。声に出せない方も多くいることでしょう。いっしょにジェンダー平等社会をつくっていく、私自身の決意も込めて訴えました。

 道労連が春闘での大幅賃上げをめざし、札幌駅前でおこなった「ローカルビックアクション」。私もいち参加者として、じっくり保育・介護・JRの現場の実態スピーチを聞きました。人員不足、低賃金、休日もくたくたになる、子育ても不安、物価高騰で生活も大変--足を止めて聞く方も多くいました。

 一生懸命に働いているのに、生活が苦しい。私たちの仕事って、そんなに価値のないものなのか。スピーチを聞いていて「仕事の価値」に見合った賃金や労働条件になっていないのだと、つくづく感じました。特にケアワーカー・エッセンシャルワーカーと呼ばれる職場ほど、やりがいがあっても続けられない実態に胸を痛めました。

 あきらめたり、節約でしのぐだけでなく、みんなで声をあげれば社会は変えられる。世界の各地で、正規も非正規も、公務も民間も、若手もベテランも、ストライキをはじめ行動が広がってもいます。日本だって必ずできる。そんな元気をもらいました。

 道原発連の総会にあわせた講演にも参加しましたが、これは後日。藤野保史・前衆議院議員から、たっぷりと学ばさせていただきました。

 【今日の句】官邸は 時代錯誤の 人ばかり

2023年2月3日金曜日

希望は地方からこそ

 日本共産党・統一地方選挙政策アピールが発表されました(こちら)。住民の声を届け、地方議会でも「対決」と「提案」で政治を動かす日本共産党議員団を、ぜひとも大きくしてほしい。岸田自公政権への審判にもつながります。

 岸田政権のもとで「戦争か、平和か」の進路が問われている、今の日本。「専守防衛」を投げ捨てて敵基地攻撃能力の保有と、米軍と「融合」して先制攻撃の道に進む危険性が、国会質問でも浮き彫りになりました。

 大軍拡ではなく、外交で打開の道こそ。今日の「朝日」で「次は核武装もタブーなく議論しましょうといった空気になるのが心配」(作家・ジャーナリストの冷泉彰彦さん)と述べられたように、歯止めなき大軍拡を止めなければ。そのためにも、日本共産党を大きくすることこそです。

 地方選ですから、その自治体でのくらしと福祉をよくすることや、地域経済の再生を進めること、そのための政策をこそしっかり訴えていきたい。コロナ禍と物価高騰、人口減少による社会維持など、多くの課題に北海道は見舞われているだけに、どの党や候補に応える力があるのか見られています。

 日本共産党の地方議員は全国ネットワークがあるからこそ、各地の先進例にも学び、積極的な提案ができます。こういう草の根の力があることも、ぜひ多くの方に知ってほしい。希望は地方からこそ、つくっていける。

 各地の演説会などを控え、うなりながら原稿準備に取り組んでいます。

 【今日の句】この町で 大事なことを シンプルに

2023年2月1日水曜日

付箋に書かれたメッセージ

 雪のなかでも鉄路存続を求める「いちの日」行動。小室まさのり道議予定候補(札幌北区)から始まり、篠原暁・沼田町議や青柳茂行・新得町議、安全問題研究会の地脇聖孝さんがオンラインにて登場・スピーチ。足を止めて話を聞いてくださる方もいました。

 私からも先日、沼田町での葬儀の際に乗った留萌本線にかかわって訴えました。ちょうど高校生の帰宅時間でもあり、生活に欠かせない路線ということを実感しました。石狩沼田駅には「ご意見などください!」コーナーに、桜型などの付箋がたくさん張り付けられています(写真2枚目)。待ち時間に、じっくり読みました。

 「実家に帰る時に利用してます! これからも乗り続けたい」「深川の病院かようので やめないでください」「沼田町の高校生はみんなJRで進学しています。安全安心なJR留萌線をなくさないで!」「来年もJRで通学できますように」などのほか、4歳の子の「はじめてのりました ゆらゆらしてコワカッタ」という感想の代書もあって思わずほっこり。鉄道は、みんなを幸せにする乗り物なんだと思いました。

 町が明日2日におこなう「次世代交通とまちづくりワークショップ みらいとーく」のチラシも、駅に置いてありました。テーマは「廃線後のまちづくりってなんだろう?」。多くの住民が存続を願っていても、町長さんに苦渋の決断を押しつけてきたJR北海道や国・道の姿勢に悔しさが湧いてきます。

 先週からの大雪で留萌本線は除雪が追いつかず、しばらく運休が続くとのこと。それでも運転再開を待っている、高校生はじめ多くの住民がいます。赤字だからと切り捨てるのでなく、そもそも公共交通として維持するために国が責任や役割を果たすべきではないのか。あらためて、この原点こそ訴えていきたい。

 札幌駅では新幹線の延伸工事が進んでいますが、この建設費も大幅に増えることが見込まれます。将来の需要予測も甘すぎるもとで、JR北海道の経営赤字が膨らむことが危惧されます。在来線をなくすだけでなく、新幹線でも大赤字となりはしないのか。立ち止まって考えなおす時です。

 【今日の句】本当に 黒字になるか 新幹線

2023年1月31日火曜日

ピーマンの端までも

 「くらしが大変。共産党は政党助成金を受け取っていないことを、もっと訴えたらいい」(事務所への電話)、「このままでは本当に日本が戦争する国になるのではと心配」(札幌北区)など、岸田政権への不満が次々と。率直な話をうかがいながら、寒さが厳しいもと歩いてまわりました。

 「国会中継を見ていたけど、いやになって消した」という方も。これまで秋元札幌市長を応援してきたという方は「今度は応援しない、落とさなきゃダメだ」と述べ、市議会もオール与党となっていることに立腹していました。国民の思いや実態と、政治の現実があまりにかけ離れていのです。

 日本共産党へも「いつも応援してるんだけどねぇ」「イメージが悪い」「官僚主義を変えなきゃダメだ」など、あきらめや厳しい意見もいただきました。そういう方々と話を積み重ねることこそ、避けてはならないと実感しています。党綱領や規約にそった内容を話しはしますが、ご意見として受け止めることも大事だと思います。厳しい意見も、党の前進を願ってのものが多いからです。

 冒頭の事務所に電話をかけてくださった方は、「ピーマンの端までも大事に使って、冷凍できるものは冷凍して備えておく、こういう市民の大変な生活を訴えて」と、切々と語られていました。誰もが追い込まれてきているんです。

 今こそ必要なのは庶民の味方。日本共産党が、その役割をしっかり担おう。そのための力もつけなければ。

 【今日の句】数分で 凍える日々も また歩き