2011年10月8日土曜日

全国で原発撤退が望まれている

 岩見沢市で党の会議に参加した後、札幌で原発連全国交流集会の懇親会に顔を出し、先ほど戻ってきました。

 福島、青森、宮城、静岡、佐賀、鹿児島‥‥立地県から参加した方の発言はどれも興味深く、全国で原発撤退の運動が広がっていることを実感しました。

 今日は泊原発へのツアーがあって、明日が交流集会、明後日は幌延深地層研究センターへのツアーと、盛りだくさんの全国集会。

 私は全日参加はかないませんが、参加した時にはしっかり学ぶつもり。

 世論調査では原発撤退を望む声は常に多数ですが、原発の危険性や再生可能エネルギーの可能性など、さらに政策と運動で明らかにして実現の道に向かいたい。

 余談ですが、参加されていた女川町議の高野さんから、港の復興について話も伺いました。

 母の実家が女川町江島で、女川町で漁師をしている親戚もいて、以前に相談を受けていた内容があったのです。

 復興のために全会派が共同している話も聞き、被災地は本当に必死なのだとよくわかりました。

 何が北海道でできるのか、何が私にできるのか、いつも考えていかないと。

 【今日の句】 ないのかな クマ出没の 注意報

2011年10月6日木曜日

国会の場で説明責任を果たすのが政治家

 小沢元民主党代表の公判が始まりました。

 岩見沢市での会議に向かう車中のラジオで、記者会見のやり取りを聞きました。

 イライラしてるというか、記者に食って掛かっているようにも聞こえるやり取りでした。

 検察批判を繰り返したようですが、焦点の「4億円の原資」は「自分のお金」という話だけだったようです。

 二転三転した「原資」こそ問題の主要点でして、疑惑は晴れていません。

 政治家なんですから、自身にかけられた疑惑は潔白なら潔白で説明責任を果たせばいいこと。

 国会の場で、それをおこなえばいいのではないでしょうか。

 求められているのは真実です。

 こういうことが繰り返されるから、企業・団体献金はスパッ!とやめるのが一番。

 民主党は2年前の総選挙で、この実施を掲げていたはずでは‥‥?

 【今日の句】 4億の ポケットマネーじゃ あるまいし

2011年10月5日水曜日

意思を継ぐ

 1日中の会議の後、夜に長橋清さんの「お別れの会」に足を運びました。

 長橋さんは、故多田光雄衆議院議員と児玉健次元衆議院議員の、各事務所長などを務められました。

 クレジット・サラ金問題で苦しむ方が増えたころ、被害者救済の「陽は昇る会」立ち上げ・運営に関わってきました。

 樺太生まれの12人きょうだい、戦後に苦労して樺太から稚内、小樽へと家族で渡ってきたそうです。

 戦前の貧困と、戦争の仕組みを学び衝撃を受けた長橋さんは、命を懸けて戦争反対を貫いてきた日本共産党へと入党。

 このように経歴を書くと、ものすごい猛者ぶりの方を連想しますが、実際の長橋さんは穏やかで笑顔の絶えない方でした。

 大通にある国会議員団北海道事務所に、私が候補活動のため来た時にも事務所の2階で相談活動をされていました。

 その後は入退院を繰り返して、じっくりと長橋さんと話す機会もなかった私でしたが、あらためて今日、素晴らしい方と仕事をともにしていたんだなと実感しました。

 サラ金・クレジット関係で相談に乗った方は、1000人を超えていたそうです。

 長橋さん。

 月並みな言葉なのかもしれませんが、あなたの意思を継いで自由と民主主義が花開く社会をつくるためにがんばります。

 人を愛し、互いが尊重される人間社会をめざします。

 誰かが亡くなることは悲しいことですが、その意思を継ぐ者がいたからこそ、社会は変わってきました。

 このような伝統ある党を、もっと強く大きく、そして多くの方に知ってもらえるよう決意を新たにする夜でした。

 【今日の句】 笑みが持つ 強さは明日の 道になり

2011年10月4日火曜日

「われらに増税を」

 ユーロが急落、東京株式市場も続落‥‥世界経済が重大な局面となっています。

 実体経済は、米国の消費動向も含め、鈍りがち。

 中国など一部の国に頼る傾向もありますが、それのみでいわゆる先進資本主義国の経済を下支えできるとはならないでしょう。

 各国の国内需要を高めることが必要ですが、日本を見れば増税や雇用削減を政府みずから容認しています。

 金融経済を混乱させている原因となっている無秩序な投機には、ヨーロッパを中心に取引税導入の流れができていますが、米国や日本が後ろ向きです。

 このような流れのなか、欧米大企業の経営者・富裕層から「われらに増税を」との声が上がっています(こちら)。

 財政危機打開に身を乗り出した格好ですが、日本の経団連は「われらに減税を」。

 情けない気持ちになります。

 経済理論をふりかざす人は多くいますが、身を削ってまで国内需要を高めようと考える大企業経営者が日本にはいないのか。

 できないのなら、政治が力を発揮するしかありません。

 今日は憲法改悪反対共同センターで、昼の共同宣伝。

 暖かい日差しのなかで、署名に応じる方も多くいました。





 【今日の句】 大臣が 税金ためる 国ですし(→こちら

2011年10月3日月曜日

「保育新システム」で、保育が良くなることはなし

 紙智子参議院議員と「子育て・保育新システム」の問題で、保育士・保護者のみなさんとの懇談会をおこないました。

 私も2児が保育園でお世話になっている身ですが、今日は党北海道委員会の代表として参加。

 「新システムで『細切れ保育』となれば、子どもたちが集団のなかで育たない」

 「園長の立場として、直接契約となって『保育料が支払えるか』と保護者を見てしまうと、子どもを選別することになってしまう」

 「多くの保護者が『新システム』のことを知らない。もっと情報を発信しないと」

 「臨時職員は、税金・保険料や家賃を引くと手元に1~2万円しか残らない低賃金。それでも責任は正職員と同じではつらい」

 などなど、話し合いは尽きません。

 誰もが「いい保育を」と願うなか、「新システム」でそれが実現される保障はありません。

 紙議員も「国会で実態を突きつけながら論戦していく」と話しました。

 発言のなかでは「国や国会議員は、どれだけ現場の実態を知っているのか」との意見も。

 それを伝える私達の役割も大きいと思い、決意も新た。

 党としても、保護者としても(署名目標数100を預かっているのです)頑張らないと!

 【今日の句】 家畜より ひどい詰め込み ありえない