2015年7月18日土曜日

与党の議席は虚構の多数

 国会から千歳市へ直行してマイクを握り、根室市ではサケ・マス漁調査。今日は農業・農協問題研究所北海道支部で講演し、地元のまつりに出席と、慌しくも13時には「アベ政治を許さない」を掲げました。

 とはいえ移動中で、1人で慌てて撮った写真がぶれまくり‥‥。

 結局、講演会で「ハネ品だけど」といただいたピーマンと一緒に撮影しました。

 講演会には新聞記者も見えられていて、主題は農協法の国会審議なのですが、戦争法案の対応についての取材ということでありました。

 今日「アベ政治を許さない」と、全国で何人が掲げたのかはわかりませんが、このような連帯した行動が広がっていることは間違いなく安倍政権を追い詰めていると思います。

 緊急世論調査が出て、不支持率が50%を超える調査もあるようです。

 
 もし政府・与党が「これは採決時の一時的なもの」と思っているようなら、大間違い!

 新国立競技場だけでなく、社会保障の相次ぐ削減、原発再稼動、農協「改革」にTPP、戦争認識の問題などなど、安倍政権に対する「おかしいぞ」の思いは、国民に充満しているんですから。

 国会の議席は多数でも、総選挙の得票から見れば有権者比で17%ほどでしかない。

 虚構の多数にあぐらをかいているのが、今の安倍政権の本当の姿ではないでしょうか。

 なお、日本共産党は15日に創立93周年を迎えまして、その記念講演会が今日おこなわれました。

 こちらから見ることができるので、ぜひご覧ください。

 国民の力が歴史を動かしてきていることを、実感できると思います!

 【今日の句】 暴走は 連休ごときで 忘れない

2015年7月16日木曜日

賛成した議員は、次の世代に胸を張れるのか

 憲法9条も、国民主権もふみにじる採決など認められない! 国会内外の活動に駆け回り、緊急に北海道に戻って千歳市で宣伝もおこないました。必ず「戦争法案」廃案に!

 写真は「全国教職員投票」記者会見で、教壇に立った者の1人としてあいさつをさせていただきました。

 「教職員投票」も、先月末からの短期間に3万を超える方が投票し、90数%が「戦争法案」に否定的でした。

 いま、子どもたちに対して大人は何を語るのか。

 特に、子どもたちの成長に少なからず影響を与える教職員が、彼らに何を語るのか。

 18歳選挙権の導入と合わせて、高校における政治についての教育に制限をかける案が与党から出ているようです。

 特定の政党ばかりを応援する授業なら問題でしょうが、どの先生も「主権者教育」には心血を注いでいます。

 教員と子どもたちの自主的判断力を信頼せず、制限だらけにすることが本当にいいのでしょうか。

 少し脇にそれましたが、会場でも言ったのですが私の言いたいのは、今の子どもたちに誰が胸を張って話ができるのか、ということです。

 だって昨日の委員会でも、与党議員が緊張した面持ちで委員会室を出るのを私は見ていました。

 与党で賛成したとして、自分のお子さんやお孫さんが戦場に行けと言われて、喜んで送り出すのでしょうか。

 そういう身近な問題として、多くの若者や母親、戦争体験者などが反対の声を上げているんです。

 だから胸を張って訴えぬきましょう!と、私から述べさせていただきました。

 国会は衆院本会議で、野党欠席のまま与党のみの単独採決。

 野党は院内抗議集会を開き、必ず廃案にと団結を固めました。

 私は緊急に北海道に戻ることとして、自衛隊員の多くいる町・千歳市で国会報告の街頭宣伝。

 足を止めて聞く方もいたそうで、ありがたいことですし、千歳市だからこそ敏感に感じる市民の肩も多くいるのだと思います。

 そういう声が集まって政権を包囲すれば、必ず廃案の道は開かれる。

 たたかいはこれから!

 【今日の句】 連休を はさめど暴挙は 忘れない

2015年7月15日水曜日

怒りを込めて強行採決に抗議!

 これで何が民主主義国家か! 波状的な国会前の抗議集会に参加し、報道各社の取材にも応じながら、強行採決に怒りっぱなしの1日となりました。断固抗議!

 要求している資料も出さない、答弁は不十分だし何度も止まる、国民多数は今国会での成立を望んでいない、そして憲法違反--こんな法案を、どうして採決し賛成などできますか。

 今日の委員会で、首相は国民の理解が進んでいないことを認めました。

 それならなぜ、採決となるのか。

 首相は「ていねいに説明する」と言っていたのではないのか。

 憲法9条に反するとともに、国民主権の大原則にも反している!

 志位委員長が議員団会議で「独裁国家への道」と述べましたが、まさしく民意無視の民主主義破壊。

 怒りっぱなしの文面で申し訳ないのですが、これで明日の本会議だなんて、とても容認できない。

 すでに報道にあるように、野党で一致した抗議をすることで確認しています。

 今日の国会前の集会でも、野党の各党首が参加しました。

 夜遅くまで、国会周辺では抗議の声が上がっています。

 怒りの声は収まらない!

