2019年7月27日土曜日

暑さに負けず

 今日と明日は休みをいただきました。まずは小2の子の工作の宿題を手伝うことから! 手間がかかるものは早いうちに片付けないと、ですものね。

 私が子どものころは、いつも絵や読書感想文が最後にまわってしまい慌ててばかり。本州にくらべて短い北海道の夏休みなので、早め早めに手掛けないと、あっという間に終わってしまいます。

 というわけで、面倒くさがる子どものモチベーションをあげるよう、あの手この手を尽くして何とか工作は目途が立つところまで終了。まだ暑さが厳しい夕方でしたが、公園に遊びに行って汗だくにもなりました。子どもの体力は尽きないというか、尽きるまで動き続けるというか。

 いろんな心配をしないで遊びに没頭できるのって、子ども時代には必要なことかと思います。フルに五感を使い、動かせるだけ体を動かし、自然の少しの変化や虫の生態にも新鮮な目を向ける。うらやましくもなります。外で遊べない障害や病気などを抱える子どもも含めて、どの子の人生も尊重されるような世の中にと、つくづく感じます。

 今日の札幌は、それにしても暑かった。熱中症などにもお気をつけくださいね。

 【今日の句】まず朝は ラジオ体操 起こさなきゃ

2019年7月26日金曜日

この国の偉い人って

 昼は道原発連でシール投票など宣伝、夜は道庁前の反原発抗議行動へ。あいさつまわりを合間にはさみ、ようやく少し落ち着いてきた感じです。

 シール投票板を持っていると「あら、見た顔と思ったら、はたやまさんだっけ? 私、入れたのよ」と女性の方から声をかけられました。「原発はやめようと呼びかけているんですよ」と話すと、「若いんだからがんばってよ!」との激励も。ありがたいです。

 今日から札幌の小中学校は夏休みということもあって、子どもたちの姿も目につきました。私からのスピーチも「くらしに欠かせない電気ですが、夏休みの間に家で『どうやって電気はつくられるか』を話題にしてはどうでしょうか。いま北海道では、原発なしで電力はまかなわれています」と、原発の問題点の強調にとどめない話をしました。

 ふだんの生活では、原発のことを考える機会などほとんどないと思います。そういう方へ届く発信をしなければと痛感しています。いろいろ模索です。

 道庁前のスピーチでも、同じような話をしました。こう考えたのは、私の子どもとの会話がきっかけです。小2の子が「日本でいちばん偉いのは安倍首相なんでしょ」と聞くので、私から「安倍首相じゃなくて●●(子どもの名前)とか1人1人、国民みんなだよ。選挙で安倍首相を辞めさせることもできるんだから」と話すとポカンとしていました。首相や国会議員が「偉い人」という感覚って、大人にもあるんじゃないのかな。

 政治は別の世界のものでなく、目の前の現実と地続きのもの。そして変えられるのは国民の声であり1票であり。だからこそ「政治は遠いもの」「あきらめている」「関係ない」という人に届く言葉と発信、行動をしていきたいのです。

 年金が少なくて困っているけど、どう節約するかに精いっぱいで苦しさを声に出せない方がいます。奨学金の返済に苦しんでいるけど「自分で選んだ道だから」と自分を納得させている青年もいます。「何かおかしい」と感じながら、胸の内に収めている方もいるはずです。あきらめることなく、手をつないで変えていきましょう!

 【今日の句】夏休み初日に 宿題1ページ

2019年7月25日木曜日

今こそ変化を届けたい

 日が経つにつれて、参院選の結果の重みが見えてきました。これは多くの方に伝えなければと暑さに負けず宣伝へ、政治を変える流れをさらに広げたい!

 写真は札幌南区で千葉尚子市議と。南区の党と後援会の「ごくろうさん会」前に、地下鉄真駒内駅前でマイクを握りました。笑顔で応える方や握手をされる方も次々、仕事の手を止めて聞いてくださっている方の姿もありました。

 選挙が終わった後だからこそ落ち着いて聞ける、という雰囲気がありました。今回の選挙結果をどう見たらいいのか、これから変わるのか変わらないのか、報道を見ている範囲ではわからないという方も多いと思うのです。

 だって報道は「自公で過半数確保」など、安倍政権が安定的に議席を確保したような見出しが目につきます。しかし、①改憲勢力は3分の2を割った、②1人区は野党統一候補で10勝をあげた、③自民党は9議席も減らし、単独過半数に届かず--という結果を見れば「自民党は敗北・野党全体で前進」というのが現実ではないのか。

