2018年6月2日土曜日

新潟県知事選へご支援を

 池田ちかこ新潟県知事候補の必勝に、野党5党1会派の党首・代表が応援に駆けつけました。演説はこちらからご覧ください!

 これまでの地方選挙で、野党の党首・代表が勢ぞろいする応援はあったでしょうか。それだけ新潟の未来にとっても、日本の未来にとっても重要な意義がある知事選挙。何としても池田ちかこ候補に勝利してほしい。

 柏崎狩羽原発の再稼働をねらう官邸と直結の候補ではなく、県民の安心と子どもたちの未来のために新しいエネルギーと雇用・産業の検討を進めるという池田ちかこ候補。安倍政権の悪政に対する審判という意味でも、明確な争点です。「新潟のことは新潟で決める」というスローガンが、とても重たく響きました。

 日本共産党からは志位和夫委員長が駆けつけました。どの党首・代表の演説も力が入っていて、中継で見ていた私も前のめりに。ときおり聞こえる「そうだ!」の声の力強さが会場の盛り上がりを示していました。あと1週間、本当に本当に大事な1週間となりました。

 新潟県にお知り合いがいる方は、ぜひ池田ちかこ候補への支持をお広げください。池田ちかこ候補のツイッターなど情報も拡散してください。できる限りのことをして、必ず安倍政権へ審判をくだしましょう。

 【今日の句】国民は 総理へ忖度 義務はなし

2018年6月1日金曜日

道は道民を守る気があるか

 道原発連の対道要請に同席しました。「国の責任で」「規制委員会の審査を見ながら」など、高橋知事の姿勢を反映するような答弁が特徴でした。

 道原発連としては先月、福島県へ視察と調査にも行っています。参加された方を中心に「同じような事故をくり返してはならない」「道民の命を守るための責任を果たしてほしい」と、泊原発の再稼働を認めないことや廃炉へ進むよう訴えました。避難訓練がおこなわれても、その不備についても指摘の声があがりました。

 高橋知事は、いつも「原発は何よりも安全性の確保が最優先」と述べています。今日は、その意について「常に規制基準以上の安全性をもって」と答弁していました。そうであるなら、規制基準以上の厳しさをもって再稼働の判断をするのかと私が聞くと、「いま規制基準審査に向けて出している北電の資料などを見て」とハッキリしません。「規制基準以上」というなら、道独自の基準を示してしかるべきですが、それがないのなら単にスローガンで言ってるだけで保障はないことになります。だから参加された方からも「道は道民を守る気があるんですか」という意見も出るんです。

 ともかくも、北電は敷地の液状化対策も、地層についての知見も、じゅうぶんに出せずじまいでいます。これで再稼働を強行していくなど当然認められないし、審査が長引くほど北電の経営にとっても重荷になるはずです。今こそ再稼働をあきらめる時。道に対しても私から要請しました。

 夕方にはJR地方路線の存続をと、宣伝と署名行動。「1の日」行動と続けての宣伝ということもあり、多くの方が参加されました。このまま鉄路を失くさせない、と熱い思いが伝わります。

 私のところで署名してくださったのは神戸市の方でした。お子さんが北大に通っているとかで、広い北海道には鉄路が必要と願ってとのこと。若い人の関心も高く、短時間のうちに60人ほどが鉄路を残すための署名にサインされました。

 私はマイクも握り、先週の国土交通省への要請にも触れて、本来は国の責任で鉄路は守られるべきと強調しました。ヨーロッパでは「鉄道復権」と呼ばれるほど鉄路の価値が見直されているのに、日本が逆行しているのではないかとも訴えました。

 その足で道庁前の反原発抗議行動にも参加して、昼の対道要請についての報告もしました。日が暮れたら少し肌寒くなったものの、真冬の寒さに比べたら何のこれしき。今回が292回目でしたが、雨の日も雪の日もあったわけですしね。やっぱり継続こそ力になると実感しました。

 【今日の句】はぐらかす 知事で未来は 大丈夫?

