2011年2月5日土曜日

大きな激励を受けた

 今日は札幌西区・西野の会館に出向き、地域演説会の弁士として参加。

 札幌西区は田中けいすけさんが、失った党市議の議席奪還に全力投球です。

 大学時代に学んだ時から、障がい者福祉に15年。

 精神障がい者が差別を受け、JR交通支援もされない。何としても、この現状を変えたい--田中さんの切々とした訴えに、最後のお見送りでは「いや~泣けて泣けて‥‥」と話される方も。

 人間が大切にされない社会の雰囲気が蔓延し、民主党政治にも期待できないなかで、多くの方に田中さんの言葉が響いたのではないでしょうか。

 演説後に、要望などをうかがう時間があって、手をあげた男性。

 「私は共産党員ではないが、今の政治に不満がある。


 自民党ではダメだと、民主党への期待はともかく、みんな政権が代わることで新しい何かを願っていたはずだ。


 すぐに代わらないにしても、今の政権は自民党時代とほとんど代わらなくなってしまった。


 この閉塞感は、私一人だけではないはずだ。


 知り合いのお母さんは95歳。


 そのお母さんから、しっかりした口調で『共産党は正しいこと言ってるよ。あんたは、どうなんだい』と言われた。


 共産党に、今こそがんばってほしい。


 きれいごとばかり(宣伝で)言っても進まないし、選挙は泥臭いもの。


 お茶の間で話し合い、知り合いにもきちんと話して、1人が1人へと広げる活動をやっていくことだ。


 ぜひ、がんばってほしい」

 会場参加者から、大きな拍手が沸きました。

 私も、元気が出ました。その通りです! がんばらねば。

 【今日の句】 八百長は 政治の世界も ゴメンです

2011年2月4日金曜日

小樽で抗議行動&NTTへ要請

 朝6時過ぎに家を出て、向かった先は小樽港。米艦船フィッツジェラルドが入港するにあたり、抗議行動に参加するためです。

 宮内さとし道知事予定候補、花岡ユリ子道議・菊地よう子道議予定候補、そして党小樽市議団もそろって、各団体のみなさんと一緒に行動に参加しました。

 毎年この時期、さっぽろ雪まつりに合わせて入港する米艦船。

 「親善・交流」などを目的にしていますが、入港ももちろん訓練の1つ。

 商業港である小樽港の使用にあたっては、「爆発物」などは持ち込めない規定があると、集会でも発言がありました。

 「爆発物」だらけの艦船に、しかも核兵器搭載も疑われるわけですから、本来は認められないものです。

 こうして既成事実化していくわけですから、きちんと歯止めをしていかないと。

 私も道安保破棄実行委員会代表として、連帯のあいさつをおこないました。

 一昨日の講演で、伊波洋一さんが「基地のない沖縄」が県民総意になってきたことを、力強く話していました。

 北海道も「米軍の来ない北海道」に、していかなければ。

 シュプレヒコールを途中で抜け、急いでJRに飛び乗り札幌へ。今度は、大門実紀史参議院議員とNTT東日本-北海道への要請です。

 昨年、700人を超える契約社員が、子会社テレマートへ登録型派遣社員として配置換えさせられる問題が発覚し、今も裁判に訴えている方がいます。

 3月末の契約更新を迎えるにあたり、あらためて希望する方の契約社員としての継続を申し入れたわけです。

 「係争中」を理由に明確な回答はありませんでしたが、きちんと雇用保障がされていることが労働意欲や生産性の向上につながることは、明らかでもあります。

 どの企業も法令順守は当然ですが、社会的責任をどう果たすかも問われています。

 要請後はすぐに会議に参加‥‥など、とにかく慌ただしい1日でしたが、それだけ変えなければいけない問題が多いということ。

 そして、それを多くの方が望んでいるということ。

 社会を変える国民の力に、きっちり手をつないで頑張る活動に、喜びを感じる1日でもありました。

 【今日の句】 変えるのは あなたの力 私の決意

2011年2月3日木曜日

増える生活相談

 今日も、お日様に感謝したくなるような暖かい1日でした。

 会議続きで外に出られないのが、残念だったけど‥‥。

 夕方に、私1人が事務所番をしていた時間帯には生活相談の電話がありました。