 それを安倍首相は「民意を得た」と、まるで勝ったかのごとく強弁しているだけです。お得意のねじ曲げ・ごまかしと言うより、もはや事実を認めない末期的状況ではないでしょうか。強気のアナウンスで「政治は変わらない」と諦めさせようというのなら、そうはさせない草の根のアナウンスが必要だ!ということで、急いでマイクを握ったのです。

 米国から今後、TPP以上の農産物輸入やホルムズ海峡「有志連合」への参加など求められるでしょう。消費税増税も実施されれば影響も心配されるし、このうえ改憲まで突き進もうものなら矛盾は大きくなります。安倍政権は反動的・強権的に突破することに傾くでしょう。

 そうは簡単に進まない結果が出ているんです。北海道選挙区は申し訳ない結果でしたが、くらしや平和に背いている政治は、必ず行き詰まる。日本共産党は元気に、そして市民と野党の共闘を強めることを誠実にがんばらなきゃ。もちろん私も、その一翼を担っていきたい。

 今日も激励を受けて、各地の奮闘を聞いてありがたいと思いました。「(お隣の後援会員さんを紹介しながら)13人に広げてくれたんだよ」「初めて夫に演説を聞いてもらって感激してくれていた」などなど、コツコツと広げてくださったことがよくわかりました。

 大きな変化の前夜にいる、という感覚があります。あとは具体化を急ぐだけ。いろいろ知恵もめぐらせてがんばりたい。

 【今日の句】子どもらが笑顔だ そうか夏休み

2019年7月24日水曜日

食料生産は、命を守ること

 今日も紙智子参議院議員とあいさつまわり、夜は党と後援会の「おつかれさま会」や結果報告会にて交流。たくさん元気もいただきました!

 写真のように各地で花束をいただくので、わが家も事務所も花だらけ。今日の花束をよく見ると、みずからを輝かせるように1本のガーベラがありました。その存在感の際立つこと! パワーをもらった感じです。

 紙議員の議席が確保できたことで「これからも北海道の農業をお願いします」「食料自給率を上げる政策を」「農産物輸送のためにも鉄路の維持は必要」など第一次産業にかかわる要望や、若い人のおかれている現状、消費税の複数税率をやめてほしいとの声なども各界から聞き、課題の多さをあらためて実感です。

 農業1つ見ても、この後に控えている日米FTAで「TPP水準よりも高い水準での農産物輸入」を進めるのではないかと、多くの農家が心配しています。TPPだけでも過去最大級規模の輸入となるのに、それを超える水準で米国が要求することに安倍政権は唯々諾々と従うのか。

 いつも天候を心配し、作物への病気にも注意を払い、収穫後の価格にも不安を感じる農家は少なくないはず。そのうえでに農産物輸入を重ねるなんて、農家を何度も泣かせて安倍首相は心が痛まないのか。食と農を粗末にする国に未来はない!と、ハッキリ言ってやりたい。

 食べることは、命をつなぐこと。食べられれば何でもいい、というわけではないはずです。生産現場と消費現場が乖離している現状こそ、ただしていく必要があります。その流れをつくるなら、食の大事さをわかっている北海道から! そう考えると、安倍政権の「亡国の農政」を止めることは、とてもとてもやりがいがある仕事ですね。

 【今日の句】泣かされた 農家の痛み 知ってるか

2019年7月23日火曜日

共闘止めるな、総理を止めろ

 日中は紙智子参議院議員とあいさつまわり、夜は札幌・大通公園での総がかり行動にも参加しました。大きな声でアピールして少しスッキリ!

 安保法制=戦争法が強行成立させられた4年前の9月19日を忘れまいと、毎月19日におこなってきた総がかり行動。今月は選挙中ということもあり、今日おこなわれることになりました。多くの方に「おつかれさま」と声をかけていただき、本当にありがたい。

 参院選の結果、改憲勢力が3分の2の議席を確保できなかったことは大きな成果でした。しかし、それであきらめるような安倍首相ではない。野党の分断をはかってくるでしょうから、それをさせないように市民としても声をあげよう、手をつなげていこうとのスピーチも。

 聞いた話なのですが、たまたま大通公園にいた高校生3人が「隣の人と手をつなごう」とのスピーチを聞いて本当に手をつないだとか。ふざけているわけでなく、真剣に聞いてくれていたようなのです。そうだ、共闘でつないだ手を離してはいけないんだ! 大事なのは大人の姿勢なんだと痛感しました。

