2018年10月17日水曜日

冬の足音が聞こえるけれど

 今日は登別市を中心に街頭宣伝や「つどい」、国際観光コンベンション協会での懇談など、夜は室蘭市で業者後援会のみなさんと語らいました。青空が気持ちよかったものの、夕方から急に冷え込んできました。冬の足音、という感じです。
 
 登別市では佐々木久美子・渡辺勉の両市議が、市民の声を市政に反映させてきました。「つどい」でも越波による被害の話が出されて、さっそく終わった後に現場を見てきました。確かに海岸の砂などが打ち上げられているのがわかります。こうやって地方議員のみなさんが、ていねいに要望を伝えてきているんだとわかった1コマでした。

 「つどい」で出される声は昨日と同じく、くらしの大変さを訴えるものが多かったのが特徴でした。ある男性は国民年金の低さを嘆きながら、安倍首相は外遊でいくら使っているんだ!と怒りの声。気持ちは本当にわかります。庶民の実態を、どれだけ総理はわかっているのでしょうか。わかってはいるけど、自分の責任ではないと思っているのかもしれません。

 「若い人が政治に関心を持つためには」「憲法、教育、福祉を大事にする政治にしてほしい」「大企業の内部留保って?」「種子法が廃止された影響と、今後どうすればいいのか」などなど、時間が足りないほどの意見交換となります。今の政治がひどいだけに、何か語らずにはいられないという状況なんですよね。この力で、来年の参院選では市民と野党の共闘+日本共産党の躍進で安倍政権を変えよう!と私も力を込めました。

 「おいしいものを食べて体を大事に」との激励や、「うちの畑で獲れたの食べて」といっぱいのミニトマトまでいただいて本当にありがたい。全道で支えていただいていることが、本当に毎日うれしいです。この激励に応えたい!

 国際観光コンベンション協会では、千葉利行・事務局次長さんから話をうかがいました。登別温泉街も、今は3~4割減ほどの観光客数のようですが「登別は元気です」とキッパリ。そうなんです、地震も停電の影響も今はありませんし、紅葉の季節にも差し掛かって今が観光しどきの北海道。ぜひ多くの方に、足を運んでいただきたいのです。

 同時に、外国人観光客は増えているものの、国内観光客が減っている傾向にあるそうです。旅行できるだけの収入や休暇が、あまりないという国内の経済状況を反映しているように思います。くらし第一の経済政策に切り替えることが重要だと、この点からも痛感しました。重ねてですが登別温泉街は元気ですので、ぜひ足をお運びください。

 夜には室蘭市で業者後援会のつどい。常磐井茂樹市議が同席していただきました。消費税と被災地支援、停電被害が話題の中心となりました。消費税は増税そのものの問題とともに、複数税率による実務負担やインボイス導入が非課税業者にとって死活問題となることなどの深刻さが出されました。日本商工会議所もインボイス導入には反対を示しています。このまま強行させるわけにはいきません。

 同じ胆振地域ということもあり厚真町などへの支援の様子や、停電による被害調査を民商がおこなっていることも発言で出されました。停電で休業や商品廃棄などの損害とともに、仕事が後ろに詰まってしまい納期に間に合わせるには人件費をあげてでも対応しなければいけなかった負担増などもあるとのこと。これだけの被害が出るほどですから、北電の責任はもとより国の責任も問われるべきこと、また電力システムの見直しも今こそ必要との意見もありました。国会にも反映させていきたいです。

 今日も駆け足で1日が終わり、おいしいものを食べようと夜は室蘭カレーラーメンをいただきました。寒い夜も、これで体はポッカポカ。明日も元気に室蘭市内をまわります。

 【今日の句】温泉も ラーメンもいい 季節です

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