2016年4月21日木曜日

熊本地震から1週間

 九州地方が心配です。志位委員長が記者会見で「震災関連死」防止へ求める点など述べ、党として適宜、必要なことを要望しています。

 志位委員長が会見で述べたのは、1.テントを大規模に確保し雨露をしのげるように。 2.医療態勢を強め、被災者の健康管理に万全を。 3.熊本県内外に安心して体を伸ばせる避難所を確保する。 4.プライバシーなど避難所の環境を改善する--などです。

 九州ブロックの田村貴昭衆議院議員は総務委員会の質問で被災地の現状を取り上げていますし、各委員会でも反映させた議論をおこなっています。

 すでに1週間が経ち、避難生活も先が見えない状況で、心身ともに疲労はピークだと思うのです。

 全国から駆け付ける支援体制には、感謝の言葉しかありません。

 党としても現状把握は、現地の党組織が先頭にたってがんばっていますが、政府の持つ情報量と合わせて意見交換を、と思うのです。

 東日本大震災の時には、政権は違いましたが、政府側と各党の情報交換の仕組みを持って認識の共有をはかっていたのです。

 引き続き党としても、私としても、被災者支援へ力を尽くしたい。

 今日は農林水産委員会があり、論点が山盛りなのでTPP特別委員会では取り上げられなかった牛肉のセーフガードなどを質問しました。

 計算してみると、セーフガードを発動するほどの輸入が進んでいたときは牛肉自給率15%(現在は41%=重量ベース)になっている状況なので、すでに畜産は崩壊状況ではないのか、と。

 そんな状況でセーフガードを発動しても意味がないのに、なんでこんな基準なのか、と。

 政府として経営強化策を進めると答弁するのみで、これでは農家は展望が見えなくなるのも当然です。

 一番の経営安定策は、TPPをやめること。

 院内集会や本会議、障害者権利条約をめざす請願デモの激励、法案レクなど、あっという間に1日が終わってしまいます。

 明日は9:10からTPP特別委員会(3時間)で、日本共産党は斉藤和子議員が11:32~質問に立ちます(ネット中継で!)。

 【今日の句】 もうせめて 余震やめてと 声に出し

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