2013年2月2日土曜日

ブログを書き終えた途端‥‥地震!

 今日は学習塾経営の知人、フリースクール運営の知人との食事を予定していて、その結びつきで地域福祉事業所・老人福祉センターなどの方とも交流。いろいろ学べる機会となりました。

 人と人との結びつきって大事なんだなぁ、とつくづく感じます。

 そして、その結びつきは何らかの情熱を介しているから、心地よい。

 私だって政党人は政党人なりに、思いはもちろん持っているつもり。

 NPOや様々な団体が、行政では届かない支援活動などをおこなっていたり、制度の「隙間」を埋めていたりします。

 まだまだ私にしても、そのような交流も少ないんですが、政党人として力になれることがあるはず。

 安倍内閣の危険性や視野の狭さにも、話が及びました。

 あきらめないで、声をあげることの大切さも合わせて確認。

 視野の広さと情熱を持ち続けることの大切さを、感じた1日でした。

 ‥‥ブログを書き上げた瞬間、携帯の緊急地震速報!

 夜中の緊急音はドキッ!としました

 道東地方は大丈夫でしょうか‥‥急いで情報収集です。

 【今日の句】 忘れては いないつもりで いるのにな

原発埋蔵金

 今回の道庁前行動は学童保育の役員会(私は子守り)があって行けませんでしたが、来週は東京出張と合わせて官邸前に行きます!

 安倍首相は、あまりにも不十分な民主党政権の原発「2030年代ゼロ」方針まで「ゼロベースで見直す」と答弁しました。

 見直すべきは、これまでの自民・公明政権の原発推進路線でしょう。

 安全神話のもと日本各地につくられた原発は、福島の事故はもとより、直下に活断層があると思われる場所にまで建設されてきました。

 「地震が起きても、津波が起きても大丈夫」な安全対策を指針とするようですが、間違いは人の手によってだって起こる。

 その事故の大きさは、時と場所を超えて延々と続くのが原発だと、よくよくわかったはずです。

 使用済み核燃料の処分方法も決められないのに、再稼働や新増設で、また子孫に負の遺産を増やすのでしょうか。

 電力需給や電力料金の仕組みなど電力会社へ情報公開を徹底し、電力も財政上も本当にどれだけ不足するのか、洗い出しは途上だと思います。

 大儲けをあげている大企業へ安い電気料金、くらしに困る家庭向けには料金値上げでいいのでしょうか。

 電力会社の赤字問題が報道されていますが、独占企業状態から脱する(市場にゆだねる)という論もあれば、国による財政負担論まで出されています。

 しかし、電力会社や関係する基金は、本当にないのか。

 日本共産党の井上哲史参議院議員の質問(こちら)をご覧ください。

 「電力事業10社が積み立てている再処理等積立金の残高は2兆4416億円」

 「高レベル放射性廃棄物等の最終処分積立金の残高は8375億円」

 「原子力発電施設解体引当金の残高を10社積み上げると1兆7504億円」(いずれも2010年度末)

 と、計5兆円を超える「原発埋蔵金」とでもいう積立があります。

 すべて使わないにしても、電力・エネルギー体制を転換させていくうえで、つなぎ資金や賠償費用にも生かす意義はあるのではないか。

 いずれにしても、このまま安倍内閣に原発推進をさせるわけにはいきません!

