2012年2月11日土曜日

泊原発の対岸・岩内町にて

昼は氷点下の宣伝、夜は吹雪の中を抜けて岩内町党委員会の「赤旗びらき」へ。この時期の活動は私だけでなく、同行・運転のスタッフも大変です。本当に感謝!

 岩内町からの帰りは、地吹雪で視界も1~2m!

 北海道民なら知っている「路肩上方の矢印」を頼りに、何とか地吹雪地帯を脱出。

 雪害にも様々あるわけですが、みなさんも気をつけてくださいね。

 岩内町は水産の町であるとともに、湾をはさんで5km先に泊原発が見える町でもあります。

 原発の安全性に心配する声がありつつ、原発を撤退した場合に今後の雇用や地方財政を心配する声があるのも事実です。

 撤退を決めても廃炉まで相当の期間があるわけですから、関連する雇用がすぐに無くなるということもないと思います。

 何より事業主として、北電が下請け会社も含めて雇用を維持する責任もあります。

 自然エネルギーの普及には送電網・変電施設の充実も必要なので、そのような仕事の置き換えも考えられるかもしれません。

 地方自治体の補助金依存状況は国策のもとで進められたのですから、国が経過的に財政上の責任を負うことも必要でしょう。

 水産・農業が盛んな岩内ですので、関連産業応援で地域振興の道も開くことが期待されます。

 いずれにしても、町民のみなさんが率直な話し合いをできる環境が必要だと思います。

 あいさつして回ると漁師の方から「働き盛りの頃に魚の輸入と200海里が始まり、今さらTPPなんて何だとも思う。まじめに働く人を後押しする政治にしてくれよ」と声をかけられました。

 地域社会の維持・発展は、原発やTPPのあるなしにもかかわらず、北海道の重要課題。

 やるべき仕事がたくさんあると、痛感した1日でした。

 【今日の句】 原発も 吹雪も止めて 晴れの日を

寒い中でも街頭宣伝

   いろいろありまして、今日の更新はこんな時間になってしまいました。

 いつものように10ヶ月の息子のパンツの下洗いをしていたら、今日は23枚も!

 もちろんズボンも23枚、それにシャツやトレーナー‥‥。

 「明日からおしっこ禁止!」とブツブツ言いながら、やっと洗い終えたばかりです。

 今日(いや、昨日)は札幌西区・手稲区で、訪問・懇談と街頭宣伝に取り組みました。

 商店街振興組合などを訪問し、消費税増税の反対を呼びかけて回りました。

 「増税で業者が大変になるのは事実」

 「過去の5%への引き上げや内税表示に変わった時に、やっぱり売り上げが減った」

  総じて消費税増税には反対なのですが、どう財源を確保するのかと悩まれている話も聞きました。

 それで話は日本共産党の提言ということになるのですが、大元からメスを入れない限り庶民増税が進みかねません。

 昼と夕方に、この内容で宣伝しましたが、とにかく寒すぎる!

 例えるなら大型冷凍庫のなかで扇風機の強風が吹きつけられる感覚で、何とかがんばって宣伝しぬきました。

 こんな寒い日でも、地元の党員・後援会員さんが来てくださって感謝!

 さらに党地区委員会では、ポンカンまでいただきました!

 明日は岩内町にまで行く予定です。

 【今日の句】 もしかして 冷凍庫より 寒いかも

2012年2月9日木曜日

除雪の人員確保へ、柔軟な連携策を

 昨日のブログを見て、党中央委員会から写真を送ってもらいました。助かりました! ありがとうございます!

