2019年7月6日土曜日

「必ず変えて」の声が

 今日は小池晃党書記局長と紙智子比例候補で苫小牧・札幌・小樽へ、暑いなかで熱い訴え! たくさん激励もいただき、さらに元気に訴えていきます。

 苫小牧は、私が明倫中学校で赴任していた町です。なんと教え子のお母さんや、同僚だった先生も激励に駆けつけてくださいました。若くて未熟な教員だった私でしたが、多くの方に支えていただいたことを思い出しました。感謝でいっぱいです。

 札幌は「戦争させない市民の風・北海道」の山口たか共同代表が、マイクを握ってくださいました。たかさんが日本共産党の車からスピーチしていただくのは、たぶん初めてのはず。実は私といろんな場面で会っていて、私が子どもを病院に連れて行ったときにバッタリ会って、その時のエピソードを紹介してくださいました。本当にありがたかったです。

 もちろん本筋として「市民と野党の共闘」が進んできたことや、これからも進めていく決意を私からも述べました。安倍政権の暴走を何としても止めるには、この道しかありません。握手をしてまわると「俺は共産党じゃないけど、もう安倍だけはガマンならない。必ず変えてくれ」と男性の方が、私に熱い訴え。何としても応えたい。

 話が前後しますが、苫小牧では商店や市場などもまわりました。「いつも応援してるからがんばってね」「消費税はなくしてほしいぐらい」との声を受け止めて、責任の重さも痛感しました。これだけ景気が厳しいときに、消費税を増税している場合じゃない!

 小樽の演説を終えて、今日の最後の訴えとなる深川市には何とか間に合いました。JRで来たのですが深川駅にあるエレベーターを見て、これは市民の署名と道議会・市議会で日本共産党が取り上げてきたことが結びついたんだよなぁと、しみじみ思いました。こうやって国政も動かしていきたい。

 明日は旭川市からスタートです。お近くの方はぜひ!

  8:00 旭川駅前
  8:40 中央ストアー前(緑ヶ丘)
  9:30 東光・市営住宅付近
 10:10 ダイイチ愛宕店付近
 12:10 JAたいせつ前(東鷹栖)
 13:00 コープさっぽろ春光店付近
 13:40 春光・市営住宅付近
 14:15 ダイイチ旭町店付近
 15:00 信金本店付近(4の8)
 17:10 東川町・道の駅前
 17:40 東川町・スーパーふじ付近
 18:20 東神楽町・ベストム付近
 19:10 美瑛町・町営住宅付近(東町4)
 19:40 美瑛町・大町1丁目

 【今日の句】減らすなら 年金よりも 与党こそ

2019年7月5日金曜日

市民と野党の共闘は止まらない

 今日は小樽市からスタートし、石狩市と江別市では戦争させない市民の風・北海道から事務局長の小林さん、共同代表の川原さんが応援スピーチをしてくださりました。感激です!

 お2人ともスピーチでは、安倍首相の9条改憲について触れました。戦争をするような国づくりなど許さない。共闘の出発点を思い起こすようなスピーチに、私も国会にいた時の安保法制強行を思い出しました。夜遅くに国会前で、自然発生的に「野党は共闘」の市民のコールが鳴り響いたのです。身震いしました。

 これだけの重い責任を背負ってる、と痛感しました。申し訳ないことに私は議席を失いましたが、市民と野党の間では一歩ずつでも共闘が前進してきました。この流れは止まらないし、止めないためにも議席を勝ち取りたい。日本共産党が伸びることで、共闘の力は必ず強まるからです。

 小林さん・川原さんだけでなく「市民の風」の方々が、駆けつけてくださったことにも感激でした。安倍政権の暴走を終らせるには、野党全体が伸びなければいけない。その大義とともに、きちんと交わした協定文書を実行していく仲間として応援していただけたのなら、こんなにありがたいことはありません。

 政治を変える力は、やっぱり市民と野党の共闘です。安倍首相が共闘への対抗心から出される発言も、共闘の力が大きいからこそ。明日からも、しっかり政治を変える力が私たちにはあるということを訴えていきたい!

 そして、どこでも党員・後援会員など多くの方が駆けつけてくださったことも驚きでした。小樽市では熱い激励をいただき、「もう早く安倍を終らせてくれ。辞めさせられなかったら、今回で応援はやめるからな」という期待も怒りも込めたお話もありました。この思いに何としても応えなければ!

