2024年12月21日土曜日

どこでも、とても力強い

 衆議院比例予定候補の高橋ちづ子さんと山形県党会議・仙台市宮城野区でのつどい、その後に私は党宮城北部地区・仙南地区へとあいさつに。あたたかい激励をいただきました。

 北海道での政治活動の先輩が紙智子さんなら、東北の先輩は高橋さん。衆議院議員同士でもあったので、高橋さんからアドバイスも受けての国会初質問だったのです。

 山形はじめ東北の現状も聞きながら、宮城野区のつどいに。高見のり子市議に案内いただき、前県議の大内真理さんが司会をされ、遠藤いく子元県議のあいさつですから、会場は最初から明るい雰囲気に。

 私は冒頭あいさつで離席したのですが、高橋さんが国政と日本共産党の話をされた後に3人が入党されたとのこと。うれしいですね。

 党宮城北部地区は私の父の生家(加美町)もエリアで、地区事務所がある大崎市(旧古川)も何度か訪れた町です。とても懐かしい。

 地区委員長の杉浦謙一・涌谷町議とは、党学校で学びあった仲。大崎市議会で副議長を務めた小沢和悦市議、いま副議長を務める鎌内つぎ子市議もとても力強い。

 県北部は有数の農業地帯。この間の農家の苦境もうかがいました。地域社会と地域経済を支えるには、農林漁業の振興が欠かせないと確信です。

 仙南地区委員会では高橋光二地区委員長はじめ笹森波・名取市議、髙橋勝・村田町議などにごあいさつ。岩沼市は現職のときに視察で訪れて以来です。

 来られなかった地方議員さんのLINEグループに、さっそく写真を送るなど行動が早い。来年に地方選挙も控えている地区なので、いっしょに勝利をと語り合いました。

 北海道に到着したら、一気に押し寄せる寒さ。体調管理にも気をつけないと。

 【今日の句】寒さなど 吹き飛ばすほど 勢いを

2024年12月20日金曜日

大事なときに日本共産党の姿あり

 北海道→茨城→東京→山形へと今も移動中。上京の理由を書けるのは来週くらいかな。寒かったり暑かったり、インフル等も流行中ですから、体調管理には気をつけないと、ですね。

 茨城では県選挙区予定候補の高橋誠一郎さん、江尻かな県議と茨城民報・新年企画での座談会。上京のタイミングにピッタリ合ったのでした。

 茨城(百里)空港に飛行機が着陸すると、目に入るのが「自衛隊は憲法違反」という大看板。「九条の丘」に立てられているものです。

 前にブログにも書きましたが、平和公園と合わせて、大看板は百里基地反対闘争の歴史を刻む象徴そのもの。もちろん座談会でも話題になりました。

 高橋さんが政治活動へと進んだ原点は、平和への思いからとのこと。真っ直ぐな思いを聞いて、私もがんばろうと決意を新たにしました。

 東海第二原発で働く方からの内部告発は、茨城県内で反響を広げています。なぜ日本共産党への情報提供だったのか、江尻県議の話を聞いて納得もしました。

 さまざまな大事な局面や地域に、日本共産党の姿あり。この力が国会でも増していけば、必ず変化は広がると確信です。

 東京の用件を済ませて向かう先の山形は、明日が県党会議。衆議院比例予定候補の高橋ちづ子さんと、ご挨拶させていただきます。

 【今日の句】あの切符買ったか いつも心配し

2024年12月19日木曜日

軍事費削って、くらし・教育へ

 今日は予定候補と発表されてから初の札幌市北区入り。宣伝キャラバンにあわせ、戦争法廃止を訴える市民のみなさんとの行動にも参加しました。日が沈むにつれ冷え込んでいく、北海道らしい1日でした。

 「活動地域が広がって大変だね」「体には気をつけてよ」とお気遣いをいただいたり、駆け寄って「応援してるから、がんばっての」との激励も。本当にありがたいです。

 安保法制=戦争法が成立して、来年9月には10年になります。若い人には記憶がないでしょうが、多くの方が国会前だけでなく全国で声を上げ「戦争反対」が大きなうねりとなったのでした。

