2014年7月12日土曜日

この時代、今こそ日本共産党を大きく

 登別市で党創立92周年の記念のつどいがあり、私からも話をさせていただきました。3日後の15日が、日本共産党の創立記念日です。

 この日、東京では志位委員長による記念講演会がおこなわれ、インターネットでも見ることができます(詳しくはこちら)。

 私は1991年の入党で、今年で党歴23年。

 国政候補を経験したり、党組織に責任を負う任務に就くだなんて、当時は想像もできませんでした。

 ちょうど湾岸戦争が起きて、教育大に通っていた私は「このままでいいのか」との思いを持っていました。

 ちょうど信頼できるゼミの先輩が党員で、お誘いを受けたということです。

 すぐに「わかりました」とは言わず、いろいろ考えて最後には「やめたかったら、やめればいいし」ぐらいの気持ちだったことを覚えています。

 党のことを100%わかって入党する人は、たぶんそういないでしょう。

 しかし自分の知っている範囲でも、信頼に足りる党だし、この党が大きくならないと社会が良くならないとわかっているのが私の根底にありました。

 ぜひインターネットなどで、志位委員長の記念講演をお聞きください。

 特にいま、戦争か平和かの岐路に日本があるなかで、どのように生きたらいいのかを志位委員長は話すことになるでしょう。

 私の登別での話は、そんな中身になっていたのか‥‥(汗)

 ともかく私も私なりに、等身大の活動を進めながら政治変革に力を尽くしたいと思います。

 【今日の句】 未来から 見える自分は どんな顔

2014年7月11日金曜日

避難計画も、核のゴミ処理も、責任を負わない電力会社

 原子力規制委員会の新基準が出され、北海道電力が泊原発の再稼働に向けた申請を出して1年たちます。原発連・国民大運動実行委員会での北電前行動に、私も参加しました。

 通りすがりの高校生も「再稼働反対!」のコールに、一緒に手を挙げて応えていました。

 川内原発が審査合格の第1号かと報じられていますが、このまま再稼働に進んで本当にいいのでしょうか。

 外せない仕事があって道庁前には行けませんでしたが、同じように抗議の声が上がったはず。

 再生可能エネルギーは、電源として不安定だと北電は言いますが、それではヨーロッパでなぜ普及を進めることができるのか。

 特に条件がある北海道でこそ、可能性は大きいはずです。

 コストの問題でも、廃炉にかかる費用まで計算すれば原発こそ高コストであることも、研究者から指摘されています。

 原発30km圏の避難計画は、自治体まかせ。

 使用済み核燃料の処理も、研究者まかせ。

 そのうえ電気料金を上げさせてもらいます、とは、少し無責任ではないのでしょうか。

 原発は国策だからという逃げ道で、道民も納得できるのでしょうか。

 もちろん国策で進められた存在である以上、国政で決着をつけなければいけません。

 暴走の安倍政権、なんとしても止めないと!

