2012年9月24日月曜日

金額よりも、届けたいのは浜の声

 息子から移った風邪のせいか、私も咳がコンコン、鼻をかんではチーン。明日・明後日と旭川市で宣伝キャラバンなので、何とか治さないと‥‥。

 会議や緊急の相談などへ対応して、紙智子参議院議員と道漁連へ。

 すでに報じられていますが、道漁連として東京電力へ、風評被害としての損害賠償17億5300万円を請求したことについて話を伺いに行ったのです。

 「金額よりも浜の怒りの声を届けたい」とは、応対してくださった佐藤常務さん。

 スケソウダラとコウナゴが対象魚種ですが、特にスケソウダラは韓国向けの生鮮・加工品が受け入れられずストップしていることが、損害を大きくしています。

 北海道では、観光関連会社が個別に請求したり、農協系統でも請求を続けてきました。

 原発事故の影響の大きさを、いやがおうにも再認識させられます。

 科学的な根拠にもとづき正確な情報を、私たちは政府に求めるわけですが、政府と電力会社の出す情報が信頼されないという現状。

 信頼回復には、原発からの撤退を決断することが一番だと私は思います。

 最近になって、福島県内や関東地方の事故直後の放射線量のデータが発表されていますが、住民のみなさんはどう感じているのでしょうか。

 原発の存廃について意見は違っても、正直で正確な原子力行政は共通の願い。

 一致することから、私は多くの方との話し合いを積み上げたいと思っています。

 【今日の句】 魚にも 賠償権が あったなら

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