2023年12月23日土曜日

仲間が増えると嬉しい

 今日は札幌市白石区・厚別区へ。子育て中のお母さんや私と同年代の方が、相次いで入党されて嬉しい限り。お2人とも日本共産党との接点は生活相談でした。「苦難あるところ日本共産党あり」という党の原点に、あらためて立ち返らねばと思いました。

 党員さん宅に来るなり泣き出した子を、なだめながらいっしょに来られたお母さん。シングルで2人を育てていながら悲壮感を見せず、自民党の裏金疑惑に「ひどいですよね」と一言。いろんな苦労もあったのですが、相談に乗ってきた党員さんと乗り越えてきたのでした。

 カネと利権にまみれた自民党政治のもと、負担は庶民に押しつけられてきたことを私から話しました。うなずきながら聞いてくださり、「何もできないんですけど」と言いながら入党申込書にサイン。スマホの動画を見ながら、やりとりを気にしてチラチラ視線を送る子どものめんこいこと。心あたたまる入党となりました。

 困っているときの相談先として日本共産党を紹介したのは、この方のお母さんだったそうです。地域のつながりの大事さを実感しました。

 私と同年代の方は、くらしと仕事に行きづまり、たまたま検索して見つけた相談先が日本共産党だったとのこと。忙しいであろう相談員が、2時間も3時間も話を聞いてくれたことに感激したそうです。その方から勧められ、「しんぶん赤旗」を読むようになったとのことでした。

 病気のお父さんが、党の街頭宣伝が近所である時に応援に来てくれていたこともわかりました。「申し訳ないけど、ここまで相談にのってくれる党は他になかった」と、この方も入党申込書にサイン。相談にのってきた党員さんと、嬉しい握手となりました。

 日本共産党の強さは、このような地域・職場・学園に密着していること。庶民の立場を貫けるのは、汚いカネにまみれず、政党助成金も受け取っていないからこそ。その真髄を肌で感じてもらっての入党ですから、私も本当に嬉しい限りでした。

 訪問先で、「猿山のボスのように、自民党はふんぞりかえっているようだね」と話された飲食店主さんや、「志位さんが好き。今こそ政治を変えるチャンスでしょ」という方が「しんぶん赤旗」を購読してくださいました。いっしょに歩いた党員さんもビックリされたほどでした。

 「裏金疑惑を絶対に許したらいけない」とお怒りの方も、地域で仲が良かった党員さんとの結びつきで「しんぶん赤旗」を購読されていたとのこと。こういう結びつきが全道・全国にあるのですから、力をあわせれば議席奪還だって見えてくるはずです。

 訪問の合間に、サンタの衣装をこしらえた厚別区後援会のみなさんとJR新札幌駅前にて街頭宣伝。今冬一番かという寒さでしたが、来られたみなさんの熱い思いが伝わった1日でした。

 【今日の句】この子へと 平和と安心 残したい

2023年12月21日木曜日

町の元気に必要なのは

 今日は深川市・沼田町へ。深川市では2006年に市長が官製談合事件で逮捕された歴史もあり、自民党のパー券・裏金問題へ怒りが続々。当時の市長候補だった北名照美前市議と表敬訪問にもまわり、沼田町では篠原暁町議とともに住民のみなさんと語りあいました。

 今朝の「朝日」で「赤旗に 白旗あげる 自民党」という川柳が掲載されたという話題から始まり、「みんな生活が大変なのに、自民党は金もうけか」「金額が少なければ立件されないようなことはおかしい」と話が尽きません。中途半端な幕引きは許さない世論にしようと、私から呼びかけました。

 間もなく就任1年となる田中昌幸深川市長への表敬訪問では、農業や地域振興が話題に。米どころの深川市ですが、農業産出額では畜産の割合が増してきているといいます。「農業が元気になれば、町全体も元気になるのが深川市」ですから、高止まりしている飼料代への心配は尽きません。

 人口減少のもとでの資格取得や規制のあり方、地方交付税が占める割合が高い市財政など、北海道の自治体に共通する課題では率直なご意見もうかがいました。あたたかい激励もいただき、しっかり国政へ反映できるよう力を尽くします。

