参議院で首相の問責決議が可決され、「散会」の形で通常国会は閉幕。いよいよ参院選本番に突入!の状況となりました。
夕方には紙智子参議院議員が飛行機で駆けつけ、森つねと道選挙区予定候補・木村けんじ比例予定候補ともども、決意と党の政策を述べました。
事前にお知らせしたこともあり、報道各社も一斉にカメラを向けていました。
くらしを壊すアベノミクスか、家計応援と雇用安定の経済対策か。
消費税と社会保障改悪で弱者切り捨てか、財源を「別の道」でつくり安心の日本をつくるのか。
成長戦略に原発を入れて固執する道か、再生可能エネルギーを普及する新しい日本か。
憲法を変えて「権力の思いがまま」とするか、憲法を生かして国民の声が生きる道か。
公約違反のTPP推進を続けるのか、食料・地域経済・日本の主権を守るのか。
こう並べると、対決軸は「自民党 vs. 共産党」だと思います。
国会で実際に、いつも日本共産党は国民の立場を貫いてきたんですから。
この宣伝の前には、子育て中のお母さん達との「なんでも政治トーク!」に、お邪魔しました。
私からはヨーロッパと日本の子育て政策の違い、原発「新基準」の何が問題か、そして自民党の憲法改定案を説明しました。
「自営業で国保保険料も分納、保険証も短期更新のもの」というお母さん。
「どうしてヨーロッパは、そんなに国民を大事にするの?」というお母さん。
ヨーロッパだって、100年以上も昔は児童労働が当たり前でした。
多くの運動家や思想家が悲惨さを告発し、マルクスの「資本論」の影響もあって、労働運動の高揚と改善が始まっていきました。
それ以前から人権宣言を掲げた歴史もありますが、きちんと国民の運動で、政治を動かしてきた結果であるんですよね。
ざっくばらんに、くらしと政治を結びつけて考える機会って、そうないはず。
1時間でも30分でも、そんな機会があれば、まったく社会の見方が変わると思います。
もっと私も、いろんな人と話していかなきゃな、と思いました。
さぁ事実上は参院選スタートのようなもの、子どもたちの未来のために頑張らないと!
【今日の句】 統制の 教育よりも 寛容を
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