 「投票にも行ったことないけど、こういう話を初めて聞いた」という30代の女性がいました。私の話を「年金とか2000万とかテレビで言っていたことが、よくわかりました」と考えるきっかけにもなったよう。足を止めて聞いてくださる方が、どこでも多くいるのです。1回1回をていねいに訴えたい。

 明日は小池晃書記局長(参議院比例候補)が北海道に来て、いっしょに3ヵ所で訴えます。その間は真下紀子道議が代理弁士として空知方面をまわります、私の演説箇所は以下のとおりです。

  9:20 苫小牧市・コープさっぽろステイ店
  9:50 苫小牧市・ぷらっと市場
 11:00 苫小牧市・大成町1号公園(小池晃書記局長・紙智子比例候補)
 13:30 札幌市・大通西3丁目(同)
 16:00 小樽駅前(同)
 19:30 深川市・旧たくぎん前

 お誘い合って、お近くの方は足をお運びください!

 【今日の句】共闘を 前に総理は 焦ってる

2019年7月4日木曜日

ためこんだ思いをぶつけよう

 さあ、変えるよ! 紙智子・伊藤りち子の両比例候補と第一声を終えた後は、札幌10区を一回り。くらしの不安や怒りの声を、何としても国会に反映させるために勝ち抜きたい!

 第一声には「戦争させない市民の風・北海道」の川原茂雄共同代表が、応援のスピーチをしてくださいました。以前に書いたように、新社会党北海道本部さんからも推薦をいただきました。市民と野党の共闘の流れは止まらないし、日本共産党の躍進と私の当選で、その流れをもっと強めたい。

 今日は各地で、年金問題を中心に学費・奨学金や働き方、憲法・平和についてを訴えました。どの区でも数十人から百人近くの党員・支持者のみなさんが集まっていただき、足を止めて聞いてくださる方も。その中から、今日1日だけでも多くの声が寄せられるのです。

 「第一種で5万円、第二種で12万円の奨学金を借りています。本当は音楽関係の仕事に就きたいけど、返すためには『ふつうの会社』に勤めなきゃいけないのかな、って」(大学3年生)

 「北海道の最低賃金では低すぎて生活できない。ペットボトルは全国一律なのに、最低賃金が一律でないと生活の差が出てしまう。街頭でも訴えて」(厚別区で声をかけてくれた女性)

 「共産党を応援はしてないけど、年金を受け取る年になった途端に老後資金2000万円の報道に『はあ』とため息が出た。応援するからがんばって」(60代の男性)

 このような感じなのです。安倍首相は、こういう現実をどこまでわかっているのか。節約ばかり考えて生活する苦しさ、将来に奨学金を返せるかと不安でいっぱいの気持ち‥‥おのずとマイクを握る手に力が入ります。この政治、何としても変えたい!

 ガマンしないで、不安や不満を声にしよう。それは必ずうねりになるし、大きな流れにしていきたい。あきらめなければ、必ず政治は変えられる。

 明日は小樽市を中心に、石狩市と江別市に足を運びます。以下の予定ですので、お近くの方はぜひ足をお運びください!

  8:00 小樽市・蘭島セブンイレブン向かい
  8:40 オタモイ市営住宅向かい
  9:20 ロジェ赤岩付近
  9:55 手宮・元交通記念館付近
 10:30 コープさっぽろ・みどり店付近
 12:20 最上 道営・市営住宅
 13:00 アークス奥沢店付近
 13:40 小樽築港駅
 14:10 ラルズマート桜町店付近
 14:50 イエローグローブ朝里店付近
 15:30 ラルズマート桂岡店付近
 18:00 石狩市・コープさっぽろ花川店付近
 19:15 江別市・ビッグ野幌店付近

 【今日の句】こんなにも 変えたい願い あふれてる

2019年7月3日水曜日

政治は必ず変えられる

 今日も厚別区での「つどい」や選挙事務所ご近所を挨拶でまわるなどして、準備も万端(のはず)。新たな決意をもってがんばりたい。

 安倍政権は、内政・外交ともに行き詰まりました。

 くらしが深刻で、景気も悪化しているのに、消費税増税へ突入しようとしています。今やるべきは逆で、家計の余裕をつくる経済政策こそ進める時です。最低賃金の引き上げや正規雇用を増やすこと、高すぎる教育費の負担軽減、そして焦点の年金など社会保障を維持・拡充することを急ぐべきではないのか。