  というわけで3枚ほどですが、2枚は平野防災大臣への要請、もう1枚は各省庁への要請の写真です。

今日も夜にNHKで豪雪被害の特集番組を放映していましたが、地域に若い人がいなくなったことや、自治体職員の減少など、除雪が困難になっている背景も指摘されていました。

 自然災害は日常のもろさが浮き彫りになると言いますが、今回の豪雪でも同じですよね。

足りない人手は、自治体ごとの広域連携や、道・国も連携した人員確保など、柔軟な対策も必要だと思います。

 北海道でも、また明日にかけて空知方面で雪の予報。

 きめ細かい対策が講じられることを望みます。

今日は札幌東区を中心とした、訪問・懇談、つどい、宣伝に取り組みました。

 突然の訪問にもかかわらず、サツラク農協では時間を取って応対してくださいました。

 TPPが北海道農業に与える打撃が話の中心ですが、それにとどまらず地域社会の維持や日本の今後についても貴重な意見交換をさせてもらいました。

 つどいでは「孫子の代に借金を残さないために、消費税増税はしょうがないという方がいるけど‥‥」など、ふだんの疑問も出されました。

 借金を次の世代に残したくない、というお気持ちは一緒。

 しかし、その返し方はムダ削減と、大もうけをあげてるところへの負担増でできる道があります。

 こういう率直な疑問を語り合えるのが、つどいのいいところですよね。

 宣伝は、とにかく寒かった!

 気温は-5℃くらいでしたが、風が強く体感気温はさらに低い。

 それでも党員・後援会員の方が、のぼりやプラスターを持って参加していただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

 何人からも「今度は必ず議席を取らないとね!」と励ましの言葉もいただきました。

 そうです、だから寒さも何のその!

 明日は西区・手稲区へ向かいます。

 【今日の句】 これならば 冷蔵庫のほう あたたかい

2012年2月8日水曜日

政府へ豪雪対策要望!

今日の失敗‥‥バタバタしていて要請の写真を撮ってもらうよう、お願いするのを忘れた! 今日は東京に行き、豪雪対策で政府へ要請をおこなったのです。

 明日の「しんぶん赤旗」日刊紙には載ると思いますので、写真はそちらでご覧ください!

 各省庁への要請は、党豪雪対策本部長の高橋ちづ子衆議院議員はじめ紙智子参議院議員、塩川てつや衆議院議員に、山形1区小選挙区予定候補の石川渉さん、長野県議はじめ北信越ブロックから参加。

 その後に平野達男防災担当大臣への要請にも、党衆院・参院議員に北信越ブロックの藤野やすふみ比例予定候補とも一緒に参加しました。

 私からは岩見沢市や奈井江町での写真も持ち込んで、現地の実態を話してきました。

 すでに地方自治体の除雪予算は底を突いており、国が特別交付税などで特段な措置を取ること。

 農家支援でも、岩見沢市は2年連続の被害であり、共済の掛け金などで負担の重さもあることから国の支援を強めること。

 東北や北信越の実態も聞けたのですが、どこも地方自治体の(財政も含めた)努力を超えた状況になっていると実感しました。

 ちなみに国の除雪関連予算というのは、地方からの反対をよそに交付金化されてきました。

 これは「地方自治体で何にでも使えるお金」に混ぜられているわけで、もちろん各自治体での責任持った対策が必要なのですが、除雪関連予算というそれ自体の仕組みがなくなっているわけです。

 なので、今回のような豪雪となれば、そもそも除雪関連予算の仕組みを見直すか、特別交付税などで追加交付をするのが策となるわけです。

 総務省からは「3月の交付に向けて算定する」との回答でしたが、それは当たり前のことでして、きちんと実態をふまえた調査や、「きちんと国が財政は責任を持つので、急いで除排雪対策を!」と発信することが必要です。

 大臣もじっくり話を聞いてくださったので、今度は地元で必要な対策をできるよう、私もがんばりたいと思います!

 戻ってきたら新潟で大きな地震! 大きな被害がなければいいのですが‥‥。

 【今日の句】 東京に 慣れて雪道 転びそう

2012年2月7日火曜日

演説を最後まで聞いてくれた男性は

移動の途中で大通公園を通ったので、雪まつりの雪像もチラッと見てきました。

 写真は女子サッカー・沢選手!