 選挙の雰囲気が残っているからか、街を歩く人からの注目も多い。社会も政治も変えられるし、その主体は自分たちなんだ--こういうメッセージが伝わっていけばいいなと思いました。私も一翼を担ってがんばりたい。

 話が前後しましたが、紙議員とのあいさつまわりでは「若いんだからがんばって」との激励も多くいただきました。厚別区と西区の「党と後援会のおつかれさま会」でも、あたたかい拍手で健闘をたたえてくださいました。選挙区で議席に届かなかった申し訳なさはありますが、心の重石が少しは軽くもなりました。感謝というしかありません。

 しばらくは、あいさつまわりが続きます。体もクタクタではありますが、多くの方と出会って語り合っているうちに楽しくなるんですよね。こういう時だからこそ吸収できるものもあると思っています。

 【今日の句】この民意 間違いないぞ 広がるぞ

2019年7月22日月曜日

全国各地で広がる共闘

 選挙結果が確定しました。北海道選挙区は265,862票(得票率11.03%)で議席に届かず、比例は275,126票(同11.58%)で4議席、紙智子比例候補は4選を果たしました。あらためて感謝を申し上げます。

 昨日の早くに選挙区は結果が出たものの、比例で紙議員の当選確実が出たのは今朝の7:40ころ。一睡もすることなく実に12時間近く待ち続けただけに、喜びもひとしおでした。しかし、目標7議席・現有5議席には及ばず、現職の仁比聡平議員の議席を失うこととなりました。本当に悔しい限り。

 その後に記者会見もおこなわれ、急いで札幌駅前へ。紙智子・伊藤りち子の両比例候補と私とで、結果報告と決意表明の街頭演説です。男性から「初めて入れた。共闘に力を尽くしていけば、きっと増えていくよ」との激励もありました。嬉しいですね。

 その後もお礼やあいさつまわり。政策協定を結び、推薦もいただいた新社会党北海道本部も訪れました。今後の共闘のありかたを中心に意見交換しましたが、せっかくできた縁なので、新社会党さんの集まりにあいさつに行きたいと話すと、小柳政行書記局長が「みんなも喜ぶと思います」と快諾。こういう結びつきを、いっそう強めていきたいです。

 「押し上げられずにごめんね」「安倍首相は追いつめられてきているよ」などなど、あいさつでまわるなかでも政治談議に。全国1人区では10選挙区で野党統一候補が勝利して、改憲勢力で3分の2の議席を占めさせることもストップできました。市民と野党の共闘は着実に前進しているんです。

 各県ごとに、共闘も豊かな発展を見せています。くりかえし安倍首相が入った東北地方では、次々と市民と野党の共闘候補が勝利して、今年も4勝2敗と勝ち越しました。変えるなら、やっぱりこの道しかない。

 昨夜は一睡もしてなかったので、書きながらウツラウツラとしていて、この文章も上手に書けているのか自信がありません。とにかく眠い!のです。今日は疲れも取るために、少し早く寝るとします。

 【今日の句】胸の内 総理はきっと 焦ってる

2019年7月21日日曜日

心からの感謝

 まだ開票は続いていますが、北海道選挙区の結果は確定しました。多くの方のご期待に応えられず、申し訳ありませんでした。ご支援・応援してくださったみなさんに、心から感謝いたします。

 党員・後援会員、そして支持者のみなさんが懸命に支持を広げてくださいました。「戦争させない市民の風・北海道」や新社会党北海道本部、旧自由党のみなさんなどもマイクを握って応援してくださったり、支持を呼びかけてもくださいました。それだけに議席に届かなかったのは、私の力不足によるものです。

 届けなければいけない声があります。新しい党国会議員団と連携して、切実な願いの実現に北海道で力を尽くしたい。市民と野党の共闘の流れは止まらないし、止めてはならない。声に出せない声、仕方ないというあきらめ、悔しさや泣き寝入りがある現実を、どうしても変えていきたい。

 いっしょに変えていきましょう。まだまだ、これからです。

 開票結果次第ですが、安倍首相が九条改憲に突き進む可能性があります。この後すぐ、日米FTAによる農産物輸入やホルムズ海峡の「有志連合」なども重大問題として出てくるし、社会保障の削減メニューも並んでいます。一歩も引くわけにはいきません。

 ひとまずの選挙区結果が出ての、コメントとさせていただきます。本当にありがとうございました。

 【今日の句】届けなきゃ いけない声が 背中押す