 今日は日本共産党の創立記念日でもありました。

 創立当時から、あの戦前の時代に戦争反対と言うだけで投獄・拷問も受けていた先輩たち。

 しかし今は、これだけの力強い国民世論と、それを力にした国会議員団がいます。

 必ず、歴史に背く勢力は追い詰められる。

 強行採決は、彼らの力の強さではなく、弱さと焦りの表れです。

 まだまだ国会内外の取り組みを強めて、必ず廃案に!

 【今日の句】 強行が 墓穴と思い知らせよう

2015年7月14日火曜日

これで国民の理解が進んだと言えるのか

 刻々と情勢が変わっていきます。明日の安保特別委は、批判覚悟のうえ委員長が職権で開くことにしたとの情報。とんでもない!

 昨日も書きましたが、党としてもいろんなレベルで共同や連携を進めながら採決の阻止と、世論に訴えて政権を包囲する状況をつくるためにがんばっています。

 先ほどまで、日比谷野外音楽堂からのデモ行進へ連帯と激励を民主・共産・社民でおこなっていました。

 最初のデモ隊が19時ころに到着して、最後の隊列が来たのが22時過ぎ!

 主催者発表で2万人もの方が集まったそうで、国会内でも力を尽くしたいとあらためて決意しました。

 日が暮れても蒸し暑さが残る東京で、体調も心配なのに、若い人も高齢者も声を張り上げて「戦争法案反対」と訴えている。

 その思いをふまえて議場での質問などは、私たち国会議員しかできないことです。

 とても責任を感じましたし、私のできることもしっかりやっていきたい。

 北海道の放送局が取材に来ていて、私や民主党の北海道選出議員へ、合間にインタビューもされました。

 明日も取材の予定があり、道内のみなさんに情勢や問題点を伝えるのも私の大事な役割の1つですので、しっかりと対応したい。

 民意無視という強行採決は、自信のなさの表れでもあります。

 何やら大臣のなかからも「国民の理解を得られていない」ような発言も出てきているとか。

 安倍政権の暴走を止めるために、国会内外で力を合わせましょう!

 【今日の句】 暴走に 与党は心 痛まぬか

2015年7月13日月曜日

NHK世論調査でも安倍政権「不支持」多数に

 上京したら猛暑! 熱中症で亡くなられた方もおり、本当にお気をつけてほしい。別の意味で熱くなっている国会‥‥戦争法案の採決阻止へ!

 自民・公明・維新が、定例日でもないのに明日の委員会開会で合意したとニュースで流れています。

 明日は、国会周辺で大規模集会とデモ行進も予定されています。

 さまざまなレベルで日本共産党も対応しています。

 このブログを書いているなかでも事態は動いているわけですが、大事なことは、この法案はそもそも憲法違反ということであり、国民多数が今国会での成立を認めていないこと!

 報道各社で、安倍政権に対する不支持率も支持率を上回ってきています。

 先ほどのNHKニュースでも「支持」41%、「不支持」43%!

 戦争法案自体が大問題だし、仮に強行採決となれば民意に背く強権政治であることは決定的です。

 ブログを読まれている方には、ぜひまわりの方へ「反対」を呼びかけてほしい。

 各地で予定されている集会やデモなどにも、ぜひ時間をつくって参加してください。

 国会でも、心ひとつにがんばります!

 【今日の句】 まとまった 力を首相よ とくと見よ

2015年7月12日日曜日

さらに反対世論を大きく

 36℃の帯広は暑かった! 全国どこでも熱中症にはご注意くださいね。今日の私は、党十勝地区での国会報告でした。

 調査や地方選挙の応援で来てはいましたが、じっくりと十勝の党員のみなさんと会えるのは選挙後は初めてで「ほんと良かったね!」と、何人にも声をかけていただきました。

 私からは、日本共産党国会議員団の果たしている役割、自民党政治の矛盾と限界、日本共産党の政策、そして戦争法案を中心にした国会情勢を、たっぷり60分も話しました。

 特に、多くの若者たちが戦争法案反対で立ち上がっていることを紹介しました。

 同時に、党員のみなさんが地域・職場・学園で粘り強い活動をしていることが信頼を広げていることも触れました。

 このような力が、政府・与党を追い詰めている!

 うなずきながら聞いてくださる姿も見えたので、少しは力になったかな、と思っています。

 さあ、明日から波乱の1週間となるでしょう。

 いわゆる「60日ルール」を与党が使う気ならば、今週のうちに衆議院で採決に持ち込まないと、何かの際に時間切れとなる恐れがあります。

 先日、野党5党で「強引な採決に反対」で一致し、週明けも引き続き連携を取り合うことを確認しました。

 これだけ反対世論が高まっているなかで、強行採決など許されない。

 そもそも憲法違反の法案なんだから、強行採決など許されない!

 国会でもがんばりますので、あなたの地域・職場・学園でも、さらに反対世論を広げてください!

 【今日の句】 暑くても 負けてられない 時がある