2017年9月1日金曜日

原発なくせの熱い思いは変わらず

 再開した道庁前での反原発抗議行動。ため込んでいた分の「再稼働反対」コールが力強い!

 これまでの経過はこちらに。

 再開に至るまで、スタッフのみなさんは相当のエネルギーを割いてきたはずです。

 再稼働反対・原発反対で、私も心ひとつにがんばっていきたい。

 今日は釧路や函館から参加された方もマイクを握り、私も国会内での集会の様子なども交えてスピーチ。

 合間のコールが、冒頭に書いたように力強く響きました。

 もちろん一緒に私も!

 この抗議行動が始まって6年、泊原発が停止してから5年。

 これだけ声を上げ続け、これだけ原発が止まり続けている事実は、本当に大きい。

 電気料金値上げなど道民負担が迫られても、なお変わらず再稼働反対は世論の多数。

 5年も動かずに過ごせた経験や事実は、再稼働の大きなハードルとなるでしょう。

 それだけ道庁前の抗議行動は大きな意味があったと確信にしたい。

 私も国会内外で力を尽くします!

 【今日の句】 動かして 誰が核ゴミ 請け負うの

2017年8月31日木曜日

大型優先の水産行政も転換を

 沿岸漁民の組織である通称「漁民連」のみなさんから要望を、とりわけクロマグロの資源管理にかかわる厳しい現状をうかがいました。

 漁民連の正式名称は「全国沿岸漁民連絡協議会」。


 紙智子参議、斉藤和子衆議と私とが出席しました。

 水産資源の減少が問題化するなかでクロマグロも漁獲制限とされていますが、機械的な割り振りのために沿岸漁民への影響が大きい--と切り出されました。

 沿岸漁師のマグロ漁法は一本釣りなどで、一網打尽のように獲ることにはなりません。

 そもそも所得が少ない中で規制がかけられると、大型巻き網船やトロール船などと比べ、一気に生活へ影響が及ぶのが沿岸漁師となります。

 沿岸漁師としても資源管理には賛成であるものの、その進め方や補償がないことなどについて意見が噴出。

 対馬から来られた方は、クロマグロが飛び跳ねる(映像も拝見しました)ほどの資源量があるという地域もあり、イカ釣り漁などで漁具が壊されてしまう被害が深刻だとの話もありました。

 勝浦では漁師の廃業が相次ぎ、漁船維持が困難で解体費用もないため自分で解体している実態もあり、その様子が報じられている新聞コピーもいただきました。

 私たちとの懇談の前に水産庁への要請もおこなって、このような実態は水産庁としても認識したようです。

 とはいえ規制改革推進会議が水産構造改革を狙っているなかで、政治のおおもとから変えないといけないという話にも。

 先日の有明海漁民のみなさんも言ってましたが、漁師は「魚を取ってこそ漁師」。

 昔にくらべて資源管理や環境保全にも取り組んでいるなか、大型船優先の水産行政のしわ寄せが沿岸漁師に来ていると感じました。

 漁民の約94%を占める沿岸漁師を差し置いて、とにかく規制改革だと安倍政権が強行するようでは日本の水産業はさらに衰退していくでしょう。

 いったい海は誰のものだと思っているのか。

 もうけ第一の安倍政権の本質が問われる課題であり、しっかり国会で追及しなければ。

 【今日の句】 海の幸 本当は誰が 奪ってる?

2017年8月29日火曜日

諫早干拓調査は収穫あり

 諫早干拓調査の2日目、目覚めたら北朝鮮の弾道ミサイル発射。容認できるものではなく、厳しく糾弾します。

 以下は、日本共産党・志位和夫委員長名での発表談話です。

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北朝鮮の弾道ミサイル発射に厳しく抗議する――対話による解決に逆行する行為を中止せよ
2017年8月29日  日本共産党幹部会委員長  志位和夫

一、北朝鮮は、本日、国際社会が強く自制を求めているもとで、弾道ミサイルの発射を強行した。これは、世界と地域の平和と安定にとっての重大な脅威であり、累次の国連安保理決議などに違反する暴挙である。通告なしに日本列島の上空を飛び越える発射は、きわめて危険な行為である。日本共産党は、厳しく糾弾し、抗議する。
 とりわけ、今回の発射は、米国を含めて国際社会が対話による解決を模索しているもとで、それに逆行する性格をもつ行為であることを、強調しなければならない。
一、世界と地域の平和と安定を破壊し、おびただしい犠牲をもたらす軍事衝突は絶対に回避しなければならないことを、重ねて強調する。
 北朝鮮に対して、これ以上の軍事的な挑発を中止することを厳重に求める。国際社会および関係国に対して、経済制裁の厳格な実施・強化と一体に、対話による解決の道を粘り強く追求することを、強く要請する。

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 北海道などで公共交通への乱れや、学校が休校になったところもあったようです。