 どこに頼ったらいいかわからず、共産党事務所に連絡をされる方が、本当に増えてきています。

 様々な仕事のさなかでも、いったん棚上げして話をキチンとうかがいます。

 必要な場合には弁護士相談や、日を置いて連絡するなど応対します。

 もちろん私たちの事務所だけでなく、お近くの共産党事務所や議員事務所でも、応対しています。

 本当なら早く、誰もが生活の心配のない社会と政治になれば‥‥と心から思います。

 【今日の句】 八百長の 相談メールは ご遠慮です

2011年2月2日水曜日

伊波洋一さんの講演会は大成功

 久しぶりに最高気温がプラスの札幌。

 道庁前を通ったら、雪解け水を飲んでいたのでパチッ。

 集中した会議の後だったので、癒された気持ちでした。

 今日は、道安保破棄実行委員会の定期総会があり(私は今年度も代表幹事となりました)、夜には、さっぽろピースネットさんとの共同で実行委員会をつくり、前宜野湾市長・伊波洋一さんを招いた講演会をおこないました。

 ご存知のとおり、沖縄県知事候補だった伊波さん。

 結果は残念でしたが、今日の講演でも「現職知事も県外移設を主張し、沖縄全体としては『県内に基地をつくらせない』ことが世論になったことは良かったこと」との話に、参加者も大きな拍手で応えていました。

 伊波さんの講演は、普天間基地の歴史から、アメリカがグアム移転を具体化している事実、抑止力論をどう考えるかなど、多岐に渡るものでした。

 何より伊波さんから「沖縄の問題だけでなく、日本全体の問題として考えてほしい」ということがくり返され、あらためて北海道でも大きな世論をつくらないといけないことを痛感しました。

 実行委員会で講演会後の打ち上げもおこない、誰にでも親しく話してくれる伊波さんでした。

 思わず甘えて、別れ際に記念写真もお願いしてしまいました。

 北海道も、自衛隊との共用ということでは沖縄に次いで基地数は全国2位、面積では全国1位の「米軍の訓練場」でもあります。

 4日には小樽港、5日には苫小牧港にも米艦船が入港する予定です。

 このまま日本がアメリカいいなりでは、アジアとの良好な関係をつくることにも障害になることも伊波さんの話から、よくわかりました。

 沖縄の運動に負けない、北海道でも平和の声を! がんばります。

 【今日の句】 沖縄も 北海道も 連帯し

2011年2月1日火曜日

海に囲まれた日本で、漁師がいなくなればどうなるか

 昨日のトド被害調査に続き、今日は道漁連に紙智子参議院議員とうかがいました。

 本間靖敏参事、斎藤規維漁政部長などが、応対してくださいました。

 全道的な被害は13億円を超え、目に見えない捕食分を加えると40億円にも上るとの試算もあるそうです。

 刺し網に変えて底引きに漁法を変えることも検討したそうですが、底引きでは文字通り底から救いきってしまい資源確保の点で逆行すると、漁民のみなさんからも反対が相次いだそうです。

 漁業は「自分が取れればそれでよい」というものではなく、共同して資源を管理し、持続的な経営ができるように力を合わせているのです。

 希少種として大規模に駆除できない以上、つまりは、国としての適切な補償がどうしても必要だということになります。

 今日はトド被害だけでなく、TPPの影響についても話し合いました。

 水産物は今でも関税は低く、特に加工物は安い外国産が多くを占めています。

 これが一気に進めば、文字どおり地域社会は成り立ちません。

 「漁師は、食卓と地域経済を支え、海難救助や国境維持、環境保全などの多面的役割を持っている。

 海で囲まれた日本で漁師がいなくなれば、どのような影響が出るか中央はわからないのだろうか」

 との指摘には、各地をまわった私の実感としても一致します。

 その後は打ち合わせを重ね、夜には札幌東区で医療関係者の会議に参加。

 私からは政治情勢や選挙活動の到達点を報告し、金倉まさとし道議予定候補、宮川じゅん市議・太田秀子市議予定候補があいさつ。

 東区の「革新トリオ」実現へ、心一つになった会議でした。

 しかし、雪のために交通渋滞に巻き込まれ少し遅く到着となりました。ごめんなさい!

