2024年8月17日土曜日

今度こそカネまみれの政治を終わらせよう

 今日は札幌市南区・清田区へ。千葉なおこ道1区予定候補と定山渓温泉街での宣伝から始まり、吉岡ひろ子市議との「つどい」では党への熱い期待も寄せていただき、今度こそ日本共産党の議席回復、そして自民党政治を終わらせようと私も力を込めました。

 岸田首相の総裁選不出馬があったからか、宣伝を聞いてくれる方の姿も目立ちます。行き交う車から手を振る方の姿も次々。岸田首相が「組織の長として責任をとる」とした裏金事件も全容解明はなく、多くの方が怒っていることが伝わります。

 「つどい」に参加された年金生活の方は、勤めていたころは労働組合で社会党支持を強いられていたことを振り返り、「いま野党らしい野党は日本共産党だけ」と、昔からの仲間とも日本共産党を応援しようと話し合っているといいます。そうなんです、今こそ野党が厳しく自民党政治を批判し、変えるべき道を明確に訴えるとき。

 「使いもしない武器を買ってどうするのか。次の世代のうちには、本当に戦争に参加するようになりかねない」と、大軍拡への危機感も。戦争の時代を生きてこられた年齢だけに、その一言一言を重く受け止めました。

 南区・清田区とも札幌中心街から離れた区だけに、敬老パス存続・充実への要望も強い。千葉さんは昨日、朝のラジオ体操で多く集まる会場にて署名を呼びかけ、なんと60人も応えてくださったとか。今日の清田区の宣伝でも署名に応じる方の姿もあり、つどいでも「市議会で反対しているのは日本共産党だけと、もっと知らせたらいい」との話も。

 裏金事件への怒りは、物価高に市民が苦しんでいる一方で自民党議員は「濡れ手に粟」のうえ、罪にも問われないのかという根本的な不満があります。市民は節約やがまんの生活を強いられ、業者は1円の単位で申告を求められ税金も納めているのに、なぜ自民党議員は不問なのか。やっぱり納得いきません。

 「何年も同じことを、自民党はくり返してきました。今度こそカネにまみれた政治を終わらせるために、日本共産党を応援してください」との訴えに、すっと手をあげてくれた運転手がいらっしゃいました。期待に応えられるよう、明日もがんばりたい。

 【今日の句】温泉のように くらしも温めて

2024年8月16日金曜日

危険なオスプレイの飛来中止を

 陸上自衛隊の実働対抗演習における一環で、陸自オスプレイが21~23日にかけて北海道に飛来します。昨年11月に米空軍オスプレイが墜落し、再発防止策も明確でないなか、同型機の飛行訓練は中止をと道防衛局へ要請しました。

 北海道の飛来予定は21日に丘珠駐屯地へ、22日に丘珠→帯広→旭川の各駐屯地、23日に旭川から木更津駐屯地へ、とされています。旭川では14日に旭川共同行動実行委員会(日本共産党旭川地区委員会など9団体)が、市へ中止の要請をおこなっています。

 今日は丘珠駐屯地がある道2区・宮内しおり予定候補(比例重複)と、太田秀子(東区)・長屋いずみ(北区)両市議とで申し入れました。オスプレイの構造的欠陥、住宅密集地の上空を飛ぶことへの市民の強い不安などを代弁し、あらためて飛来の中止をと求めました。

 米空軍の調査報告書では、墜落事故の原因を「左側ギアボックス(変速機)の壊滅的な故障」「(警告灯が表示されても飛行を続けた)操縦士の意思決定」と結論づけました。重大なのは、ギアボックス内の歯車に入ったひびの「正確な根本原因を特定することができなかった」という点です。

 木原防衛相は「オスプレイの安全性には問題ない」「形あるものは必ず壊れる。そういうことがあるので警告灯が付いている」と開き直り、高い事故率にも目をつぶっています。住宅街での墜落となったら大きな被害が出るのは必至なのに、「安全神話」にしがみつく姿勢は容認できません。

 全道の地方議員による対道交渉・出先機関交渉の一環として、道防衛局への要請は21日に準備していたのですが、今回のオスプレイ飛来予定を受けて前倒しとなりました。じゅうぶんな回答も準備されていないため、あらためて21日に全道的課題とあわせて要請します。

 そもそも陸自のリリースには、今回の演習の特色として「機動展開に引き続く連隊規模による実働対抗演習をより実相に近い作戦環境下で実施」とあります。「より実相に近い」とは、より戦場での戦闘を想定した演習ということでしょうか。