 【今日の句】 民意より 財界の意くむ 首相かな

2013年1月31日木曜日

国民の苦しみを「自己責任」とするな

 北九州市議選の応援から帰ってきたスタッフのお土産で、今日の昼食は事務所みんなで「辛子明太子」‥‥の予定でしたが、実は私、魚卵が苦手で食べられないのです‥‥。

 食わず嫌いというわけでなく、一度大量に食べて体中がかゆくなって。

 アトピー・皮膚病で苦しむ方にくらべたら、何分の一のかゆみなんでしょうけど、これは大変なんだと痛感しました。

 病気のつらさはなってみないとわからない、ということもあるのでしょうか。

 しかし政治に関わる人こそ、そのような敏感な想像力を持つ必要がありますよね。

 苦しみ、痛み、切なさ‥‥それを「自己責任」と切り捨ててしまうと、政治の責任が消えてしまう。

 昨日も書きましたが、自己責任で解決できない問題を抱える方が多くいます。

 だから「社会」保障であるはず。

 さて今日は、森つねと道選挙区予定候補とハイヤー協会を訪ね、原油高騰の影響などをお聞きしました。

 これまで森さんと、道消費者協会、道公衆浴場組合、道漁連、道生協連などを回ってきましたが、くらしにドンッ!と、産業にジワリ!と、負担が迫っていることがわかります。

 明日は対道交渉、来週には対政府交渉もおこないます。

 「円安だからしょうがない」とか「財政難だからしょうがない」では、苦しんで生活している道民はたまったものでない。

 円安も財政難も、道民が望んでつくってきたものでない。

 政治責任もハッキリすべきですが、限られた財源であっても制度充実は可能だと訴えます。

 【今日の句】 限られた 時間が足りぬ 日々だけど

2013年1月30日水曜日

夕方に鳴った、1本の電話

 夕方、事務所で仕事をしていたら電話が鳴りました。「生活保護はどうなるんでしょう‥‥」。

 耳を傾けました。

 「息子が重度障害を持っていて、保護費の加算がなくなったら生活が大変になる」

 「生活保護を受けてる人が悪いかのような報道に、ものすごく傷ついている」

 「国がつくった借金を、どうして私たちが払うことになるのか」

 「自民党は弱者へ目を向けていないみたいで、とても心配になる」

 「生活保護に目を向けさせて、大企業へのバラマキや金持ち優遇を隠しているように見える」

 電話帳で調べて「弱者の味方といったら共産党しかない」との思いで、電話してくださった方でした。

 国会での奮闘を約束し、草の根から声をあげることで力を合わせましょうと私から話しました。

 きっと電話をするのに、勇気を振り絞ったのでしょう。

 でも全国・道内に、言いたくても言えない方が、もっとたくさんいるはず。

 強い者はドンドン発言し、声に出せない方の思いは埋もれていく--。

 今日の国会論戦を見てても、そうなるのではとの心配をさらに強くしました。

 安倍・自公政権の暴走は、言うまでもなく止めなければなりませんが、野党第1党の民主党・海江田党首の質問が何だか心細い印象。

 消費税と社会保障改悪の「3党合意」をしたわけですから、いろいろ踏み込めないのでしょう。

 維新の質問に答えて、憲法96条の改正から手がけるとした答弁なぞは大問題。

 そうであるなら、野党のなかでも日本共産党が大奮闘しないと!

 国会だけでなく、地域で、北海道で、暴走を止めて道民の声を届け、具体的な解決策も示していく。

 やることが多くて、もっと時間が欲しい!という毎日です。

 党道委員会では本日、灯油・燃油高騰対策本部を立ち上げました。

 本部長は森つねと道国政相談室長(道選挙区予定候補)、副本部長は真下紀子道議で、私も事務局メンバーに加わっています。

 明後日に対道交渉、来週には対政府交渉もおこなうので、準備を進めています。

 それだけでなく運動にするうえでのチラシや文書の作成‥‥やっぱり1日が30時間くらい欲しい!

 そうそう、国会議員団北海道事務所で紙智子参議院議員と森つねと予定候補の活動「ムービーニュース」をアップしましたので、ぜひご覧ください!(右下のJCPムービーから見れます)

 私が作成したので、ぜひご意見も!

