朝から北朝鮮のミサイル発射があり気持ちがささくれ立っていたのですが、会場いっぱいにあふれた笑顔に私も元気になりました。
今回が第40回目の全国大会という節目の年で、共同作業所づくりも50年を迎えるということから、ステージ企画はその歴史を振り返りながら、全国の仲間とうたっていくというもの。
共同作業所は、名古屋市でジャズドラム制作の下請け作業をしていた知的障害者の家族や学校教諭などが、親会社が倒産したために新しい働く場をつくろうと活動したのが出発点でした(恥ずかしながら、初めて学びました)。
地方自治体も動かして補助も受け、全国にも共同作業所が一気に広がりました。
そこで全国組織をつくろうとの流れも生まれ、40年前の結成から今日に至るわけです。
パンフレットには「苦しかったこと、楽しかったこと、ともに泣いた日のことを思い出してみたい」と書かれていました。
「語り」には、札幌で精神障害を名乗って運動してきた歴史や、大震災後に作業所を再始動させた女川町の喚起の報告など、どれも胸を打つものでした。
語りの後の合唱は、誰もが明るく笑顔。
なんとゲストにはスキージャンプの「レジェンド」葛西紀明選手も登場し、ジャンプの代わりに参加者一同で(^^)v(ブイ)サイン(Vジャンプの意味)。
基調報告は、安倍改憲の動きもあり「障害のある人たちの人権や生命が軽んじられることがない平和な社会の実現に向けて、わたしたちに求められているのは憲法改正ではなく、憲法の完全実現なのでは」との記述もありました。
相模原市での事件もあり、今こそ誰もが「人間らしく生きる」権利があることを大切にしていきたいし、私も力強く訴えていきたい。
夕方には、道庁前の反原発行動に参加しました。
だんだん涼しさ(寒さ?)が増してきても、参加する誰もの気持ちは熱い!
私も、先日の深地層研究センター調査なども交えてスピーチ。
これ以上「核のゴミ」を増やすことなく、きれいな未来を次世代に引き渡すなら、原発は動かしてはなりません。
【今日の句】 誰だって 人間らしい 人生を
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