2017年8月19日土曜日

安倍首相が恐れているのは民意

 札幌・大通公園で総がかり実行委員会の集会であいさつ、デモでは「オスプレイ来るな」「戦争させない」と元気なコール!

 毎月19日の行動ですが、今日は共産党から私、民進党から徳永エリ参議が政党あいさつ。
 
 日米共同訓練でオスプレイの道内初飛行という情勢のもと、テレビカメラもあり、街行く人の関心も高い感じでの集会に。

 先日は日米2+2会談が開かれ、安保法制=戦争法のもとで日本が新たな役割を担うことになっているのではないか。

 こういうもとで安倍政権による憲法九条改悪となれば、自衛隊が米国といっしょに武力を使うことになるに違いありません。

 今も2年前の強行採決の悔しさを思い出します。

 若者は、自分のことだと本気の怒りを示した。

 戦争体験者は、静かな口調ながら「新たな戦前だ」と口にされた。

 子を持つお母さんの、命を守る勇気ある言葉が胸に響いた。

 あれから2年が経って安倍政権の暴走は続いているけれど、国民から審判もくだされてきています。

 国民の「あきらめない」ことこそ、安倍政権にとって最も恐れていること。

 粘り強くがんばろう、との思いを込めて私から訴えました。

 その後も中央区の共闘実行委員会の宣伝、党中央区委員会による国政報告会、にぎわうすすきので街頭宣伝など今日も1日フル活動。

 明日は札幌手稲区・西区を中心にまわります!

 【今日の句】 この声を 聞いて総理は 何思う

2017年8月18日金曜日

オホーツク管内をまわる②

 紋別市・雄武町・枝幸町と駆けて、300km離れた札幌に到着。とにかく広い北海道ですが、どこでも政治を変えたい思いは熱い!

 議員当選後、ようやく訪れることができた今日の3市町。


 どこの町も多くの思い出があるのです。

 紋別市は、野村市議から鴻之舞鉱山の歴史を教えていただき、市議選挙でも何度も応援に来た町。

 ちょうど今年は開山100年にあたり、国政報告会の会場だった博物館では展示もされていました。

 歴史を知れば、その町がぐっと身近になる。

 地方議員のみなさんから学んだことは、今の私の活動の土台になっているんです。

 雄武町は、最初の立候補のときに運転手をしてくれたAさんの、お連れ合いの実家の町。

よくAさんは、雄武町の話もしてくださったのです。

 すでにAさん夫妻は他界され、私も本当に久しぶりに訪れることができました。

 人口4000人を超えるぐらいの町ですが、安保法制反対の署名は1200名ほどが協力してくれたとのこと!

 枝幸町も、野口町議のお母さんの時(お母さんも町議でした)から、大変お世話になった町。

 野口家に党員のみなさんと集まり、海の幸がドン!と準備されて、楽しい時間を過ごした思い出も。

 急な設定にもかかわらず、どこでも足を運んでくださったみなさんの温かさが嬉しい。

 網走からスタートし、今日の札幌まで含めれば約500km?もの道のりを運転してくださった事務所のOさんにも大きな感謝。

 こうやって議員活動が支えられているんだと、あらためて思いました。

 だからこそ、しっかり地に足をつけた活動に力を注ぎたい。

 明日は札幌中心街で、集会や宣伝などに参加します!

 【今日の句】 受け付けぬ 北の大地に オスプレイ

2017年8月17日木曜日

オホーツク管内をまわる①

 網走市から始まって遠軽町までの6市町を、菅原まこと小選挙区12区予定候補と駆け抜けたオホーツクキャラバン‥‥どこでも熱気!

