2016年5月21日土曜日

四国、燃ゆ!

 愛媛県大洲市と香川県丸亀市の演説会へ、春名なおあき比例予定候補と回りました。心が通う共闘へ進めれば、安倍政権打倒へ大きく近づきます!

 愛媛には昨年12月に調査に来て、香川には農林水産委員会の視察と予算委員会の地方公聴会で来て以来です。

 前に来てるとはいえ、演説会として情勢や政策を話すとなれば緊張この上なし。


 参院選一人区の参考になればと衆院北海道5区補選の教訓について話したことが、現地の力になれば‥‥と思い紹介しました。

 比例で日本共産党を大きく伸ばして、さらに統一候補で選挙区の勝利を!

 丸亀市に向かう列車から、水を張った水田と、ところどころに溜池とが見えました。

 水の確保に苦労しながら農業を営んできた歴史を、わずかな時間でも感じました。

 国会報告ではTPPに関しては力が入りましたが、地に足をつけた農業支援こそ求められているはずです。

 四国から東京へ、日曜・月曜とかけて岩手県へ、震災復興特別委員会の視察でまわります。

 【今日の句】 変えるなら 憲法よりも 安倍政権

2016年5月20日金曜日

苦しみの元凶は撤去こそ

 事実が明らかになり、悲しみと怒りが増してきます。沖縄で、元・米海兵隊員による女性殺害。何度、同じことが繰り返されるのか!

 日本政府は米国に抗議などをしていますが、私が知る限りは、米国から謝罪の言葉は聞かれません。

 綱紀粛正を申し入れて、それもまた何度も繰り返されてきたことではなかったのか。

 「どうして沖縄ばかり、こんな目に合うのか」

 ニュースで、ある女性の一言を聞き胸が痛みました。

 米軍基地さえなければ、起きなかったことです。

 過去にも、同じように何人の命が奪われてきたでしょう。

 沖縄県警によれば1972年~2015年までの刑法犯罪は5869件で、うち凶悪犯罪は574件。

 特権的な日米地位協定の見直しはもちろんのこと、基地の抜本的な整理縮小・撤去こそ!

 さて、私は明日は愛媛県大洲市・香川県丸亀市へ、演説会におじゃまします。

 参院選1人区の県で、市民+野党共闘の勝利と、日本共産党の躍進をと訴えます!

 【今日の句】 この命 誰が奪った 基地なくせ

2016年5月19日木曜日

野党そろって手を挙げた

 忘れがたい「19日」。今日は国会内で、安保法制=戦争法廃止を求める1200万人以上の署名を野党4党で受け取りました!

 民進・岡田、共産・志位、社民・吉田(生活の党は、公務の関係で玉城議員が途中退席)の各党首・委員長が、党を代表して署名を受け取りました。

 各党議員も多数参加して、議員にも署名が手渡され、みんなそろって最後は手を挙げて団結と決意を表しました。

 今日の午前中に4野党の党首会談もおこなわれ、来年4月の消費税増税はやめよう、参院選1人区での勝利、衆院選でもできる限りの協力などを合意しました。

 ここまで野党共闘が進んだのは、国民運動の高まりがあったからこそ。

 今日の院内集会でも、私たち国民が主権者だ!という運動になっているとの話がありました。

 それに応えて野党が共闘できなければ、安倍政権を終わらせることなんてできない。

 今日もこのような場が作られて、参加した各党議員は感じ取ったと思います。

 もちろん私も、心ひとつにがんばりたい。

 北海道からの要請、院内集会、本会議→農林水産委員会、そして夜は日本共産党のネット番組「とことん共産党」出演(これから新コーナーを担当します!)でした。

 ひとまず落ち着いてニュースを見ると、沖縄で元米兵による殺人遺棄容疑、と。

 何度、沖縄で同じ悲劇が繰り返されなければいけないのか。

 米兵の訓練の様子を聞いたことがありますが、相手を見下し人間と思わない、とならなければ戦闘などできない、と。

 そのような訓練を積んだとして、沖縄の在日米軍が日本人を見下し暴行しても構わない、となってしまうのでしょうか。

 日米地位協定の問題は、それはそれとして問題ですが、より根本的な問題があるのではないでしょうか。

 誰一人として、奪われていい命などありません。

 【今日の句】 ここまでの 苦労や努力 実らせよう

2016年5月18日水曜日

実態を踏まえた新法と緊急策を

 委員会の合間に「アイヌ政策を推進する議員の会」総会がありました。「アイヌ新法」が検討されているなか、大事な意見交換をおこないました。

 北海道からは、山谷吉宏副知事、道アイヌ協会の加藤忠理事長、札幌アイヌ協会の多原良子副会長なども見えられました。

 政府側からは、北海道白老町に建設予定の「象徴空間」「アイヌ民族博物館」等についての概要、アイヌの生活実態調査をふまえた施策と現状、そして国民理解を促進する活動の報告がありました。

 議題として「アイヌ女性の権利について」があり、多原さんからは国連女性差別撤廃委員会の総括所見で、民族と性別による「複合差別」是正など勧告されたことにも触れ、「多くのアイヌ女性の声を反映できる仕組みを」との要望がありました。

 議員も含めた意見交換で、私からは「新法をつくるにしても実態をふまえたものが必要だが、いろいろな配慮も含めて実態調査での苦労があったのでは」と、今後に生かすうえでの勘所は何かと質問しました。

