2016年12月15日木曜日

怒りが収まらない

 カジノ解禁へ自民・公明・維新による会期再延長のもと、日をまたいで1時20分ごろに本会議が終了。腹立たしさが収まらない!

 今日(すでに昨日)の1日を、ざっとまとめると--

 参議院本会議で「年金カット法案」の採決に先立ち、民進党が参議院議長不信任案を提出

 →否決されたのち「年金カット法案」の討論と採決(日本共産党は倉林明子議員が反対討論)

 →可決の後に休憩(民進党が内閣問責決議案を提出)

 →問責決議案の取り扱いをめぐり、与党からは「安倍政権には瑕疵はない」と採決に応じず。

 →18:00から参議院本会議が再開、カジノ解禁法案・修正案の討論と採決(日本共産党は大門実紀史議員が反対討論)

 →衆議院が採決した議案に修正が加えられたため、再度衆議院での議決が必要になり論戦の舞台は衆議院へ

 →19:30に自民党が3日間の会期再延長を申し入れ

 →20:00に野党4党は安倍内閣不信任決議案を提出

 →議員運営委員会で各提出の扱いを議論

 →22:00に衆議院本会議が始まり、会期再延長についての討論と議決(日本共産党は池内さおり議員が反対討論)

 →自民・公明・維新による賛成多数、続いて内閣不信任決議案の趣旨弁明

 →日をまたぐことが確実となり延会手続き

 →内閣不信任決議案の討論と採決(日本共産党は穀田恵二議員が賛成討論)

 →自民・公明・維新により否決の後に、カジノ解禁法案・修正案の討論と採決(日本共産党は島津幸広議員が反対討論)

 終了したのは午前1時20分ごろでしたが、修正案の質疑もなく採決だけで済ますなんて、しかも賛成討論さえないなんて、あまりにもひどすぎる。

 都合の悪いことは「政府が今後の計画で決めること」と答弁を避け、とにかく強行に解禁への道筋をつけた各党には厳しい審判を下さなければ!

 穀田議員も討論で述べましたが、強行採決ということにとどまらず、南スーダンPKO、TPP、年金カット法案、カジノ解禁法案、「部落差別」永久化法案などなど、今国会での政府・与党の悪法ざんまいは、とても容認できるものではない。

 政府・与党が一体となり、特にTPP特別委員会で実感しましたが、官邸の意向を受けてであろう強引な国会運営は民主主義国会とは言えないような毎日でした。

 許してはならないし、必ず審判をくださないと。

 しかも前日夜に、沖縄ではオスプレイが墜落と胴体着陸という重大事態が起きたにもかかわらず、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官は抗議した安慶田・沖縄副知事に「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と不満を示した(!)との報道が。

 まさに日本を、沖縄を、植民地扱いではないのか!

 オスプレイの事故は「起こるべくして起きた」(翁長知事)もの。

 安倍政権は、米国に何か言っているのか。

 これまでの沖縄の民意を、どう受け止めてきたのか。

 とにかく腹が立つことばかりの1日でしたが、何としても安倍政権を終わらせたい気持ちは、さらに強まりました。

 石巻から札幌への移動、質問の準備、札幌から東京への移動、そして今日の本会議と、この5日間で4日も日をまたぐような日々。

 少しだけ体も休めて、引き続きがんばります!

 【今日の句】 この暴走 次の選挙で 阻止しよう

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