 広い北海道なので、こういう時期の道内各地をまわりたいと私から願って組んでもらったキャラバンでした。

 短期間でしたが、網走市→小清水町→美幌町→北見市→佐呂間町→遠軽町で街頭宣伝や訪問・懇談、国政報告会などを準備していただき本当に感謝です。

 写真は小清水町での国政報告会で、国会議員が来ての報告会は、小清水町では10年単位ぶり?のこと。

 どこでも多くの方が足をはこんでいただき、「国会質問を来ていたよ」「体が資本だから気をつけてね」などの温かい激励もいただきました。

 何より農林漁業が基幹産業のオホーツクで、JR北海道の石北本線・釧網線の関係する地域で、とにかく話すことでは時間が足りないぐらいの12区なのです。

 ただ、どこでも共通していたのは「早く安倍政権を変えてほしい」という思い。

 北見市で街頭宣伝をしていたら、地元の党員さんに「早く安倍さんを降ろして」と声をかけた方もいたとのこと。

 「表立って言えないけど、今の政権には不信感がある」と話される地元有力者の方もいました。

 こういう時だからこそ、政権批判だけにとどめず、日本共産党の改革方針を多くの方に知ってほしい。

 国民が主人公の政治は、必ず実現できます。

 核兵器禁止条約の採択に見られるように、国際的には平和と民主主義を願い流れが圧倒的です。

 その流れから見れば、安倍政権は逆流を進んでいないか。

 明日は紋別市から始まりますが、多くの方に会えることと、新しい日本のあり方を語り合えることを楽しみにしています。」

 今日 オホーツクブルーに 気持ちも晴れやかに

2017年8月16日水曜日

オスプレイ訓練やめよ

 「事実上の通告」(「道新」)で、道内でのオスプレイ訓練が開始されようとしています。紙智子参議院議員と道防衛局へ中止するよう要請に--。

 報道されているように、関係自治体へは昨日、道防衛局から説明がありました。

 その「説明」の中身を問うと、担当者は「自治体に報告した者から、すべて聞き取れていない」としつつ、18日からのオスプレイ訓練実施を伝えたとのこと。


 日本政府は、豪州での墜落事故について「米側は原因調査中」としつつ、米側からの①複雑な作動によるものだった、②初期調査で安全は確認されている、③機械的・構造的欠陥はないとの認識、④隊員へ安全手順を徹底--という説明を受けて、訓練を容認したとの説明でした。

 しかし、この①~④を関係自治体に説明したのか聞くと「求められれば説明」との位置づけで、防衛局みずから初めに説明する内容ではない、との回答。

 この4点で納得はできませんが、それでも説明もしないで訓練実施を述べたとあれば、やはり「事実上の通告」というべくものではないのか。

 拠点である三沢基地に22時まで戻るとなれば、北海道では21時までの訓練も可能であるとの問いにも否定できませんでした。

 さらにオスプレイ訓練の日にちは「前日の夜に次の日の訓練内容が決まるので、その時に関係自治体に知らせる」という有り様。

 飛行ルート上の住民からの強い不安については「米側に十分に配慮して訓練を、と要望している」。

 そのような要望を「わかりました」と聞く米側だったでしょうか。

 紙議員と青山慶二・党道委員長ともども抗議し、今からでも訓練を中止するよう求めました。

 「本省に伝える」との回答でしたが、このまま訓練強行など認められない。

 米海兵隊2000名・陸上自衛隊1300名という、これまでにない大規模な共同訓練です。

 そのうえにオスプレイやHIMARSなど訓練強化となれば、それが実績となり、北海道ではさらなる訓練強化ともなりかねない。

 ぜひ、このブログをお読みの方からも反対の声を広げてください。

 要請後、故・太田原高昭先生の弔問へ足を運び、飛行機にのって女満別空港から網走市へ着きました。

 明日から2日間、オホーツク管内を駆け回ります。

 【今日の句】 どう見ても 米いいなりの 政府かと

2017年8月15日火曜日

戦争か平和か綱引きのもとで

 紙智子参議・池田ゆみ札幌市議と終戦記念日街頭演説--情勢の反映か、チラシを受け取る方が多いように見えました。

 今年で72周年となる終戦記念日ですが、今年は独特の情勢のもとで迎えることになりました。

 1つは、国内に目を向けると、安倍政権が憲法改定を明確に示すもとで終戦記念日を迎えたということです。


 焦点は9条にあり、日本の平和主義の歩みを完全に覆すことになるだけに許されません。

 もう1つは、米国と北朝鮮が挑発をくり返しているという状況です。

 米国の連邦議員や元政府高官などからも、前提条件なしで米朝の直接対話に踏み出すよう求める声もあがっているし、韓国・文在寅大統領や、諸国の首脳級も冷静な対応を求めています。

