朝早くに自宅を出て、今日は国会へと足を運びました。畜産・酪農経営を支えるための、農水大臣への要請をおこなうためです。
紙智子参議、赤嶺政賢衆議に私というメンバーで、鹿野道彦農水大臣が時間を取っていただきました(右の写真では、私は紙議員の奥にいます)。
要請したのは7項目で、①TPP参加検討の撤回、日豪FTA交渉の中止、②加工原料乳生産者補給金の大幅に引き上げ、限度数量は引き下げないこと、③大雪による施設被害への支援措置、④酪農ヘルパー事業円滑化対策事業の継続--などです。
私も事前に農協さんから聞き取りをおこない、その内容で大臣に要請しました。
畜産・酪農経営は、飼料や資材の高騰によりコスト高が続いている現状です。
その分をメーカーに乳価として反映するにも、全体的な物価安の状況から苦労もあり、そこで「補給金」の引き上げが必要になるわけです。
昨年は震災の影響で、北海道でも加工用を飲用に回したことと、天候により十分な乳量を確保できなかったところもありました。
このような事情があったことを反映して、前年より限度数量を下げることはしてはならないし、もし実施されれば生産者の意欲後退も起こりかねません。
鹿野大臣は、要望をふまえて検討するという主旨での回答でしたが、これから紙議員も質問で取り上げる予定でして、特に生産現場からの声の高まりが引き続き重要です。
何よりTPP参加では、すべてが吹っ飛ぶわけですから力を合わせてストップへ!
空知管内の豪雪対策で、農水省からのレクも受けながら現場の実態を伝えてきました。
何度も東京に出てくるわけにはいきませんが、大事な問題は党国会議員団の力も借りて実現の道を開きたい。
何より私が、北海道の党議席を奪還してこそ、です!
【今日の句】 生産の 恵みが命 支えてる
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