 山谷副知事は、アイヌの生活や教育における支援の重要性が重ねて述べられつつ、これまでも調査にはプライバシーに配慮をしながら進めてきた、と述べられました。

 多原さんからは、これまでの実態調査の期間も1ヵ月程度のため対象も限られ、せめて半年ほどの期間や、調査項目にも女性の立場もふまえたものを、などのお話がありました。

 まだ差別や偏見があるなかで、公的な調査とはいえ自分がアイヌであることを話すのをためらう気持ちもわかりますし、ていねいに時間をかけた調査と、その現状を汲んだ法制化の作業へと進む必要があると思います。

 同時に、まだ時期もはっきりしない新法待ちにしないで、くらしや教育での緊急支援策が必要です。

 国会で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が、全会一致であげられて8年になろうとしています。

 「明治政府以来の強制同化政策を謝罪し、国の責任を明確にするとともに、生活の安定・向上、民族的文化の保護、教育向上などの諸権利を保障する「アイヌ新法」を早期に制定するべき」(2014年総選挙・日本共産党北海道委員会の政策)です。

 私も力を尽くしたい。

 【今日の句】 共生へ 進む日本に 切りかえて

2016年5月17日火曜日

政治家が持つアンテナ

 熊本地震の対応へ、参議院でも補正予算が可決されました。でも、まだまだ政治のやるべき仕事は多い。

 災害公営住宅の建設が必要かもしれませんし、関わる事例があったため調べるなかで、被災者も建設業者も守るための新しい枠組みが必要なのかなと思うことがありました。

 明日の国土交通委員会で10分だけ時間を分けてもらい、問題提起ぐらいですがしようと思っています。

 一口に震災対応と言っても、昨日も書いたような「積み重ね」があってこそ実を結ぶものが少なくありません。

 政治家で言えば、そういうことに気がつける「アンテナ」を持っているかは、とても大事なことだと思うのです。

 まずは私自身が、気を引き締めなければいけませんね。

 【今日の句】 見ているよ 大人も子どもも 見ているよ

2016年5月16日月曜日

積み重ねの大切さ

 震災対応の補正予算が、衆議院で全会一致可決。食料・住居などの緊急支援と、被災者生活再建支援法の拡充を!

 委員会では藤野保史議員が質問に立ち、田村貴昭議員が締め括り質疑、高橋千鶴子議員が賛成討論をおこないました。

 現場で聞いた声を代弁し、実態を政府の前に明らかにし、何度も何度も迫りました。

 こういう積み重ねの大事さは、被災者生活再建支援法の経過を見てもわかるのです。

 阪神・淡路大震災で100万円から始まり、新潟中越地震・東日本大震災などを経て、金額は300万円・規模も大規模半壊まで拡充してきた歴史。

 資材高騰や再建意欲を考えても500万円への拡充は、どうしても必要です。

 今日も答弁では「過去の制度との公平性」を理由に、政府は拡充に後ろ向きですが、これまでの被災者も「自分たちと同じ思いをしないように」と後押しをしてきたのですよ。

 この積み重ねと、被災者の思いをくみ取るならば、早期改正を拒む理由などないはずです。

 明日は参議院で、仁比聡平議員が質問に立ちます。

 委員会傍聴の前後で、北海道難病連のみなさんが要請に見えられたり、院内集会に参加してあいさつしたり。

 「初めは自民党の議員も、なかなか会ってくれなかったのよね」と、要請に来られた方がぽつり。

 コツコツと実態を訴え、それが政治を変える力にもなり難病法が制定されて、総合的な対策を進める段になってきています。

 私も力を尽くすことを約束しました。

 【今日の句】 被災者を ホントに励ます 決断を

2016年5月15日日曜日

救援・復興に政治の責任を

 熊本地震から1ヶ月。先日の衆参本会議では真島省三・仁比聡平の各議員が実情を訴え、明日は衆院予算委員会(TV)で藤野保史議員が質問に立ちます。

 劣悪な生活環境の改善が進まないで、梅雨や台風、猛暑の季節を迎えるようなことがあってはありません。

 大量の仮設住宅が急がれますが、地域木材などを活用した木造仮設住宅にすることや、地域コミュニティーを維持しながら進めることなどを、真島議員は提起しました。

 益城町や西原村のように、集落・地区がほぼ丸ごと全壊しているようなところもあり、被災自治体の財政負担を実質ゼロにすることを、仁比議員は要求しました。

 被災者生活再建支援金を500万円へ引き上げること、工場や店舗の再建と修繕に生かす直接支援、失業給付の特例や雇用調整助成金の機動的な活用、農地・農業組織の要望に応えること、そして避難所集約のもとでの支援強化--どれもこれも緊急で切実な課題を、政府に提起しました。

 過去に経験していない連続的な地震ですから、余震のもとで被災された方の心身への影響も心配になります。

 国は通知を出して責任を果たしたとせず、実情をよくつかんで、人員配置も含めて具体化を急ぐ必要があるのではないでしょうか。

 ある避難所では、最近までも提供された食事は、おにぎりと菓子パン、魚肉ソーセージ、インスタント味噌汁で、3食の提供がないところもあるようです。

 災害対応に必要な補正予算なら協力することを、すでに日本共産党は表明しています。

 できる限り、早め早めの対応を。

 私は昨日から、食と農の講演会、北商連総会のあいさつなどに回り、バッタリ出会った道労連青年協のみなさんとも交流を深めたり。

 参院選の支援も、ぬかりなく‥‥。

 【今日の句】 こんなとき やっぱり増税 やめるべき