 こう見ると危険な情勢まっしぐらのようですが、国内外ともに平和を求めるうねりが広がっているのではないか。

 国内では、安倍政権打倒をすすめる市民と野党の共闘。

 国外では、核兵器禁止条約を採択した国際的連帯。

 まさに戦争か平和か綱引きのもとで迎えた今年の終戦記念日。

 私からは、このような綱引きで日本共産党は平和の立場でがんばることを述べました。

 侵略戦争の反省もなく、このまま改憲の道に進もうとすれば、安倍政権は必ず審判を受けるし、みじめな結果を迎えることになるでしょう。

 外交的努力によっても、魔法のように翌日に打開できるものではないかもしれません。

 しかし、戦争を起こさないためには、外交的努力に徹することが重要だし、その国際的環境づくりに力を尽くすときだと思います。

 話は前後しますが、街頭演説前には札幌市豊平区福住での雇用促進住宅での懇談会。

 団地廃止の閣議決定がされて以降、政府の横暴を跳ね返すための運動と連携を続けてきたことはブログで何度も書いてきました。

 10年間は同家賃・同共益費で民間売却されることになり一安心とはいえ、駐車場料金や説明会開催など要望も出されています。

 国としても民間売却したので責任なしとせず、きちんと役割を果たしてほしい。

 日米共同訓練ですが、18日からオスプレイの訓練参加で調整がされたと防衛省が発表しました。

 要は「米側が安全と確認している」から追認しているだけで、日本の主体的判断はどこにいったのでしょうか。

 多くの不安や批判を、どのように受け止めているのでしょうか。

 さっそく明日、防衛省へ中止を求める要請ができないか準備中です。

 【今日の句】 少しでも 平和の綱に 手を添えて

2017年8月13日日曜日

太田原先生を偲ぶ

 北海道大学名誉教授・太田原高昭さんが亡くなったと連絡が昨夜ありました。最後にお会いしたのは、ご自宅で1月12日--。

 通常国会を控えて、あらためて農協論などで話を聞きたいと太田原先生に連絡をとったところ「体調がおもわしくないので、自宅に来てもらえるなら」とのこと。

 この時から病身だったのですが、顔色もよく、よどみなく私と秘書2人に農協論や農業の今後について語ってくださいました。

 その時間、90分ほどだったでしょうか。

 メモを取るのも必死なほど太田原先生は流暢で、かつ明快に、私たちの質問にも的確に答えてくださいました。

 太田原先生には、私が候補の時からチラシなどで応援メッセージを寄せてくださっていました。

 当選して翌年、農協法改定案の参考人質疑の際は太田原先生にお願いをし、国会でも明快に意見陳述していただきました。

 中身はもちろん農業にかける情熱を、学ぶことができました。

 最後の90分の話のなかで、とても印象に残った言葉があります。

 「これからが農協の本史が始まるのです」

 既得権益まみれのように叩かれる農協ですが、本来の協同組合としての役割は、競争万能・市場競争が激しい今日においてこそ重要になるし、その萌芽は生まれている--この大局観に、秘書ともども衝撃を受けました。

 太田原先生の話を聞けて本当に良かった。

 お話の後に十勝産小豆の入ったドラ焼きを「おいしい、おいしい」と口にされていた姿を、今も思い出します。

 北海道農業の可能性を常々口にされ、家族農業の世界史的意義を明確にされ、ありのままの現実を見るところから出発しつつ新しい萌芽から発展の方向を探る--あらためて、太田原先生から学んだことを思い返しています。

 でも、もう少し、さらにお話を聞きたかった。

 太田原先生、ゆっくりお休みください。

 【今日の句】 柔らかな笑顔は 農を知る証