紙智子参議院議員の代理として、千島歯舞諸島居住者連盟の総会に来賓として出席しました。
この時期の総会は国会開会中でもあり、ここ何年かは私が代理出席をしています。
元島民らの平均年齢は77歳を超え、ロシアとの交渉とともに、財産権の保障についても見当を急ぐべきです。
運動についても、後継者育成への支援が連盟から出されていた要望でして、国の予算は増額されていますが、私のような世代からの発信や啓蒙が課題となっています。
日本共産党は、北海道の一部である歯舞・色丹はもちろん、国後・択捉以北を含む千島全体が日本の歴史的領土であると指摘してきました。
1951年のサンフランシスコ条約で千島の放棄が宣言された形になっていますが、そもそもは旧ソ連が不当な合併をしたわけですから、サ条約を前提にしないで、歴史的事実と国際的道理に立った交渉を行うよう政府に求めてきました。
経済や人的交流などの友好関係は築きつつ、国際社会に「日本の領土である根拠」を示していく努力が必要なのに、政府・外務省がそれをおこなってきたのか。
領土という国家の基本原則にかかわる問題ですから、きちんと原理・原則は保持していなければなりません。
北海道で、このような原理・原則を訴える党の議席が誕生するということは、ロシアに対しても道民からのメッセージとして映るのではないでしょうか。
連盟・元島民のみなさんと心を一つにしながら、私も発信力を高めたいと、総会に出席して実感しました。
【今日の句】 首相には 増税しか目に 見えぬよで
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