2011年10月22日土曜日

TPP反対ポスター

 以前に北農中央会を訪問した時に、とても目立ったTPP反対のポスターがあったので「ください!」ともらってきました。
 TPPによって、北海道の食料自給率は211%から64%へ!

第一次産業だけでなく、国や地域の「かたち」が変えられるものだとよくわかります。

共同の運動へ、私達も事務所にこのポスターを貼っています。

野田政権の動きが急なだけに、私達もストップの世論を広げないと。

今日は「はたらく女性の全道集会」の来賓あいさつで会場へ。

オープニングのピアノとサクソフォーン演奏を、舞台袖からパチリ。

きれいな音色に、しばし聞き入りました。

事務所では団地問題での相談も受け、対策を相談者と話し合い。

安心して生活できる日本にするには、もっと頑張らないといけないと日々思います。

【今日の句】 「守る」とは 積極的な 意味もあり

2011年10月21日金曜日

地方議員選挙でもTPPは一大争点

 今日は釧路町議選挙の応援。候補といっしょに街頭からの訴えや、後援会員さんを訪問して支持の広げをお願いしてまわりました。

 昨日も書きましたが、とにかく国保税が高い釧路町。

 元を正せば国庫負担を減らしたことが原因ですが、旭川市や釧路市のようにやりくりすれば引き下げられる条件は釧路町にもあります。

 国民皆保険を守る立場で、国と自治体が役割を果たすべきだと思います。

 ちなみにTPPが結ばれれば、外国保険会社も参入して「国民皆保険制度は非関税障壁」と、公的医療制度が壊されかねません。

 もっとTPPの問題点は明らかにしなければいけないと思います。

 こちらで各界の方が話されていることも、ぜひご覧ください!

 地方議員の選挙ではありますが、国政へも意見書などで地方議員の果たす役割は大きいだけに、合わせて判断の基準にしてほしいと訴えました。

 特急に4時間揺られて自宅へ戻り‥‥すでに子ども達は就寝中。いい夢、見てるかな。

 【今日の句】 強いもの ばかりが生きる TPP

2011年10月20日木曜日

黒松内町から釧路市へ

 今日告示の黒松内町議選挙で、日本共産党は現有3議席確保(定数9)めざします。応援に駆けつけました。

 告示後は候補者名を出すことに制約があるのですが、私も3議席の「値打ち」を訴えました。

 昼食のレストランで大きな墨絵を見つけました。

 墨絵作家の安保真さんの作品だそうで、ふくろうは「不苦労」でもあり、思わず記念に1枚。

 黒松内町はブナの北限でして、自然豊かな町で「美しい村連合」にも承認されました。

 途中の「道の駅」でも、思わず1枚。

 演説中にもカメムシやユキムシが顔を目がけてブンブン飛んできましたが、効率や利益ばかりではない「日本の原風景」が大事にされる政治であってほしい。

 いろんなことを考えながら釧路へ向かいましたが、途中で特急がシカに接触!

 よくあることではありますが、シカはどうなったのかな‥‥とちょっと心配。

 釧路駅に着くと霧がお出迎え! やっぱり「霧の町」です。

 明日は、すでに告示された釧路町議選挙の応援に回ります。

 資料を読むと、釧路町ではこの2年間で国保税が65,000円も値上げ!(しかも年収200万円の夫婦世帯!)だそうで、これでは低所得者はとても生活できません。

 一方で10億円もの基金が貯めこまれているようで、こんな不公正をただす党3議席が必要!と私も明日は訴えます。

 【今日の句】 財源って もうけたとこに 依拠したら

2011年10月19日水曜日

道へ「やらせ」解明で要請

 北電の第三者委員会が報告をまとめたことを受けて、道に対する要請を真下紀子道議とおこないました。


 道の関与が指摘されたわけで、正面から道が解明に立ち向かうか問われます。

 前から指摘していたにもかかわらず、ようやく外部有識者による「第三者検証委員会」がつくられ、道職員による内部の検討部門もつくられました。

 しかし問題は、その内部の検討部門に「第三者検証委員会」の委員1人が入り、委員の道職員は「手足」となって中立性を担保するとか。

 でも、これでは委員に「にらみ」を効かせることも可能で、中立性に疑問符が付きます。

 ずいぶん議論となりましたが、そもそも第三者委員会の設置が遅れたことといい、ようやく知事が献金辞退したことといい、後手後手と言うか解明に後ろ向きと批判されても仕方ない状況だと思います。

 あいまいな報告は許さない世論の高まりが、重要です。

 要請の後は、最初の選挙のときからお世話になっている「Photo ACT」さんで写真撮影。

 ポスター、チラシ、弁士垂れ幕などに使われる写真なので、いつも緊張です。

 佐藤雅英さんがやさしく、和やかな雰囲気で撮影していただき、本当にありがとうございます!

