「本当は50回もやりたくなかったよ」とは、あるスタッフの声。
それでも「何か」に突き動かされて、今日まで続けてきたのだと思います。
その「何か」とは。
今日スピーチされていた方で、こういうお話がありました。
「率直に行って、事故が起きる前までは明確な反対運動などしてこなかった。
漠然と、原発には反対と思っていたけど、してこなかった。
その間に、全国で54基もつくられた。
結局、沈黙は賛成することと同じだと気づいた。
だから、私はこうやって反対の声を上げ続ける」
私のまわりの方からも「そうだ」の声が、上がっていました。
私たちの満たされた生活の土台には、いろんな矛盾や危険があった。
それに気づいていても、もしかしたら見て見ぬふりをしていたかも。
そういう思い、もちろん私もですが、感じた方が多かったと思うんです。
このままでは、また同じような原発事故が起きるかもしれません。
今度は、こんな苦しく悲しいことを繰り返してはならない。
私にとっては、それが「何か」の部分でした。
電力需給や経済活動や、さまざまな理屈や解明は必要ですが、人間として大切な「命」を守るという基準で、原発については考えたい。
それなのに安倍政権は、原発再稼動は「成長戦略」と?
そもそもの考えの違いがあるようです。
負けたくない、ですね。
【今日の句】 立っている アベノミクスも 砂の上
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