2018年6月16日土曜日

スロープに込められた優しさ

 来月15日告示の紋別市議選で立候補予定の野村淳一市議を応援に入って街頭宣伝やつどい、嬉しいことに私と同い年の男性も入党してくださいました。

野村さんは市議6期、政策力も高く市民から頼られている議員さんだけに「まず大丈夫」などの声もあり、だからこそ心配でもあるのです。野村さんも訴えに力が入るし、私からも「選挙に『絶対大奮闘』なんて絶対にありません」と押し上げをお願いしてまわりました。

 野村さんには私が立候補したての頃から優しくしていただきました。紋別市のみなさんにも、いつも温かく支えていただきました(今日はカレーやトキシラズのつくねまで、ご馳走になりました!)。ともあれ市民にとっては、なくてはならない議員さんなのです。

 つどいでは支持者のみなさんが集まってくださり、安倍首相への不満が次から次へと。「野村さんも頑張ってもらうけど、畠山さんが国会で訴えてもらわないと困るのよ!」と、怒濤のような激励までいただきました。そうなんです、必ず再び国政の場で働かせて!と私も訴え。

 そんな熱い議論の後に、いつも選挙のお手伝いなどをしてくれていた男性が入党してくださいました。もの作りが得意で心やさしく、つどい後に事務所前の段差解消のため手作りスロープを1時間もかけずに(!)作るほど。みんな感激でした。

 明日は北見市のまつりから網走市・美幌町とまわる分刻みの日程ですが、雨も降らないようですし元気に回りたいです!

 【今日の句】どの坂も 力あわせて 上れるさ

2018年6月15日金曜日

知事が向いているのは、道民か官邸か

 暖かな陽射しも戻ってきて、今日は4中総報告会や道庁前・反原発抗議行動へ。新しい私のリーフもできました!

 立憲民主党から勝部道議を擁立するとの報道もあり、共闘しつつも自分自身でも力をつけなければと身が引き締まります。4中総決議が、そのような内容でもあることから今日の報告会(札幌東区)でも力が入りました。緊急だったにもかかわらず多くの党員のみなさんが集まってこられて、心ひとつにがんばる契機にもなりました。

 先週は新潟県へ行っていたなどもあり、久しぶりの道庁前での反原発抗議行動でもありました。私からは新潟の経験なども交えてスピーチし、高橋知事は「再稼働反対の世論が多数の道民の側に立つのか」「再稼働推進の官邸の側に立つのか」と問いました。もともとは経産省出身で、東日本大震災・福島第一原発事故の後でも原発の必要性を発言していた知事だけに、この問題は厳しく問わなければいけないと思っています。

 高橋知事は、再稼働の判断は「安全が何より最優先」として、規制委員会の審査待ちという姿勢です。つまりは国まかせで、何か北海道としての安全基準を示すとか、検証作業を進めるとか、主体的な対応が見られないのが特徴だと思います。とりあえずは規制委員会でのGOサインも出ていないので、今は慎重な物言いになっているだけではないのでしょうか。

 東京電力が、福島第2原発を廃炉にする方針と報じられました。県内全自治体で決議があがっていたもとで遅い決断ではありますが、それでも県民の声や現実が廃炉へと導いたと思います。とはいえ東京電力は柏崎刈羽原発の再稼働に固執しているだけに、新潟知事選の結果を見越しての判断とも思えます。それはそれで世論で食い止めなければなりません。

 何より国会で、この立場でがんばる議席が増えなければならない。私自身も力をつけて、再び国政の場で訴えていきたい。リーフやポスターで掲げた私の合言葉は「さぁ、変えるよ!」です。各地で党員・後援会員のみなさんがポスターを貼っていただき、本当にありがたいです。完成したリーフも近々、道内の各家庭に届くかと思います。そこでも一軒一軒に届けてくれる党員・後援会員のみなさんがいるからこそ、なのです。

 国会では衆議院内閣委員会で、カジノ法案の採決が強行されました。「朝日」によれば、来年の選挙を気に掛ける公明党に配慮して今国会中に決着をつけたい、という与党の意向のようです。採決強行は、やましい法案だからと告白してるようなもの。それなら初めから法案で出すんじゃないよ!と言いたくなります。本当に腹立たしい。

 明日は朝イチのJRで紋別市へ。市議選を控えて野村淳一市議(予定候補)と宣伝や「つどい」をおこないます。まだオホーツク方面は気温も低めのようで、健康管理には気をつけてがんばります!

 【今日の句】カジノまで 前のめる知事 いりません

2018年6月14日木曜日

寒さに負けず、安倍政権にも負けず

 この時期特有の「リラ冷え」よりも寒かった! 手がかじかむほど寒くても心は熱く、久しぶりに総がかり行動に参加しました。

 ここ何日かの寒さに、ストーブをつけている方もいると思います。北見峠では雪も降ったとのこと。農作物は大丈夫かな。体調管理も、お気をつけください。

 さてさて今日は会議が続いていたため、外に出ての集会が、さらに寒く感じたのかもしれません。今日の集会参加は280人、みんな口では「寒い寒い」と言いながら、デモで声を上げ始めると熱気が生まれてくるものなんですね。