 【今日の句】 イライラと してもダメだと 知ってても

2011年1月31日月曜日

トドによる漁業被害調査で厚田へ

 トドによる漁業被害が深刻化しています。今日は、紙智子参議院議員と石狩市厚田区へ調査に足を運びました。蜂谷三雄石狩市議が、案内をしてくれました。

 厚田は吹雪! こちらの写真でわかるでしょうか‥‥。

 人が足を運べないような岩礁にトドがいるとのことなので、天気が良ければ船を出していただく予定でしたが、残念ながら断念。

 こんな吹雪の日はもちろん船は出ませんが、「板子一枚下は地獄」という海を行く漁師の大変さを、あらためて実感しながら作業場へ向かいました。

 見せていただいたのは、トドに破られた刺し網。

 写真だけではわかりにくいかもしれませんが、文字どおりズタズタに破られていて、これでは直しようがありません。

 強化網もありますが、普通の網より数倍~10倍も価格が上がるし、船外機を使っていると強化網は手間がかかってしまうのです。

 このような直接被害に、取れるはずの魚種が取れない間接被害、そして操業に出れない時に自主休業することも加えると、被害金額は2億円を超えています。

 トドは希少種でもあり、自由に駆除できません。

 漁師のみなさんの悔しい思いが伝わってきて、政治の力で解決策を急いで見つける必要があると痛感。

 その後、石狩湾漁協厚田支所に向かい、理事長さんなどからもお話をうかがいました。

 提供された写真には、岩礁に上陸している223頭・遊泳14頭ものトド!

 トドは体重の6~9%を捕食すると言われています。

 リアルな実態が説明されるにつれ、現場の危機感をより身近に感じるようになりました。

 紙議員も、打開に向けた活動を約束しました。

 エチゼンクラゲやザラボヤなど有害生物に指定され、その被害に対する一定の支援策が国でも拡充していますが、トド被害に対しては有益な支援策が見当たりません。

 これまでの枠にとらわれない支援策を、検討する必要があるのでは。

 漁師の苦しみが少しでも取り除かれるよう、国会はもとより北海道での活動もがんばっていきたいと強く思いました。

 【今日の句】 訂正が 多いよ首相 今日もまた

2011年1月30日日曜日

灯油高に、政府は何も対応しないのか

 灯油を買いにGSに行き、価格の値上がりに思わずため息。確か以前の報道では、8週連続の値上がりだったと記憶しています。

 2年前に100円/1L近くまでなった時に、投機筋による値のつり上げが大問題になりました。

 今回も、そのような状況があると考えられます。

 投機の利ざやでもうけをあげて、その分の負担は消費者・国民がかぶる--こんな「不条理」こそ政治がただすべきではないか。

 緊急には、低所得者・高齢者などを中心に支援策(福祉灯油など)を講じること。

 そして抜本的には、市民生活に影響を与えるような投機には、明確な断固とした姿勢を示し、対策を講じること。

 含み益などが見込まれる大手関連業者にも、社会的役割を発揮した対応を求めることも必要です。

 国際的には金融取引税なども議論されている一方で、日本政府は先日、与謝野大臣が後ろ向きな発言をしていました。

 今の政権は新自由主義的立場へ戻ってしまったと、この点で私は痛感しました。

 すっかり国民生活が眼中から抜けている現政権に、大きな怒りの声を上げねば。

 明日は、紙智子参議院議員とトドによる被害調査に向かいます。

 【今日の句】 北風は 首相みずから 吹いている