2013年11月13日水曜日

第9回中央委員会総会(1日目)~自共対決の本格的幕開けだ

 今日から2日間、東京・党本部で党大会決議案をねりあげる会議です。詳しくはこちらをご覧ください!

 今の日本をどう見るか、どのように世界は変わってきているか、日本共産党は日本をどうしようとしいるか、どのように選挙で勝つか、党を大きくして世代的継承を、そして未来社会をどうつくるか。

 ものすごいボリュームなのですが、それだけに全面的な、日本共産党の「宣言」なのです。

 政治全体の基調は、反自民の受け皿がない政党状況のなかで、どの課題でも「自共対決」が鮮明になっているということです。

 国会の議席数だけ見れば、自民・公明の多数+民主・維新・みんなの党の手助けで、悪い政治が進もうという状況ですが、社会の土台を見れば行き詰まりが激しく、自民党政治の総決算が迫られている現状です。

 「アメリカいいなり」「財界・大企業中心」も露骨になり、いろんな法案でも政治的一貫性がなくなっている。

 この政権には、未来がない!

 そういうなかで日本共産党が、安倍政権に「対決」し、どの課題でも「対案」を示し、多くの方と「共同」しながら政治を変える役割を担おう!と、大会決議案では呼びかけられました。

 特に新しく提唱した「北東アジア平和協力構想」は、国際社会の教訓もふまえ、実際の進展に沿った提起で、多くの方に広げていきたい。

 そして今の中国・ベトナムなどをどう見るかも、これまでより踏み込んだ規定をおこなっています。

 経済的・社会的・政治的に発達の遅れた状態から革命があり、その克服を通じて「社会主義をめざす国ぐに」でありますが、特に中国は模索や失敗もあるかもしれませんし、社会主義への道から踏み外す危険もあるでしょう。

 旧ソ連のような誤りを再現させないことを願うわけですが、では日本は、どのような道筋で社会主義をめざすのか。

 すべての価値あるものを引き継ぐ、というのが社会主義の根本であり、日本では経済の上でも、自由と民主主義のうえでも、他の国と違う出発点を持っています。

 現在の日本が必要としてるのは「アメリカいいなり」「財界・大企業中心」をただす民主主義革命ですが、その後「生産手段の社会化」によって、人間による人間の搾取がなくなり、資本主義経済の「浪費的な部分」を一掃されるでしょう。

 現在の問題も、将来の日本社会も、日本共産党はどのような展望を持っているかを示した大会決議案です。

 2日間の討論で練り上げて、北海道で議論と実践の先頭に立ってがんばります!

 【今日の句】 気がつけば 北海道は 雪景色

0 件のコメント:

コメントを投稿