2018年5月31日木曜日

あたたかい社会をつくろう

 今日は終日、札幌東区で入党や「しんぶん赤旗」のおすすめにまわりました。地域をまわると「まともな政治を取り戻したい」という思いが、さらに強まります。

 今日は日刊紙も日曜版も、お2人ずつがお読みいただくことに。お1人が「家で書いていいかい」と入党申込書を受け取ってくださいました(お待ちしています!)。「ぜひ共産党にがんばってほしいから」「少しでも役に立てるなら」と、応えていただけて嬉しい限りです。

 家計の事情などから新聞を読めない、という方もいらっしゃいます。それでも「応援しているから」と激励をいただきます。今日も、どこでも「早く安倍政権を終わらせてほしい」との声を聞き、国会と結んで私も北海道でさらにがんばろうと思いました。

 あわせて今日つくづく感じたのは、地域・職場・学園に足場を置く党支部と党員のみなさんの力の大きさです。しっかり要求や生活の実態をとらえていて、政治を変える方向を現場から示してくれる存在が党支部であり、党員なんだと思いました。このようなコツコツとした積み重ねがあるからこそ、共産党が96年も続いてきたのだと実感するのです。

 「後援会員ではダメですか」という方が、いらっしゃいました。多くの方が応援してくださるのは、本当にありがたいことです。同時に、そのなかで日本共産党のことを知っていただき、社会に根付いて活動される党員が各地にいることが、政治と社会を両輪で変えることになると私から話しました。

 いまは職場の労働時間も休日もバラバラで、地域での人間関係も薄くなりがちな時代です。それぞれが孤立している状況です。そんなもとで、党が結びつき合って人間らしく生きられる社会を草の根から築いていくことは、特にいま大事なことになっています。一言でいえば「あたたかい社会」をつくるためには、多くの党の仲間がいることが必要だと私は思っています。

 安倍政権が、人を人とも思わない政治を進めています。セクハラ容認、官僚への責任転嫁、過労死促進の法案、ギャンブル依存症を広げるカジノ解禁--やっぱり早く安倍政権を終わらせたい。そういう思いが強まった1日でもありました。

 【今日の句】北風の 安倍政権に さようなら

2018年5月30日水曜日

前代未聞の事態、首相の政治責任は

 うれしいことに、お伺いした女性が入党してくださいました。「ずっと共産党を応援してきた」との言葉が、またうれしいです。

 別のお宅でも「親戚が共産党の議員をしている。これぐらいしか役に立てないけど」と「しんぶん赤旗」日曜版を購読いただきました。いろんなところでつながっていて、応援してくださっているんですね。期待に応えられるようがんばります、と私からも話しました。ありがたいことに知人にも日刊紙を取っていただきました。

 見れなかった党首討論も、先ほどインターネット中継で見ました。日本共産党の志位委員長は、安倍政権も認めた改ざんなど5つの不祥事などは「なぜ安倍政権のもとで起きたと考えるか」と問いました。安倍首相は「言った言わないになっている」など理由を答えず、それに対して志位委員長は「安倍政権を守るためだ。総理が真実を語っていれば、このような改ざんなどなかったはずだ」と、総理の辞職を求めました。

 議席がもっとあれば討論時間も長くできたのに!と思うと悔しい限りですが、よく考えれば政府が認めた5つの問題だけでも国会や国民を欺くという前代未聞の事態なのに、誰も政治責任を取っていない。しかも問題の核心が、まさに「安倍案件」として引き起こされているのなら、安倍首相自身が政治責任を取らなければいけないはずです。

 今日ゆく先々でも「安倍首相が出たら、すぐテレビを消している」「安倍首相がウソをついていると、みんなわかっているんじゃないの」との声を聞きました。もっと世論を大きくして、早くウソとごまかしの政治を終わらせたい。明日も終日、駆け回ります。

 【今日の句】自民でも ウソとわかって いるんでしょ

2018年5月29日火曜日

4年前を忘れたか

 「働き方改革」一括法案は撤回を! 政治が命と健康をおびやかす法律をつくるなんて認められないと訴えた今日の宣伝。気にかけてチラチラと見ていく、若い方の姿が目につきました。

 教えてもらい気づきましたが、実は4年前に過労死防止対策推進法が成立しています。過労死家族の会のみなさんが声をあげ、全会一致で成立したものでした。それが4年経った今、過労死を促進する法案が採決されそうになるなんて。

 しかも、この法案とカジノ合法化法案を何としても通すために国会延長の話が出始めました。国民の命と健康をおびやかし、博打を合法化する政治なんて本当にコリゴリです。マイクを握って訴えているうちに腹立たしくなってきましたが、聞いている方に怒りをぶつけても仕方なし。とにかく問題点をていねいに伝え、まわりの方へ広げてもらう大事さを語ることです。

 今の規制とて緩いものですが、長年の労働者の声と運動が反映してきました。その残業規制を過労死ライン以上に緩め、残業代まで出さないというのでは、まさに奴隷状態。何世紀前まで労働規制を戻す気なのでしょうか。