 【今日の句】 開いていた 窓から願い 届くかな

2014年7月10日木曜日

オスプレイは非常時に安全に着陸できる機能がない

 正式発表された「空港ページェント」のオスプレイ展示に、抗議・撤回を求めるデモをおこないます! 呼びかけは道平和委員会・道安保破棄・道労連です。

 ぜひ、まわりの方にもお広げいただき、札幌市民・道民は認めないぞとの意思を示しましょう。

 そもそもオスプレイの何が問題か。

 安全上の問題で「どんな飛行機でも事故は起きる」「開発途上だから仕方ない」などの、声があります。

 そもそも根本的な、安全上の問題があるんです。

 日本の法律では、エンジンが停止した時にも安全に着陸できるオートローテーション機能がないものは、上空を飛べません。

 しかしオスプレイには、その機能がありません。

 だから事故が多発するし、重大事故になるわけです。

 それが誰もいない砂漠の上でも飛ぶならともかく、人口密集地の上空を飛ぶことを、どうして認められるのでしょう。

 「同盟国だから」とか「訓練に必要だから」という理由は、前提として違うと私は思います。

 米軍はこれまでも、事故が起きたときに責任を取ってきましたか。

 日本政府は、地域協定があるからと何も言っていないのではないですか。

 同じ同盟国でもヨーロッパでは、せめて国内法を守らせているし、国民の生活保持を大前提にしています。

 それにくらべて、あまりに日本は卑屈すぎませんか。

 アメリカでも危険で訓練中止になっているから、日本で訓練しているんです。

 多くの方に事実を知ってもらい、大きな世論にしていかなければ。

 「沖縄の負担を全国に分かち合う」のではなく、 その負担や痛みを失くすことこそ求められているのではないでしょうか。

 重ねてデモへのご参加、よろしくお願いします。

 【今日の句】 安寧の 空こそ政府よ 取り戻せ

2014年7月9日水曜日

演習場のど真ん中で平和盆踊り

 道安保破棄実行委員会で「矢臼別50年のたたかいに学ぶつどい」を開きました。折りしも今日はオスプレイ展示も表明された日‥‥平和を守ろう!と気持ちも高まるつどいとなりました。

 矢臼別演習場のど真ん中に、土地を売らずに住み続けていた方がいました。

 その名は川瀬氾二。

 川瀬さんが亡くなってからは、渡辺佐知子さんが住まわれています。

 川瀬牧場で開いてきた平和盆踊りは、今年で50回目(詳しくはこちら)。

 札幌でも、その歴史と、今の平和情勢を学ぼうと企画したつどいです。

 面おどり「花いかだ」のみなさんが、昨年の米軍による場外着弾の当時の様子を生々しく演じていただき、当時の様子を思い浮かべて緊張しながら聞いていました。

 矢臼別平和盆おどり事務局の吉野宣和さん(矢臼別平和委員会会長)から、あらましと経過をお話いただきました。

 吉野さんの言葉で印象深かったのは、故松井愈さんが語られたという「矢臼別に足を運びなさい」。

 これはマスコミ記者さんが電話で資料を求めたことに、きっぱりと返した言葉だそうです。

 私も何度も矢臼別には行きましたが、確かに現地に行かなければわからない。

 そこは戦争と平和の接点であり、時をつなぎ地域を結ぶたたかいの結節点だから--と吉野さん。

 実はつどいの前に防衛局に対して、8月にも予定されている米軍移転訓練の中止を求める要請をおこなったんです。

 しかし暖簾に腕押しというか、誠実な回答が返ってこないというか。

 昨年の場外着弾など大問題なのに、アメリカに弾道経路(民家の上空を飛んでいる!)を聞いたのか質しても返答はありませんでした。

 アメリカに何も言えない、何も聞けない、日本政府の卑屈さがハッキリと見えました。

 そういう中で50年間も続いてきた平和盆踊りですから、多くの方の参加で成功させたい。

 札幌からはバスツアーもありますので、こちらをご参照ください。

 オスプレイ展示も、米軍移転訓練もNO!

 【今日の句】 愛国の 名で亡国の 安倍政権

2014年7月8日火曜日

沖縄→北海道「オスプレイ日本縦断」を認めていいのか

 丘珠「空港ページェント」でのオスプレイ展示を認めない--北海道・札幌市・航空協会へ、党として申し入れ。私は道と航空協会への要請に参加です。

 道は加藤聡・危機管理監が応対していただき、真下紀子道議・宮川じゅん道議予定候補(札幌市議)と現状もお聞きしました。

 道として現状で知り得てることはあまりなく、明日に道も加わる実行委員会が開かれるので、そこで詳しく聞くことになる--とのことです。

 まずは経過の把握を。

 危険なオスプレイの展示は、道としても拒否の姿勢を。

 重ねて要請しました。

 航空協会には、佐野ひろみ道議予定候補、坂本恭子札幌市議、太田秀子札幌市議予定候補も加わり、東区・北区の党の両地区委員長もそろって要請。

 長谷川政英・委員長代行と上野隆・事務局長が応対していただきました。

 米軍からの連絡は、矢臼別での演習などでもそうでしたが、ギリギリにならないとわからないとのこと。

 航空協会からオスプレイを名指しでお願いしているわけでもなく、地上展示か飛行展示かも米軍次第となるようです。

 ただ、展示会場のキャパシティや、当日も飛ぶ民間航空機の離発着との間隔も必要であるとも応えられました。

 オスプレイの評価そのものには相違がありましたが、安全が最優先であることは一致しているし、今日の要請も責任をもってスタッフに伝えると話されました。

 いずれにせよ、沖縄から札幌まで移動となればオスプレイの日本縦断という事実が生まれます。

 北海道での訓練を見据えた展示かというだけでなく、全国飛行も既成事実化するということになる大問題。

 いまは世論を大きくすること。

 ぜひ読者のみなさんも、まわりの方へお広げください!

