2014年11月22日土曜日

多喜二の思いが継がれる小樽で

 今日は小樽市演説会! 小樽商大出身の佐々木憲昭・前衆議院議員、酒井たかひろ4区予定候補、菊地よう子道議予定候補とそろって、日本共産党へのご支援を訴えました。

 私は、次のような演説をしました。

 ☆北海道の比例定数は8。自民3・公明1で与党は4。民主2・大地1・維新1で野党も4。でも、この野党が本当に安倍政権と正面から対決しているのだろうか。

 ☆私は先日、北電へも電気料金値上げの抗議と泊原発再稼働反対の要請に行った。いつも「泊原発を再稼働できれば電気料金は下げられる」と言うので、私は「そんな脅しを言うな。道民の多数が再稼働反対なんだから、その思いを北電として受け止めて自然エネルギー増加する、そのために支援が必要なら共産党だって北電を応援して国にモノ言う」と言ってきた。

 ☆電気料金も、物価も、消費税も上がって、いったい庶民や中小零細企業はどうやって生活しろというのか。この道民の声を、どの議員が届けたというのか。

 ☆臨時国会では労働者派遣法の改悪をさせず、賭博場カジノ法案は小樽のみなさんも反対をされて一緒に法案を出させなかった。くらしの声・国民の声で政治を動かす日本共産党にまかせてほしい。

 ☆集団的自衛権も重大争点。真っ先に派兵されるのは北海道の部隊、若い隊員たちだ。日本共産党にも、隊員の身内からの電話もあった。小樽港にも米艦船が来ている。ここで歯止めをかけなかったら、本当に戦争できる国になってしまうではないか。

 ☆昨晩、小林多喜二の「不在地主」を読んだ。せっかく育てた稲を、兵隊が踏みにじって行進する場面がある。「日本国民として、これくらいの損害をワザワザ申告するなんてあるか」と軍人が言う。今の日本社会にも、通じている場面と思って読んだ。

 ☆他の野党は、この戦争する国づくりに立ち向かっているのか。賛成派を抱えていたり、「やるなら憲法改正を」とけしかけている。立ち向かっていないではないか。

 ☆私は中学校教諭を務め、今は2人の子どもがいる。ここで大人の私たちが、反戦平和の党・日本共産党が止めないで、誰が子どもたちの未来に責任を負えるというのか。

 ☆絶対にこの流れは止められる。反対の方は6割、臨時国会でも具体化が出せなかった。札幌では青年たちが、戦争も差別もない社会をつくろう、対話を通じて平和になろうぜとスマイルパレードをおこなう。1人1人が勇気を出せば、必ず政治は動かせる。

 ☆北海道で平和の砦となれる日本共産党の議席が必要だ。必ず必ず私は勝ち取りたい。

 参加された900人の方の拍手も熱いし、帰りの際の握手も固い!

 党の大先輩・小林多喜二の、人間に対する優しさは小樽の党の伝統ですし、そこから私も多くのことを学ばされました。

 今の安倍政権を見たら、多喜二は何と思うでしょう。

 きっと怒りとともに、暴走と国民との間の矛盾をとらえて、しっかり結びつこうと呼びかけるのかな、と勝手に想像しました。

 忙しい毎日ですが、どこでも暖かい激励を受けて元気になります。

 明日も全力で!

 【今日の句】 坂の町 上りきるから 見える明日

2014年11月21日金曜日

必ず政治は動かせる

 国会中継でずれた「万歳」を見て、間の悪い解散だなぁと‥‥気を引き締め、さっそく金倉まさとし2区予定候補と宣伝! 報道の方も駆けつけて、本番並みの雰囲気です!

 私からは、次のように訴えました。

 ☆解散するなら、原発利益共同体も解散を!

 ☆数字は正直。この2年間で正社員は20万人減少、非正規社員は120万人も増えた。どこが「好循環」か。アベノミクスでなく、ウソのミックスだ。

 ☆若い人と政治を変えたい。「働きづめで、家に帰れたのは月に1回」という日本でいいのか。何が先進国・日本だ。

 ☆非正規社員も一定期間働けば正社員になれるなど、働くルールをつくろう。雇用の安定で、税収や年金保険料も増える「好循環」こそつくろう。

 ☆中小企業の抜本的支援を。ヨーロッパのように、会社負担の社会保険料を軽くして、賃金引上げの元手をつくろう。

 ☆農漁村では、価格安定のために価格保障の実現を。後継者不足のなかで、TPP推進だなんてとんでもない。

 ☆この国会でも、労働者派遣法の改悪ストップ、賭博場=カジノ法案を出させなかったなど、日本共産党が力を発揮している。

 ☆他の野党で、安倍政権に正面から対決しているだろうか。国民の声をガツンとぶつけるのなら、日本共産党を大きくするのが一番だ!