 国民世論で、法案を撤回や廃案に追い込んできたことは過去に何度もありました。そうでなくても安倍政権はウソとごまかしをくりかえし、総理も大臣も責任を取らず現場に責任を押しつける、これこそブラック企業状態。こんな政権は終わらせようと、心から呼びかけました。

 【今日の句】ブラックは 政権にさえ あてはまり

2018年5月28日月曜日

もう隠し通せない

 衆参予算委員会の中継を見ていて、安倍首相は言い繕っているとしか感じられませんでした。答弁に納得できなかった方も、多かったのではないでしょうか。

 日本共産党からは、参議院では小池晃書記局長が新たな文書も入手して質問。森友問題での黒塗り部分では稲田朋美政調会長(当時)や二階俊博幹事長の名前もあり、また理財局と国交省航空局との間では政権にデメリットとなることは隠そうという口裏合わせも発覚しました。小池さんが「もうウソをつくのもウソをつかせるのもやめましょう」と言ったことに、「私はウソなんて言っていない」と反論もありませんでした。

 衆議院では宮本岳志議員が質問に立ちました。小池さんが示した文書を再度示し、理財局長は会計検査院からの指摘を事前に知っていたのではないか、国交省でも応接記録などあるではないかと迫りました。たびたび質疑が止まり、「通告がない」などの答弁に終始していましたが、ない時は「ない」とこれまで明言していた方々ですから、この答弁は事実上認めていたことになるのではないでしょうか。「政権にデメリットがないよう」に隠ぺいや改ざんをしたのなら、安倍首相の政治責任は免れないと内閣総辞職を求めました。

 安倍首相は「職責を果たす」と言いましたが、何の職責を果たすというのでしょうか。森友も加計も、あいまいなまま「前例」となってしまえば、今後の政権で政治の私物化が生まれたときに正す根拠がなくなってしまいます。

 「働き方改革」関連法案が通れば、過労死だって増えかねない。社会保障の連続削減で、国民生活は負担続きです。これで憲法9条まで変えて、海外で武力できる国づくりを進めるのでしょうか。本当に早く安倍政権を終わらせないと。

 月曜日は朝に定例宣伝。私のポスターを見た後に私の顔を見る、という方が多かったそうです。ビラの受け取りも良かったのでは。安倍政権のひどさとともに、日本共産党が伸びれば政治を変えられると強調して訴えました。共闘の前進、クッキリした政策、多くの方との交流--さらにがんばる決意を述べました。

 【今日の句】詰んでても 盤をかきまぜてるごとく

2018年5月27日日曜日

外交力は道理をもって

 千島歯舞居住者連盟が発足60年となる今年。紙智子参議の代理として通常総会に出席し、午後には北広島市での「語るつどい」に参加しました。

 元居住者で1万人以上が亡くなり、平均年齢も83歳を超えました。一刻も早い返還は共通の強い願いです。安倍首相がロシアで会談をおこないましたが具体的な進展につながる話はなく、朝の連盟による会見でも嘆息が漏れていたようです。秋田犬の贈呈ばかりが目立つ訪ロでした。

 戦後処理の不公正の1つが千島問題であり、それだけに日本政府としての道理ある立場は欠かせません。国際社会に訴えるうえでも、その立場なしでは説得力はないと思います。しかも経済的歓心で返還交渉を促進するというだけでは、足元を見られるのではないでしょうか。

 今は直接に安倍政権をただせる立場にないのが残念ですが、元居住者や隣接地域の切実な要求を届けることはできるし、世論喚起の一端も担うことはできます。事あるごとに、ブログなども通じて発信していきたい。

 北広島市での「語るつどい」は、次から次へと質問が出されるほど熱のこもったものとなりました。「どうして安倍政権が続くのでしょう」「安倍首相の後に誰かいるのか、と言われる」という話をきっかけに、野党共闘の今後や日本共産党への叱咤と激励、3000万署名での反応などの話もうかがいました。

 安倍政権のウソとごまかしや破たんの中身を広げていくことと合わせて、安倍政権後の姿を示すことが必要と再確認しました。野党連合政権で新しい政治をつくる本気の姿勢を示していくことが、安倍政権をおわらせる土台の力になると確信しています。「そのために政策協定なども進めて」との要望もあり、北海道からもうねりを広げていきたいと思いました。

 「つどい」を終えて、さて帰ろうとしたときに何と! 誰かが私の靴を間違えてしまったようでした。和室の会場だったために、取り間違えてしまったんですね。会場のサンダルをお借りして家に戻ったころに、わざわざ板垣市議が靴を持ってきてくださいました。板垣さん、本当にありがとうございました!

 【今日の句】ロシアでは 秋田犬さえ そっぽ向き