今日は東京で3団体によるNO NUKES DAY。札幌集会もあったのですが、以前に入っていた演説会があり紙智子参議院議員と新ひだか町へと向かいました。
演説会でも分担して、私は北電の電力料金値上げ問題と、北海道での再生可能エネルギーの実例を。
紙さんは、福島原発事故の視察の中身を通して、原発ゼロこそ必要なのだと力を込めました。
事故から2年以上も経つのに、これだけ運動が継続しているというのは、国民世論の反映です。
なにより、今も福島で15万人以上も避難生活をしてる現実を見れば、原発再稼動などは簡単に容認できない。
確かに自民・公明政権は国会では多数ですが、世論の広がりがある以上、再稼動に簡単にも入れない情勢も、しっかり見ておく必要があると思います。
先日、ある会議で「若者で再稼動を認める声に出合った」との話を聞きました。
「安全なら」「電力が足りなくなるし」「電力料金が上がれば、中小企業も困るし」
北電が政府に出した値上げ申請を見ると、事業報酬(もうけ)は約13%も増やす計画になっています。
人件費も増えますが、一般社員というより、高額な役員報酬などの見直し幅も問われています。
そもそも円安による燃料費高騰部分なら、道民よりも安倍首相に請求してほしい。
こう見ると、安易で情報公開もじゅうぶんでなく、道民合意もない電力料金値上げはストップするべきです。
原発の維持・稼動は、もはや電力会社の経営問題ということが本質であると、ハッキリしてきました。
発送電分離や、電力会社の民主的規制・転換も、詰めた議論をしていく必要があると感じています。
また同じ事故が起きないという保障は、特に地震大国の日本で、どこにもないのですから。
【今日の句】 日高路は 仔馬の先に 八重桜
0 件のコメント:
コメントを投稿