2020年12月22日火曜日

金で食と農を汚すな

 吉川貴盛・元農水相が辞職し、来年4月の道2区補欠選挙が決まりました。すでに立候補を予定している平岡だいすけさんと緊急宣伝。子どもたちがリーフを手に「この人だ」と話題にしたり、遠くから拍手で応える方の姿もあり、注目を集めました。

 辞職理由は体調が原因とのことで、体調は良くなってほしいものですが、国民へ説明しないで済む問題ではありません。大臣室は執務をする場であって、収賄をするような場ではありません。やましいことがないなら、しっかり真相を明らかにするべきです。このままでは疑惑にフタをしたと批判されても仕方ない。

 昨日、安倍前首相が「桜を見る会」前夜祭の疑惑について、東京地検から任意聴取を受けたとも報じられています。一部に、秘書が虚偽説明をしていたため安倍氏は事実を知らず、早くも不起訴の公算だとの報道もあります。しかし、何年も続く前夜祭の収支を安倍氏がまったく知らないというのも不自然ですし、会費5000円で一流ホテルの飲食ができるのか素朴な疑問にも背を向けてきたのは安倍氏自身でした。仮に事実を知らなかったとしても、そんなことも秘書にただすこともしないで国会へ虚偽答弁をしてきた責任は問われるべきです。

 金で政治を汚すな、食と農を汚すな、北海道を汚すな。平岡さんといっしょにマイクを握り、私からも訴えました。平岡さんも「金権腐敗をやめるなら、企業・団体献金を受け取っていない日本共産党の出番です」と力を込めて、激励に駆けつけた党員さんからも「そうだ」の声があがりました。

 コロナ禍で、仕事を失ったり食べるに困っている方が増えています。それなのに政治家は懐に金を入れて、菅首相の連日会食のようなことまでしているのか。疑惑に対してまったく答えようともしないし、コロナ対策は無為無策という菅政権への不満もたまりにたまっています。自分のことしか考えない政治は、必ず2区補欠選挙・衆議院総選挙で終わらせたい。市民と野党で力を合わせれば、必ず勝つことができます。

 今日は「しんぶん赤旗」日刊紙の新年企画として、小池晃書記局長と比例予定候補(北海道・東京・中国・四国)のオンライン対談もおこないました。各地でがんばる仲間と交流できるのは、私にとっても励みになります。「自己責任を押しつける政治は乗り越えられる」「新しい政治をきりひらく力は、国民のなかにある」との確信も、変化の広がりも実感できました。そろって必ず国会へとの思いも、さらに強まりました。

 詳しい中身は新年号のお楽しみとして、ぜひ「しんぶん赤旗」をお読みください。きっと元気が湧いてきます。

 【今日の句】逃げるほど 汚い政治 見え隠れ

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