 今日は気温が高めで小雨も降っていて、倒れた雪像もあったようですね。

 ケガをされた方もいたそうで、無事だといいのですが‥‥。

 今晩からの冷え込みで、土台からきちんと固まってほしいですね。

 今日は日本郵政で、期間社員の雇い止めが広がっているという訴えを聞き、要請に行ってきました。

 聞いた実態を伝え、支社として確認し違法なものは正すことを確認してきました。

 朝の宣伝で、37歳だという男性が立ち止まって最後まで演説を聞いてくれていたんです。

 「ずっと共産党に入れてます」というこの男性は、これからハローワークに向かうところでした。

 詳しく話を聞く時間はありませんでしたが、誠実な話し方をされていたのが印象的でした。

 日本郵政のみならず、今も雇い止めや一方的な解雇は存在しています。

 行政の監視体制が弱いこともあり、泣き寝入りしている人も多いはず。

 必要な人員確保で違法な労働実態を、急いで正すこと!

 労働者派遣法の抜本改正で、正社員を基本とした雇用環境にも変えるべき!

 特に十分な内部留保を抱える大企業が、その役割を果たすべきだと思います。

 要請は、この男性のことも思い浮かべながら話をしました。

 明日は東京へ出張です!

 【今日の句】 上げるなら 消費税より 賃金を

2012年2月6日月曜日

米艦船の入港料は日本持ち

  先日の苫小牧に続き、今日は石狩湾新港に米ミサイル駆逐艦「マスティン」が入港しました。

 いつも外務省からは「核兵器搭載の能力がない以上、疑いは有しない」との回答ですが、直接米軍に問うたのか、それがいつも曖昧なままです。

 日本政府の主体性はどこに!

 平和を望む国民の声より、米国の意向や軍拡路線を優先する点では、沖縄防衛局の選挙介入問題と根っこは同じ。

 風も冷たく寒い朝でしたが、石狩・小樽のみなさんとも入港抗議の行動に取り組みました。

 入港には「入港料」がかかるのですが、米艦船は免除されていて、後に政府が代わりに納めるという仕組みになっています。

 つまり、国税の投入!

 「親善・友好」と言いながら、費用は日本持ちなんです。

 この事実1つだけでも、日本の置かれた現状がわかるし、もとをたどれば日米安保条約の不平等性が見えてきます。

 そして北海道での軍事訓練が既成事実化されていくのでは、やっぱり歯止めをかけないと。

 「親善・友好」が主たる目的の入港ではないことを、多くの方に知ってもらいたいと思うのです。

 【今日の句】 友好は 普通の船で 願いたい

2012年2月5日日曜日

今日は札幌市内「新春のつどい」4ヶ所へ

  今日は少し暖かいな‥‥と感じても、気温は0℃。それだけ普段が寒かった、ということですね。

 後援会の行事4ヶ所をまわるのに札幌市内を駆け回ったのですが、そうなると参加者と話す時間も限られるのが、ちょっと寂しい。

 白石区の姉妹孤独死について--「すぐに電気やガスを止めるなんて。どうしましたか、と一声かけるぐらいあっても良かったのでは。冷たい社会になってしまった」

 ムダ削減について--「独法がたくさん作られて、結局そこは官僚の天下り先になっている。こんなこと、もうやめさせてほしい」

日本共産党について--「こういう社会にする!というのを、ビシッと示してほしい。もう民主党政権のひどさは、みんなわかっているんだから」

 限られた時間でも、たくさん貴重な話をうかがいました。

 このように集まって語り合うことが、希望への道ですよね。

 正社員が当たり前の社会で、家計安定と景気回復へ。

 北海道の大自然を生かし、農林漁業と再生可能エネルギーを地域経済の柱に。

 大もうけの富裕層・大企業に適正課税で、社会保障の財源に。

 そして被災地復興と被災者の生活再建、原発ゼロへ!

 実現できる力が、日本共産党にあることを知ってもらえるようにがんばりたい。

 多くの方から激励を受け、今日は太鼓まで叩いて元気充電!

 明日も朝早く出て、石狩市で米艦船入港抗議行動です。

 【今日の句】 雪像に 笑顔の願い 雪まつり