2014年1月28日火曜日

各党の「立ち位置」がハッキリしてきた

 通常国会での本格論戦が始まりました。日本共産党は明日、志位和夫委員長が代表質問に立ちますので、ぜひご覧ください!(NHK、15:45ころ)

 この国会でも、各党の「立ち位置」が見えてくるでしょう。

 さっそく、みんなの党の渡辺代表は、自民党と政策協議に応じる構えであると報じられました。

 民主党は海江田代表が質問に立ちましたが、消費税では「民自公3党の合意にもとづき」進めていないことが問題だと、増税は基本的に容認。

 維新の会・松野幹事長は、集団的自衛権について「胸襟を開いて議論を」とけしかけました。

 安倍首相は、このような状況を見越してのことでしょう。

 「責任野党」

 などの言葉で、自民党に協力する政党こそ「責任」ある立場だと言わんばかり。

 何をもって、日本共産党や他の政党は無責任だと言うのでしょうか。

 大型公共事業乱発と軍事費増大で、国も地方も「借金まみれ」と言いくるめて、増税と社会保障削減を進めた自民党の「責任」は、どう考えるのか。

 秘密保護法の強行や靖国神社参拝で、アジア諸国だけでなく国際社会からの懸念や批判の声があがり、国益を損なっている「責任」を、どう考えるのか。

 国民生活を守り、日本経済も一定の成長をはかり、アジア諸国と平和的関係をつくり、国家財政も好転に向かうことが「責任」というのなら、日本共産党は一連の政策も提起してきました。

 もちろん多くの国民に知ってもらうためには、私たちの努力も必要。

 しかし与党が、意図的に政策論争を避けるのであれば、それは議会制民主主義の名に恥じることにもなるでしょう。

 明日の志位委員長の質問と、安倍首相の答弁を、ぜひ多くの方にご覧いただきたい。

 まわりの方にも、お知らせください!

 【今日の句】 暴走を 止める責任 自覚して

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