2013年4月12日金曜日

いったい日米合意で何を守っているのか

 仕事が立て込んでいましたが、なかなか最近は道庁前行動にも行けなかったので、仕事を中断して自転車をこいで30分でも道庁前へ。冬に戻ったかのような寒さでも「再稼動反対!」の声が響いていました。

 この間、続けて中学生が参加しています。

 私が着いたときはアピールを終えた後でしたが、純粋で真剣な訴えが感動を広げていたそうです。

 そのたびに、そして道庁前に来るたびに「大人の責任」ということを考えます。

 原発ゼロの期限や、再生可能エネルギーの考え方とか、いろいろ違いはあります。

 しかし、次の世代に危険な原発を残してはいけない、というのは同じ考え。

 その一点で道庁前に、東京では官邸前に集まっている。

 その行動が、道庁前では41週間も続いているんだから、すごいことですよ!

 事務所に戻り仕事をしてたら、ニュースではTPPで日米合意がされたと。

 合意と言っても、アメリカから自動車や保険の分野で要求を呑まされたということ。

 これで、どうして「聖域を守る交渉」ができるんでしょう。

 そもそも関税もルールも撤廃が前提のTPPで、何を守ると言うのでしょう。

 投資が自由化されて恩恵を受けるとの指摘もあるようですが、これまで以上に投機筋が入り込む日本にすることはリスクを大きくするだけではないでしょうか。

 無秩序な投機の規制こそがヨーロッパの主題になっているなか、金融のギャンブル化が進むような気がしてなりません。

 何にせよ、TPPに参加するメリットが、まったく見えません。

 日本を売り飛ばすだけのTPPは、このまま進めてはならない!

 やっぱり1つのポイントは、7月の参議院選挙です‥‥!

 【今日の句】 恩恵は 強き者だけ TPP

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