 外交では、米国やロシアに言われても反論しない状況が続いてきました。米国に言われて戦闘機の爆買いや農産物の輸入密約、ロシアには戦後処理の不公正をただすことも口にしない。米国・韓国・北朝鮮の対話の流れにも加われず、これで憲法9条を変えたら、アジアに緊張を広げることになりはしないのでしょうか。

 消費税に代わる財源をつくって、くらしにまわそう。①大企業に中小企業並みの法人課税で4兆円、②大株主優遇ただし、所得税の最高税率上げることで3.1兆円、③米軍への「思いやり予算」などを廃止して0.4兆円--合計で7.5兆円の財源をつくって、①くらしを支える安心の社会保障に、②お金の心配なく学び、子育てできる社会を、③8時間働けばふつうに暮らせる社会に、する政策を実行したい。

 北海道は、社会保障の充実とともに、農林漁業や中小企業への支援を強めることが人口減少の歯止めにもなります。鉄道網の維持には、国とJRグループの出資による基金をつくることを提案します。カジノより、子どもや高齢者、障害者にやさしい観光を。泊原発は再稼働せず、ルールと合意のもとで再生可能エネルギーなど地産地消・地域循環型のエネルギー網を。

 行き詰まった安倍政治を終わらせて、くらしと地域、外交の展望をきりひらくために力を尽くしたい。そして変える道は、やっぱり「市民と野党の共闘」。力を合わせれば、必ず政治は変えられます。明日からも元気に訴えぬきたい。

 【今日の句】きりひらこう 意思と言葉と 共闘で

2019年7月2日火曜日

ガマンはためずに政治を変えよう

 公示日以降の街頭演説箇所も、ほぼ固まってきました。随時お知らせしますので、お近くの方は足をお運びください!

 まず4日(木)は、札幌市内をまわります。
  9:00 札幌駅南口・国際ビル前
  9:40 中央区南2西10・シルク付近
 10:30 南区・ツルハ川沿店
 12:15 豊平区・地下鉄月寒中央駅
 13:00 清田区・SEIYU清田店
 13:50 厚別区・JR新札幌駅
 14:50 白石区・地下鉄東札幌駅
 15:45 東区・マックスバリュ光星店
 17:40 北区・イオン麻生店
 18:50 西区・地下鉄琴似駅
 19:30 手稲区・JR手稲駅南口

 札幌駅南口は紙智子・伊藤りち子の両比例予定候補もそろいます。平日に働いている方には難しいかもしれませんが、多くの方にお聞きいただきたいです。よろしくお願いします。

 今日は朝イチで、道年金者組合の定期大会に参加とあいさつ。「老後30年に2000万円が必要」との報告書が出てから年金問題が大争点に浮上しただけに、年金者組合のみなさんの活動にも力が入っています。渡部委員長も「年金がかかった参議院選挙です」と強調されていました。

 私も日本共産党北海道委員会を代表する立場で、連帯のあいさつ。2000万円を貯めるというより、政治への不満やガマンはためこまないで「年金守れ」の声を大きくしていきましょうと呼びかけました。安倍政権はマクロ経済スライドを維持して年金額の削減を当然視していますが、これをやめさせることも大きな争点。

 昼も宣伝に足を運び、道革新懇のリレートークでもマイクを握りました。労働・雇用、憲法、消費税、日米関係、年金、社会保障‥‥交代しながらスピーチで触れた内容どれもが、参院選の大きな争点ばかりです。それだけ内政・外交とも安倍政権のもとで行き詰まっていることの表れです。

 公設掲示板に貼るポスターや、公示後に配ることができる法定ビラも完成しました。私も大体の準備が整いました。緊張感が高まります。

 【今日の句】ためこみは 内部留保も 吐き出して

2019年7月1日月曜日

さらに道民負担を増やすのか

 参院選でも各党・各候補に問われるJR北海道の路線問題。今日は国交省運輸審議会での公聴会があり、あわせて宣伝にも取り組みました。

 北の鉄路存続を求める会の呼びかけで、多くの方が駆けつけました。公述人の3人(道教育大准教授の武田泉さん、安全問題研究会の地脇聖孝さん、会事務局長の小室正範さん)も一言ずつ、公述する内容に触れてスピーチ。私もマイクを握らせてもらいました。今回の焦点は大幅な運賃値上げです。