 きたそらち農協では、今夏の猛暑による米やソバへの影響、水田活用交付金の見直しなど当面の課題とともに、そもそも農業政策がどうあるべきかにまで話が及びました。「これだけの収入が確保できるという適正価格が示されないと、新規就農者も増えてこない」との一言は、私も同感。価格の安定なくして農業経営の安定なし、なのです。

 何もかもが値上げのなか、米価は生産費に見合った値上げができていません。効率的な生産をと農家は迫られ続けてきましたが、それも限界。再生産できるだけの価格保障・所得補償に、本来は国が責任を負うべきです。食と農を大切にする日本をと、確認しあえる懇談になりました。

 沼田町では「シャッターを下ろした店舗が、商店街で目立ってきました」と篠原町議。この1年で呉服店、クリーニング店、飲食店などが閉店したそうです。コロナ禍に物価高騰、人口減少による消費減少が重なってきた結果でしょうか。ちなみに留萌市から来る生協の戸配も、先週末からの豪雪の影響で延期の電話があったとか。

 留萌本線のバス転換も控えた沼田町なので、交通手段の確保も話題にのぼりました。あらためて国鉄の分割・民営化から始まる構造改革路線が、地域の土台を壊してきたことを痛感させられます。この自民党政治を大元から変えねば。

 【今日の句】全容の 明らかなしに 納得なし

2023年12月20日水曜日

日本共産党は世直しネットワーク

 今日は札幌市清田区・南区へ。清田区では伊藤りち子・道3区予定候補、吉岡弘子札幌市議との街頭宣伝に多くの党員・後援会員さんが駆けつけてくださり、迫力ある手作り横断幕には道行く方の注目が集まりました。

 訪問先でも自民党のパー券・裏金疑惑についての怒りが出され、「今度の選挙では自民党を減らさないとダメだね」との声も。「テレビで『しんぶん赤旗が初めに報じたもの』と言っていて、うれしくなったよ」という方もいらっしゃいました。

 「母の介護が終わったと思ったら、病気の弟の面倒を見ています」「認知症の母を介護して、自分の時間も取れないほどでした」と、相次いで介護の苦労を聞きました。介護職員の不足についても詳しく、「札幌も10年後、大変なことになるのでは」と実感を込めた言葉を重く受け止めました。

 「少ない年金で生活してるというのに」「低賃金で働く若者たちがかわいそうで、どうにかできないでしょうか」と、切実な実態もうかがいました。くらしの大変さがあるからこそ、カネ目当ての自民党政治への怒りが倍増しているのです。

 イスラエルの大量虐殺に心を痛めていた方は、「日本もずっと米国に従ってばかりだもんね」と一言。長く日本共産党を支持してきた方ということがわかり、入党のお勧めにも検討しておくとのことでした。嬉しいですね。

 地域・職場・学園に根を張る日本共産党のネットワークが、もっと各地に広がれば、変化は必ず起きるはず。「世直しネットワーク」づくりにと、明日もがんばりたい。

 【今日の句】真冬日は かすかな光も あたたかく

2023年12月19日火曜日

語れば希望は見えてくる

 今日は旭川市へ。一昨日からの大雪で路肩には雪の壁、道路は大渋滞でしたが、地域の方や大学生と語り合う機会をつくっていただき、学ぶこと多き1日となりました。おぎう和敏・道6区予定候補、真嶋隆英市議といっしょの「語るつどい」は話が尽きないほどでした。

 「自民党の裏金の問題、どうなってるんですか」と、今日も話題は「政治とカネ」から。安倍派・二階派へ東京地検特捜部の捜査が入った今日も、「どこかで手打ちがされて、中途半端に終わるのでは」との声も。多くの方が東京地検の本気度に注目しています。

 定例市議会が終わり、真嶋市議が持ってきた市議会報告を見た方が「全戸に届けたい。もっと共産党のことを知らせないと」と話されたのにはびっくり。聞くと80歳とのことですが足腰は元気だからとのことで、もう自民党政治を変えなければとの思いの強さが伝わります。

 大学生の思いも熱い。「社会のことを学びたくて」と民青同盟に加盟したという方は、子どものころから感じてきた社会の矛盾についても話されました。

 入学前まで日本共産党のことを詳しく知らなかったそうですが、地域の党員さんと仲良くなって、「Kさんは、私の旭川のおばあちゃん」と嬉しそう。Kさんは今日も、おにぎりなどを持ってきてくれたのでした。