 金倉予定候補は、消費税増税の中止や、お子さんと読んでいる絵本の話を引き合いに集団的自衛権を許さない父としての思いを訴えました。

 宣伝の後には道原発連として北電への要請、お世話になっている機関紙印刷所の新工場建設・移転祝賀会であいさつ、道庁前の反原発行動と、慌しくまわりました。

 毎回毎回は行けなかったけれど、道庁前の熱いコールと思いは、いつも共有していたい。

 そう、この道民の声を国会へ届けなければ!

 【今日の句】 地に足を つけてたたかう 総選挙

2014年11月20日木曜日

集団的自衛権は重大争点だ

 昼は宣伝に回り、夜は「集団的自衛権閣議決定撤回せよ」全道集会に参加。菅官房長官は「信を問わない」と言いましたが、とんでもない! 私は撤回を訴える!

 写真のように、ずらりと並んだ全道の「九条の会」。

 世論に訴えようと集会の実行委員会をつくって企画したのですが、解散目前という絶好のタイミングになり参加は900人!

 「明日の自由を守る若手弁護士の会」共同代表の神保大地弁護士が、わかりやすく憲法をめぐる情勢を報告。

 デモに立ち上がった学生の発言を引用して「不断の努力をすすめましょう」と、呼びかけられました。

 各地からの活動報告も、総選挙で安倍政権に問うべきだ!との主旨の発言が相次ぎました。

 そう、みんな怒っている!

 当麻町から参加された方が「(安倍首相が)自ら戦地に出向き命を懸けるなら1%の賛成はしますが、何と自衛隊に武器を持たせて戦わせるというのですから、絶対に許すわけにはいきません」と発言すると「そうだ!」の超えも上がりました。

 そもそも一内閣の考えだけで憲法の解釈を変え(しかも180度!)、それが若者たちの血を流すことにつながることを、見過ごすわけにはいかない。

 中国や北朝鮮のことが不安でも、仮に対応するなら個別的自衛権の話であって、アメリカと一緒に戦争できる国になるのとは訳が違います。

 会場のあちこちで知人に出会い「今度はがんばろう!」と、たくさんの激励もいただきました。

 「昼の演説も聞いたよ、よかったよ」とのお言葉も。

 今日の昼は、紙智子参議院議員と1区(のろた博之)・2区(金倉まさとし)・3区(吉岡ひろ子)へ、各小選挙区候補と「安倍政権の暴走を止めるなら日本共産党を!」と訴えました。

 緊急の宣伝にもかかわらず、30人・40人と集まられて、党員・後援会員のみなさんの力の入れようもすごい。

 握手をする手が、力強い!

 いよいよ明日は衆議院が解散される予定日。

 1分1秒を惜しんで、日本共産党の政策と役割、私の決意を伝えに回りたい!

 【今日の句】 争点を 隠すな逃げるな 信を問え

2014年11月19日水曜日

これが道民の声を届けるベストメンバー

 北海道の小選挙区候補すべて決まりました! 国民の声が生きる政治にするには、もっと議席が多くなければ。比例議席奪還とともに小選挙区でも勝利へ!

 ☆1区・のろた博之(56) 党道1区政策委員長

 ☆2区・金倉まさとし(40) 党道2区国政対策委員長

 ☆3区・吉岡ひろ子(63) 党道3区国政相談室長

 ☆4区・酒井たかひろ(40) 党道4区政策委員長

 ☆5区・鈴木龍次(54) 党道5区国政対策委員長

 ☆6区・おぎう和敏(64) 党道6区国政相談室長

 ☆7区・石川明美(63) 党釧根地区政策委員長

 ☆8区・原田ゆうこう(63) 党渡島・桧山地区委員長

 ☆9区・くどう良一(60) 党道9区くらし・雇用対策委員長

 ☆10区・木村けんじ(63) 党道10区政策委員長

 ☆11区・畑中ようすけ(63) 党国会議員団十勝事務所長

 ☆12区・菅原まこと(41) 党道12区国会事務所長

 写真は札幌で記者会見を終えた後の、右から、のろた・金倉・私・吉岡・鈴木の各予定候補です。

 どの方も論戦力があって、国会での即戦力となれる予定候補です。

 まだ他党の候補が決まっていない選挙区では文字どおり「自共対決」ですが、他党候補が決まっていたとしても政治の対立軸では「自共対決」!

 「国民の信を問いたい」と言いながら、沖縄知事選の結果は無視する安倍政権ですから、これは全国で国民の声をぶつけていかなければいけない。

 北海道だけでなく全国でも、今日でほとんどの小選挙区候補が決まっているはずです。

 さてさて、昼から宣伝して、夕方には紙智子参議院議員も駆けつけました。

 明日は1区・2区・3区に、紙議員とも宣伝に回ります!