 安倍政権から菅・岸田・石破の各政権に進むもと、米軍と自衛隊の一体化は進み、軍事費も膨らみ続けています。

 成立した補正予算では、軍事費に8268億円も計上されました。中身も4分の3は次年度以降の経費の前倒しだったり、辺野古新基地建設などの基地強化予算が含まれています。当初予算とあわせ、軍事費は9兆円を超えました。

 補正予算は、そもそも緊急を要する特別の事情があって計上するもの。これだけの軍事費を計上する理由にはならないし、能登の復旧・復興費の3倍以上にも及びます。復旧・復興の方こそ緊急です。

 大学では、来年度の授業料値上げが迫っています。この値上げを止めるために1000億円をまわせ、と日本共産党は訴えてきました。やればできる金額です。

 「年収の壁」解消や教育無償化を掲げ、与党と協議したうえで補正予算に賛成した党もあります。軍事費や大型開発などにメスを入れ、大企業や超富裕層への新たな課税などなしに、財源は出てこないはずです。その点も今日は訴えました。

 何より、日本が戦争へと進む国にしてはならない。日本被団協のノーベル平和賞受賞が示したように、対話や外交による平和秩序を望む国や国民は多くいるはずです。

 展望はあるし、広げていきたい。明日は茨城から東京へと向かいます。

 【今日の句】この時期の 灯油の値上げ 厳しすぎ

2024年12月18日水曜日

除排雪予算に、さらに国が手当てを

 年末年始のあいさつ用にと、北海道・東北・北関東のそれぞれに向けた動画撮影は1回で済まずに一苦労。紙のメッセージ原稿も北海道だけの活動から3倍化したようなものですが、粗製乱造にならないよう心掛けたいです。

 年末から1月の日程も、飛行機や新幹線などの移動はパズルのよう。時刻表を見ながら青春18きっぷで渡り歩いた、学生時代を懐かしく思い出しました。

 ところで北海道では、岩見沢市の大雪が深刻な状況に。以前に雪害調査で行ったことがありますが、古い公営住宅ではストーブの煙突に雪が入り込まないか・塞がれないかとの心配がありました。

 塞がれば一酸化炭素中毒の危険性もあります。路地が狭い住宅街では、すぐに救急車も入れません。大雪は災害だと、強く思いました。

 しかし、除排雪に必要なオペレーターも、大型ダンプも不足してきています。今回のような緊急時や夜間の仕事も多いため、募集しても集まらないとの報道もあります。それだけの技術を持つのに、養成期間も必要です。

 抜本的な処遇改善はじめ、これまで以上の除排雪施策の充実が必要です。そのための予算を、しっかり国が手当てできるように。私も訴えていきたい。

 【今日の句】あれこれと 考え話して すぐ3分

2024年12月17日火曜日

ここにこそ国会での原動力

 東北・北関東をまわった際に、震災からの復興やたたかいの歴史、郷土の掘り起こしなどたくさんの資料をいただきました。参院選まで約7ヶ月、北海道とあわせて各地の課題も把握して、しっかり国政へ反映していきたいです。

 共通して農林漁業は基幹産業ですし、原発や関連施設・「核のごみ」問題も広くあります。医療・介護・福祉の各分野と公共交通の維持・存続は、どこでも切実な課題だと実感しました。

 私もがんばりますが、何より日本共産党の国会議員団をもっと増やさなきゃ。参議院の選挙区予定候補も決まってきたし、東北では衆院比例議席奪還へ高橋ちづ子さんが活動を始めています。

 私が衆議院に初当選した2014年、今まで日本共産党議員がいなかった農林水産委員会に、斉藤和子議員と2人で委員になりました。自民党議員が「共産党が来ると、やりにくくなるなあ」とこぼしていたのを聞きました。

 揚げ足取りでなく地域の要求をふまえ、過去の議事録や行政資料も読み込み、議会のルールも守りながら中心点をズバリ突く。政権与党側からすれば、確かに「やりにくい」かもしれません。

 それもこれも、各地のたたかいや地方議会の論戦があるからこそ。国会で切り込む力の原動力は、やっぱり草の根の力なのです。だから、いただいた資料はきちんと読み込みたい。

