2019年11月20日水曜日

政治の私物化は底なしの様相

 出るわ出るわ、安倍首相枠が1000人、自民党関係者枠が6000人、安倍昭恵氏の招待枠まであった「桜を見る会」。まさに税金を使った一大後援会行事ではないですか。安倍首相は「事務所から相談があれば意見を言うこともあった」と自分の関与も認めました。重大です。

 安倍首相は「前夜祭」についても後援会主催であることも明らかになりました。それなら収支資金報告書への記載が必要なはずです。「桜を見る会」同様、国会で明らかにするべきです。

 今日の北見市での活動でも「こんなことが平気で起こるなんてひどすぎるよ」とお怒りの方も。首相としての在職期間が最長となろうとも、問題はおこなってきた中身。安保法制=戦争法に象徴される立憲主義・平和主義をふみにじったことや、森友・加計・「桜」と政治の私物化やモラル崩壊、消費税増税に社会保障削減などで国民のくらしは厳しくなり、米国からは戦闘機の爆買いや農業へ打撃となる貿易交渉の押しつけ。一刻も早く安倍政権を変えなければと、地域をまわるたびに痛感します。

 国会で野党の幹事長・書記局長会談がおこなわれました。3点を確認したそうです。「国民投票法」は審議の継続を求めること、「桜を見る会」「前夜祭」にかかわり予算員会の開会を求めること、いつ解散・総選挙になってもおかしくない状況のもと候補者調整のためのテーブルを設置すること--です。国会情勢は緊迫化してきました。

 北見市から札幌への移動は、雪が降ったりやんだりの道。とりわけ厳しい北海道の冬ですが、寒さに負けず政治を変える道を語り合っていきたいと思います。この国の主役は安倍首相ではなく、国民一人ひとり。あなたであり、私です。

 【今日の句】反省を 言うなら質疑 応ずべき

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