 【今日の句】 この空は 平和のために いつまでも

2014年7月7日月曜日

お願い、無事で

 台風8号の勢いはすさまじいようですね。大きな被害が出ないことを祈るしかありませんが‥‥子どものころの台風を思い出しました。

 母の実家が離島で、お盆のときだったと思いますが泊りがけで行きました。

 いま思えば台風が近づいていることはわかっていたはずなのに、両親とも仕事が忙しく、他に日が取れなかったのかもしれません。

 それで島まで行ったはいいけれど、やっぱり帰りの船は運休に。

 翌日まで帰る見込みがないなか、なんと漁師をしていた伯父さんが「船を出してやる」。

 え~っと私は思いましたが、両親に連れられて港まで。

 両親と私と妹2人、そう大きくない漁船の狭い部屋のなかに入りました。

 港を出る前から、グラリグラリと揺れる漁船。

 無事に帰れるのかと心配で、親たちが何を話していたのか、まったく覚えていません。

 港を出て、さらに大きくグラリグラリ!

 いや、グラリというより船が飛び跳ねていたような‥‥。

 船に酔うなんて余裕もなく、ただただ「お願い、無事に着いて!」と祈るばかりでした。

 横になっているうちに寝てしまったようで(ここが私の図太いところ)、気がついたら船の揺れは収まっていました。

 港に着いたときには、穏やかな(?)曇り空。

 ほっとしたというか、もうこんなことはイヤだというか、複雑な気持ちだったことを今でも覚えています。

 子どもだからわからなかったけど、きっと漁師の伯父さんは、台風が抜ける時間を見計らって船を出してくれたんですね。

 言葉が荒くてなつきにくかった伯父さんでしたが、とてもこの日は格好よかった。

 こんな思い出ならともかく、今度の台風は過去最強クラス。

 大きな被害が出ないよう、重ねて祈るばかりです。

 【今日の句】 生きている 地球の声を 受け止めて

2014年7月6日日曜日

母親が歴史をきりひらいてきた

 旭川→稚内の出張を終え、来賓あいさつのため道母親大会へ直行。原発の七夕パレードと重なっていましたが、それだけ運動を広げ担っている方がいるということですよね。

 今日の母親大会も、スタッフはみな女性。

 57年の蓄積もあるでしょうが、キビキビと舞台裏の準備も進みます。

 全体会オープニングは女声合唱ですが(反射しすぎの写真ですみません)、歌詞も歌声も心に響いてとても良かった。

 来賓あいさつは道憲法会議事務局長の斎藤耕弁護士と私で、やはり触れる中心点は集団的自衛権。

 よくよく振り返ってみると、女性に対する侮蔑的なことが最近多すぎる。

 日本軍「慰安婦」はなかったかのような国会質問もあり、政府も河野談話の検証を言い出したり。

 東京都議会でのヤジ問題は、ヤジというより人権侵害の問題ですよね。

 これらの問題に、先頭に立って運動してきた女性のみなさん。

 結局「慰安婦」問題も、日本の出した結論に問題はなかったようで、政府は河野談話を継承する立場を置かざるを得なかった。

 ヤジ問題も、わずかな期間で都議会自民党は全国から包囲されました。

 つまり女性の運動に軍配があがり、自民党は世界に恥をさらしているだけだと思うのです。

 そして集団的自衛権。

 こう見ると国民・女性の声に押されて、反動的に突破するしかないという状況といえます。

 粘り強く、波状的に運動が広がれば。

 【今日の句】 公明の 言い訳ズバリ ごまかしだ