 こんな感じで撮影は進むのでしたが‥‥人形みたいに固まっている自分の姿が、何かおかしい(^^;;)


































 【今日の句】 道民の 視線を道は 知ってるか

2011年10月18日火曜日

民主党・野田政権は、国民の願いから乖離(かいり)している

 朝の宣伝の寒いこと! 冬が一気に近づいた感じでした。

 寒いとチラシを受け取る手が出にくくなるんですよね。

 それでもスタッフが「おはようございます!」と声をかけながら、チラシを配ってくれました。

 事務所の途中で道庁前を通るのですが、だんだん冬模様。

 「やらせ」問題には厳しい視線を向ける私ですが、道庁付近の風景は落ち着くので好きなのです。

 雪が積もると、信じられないくらい除雪の山ができるんですよね。

 四季の移り変わりに何かを感じる、感受性もみがいていたい。

 さて、国民のTPP反対の声を感じないよな野田政権。

 沖縄・普天間基地の問題でも、沖縄説得へ首相が訪沖する予定もあるようです。

 アメリカとの約束を守るというか、圧力に負けているというか。

 それともTPP推進や「米軍再編」が、本当に日本のためになると思っているのか。

 国会を開かず、野田政権が一方的に発信するやり方も、きわめてひどい。

 国民の願いから乖離(かいり)しているように、つくづく感じます。

 【今日の句】 人として 疑う大臣 また一人

2011年10月17日月曜日

北電・佐藤社長の会見に、みなさんは納得しましたか

 北電・佐藤社長が、ようやく記者会見の場に現れました。

 第三者委員会の報告を、全面的に受け入れるとの事。

 関係者の処分や減給、プルサーマル計画は「立ち止まって整理」と中止までは明言せず。

 党が8月26日に明らかにした内部告発をきっかけに、国の関与の認定、2000年シンポでのやらせなど新たな事実が明らかにされ、道の関与も報告では指摘されました。

 道民が求める全容解明は、これからです。

 特に道の関与は、大きな政治的焦点です。

 会議をおこなって私達の対策も検討しましたが、民主主義にかかわる重大問題として引き続きがんばります。

 写真撮影を控えて背広探しへと歩き‥‥洋服センスのなさを自覚している私にとっては、なかなか難儀なものです (^^;)

 明日から釧路町では町議選挙が始まり、日本共産党からは中田おさむ・佐々木りょう子・佐藤昭平の3人が立候補の予定。

 なお20日告示の黒松内町議選挙には、定数9に岩沢史朗・菅はじめ・嶋田さつきの現職3人が挑みます。

 私も応援に行きますが、ぜひお力添えをお願いします!

 【今日の句】 まだ膿は 残った印象 ばかりなり

2011年10月16日日曜日

夕張の歴史を受け止めて

 朝に夕張市に向かう車中‥‥ものすごい雨! 収穫されたばかりのタマネギ畑に冠水している様子を見ながら、会場に向かいました。

 今日10月16日は北炭新鉱大災害が起きた日。

 ちょうど30年目の節目の年ということで、実行委員会がつくられ集会と学習会が組まれたのです。

 あいさつすることもあり、時間を取って歴史を調べました。

 事故の3ヶ月前に坑内に入り、炭鉱労働者とも懇談していた日本共産党議員団。

 「ガス警報機が鳴っても作業を続けさせられている」と告発があり、北炭に保安対策を申し入れたところ逆に抗議された記録が残っています。

 しかし現実は、心配していたそのガス突出事故により93人もの方が死亡・行方不明となりました。

 再度の抗議に北炭はようやく陳謝したのですが、本当に謝るべきは労働者とその家族。

 当時の写真で、子どもが泣きじゃくっている姿に胸が詰まる思いでした。 
 犠牲となった中には、当時の党夕張市議だった田口睦夫さんも含まれていました。

 いつも現場の声を代弁し、保安対策や労働条件の改善の先頭に立ってきた方でした。

 その遺志を継ぎ、地元党員・党組織の奮闘が始まります。

 こういう歴史を経て、今の私達の活動の到達点があります。

 結局、労働者・国民を守らずに利益ばかりを追い求めれば、多大な被害を及ぼすことは歴史が証明してきたわけです。

 現実に戻れば、大企業を中心に同じことが繰り返され、それを後押しする野田政権。

 亡くなった方やご遺族の無念さを胸に、そして田口さんの遺志を継ぎ、何としてもがんばらないと。

 夕張であいさつを済ませた後は札幌市清田区での党後援会のまつり、建交労道本部大会での来賓あいさつなどに回りました。

  【今日の句】 サイレンを 忘れじ生きる 紅葉山