 オスプレイのみならず、いっそう「戦争する国づくり」への具体化ではないのか。憲法を守り活かす政治への転換をと、くりかえし訴えていきたい。

 【今日の句】欠陥に目を伏せ どこが安全か

2024年8月15日木曜日

平和の力は世論と運動

 終戦79年の街頭宣伝は札幌市白石区にて。紙智子参議院議員・伊藤りち子道3区予定候補・佐藤綾市議と、平和な日本をめざす決意を述べました。多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくださいました。

 日本軍国主義による侵略戦争のもと、アジアで2000万人以上、日本国内で310万人の尊い命が奪われました。その反省から生まれた日本国憲法を守り活かすことこそ、日本政府の果たすべき役割のはずです。

 岸田政権は、ことごとく憲法の平和理念を踏みにじりました。5年間で43兆円も費やす大軍拡、自衛隊は米軍の指揮系統下に置かされ、武器や戦闘機を世界中に売る「死の商人」国家へーーさらに総理は改憲をも公言しています。

 広島県出身を強調しながら核兵器禁止条約に背を向け、広島サミットで核抑止力の必要性を述べもしました。被爆者の核廃絶の思いを踏みにじった自覚が、どれだけあるのでしょう。

 北海道でも先月の日米共同演習や、17日からの演習では陸自オスプレイが丘珠〜帯広〜旭川へ飛来し、矢臼別演習場では沖縄県道104号線超え実弾射撃移転訓練が予定されています。沖縄の負担軽減にならないばかりか、日本全土が米軍の訓練場と化しています。

 岸田首相が変わろうと、自民党政治のもとで変わらず進められる「戦争する国づくり」。来たる衆議院の解散・総選挙で自民党政治そのものを終わらせようと、私も力を込めました。自転車に乗ってる方が、ガッツポーズで応えてくれたのは嬉しい限り。

 これまでも平和の力になってきたのは、草の根の世論と運動でした。いっしょに平和の声を広げましょう。

 【今日の句】さあ次は 外交尽くす 政権へ

2024年8月14日水曜日

自民党政治の転換こそ

 総裁選不出馬は、裏金事件にかかわり自民党トップとしての責任と述べた岸田首相。企業・団体献金は温存し、規正法も改悪して裏金も合法化、そして新しい総裁を選んで裏金事件は幕引きだなんて、絶対にさせてはならないです。

 総理の会見全文も読みました。みずからの経済政策や原発再稼働、5年間で43兆円もの軍事費などを「大きな成果」と自負し、いま物価高などに苦しむ国民の姿は見えていないようです。

 憲法についても、自衛隊明記と緊急事態条項について発議までつなげるべきと強調しました。何度も総理は「信頼回復」と述べて、信頼とは改憲のためかと受け止めました。

 新しい総裁で、日本社会の行きづまりが解決できるのでしょうか。自民党による「財界・大企業の優遇」「米国いいなり」からの転換こそ、今の日本には必要だと訴えたい。

 休みをいただき、家族との時間も過ごせました。また明日からがんばります。

 【今日の句】裏金の真相 示さず幕引きか

2024年8月11日日曜日

大きな被害が出ないよう

 台風5号が直撃する東北地方が心配です。私が石巻市にいた1986年、99河川で越水という大水害が宮城県を襲いました。いくつもの町が水に埋もれる映像に、衝撃を受けたことを今も覚えています。

 宮城県は大水害の歴史を忘れないため記録集をつくり、ホームページでも克明に記録しています(こちら)。たくさんの写真も掲載されていて、見ていただければ被害の大きさは伝わると思います。

 雨量は約200年に一度と思われる、観測開始以来最大の規模だったとのこと。これだけの被害から復旧・復興する苦労は、中学生だった私には理解もできませんでした。ただただ驚いた、というのが実際でした。

 予想図を見ると、すぐ台風6号が後を追いかけるように進んでいます。早めの避難はじめ無事を祈るばかりですが、国や自治体の対策も万全におこなってほしい。避難所に水や食料、生活用品の備えは十分なのでしょうか。

 不安を煽るわけではないけど、地震などとの複合災害の可能性もゼロとは言えません。今の日本は、あらゆる自然災害の頻発に備えておかなければならない現状と思うのです。

 大きな被害が出ないよう、重ねて祈るばかりです。

 【今日の句】願うのは とにかく命 優先で