 世論と運動を広げる党員がいるからこそ、でもあります。参院選に向けて、さらに仲間づくりもがんばります。

 【今日の句】あらためて思う 議席の重たさよ

2024年12月16日月曜日

何より企業・団体献金の禁止を

 今日は空気が凍っている感じの北海道。朝宣伝は寒さで口がまわらなくなるし、通勤の方もポケットに手が入りっぱなし。札幌駅付近は新幹線と再開発の工事が続いていますが、働く方々も本当におつかれさまです。

 月曜日は打ち合わせや新たな日程調整・交通手段の確保、ニュース原稿づくりなどデスクワーク中心ですが、これはこれで慌ただしい。たびたび雪のため飛行機の欠航やJRが止まる北海道なので、非常時プランも想定しておくのです。

 健康にも要注意です。わが子のクラスは先週末に学級閉鎖となり、やっと今日から通学となった途端に「明日から学年閉鎖」と学校から連絡。インフルエンザ等が大流行とのことですが、わが子が元気なのは幸いでした。

 さて、臨時国会も今週末まで。政治資金規正法の再改正で自民・立憲が合意したなどありますが、何より企業・団体献金の禁止にこそ踏み出すとき。今日の宣伝でも、カネの力で政治をゆがめることは終わらせようと訴えました。

 補正予算も、本来は「特に緊要となった経費」に限る(財政法)としているのに、軍事費に8268億円も計上するなど認められない。国立大学の新たな学費値上げを中止・回避するのに100億円あればできるのに。日本共産党は衆議院で、組み替え案を動議として出しました(否決)。

 能登支援や物価高対策など、真に国民生活を支える補正予算にこそ。北海道でも世論を広げていきたい。

 【今日の句】どうしても 寒くて顔が 険しくて

2024年12月15日日曜日

北関東4県へ③

 今日は茨城県へ。30歳になった高橋誠一郎・県選挙区予定候補と、街頭演説や参院選勝利めざすつどい、百里平和公園から基地視察と盛り沢山。宮教大の恩師と会う驚きもあり、たくさん元気をいただきました。

 恩師との出会いも何年ぶりでしょう。宮教大には教授と学生による「合同研究室」があり、学び合うという同じ立場ではありましたが、実際はたくさんお世話になったのでした。

 「しんぶん赤旗」もお読みくださっていて、「まさか80歳になってまで、あなたの写真を集めてるなんて」と「推し」の話まで、本当にありがたい限りでした。

 高橋さんのハツラツした演説も、聞いていて励まされます。総選挙では県1区で大奮闘され、若い世代からの支持も寄せられたとのこと。今日の宣伝にも、あたたかい反応がありました。

 親が自営業だったり茨城大・教育学部卒業だったりと、高橋さんと共通項も多いことがわかりました。地域民報の企画で対談もしますので、茨城の方は、ぜひお読みください。

 ぜひ行きたかった百里平和公園で、たたかいの歴史など詳しく学びました。基地に反対する地元の農家・住民と力を合わせた、全国での「一坪運動」でつくられた平和公園です。

 基地の向こうに見える旧射撃場山には、「自衛隊は憲法違反」の大看板。平和公園には今年、「九条の碑」も建立されました。粘り強い運動の一端に触れて、私も力を尽くさねばと思いを強めました。

 北海道にも、川瀬氾二さんが土地を売らないできた矢臼別のたたかいがあります。1966年の日本平和大会に参加した川瀬さんが百里にも来ていて、高塚惣一郎さんとの懇談や「自衛隊は憲法違反」の大看板などを見たのが大きな励みになっているのです。

 川瀬牧場のD型ハウスに、こうして「自衛隊は憲法違反」と書かれたのでした。矢臼別の平和盆踊りには茨城から参加される方もいらして、運動はつながっていると再認識です。

 今日は江尻かな県議はじめ、水戸市の田中まさき・土田きよみ・なかにわ由美子の各市議、かすみがうら市の佐藤文雄市議、笠間市の石井さかえ市議、常陸大宮市の高村いさお市議も駆けつけてくださいました。ありがとうございます。

 多くの出会いと学びがあった北関東の3日間。次の機会も楽しみです。

 【今日の句】演説を 恩師の前で する緊張