 国会は、衆議院でカジノ合法化法案の採決を止めるために野党が不信任決議案などを出し、参議院では野党がまとまって「働かせ方改悪」関連法案を追及しています。あれだけ問題山積だったTPPも短時間のうちに採決させてしまうなんて、論戦に立った者として腹立たしい。閉会間近になってから、まさに自民党の都合だけで出したような参議院議員選挙制度や定数などの改定案も持ち込まれてきました。選挙制度は民意を正確に反映させるべく民主主義の土台という重大問題なのに、こんなやり方でいいのでしょうか。

 米朝会談のインパクトが大きくて森友・加計問題も報道では隠れ気味ですが、国会への虚偽答弁・公文書改ざんなどは前代未聞の事態ですし、権力の私物化を幕引きさせるわけにもいきません。国会では日本共産党が、新たな資料などで引き続き追及しています。

 一体いつになったら安倍政権を終らせられるのかと思いがちになりますが、首相みずから開き直っているかのごとくなら、こちらも政治的に開き直って声を上げ続けるしかありません。あきらめた瞬間に、安倍首相の笑い声が聞こえてきそうです。負けてられない。

 先日おこなわれた第4回中央委員会総会の方針を討議・具体化していますが、明日は札幌東区で報告会もします。夕方には道庁前へ、反原発の声をあげます!

 【今日の句】手袋も コートも出すの 面倒で

2018年6月12日火曜日

歴史的合意を、さらに進める外交努力を

 昨日の4中総をうけた会議の日でしたが、注目は何といっても米朝首脳会談。歴史の転換点が後戻りしないことを強く願うばかりです。

 日本共産党・志位委員長の談話は こちら 。歴史的な会談を歓迎し、共同声明の合意をすみやかに具体化して、真剣で持続的な努力をと求めています。関係各国や国際社会の世論と働きかけも欠かせません。

 米朝首脳が並んでいるだけで信じられない気持ちですが、韓国・ムン大統領の積極的な外交が道を切り開いてきたのだと思いました。その背後にあったのは、平和や民族融和を願う韓国国民や、日本はじめ平和を願う世論だったと思います。

 問題はわが国、安倍政権の外交について。朝鮮半島の非核化、北東アジアの平和体制構築、日朝の間では拉致問題の解決や、かつての侵略戦争の反省など話し合うべき課題は多くあります。米国頼みではなく、日本独自の外交戦略が急がれます。

 こういう時に憲法9条を変える意味は、どこにあるのか。変えるべきは9条でなく、外交戦略なき今の政治の姿勢ではないのか。日本でも新しい政治をきりひらきたい。

 【今日の句】進むなら 一歩ずつでも 半歩でも

2018年6月11日月曜日

仲間を増やして、未来をひらく

 第4回中央委員会総会で東京・党本部へ。ジメジメした天気はともかく、議論を通じてスッキリ私はがんばります!

 今回の総会のテーマは党勢拡大に絞ったもの。率直に言って党員や「しんぶん赤旗」読者が増えていない現実を前に、思い切って力を集中しようという提起を受けて議論したのでした。

 党勢拡大のみ追及して安倍政権打倒の取り組みや切実な要求実現を放り出すわけではもちろんなく、とにかく明日にでも安倍政権は終わらせたいのです。同時に、党を強く大きくすることは自然成長ではありえないわけで、独自に追求しないと組織は小さくなっていくだけなのです。

 どこでも日本共産党の党員さんは、けんめいな活動をされています。宣伝や支持拡大、「しんぶん赤旗」の配達や集金、生活相談活動‥‥などなど、党員さんがいなければ私だって選挙はたたかえません。まして偏見や誤解が多い日本のなかで活動している日本共産党ですから、私自身もさらに発信しつつも党自身の仲間を増やさなければいけないと心から思うのです。

 気持ちも引き締めて、夜は国会で法案審査のお手伝いもあり今日は東京に宿泊。明日は早く北海道へ戻り、じっくりと議論したいと思っています。

 【今日の句】除湿器を 背中につけたい 梅雨の首都

2018年6月10日日曜日

追い込んだ力は共闘

 新潟県知事選は池田ちかこ候補が惜敗の模様、悔しい! 大奮闘された池田候補と、新潟のみなさんには心から敬意と感謝を申し上げます。

 何しろ池田ちかこ候補に対する誹謗・中傷やデマも飛び交い、選挙期間中は出せないはずの宣伝カーを自民党は出していたとの情報もあり、なりふり構わない安倍政権と自民・公明の姿が浮き彫りでした。現地では果敢に立ち向かい、汚い攻撃に対しても堂々と世論に訴える選挙戦を進めていました。自民・公明陣営には、まったく余裕はなかったはずです。

 それだけ追い込んだ力は、間違いなく市民と野党の共闘。相手候補も原発再稼働に慎重な姿勢を見せざるを得ませんでした。とはいえ今後は注視が必要ですし、新潟だけでなく北海道・全国で原発再稼働を許さない世論を、さらに大きくしていかなければと思います。

 私も短期間だけの支援でしたが、自分にできることは本当に微々たることだと実感しました。北海道からも、池田ちかこ候補の支持を広げる対話が党員や市民からもおこなわれましたが、あと一歩及びませんでした。あらためて悔しさが湧いてきます。

 しかし、安倍政権を変える道は間違いなく共闘を進めること。明日以降、安倍政権がどのように出てくるかわかりませんが、本気の共闘を築くことに私も汗を流したい。党としても明日、第4回中央委員会総会があります。中心テーマは自力づくり。明日の朝に出発ですが、天気が少し心配です‥‥。

 【今日の句】悔しさも 心かよわせ また前へ