 【今日の句】 くらしこそ 危機だ首相よ 声を聞け

2013年1月28日月曜日

政治家に「おまかせ」でなく、ぜひ国会論戦に注目を

 いよいよ今日から通常国会。安倍首相の所信表明演説を、みなさんはどのように感じたでしょうか。

 安倍首相は「4つの危機」を強調していましたが、「くらしの危機」には触れませんでした。

 年金や生活保護の削減、医療・介護での負担増への懸念、そして消費税増税‥‥くらし向けには「危機」を広げるような政策が、これまで見受けられます。

 経済危機というのなら、冷え込んでいる内需(=家計)応援策をこそ。

 震災の危機をいうのなら、大手ゼネコン丸投げの復興や原発再稼動方針こそ見直しを。

 外交・安全保障上の危機というのなら、さらに緊張悪化の防衛予算増より、戦略的平和外交の努力を。

 教育の危機をいうのなら、教師が子どもたちと向き合える時間や職員数・学級児童数の見直しを。

 どの道を選ぶべきか、ぜひ多くの方に国会論戦を聞いてほしいし、いっしょに考えあいたい。

 ズバズバッと結論づける政治家は目立つでしょうが、政治家に「おまかせ」でなく、課題が山積している今だからこそ国民的議論と監視が必要だと思います。

 もちろん日本共産党も政党としてドンドン論戦していきますが、草の根ではジックリと腰を据えて(少なくとも私はそうやって)活動していきたい。

 札幌では夕方、国民大運動北海道実行委員会が開会日に合わせて集会・デモ行進をおこない、森つねと道選挙区予定候補も参加しました。

 私は片手にビデオカメラを持って、動画ニュースをつくろうと‥‥フェイスブックには、事務所のムービーニュース№1(試作版)を載せてましたので、ぜひご意見もお寄せください(事務所HPリニューアルとあわせて、you tube などにもアップしていきます)。

 【今日の句】 憲法の 改悪隠し 船出かな

2013年1月27日日曜日

厚岸町で、鳴る風と、懐かしいうたと

 厚岸町の党と後援会「新春のつどい」会場へ、天気も良かったので散歩がてら厚岸大橋を歩いていこうと決めたのはいいけれど‥‥か、風が強くて寒いなんてものじゃありませんでした。後悔‥‥。

 それでも歩くから気づくこともあるもので、鉄筋が強風に共振してカンカン!と大きな音が鳴るんです。

 橋のふもとでも聞こえてくるので、近くの民家は大変だろうなと地元の方に聞くと、こんなに風が強い日は何日もないからね‥‥とのこと。

 「橋は車でしか通らないから、気づかなかった」という方もいましたが、これがきっかけで話が盛り上がりました。

 しばらく昔だそうですが、厚岸大橋が架けられる前には、海も結氷して対岸へ軽トラックでも渡っていた時代もあったとか。

 海水温が上がっているのかな、と話していると「いやいや、川から流れる真水の部分が減って凍らなくなったんじゃないか」。

 降雨・降雪量が減っていれば、そういうこともあるかもしれない、ですね。

 選挙の話も国会の話も「新春のつどい」では交わしましたが、じっくりと地域のことを語り合って政治にも結ぶことって必要だなぁと、つくづく感じました。
 
 JRを待つ時間で、私が釧路で在籍していた合唱団の仲間(と言っても私の親ほどの年齢の方ですが)のお宅で、おいしいコーヒーをいただきました。
 
 (実は、厚岸産の牡蠣までいただきました‥‥!)
 
 「まさか、こんなに立派になるなんてね~」と持ち上げてくれましたが、まだ若い私を合唱団のみなさんが育ててくれたから、今があると思っています。

 私がいない今日、札幌では娘たちが「森は生きている」を観劇していました。
 
 保育園でも「♪ 森は生きている~」「♪ 一瞬の今を~」と覚えてきた娘ですが、自慢げに「パパだって知ってるよ~」と言っているのも、この合唱団で教わったから。
 
 あれから15年ほど経っても、当時の合唱団の結びつきは変わらないし、そのうたが次の世代へ継がれていることも嬉しい。
 
 温かな気持ちで、札幌の自宅へ戻ってきました。

 【今日の句】 このうたは 君の未来へ 続くうた