 カネにまみれた政治に、怒りが広がっています。誰もが願っている政治とは、くらしの安心や希望の道が示されることなのに、失望感ばかりが広がっている現状です。あきらめないで、政治を変えよう。明日も元気に訴えていきたい。

 【今日の句】大臣の 代わりもいない 崩壊か

2023年12月18日月曜日

働き手不足を、本当にどうしたらいいのか

 朝の定例宣伝を終えて、今日は洞爺湖町へ。自治体合併前から地方議員を9期つとめた、たつの広志・道9区予定候補と街頭宣伝や懇談にまわりました。今年一番の寒さに加えて雪も降り、厳しい季節なんだと痛感。今野幸子・小林真奈美の両町議も同行してくださいました。

 JR洞爺駅前の宣伝では、ちょうど外国人観光客がバスへ乗り込むところ。言葉は通じてないでしょうが、もの珍しくカメラを向ける方がいました。こんな天気で宣伝してるなんてと、思ったでしょうね。

 小選挙区9区は、自民党・堀井学衆議院議員の地域(比例復活)です。5年で1000万円超の裏金を認めつつ、使途はじめ実態は明らかにしていません。さまざまな報道が続き、あきれや怒りの声が洞爺湖町内にもあふれています。国民には増税を押しつけながら、カネと利権にまみれた政治は変えようと訴えました。

 町商工会や観光協会へ、党の「経済再生プラン」を届けての懇談は率直な意見交換の場に。賃上げの必要性はわかるけれど中小事業者の現状では困難であることや、収穫時のパートさんの賃上げは農家にとって厳しいとも。負担が重い保険料の減免や控除はじめ、原資をつくるために複数の対策が必要と痛感です。

 働き手不足は深刻です。住民生活に直結する医療・介護や建設業ほか、バス・タクシーの運転手不足でJR駅と温泉街、温泉街と昭和新山などの接続も十分ではないのです。遊覧船の船員など、観光地ゆえ必要な特別資格を有する方の確保も不安ばかり。コロナ前までの観光客数に戻りつつあるものの、ホテルも従業員不足で満室にできません。

 「怖いのは、どの業種も成り立たなくなること」との言葉が重い。本州からの移住・定住を呼びかける対策はじめ、地域の要望もしっかり反映していきたい。あわせて、一部大企業ばかり優遇されてきた経済政策からの転換や、国内消費の拡大につながるくらし応援策を今こそ、です。

 自民党政治のゆきづまりは、地域をまわると強く実感します。働き手不足の解消は難題ですが、1つ1つの打開に力をあわせたい。

 【今日の句】地域こそ 持続可能へ 国あげて

2023年12月17日日曜日

日本共産党が今こそ前に

 来年1月の党大会を前に、今日は北海道党会議(前期)の1日。決議案を北海道に引き寄せて練り上げ、強く大きな党づくりをと熱い討論になりました。こうして民主的に議論を積み重ねていく日本共産党の姿も、ぜひ多くの方に知ってほしいのです。

 底なしのパー券・裏金疑惑で、支持率が1割台にまでなった岸田政権。自民党全体が機能不全であるとともに、突き詰めれば「財界・大企業の利益最優先」「米国いいなり」という自民党政治の破たんが、ボロボロと現れているということでは。こんな政治を早く変えようと、意気高い発言が続きました。

 「もう高齢者ばかりだ」と言っていた支部が、新しい党員を迎えて活気づいた発言。切実な要求に応えるなかで、党への信頼が広がっているとの発言。何より若い世代が次々と仲間を増やしている発言には、大きな拍手が湧きました。ベテラン世代が10代・20代の発言を真剣に聞く、これも日本共産党ならではと思います。

 「国民の苦しみを知っていて、それに応えられるだけの党をつくらないでいいのか」との発言がありました。まだまだ声にならない声を聞かなければならないし、党の政策や草の根の力も、さらにさらに広げていかなければ。その思いを全道の代議員で共有しあう、大事な会議になりました。私もがんばりたい。

 【今日の句】自動には 変わらないから さあ前へ