 武田先生によれば、まだ値上げは決まってもいないのに、JR北海道は改定を見越した掲示物を貼っているとのこと。札幌駅から、あいの里教育大駅までの通学定期(1ヵ月)は大学生で1,910円増(18%増)、高校生で1,590円増(同)と設定されるほか、値上げ幅が大きい区間では3割増となるところもあります。

 そもそもJR北海道は、国鉄の分割・民営化時から赤字になることは明らかでした。だから国が経営安定基金を積んで、その運用益で補てんすることにしていたものの、低金利政策によって穴埋めできなくなったわけです。そのツケを道民に転嫁するようでは、納得いきません。

 地脇さんの公述資料によれば、国鉄の分割・民営化時、JR7社の営業収入全体に占める北海道の割合は2.5%。四国は1%、九州は3.6%で、東日本が43.1%を占めました。これだけの鉄道格差が、さらに拡大しているのが今日の姿。JR北海道・四国・九州・貨物の4社分の赤字は、西日本の利益だけでも相殺することができるほどなのです。

 日本共産党は2017年に、鉄道政策を発表しています(こちら)。この鉄道格差をただす観点からも、国とJR各社などによる公共交通基金の創設を提案しました。国が公共交通に責任を負うという点と、JRグループが全国の鉄道網を生かしていく社会的役割を果たしてもらう点とを、重視しています。

 北海道の鉄路は、貨物輸送にとってもなくすわけにはいきません。とりわけ北海道の農産物は、タマネギや豆類、ばれいしょなど4割~7割近くを、鉄道網を使って本州に運んでいます。全国的な意義を有しているのです。国とJR北海道の責任で鉄路の維持・存続をと、私は力込めて訴えていきたい。

 今日も朝から宣伝で、嬉しいことに足を止めてくださる方も。「応援してますからがんばってください」と、ご夫婦の方ともがっちり握手。いよいよ公示日も迫り、私自身の準備も慌ただしくなってきました。何しろ広い北海道。移動距離が長いので、多くの衣類などなど持って出発になります。しっかり体調も整えて、元気に明日もがんばります。

 【今日の句】戦闘機 買うより鉄路 守ろうよ

2019年6月30日日曜日

対話の流れを、さらに前へ

 突然の首脳会談、そしてトランプ米大統領の軍事境界線越えには驚きました。北東アジアの平和と安定に、対話の流れが定着することを望みたい。

 このような流れが起きたのは、平和を願う諸国民の声とうねりであることは間違いありません。なお、日本共産党としての見解は以下のリンクにありますので、合わせてご覧ください! https://www.jcp.or.jp/web_policy/2019/06/post-810.html

 東南アジアでは、すでに友好協力条約(TAC)が機能しています。社会体制の違いを越えて、平和の地域づくりは可能であることを教えてくれています。この教訓を北東アジアに広げようというのが、日本共産党が提唱している北東アジア平和協力構想です。

 もめごとを紛争にしないためには、相互の理解が必要です。そのためには日常的な意見交換の場が必要です。ASEANが努力しているのは、そのような「場」を設けてきたことでした。同じような仕組みを北東アジアにも--というのが提唱の1つの核です。

 平和のプロセスを、日本としても前へ進めるべきです。過去に日本がおこした侵略戦争への真摯な反省は欠かせません。実際に、日朝平壌宣言では「日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大な損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した」とも記したのですから。

 安倍首相は参院選を通じて憲法9条を変える道を開きたいようですが、今やるべきは積極的な外交交渉です。いろんな場所で、私も訴えていきたい。

 今日も懇談や宣伝にまわり、各地に報道各社も駆けつけるものだから緊張やら張り切るやらで、にぎやかな1日でした。昼は中央区の実行委員会で市民と野党の共同宣伝もあり、私もマイクを握りました。南区の宣伝では、高校生がずっと話を聞いてもくれました。1回1回の訴えを、引き続き大事にしていきたいです。

 夜は日本青年会議所北海道地区協議会による、参議院北海道選挙区の予定候補者討論会に。経済問題や中小企業活性化のほかに、少子化や憲法、SDGsについての討論もあったことで、この準備を通して私も勉強になりました。持続可能な社会や地域づくり、それを経済の分野も含めて進めていくには政治のイニシアチブが必要です。

 公示日まで残り3日となりました。明日も朝の宣伝からスタートです!

 【今日の句】草の根で 平和積み上げ 道ひらく