 10:30 清田区西友前
 (吉岡ひろ子・3区予定候補、畠山、紙参議)

 11:50 西区琴似ダイエー前
 (のろた博之・1区予定候補、畠山、紙参議)

 13:30 北区麻生ダイエー前
 (金倉まさとし・2区予定候補、畠山、紙参議)

 お近くの方は足をお運びください!

 【今日の句】 続々と 安倍政権を 包囲して

2014年11月18日火曜日

審判を下すチャンス!

 安倍首相が衆議院解散を表明! 東京から戻ってすぐ、空港のある千歳市でマイクを握りました。さあ、安倍政権に代わる新しい政治へダッシュだ!

 集まっていただいた佐藤仁市議はじめ、党と後援会のみなさんの表情も明るい。

 何しろ沖縄での完全勝利。

 そして、安倍政権に審判を下す絶好のチャンス!

 自転車を止めて話を聞く青年や、手を振って応える女性の姿も見えました。

 事務所に着いて、安倍首相の記者会見を見ました。

 「アベノミクスで好循環」って、国民の何割がそう思っているんでしょう。

 強弁が続く会見のなかで、正しいことを安倍首相は1つ言いました。

 「(消費税が8%が)個人消費の重石になった」

 増税自体が失敗の「増税不況」だと、みずから言っているのです。

 それなら10%へ増税など「先送り」ではなく、「中止」すべきことではないのでしょうか。

 それをも首相は「景気を回復させて再増税」と、強弁しました。

 首相の言う景気回復って、何なのでしょう。

 企業収益を上げて賃金上昇を、と言いたいようですが、それなら労働者派遣法の改悪などすべきではない。

 アベコベです!

 結局は、大手の企業がもうかる仕組みだけになってしまう。

 実体経済を元気にするのなら、正社員が当たり前のルールづくりと、中小企業・地場産業支援を厚く!

 午前中の政府交渉でも、力が入りました。

 わずかな時間の要請でもあって、この続きを今度はバッジを付けてやらなければ!

 【今日の句】 この増税 決めた党みな 同罪だ

道民の声を届ける政府交渉

 2日間、東京に来ての政府交渉です。正面から対決的な話あり、具体的な問題で建設的な提案もあり、解散・総選挙はあっても今1つでも要求を実現させる、真剣勝負の2日間です。

 例えば大間原発の建設問題。

 「規制委員会での審査を経て、安全性が確認されたら動かすのが閣議決定」

 とはいえ、その安全性は100%ではない、と。

 それでいいのか、責任はどこにあるのかと詰めながら、これは自民党政権を変えないと本当にダメなんだな、とあらためて痛感です。

農水省でも、こんなに米価下落で、いったい農家の所得倍増という方針をどう実現しようというのが、とが議論の中心に。

 短い時間の要請ですので、その場で大きく政策が変わるものではないのですが、北海道の実態を認識してもらうという点では大きな意義があると思っています。

 来年の地方選挙予定候補も参加して、総選挙勝利へ団結も深めました。

 2日目の政府交渉にも力を入れて、北海道に戻ったらすぐに街頭宣伝!

 【今日の句】 国会の 向こうを見据え 立ち向かう

2014年11月16日日曜日

沖縄からも、北海道からも、変えよう日本!

 山下芳生書記局長を招いた釧路市演説会を終え、帰りの特急内で沖縄・翁長知事候補当確の報! 安倍首相、これが民意だ! 次は総選挙だ!

 演説会では、私から渾身の訴え。

 今日はTPP  STOP  !! のネクタイもしめて、酪農・水産こそ政府が支援を!と訴えました。

 カジノ問題で揺れる釧路市だけに、今国会では世論と運動でカジノ法案を出させなかったことを紹介して、だから日本共産党の力をさらに大きく!と呼びかけました。

 今日の演説会では小選挙区7区の予定候補も発表されました。

 釧路市議団長の石川明美さん!

 最高の候補とともに、いっしょに国会で働きたい。

 山下書記局長の「北海道デビュー」の日で、700人の方も時には笑い、時にはうなずきながら演説を聞かれていました。

 演説会後に「青年のつどい」へ、山下書記局長と参加もしました。

 がんばるぞ~!との、若い仲間の激励がうれしい。

 医療・介護の現場で働く青年の声が相次ぎ、この分野でも党が伸びれば変えられると、おおいに交流されました。

 新しい日本へ、必ず時代は動かせる。

 明日は政府交渉のため、東京に向かいます!

 【今日の句】 南から 変えた政治を 北からも