 このような行為をやめさせる外交努力が必要で、その模索もしていたもとでの北朝鮮からの発射ですから、やっぱり許されるものではありません。

 さて、今日も諫早干拓問題の調査で、瑞穂漁協などでの懇談が中心となりました。

 写真は瑞穂漁協で、もはや1人だけとなったノリ養殖のところ。

潮受け堤防がつくられる前は、ノリ養殖に104人(!)いたとのことで、不漁などを理由に辞める方が相次いだとのこと。

 写真の左手側へ数km先に南部排水門があって、調整池から排水されると潮の流れで直撃するといいます。

 ノリの色落ちや品質低下などの被害は国会でも取り上げられていて、国は再生事業を進めてきましたが効果もなく、漁業者としては「開門が解決策」というのが実感です。

 調査開門をしても変わらないようなら仕方ないとのお話もありましたが、本当に切実な現状にあることを再認識しました。

 農家の方の実態を知る機会もあり、干拓農地の問題を深める必要性も痛感。

 いろいろ伺うなかで、昨日も書きましたが、やっぱり国の責任が大きい。

 農漁共存は可能だし、対話のもとで一致点を見出すことも可能だと確信できたのは大きな収穫です。

 超党派の「公共事業チェック議員の会」として行動できたことも、大きな意味を持ったと思いますし、現地への励ましにもなったのなら幸いです。

 ただいま機内中ですが、東京の方が少しは暑さが和らいでいるのでしょうか‥‥。

 【今日の句】 目覚めなら 平和のもとで 願う朝

2017年8月28日月曜日

農漁共存は可能だ

 今日・明日は超党派「公共事業チェック議員の会」として、諫早干拓の視察。国の責任は重い!と痛感しました。

 「議員の会」として、初鹿明博・大串博志・鈴木克昌の各民進党衆議院議員と、日本共産党からは仁比聡平参議院議員と私が参加しました。

  2年前に初めて視察に来たときは現地の現状を理解するのでいっぱいでしたが、今回は政府のひどさや矛盾に合点もいくようになりました。

 干拓地や潮受け堤防などを視察し、潮受け堤防では蚊柱に覆われるほどの水質だと実感もし、漁民のみなさんとの懇談では後継青年の力強い発言も聞きました。

 農漁共存、防災との両立は可能だと私も国会で追及してきましたが、その理屈も気持ちもあらためて強くなり。

 営農されている方とて、初期投資や農地リース料の支払いに苦労されている現状を見れば、干拓事業の根本が問われる事態が進んでいると思うのです。

 「1日も早い開門を」と合わせて、今日の視察・懇談のなかでは「法治国家」という言葉が何度も飛び交いました。

 開門判決が確定しているにもかかわらず、それに背いている安倍政権の現状はあまりにひどいということです。

 これでは行政裁判が無意味なものとなってしまうし、三権分立という点からも重大事態。

 明日も引き続き視察・調査となりますが、しっかり現状をとらえて、国会論戦に生かしていきたい。

 【今日の句】 分断を 乗り越え打開の 道がある

2017年8月27日日曜日

笑顔と元気があふれるまつり

 今日は3つのまつりを駆け回り、明日からの調査に向けて今は上京中です。お天気も良く、みんなニコニコの1日!

 まず札幌南区での、党と後援会の「ふれあいまつり」。

 森つねと小選挙区1区予定候補、千葉なおこ市議予定候補と、写真のようにガッチリ握手。

 南区には真駒内駐屯地があるだけに、平和の問題でも関心が高い地域なのです。

 私から、安倍政権の憲法改悪の動きにも触れて「新しい政治をつくろう」と呼びかけ。

 「よかったよ、はたぴー!」と、愛称で(?)激励までいただいて楽しいひとときを過ごしました。

 2ヵ所目は厚別区「ふれあい広場」にて白石・厚別の党と後援会による「ふれあいまつり」。

 記念講演に間に合うようピッタリ到着し、川部竜二小選挙区3区・比例重複予定候補ともども国会で働かせてほしいと訴え。

 白石・厚別では手作りの法被を用意してくださっていて、毎年これを着て参加しています。

 今年は手作り神輿まで完成させて、「これではレベルを下げられなくなってくるよ~」との嬉しい悲鳴(?)が飛び出すほどの盛況でした。

 ありがたいことに活動報告のパネルを、紙智子・岩渕友の両参議、伊藤りち子・村上仁の両市議、そして川部予定候補と私の分をつくってくださってもいました。

 北海道の声をさらに届けて、しっかり役割を果たしたいです。 

 3ヵ所目は札幌北部民商の「ふれあいまつり」。

 私が到着した時には佐野弘美道議・太田秀子市議も家族ともども参加していて、にぎやかながら和やかな雰囲気に。

 これまで北部民商のまつりには来るタイミングがつくれなかったため、今回こそはと、ようやく初参加。

 時間があれば、どの会場でもゆっくりしたかった(食べ物がおいしそうだった!)のですが、多くの方とお話もして激励もいただいて嬉しい限りでした。

 明日は「公共事業チェックの会」という議員連盟の調査・視察のため、諫早干拓問題で九州地方へ飛び立ちます!

 【今日の句】 握る手も 強くやさしく あたたかく