2020年1月4日土曜日

信頼も共闘も積み重ね

 党中央委員会も道委員会も今日が旗びらき(仕事始め)。街頭から紙智子・岩渕友の両参議院議員とあいさつし、夜には新年交流会。市民と野党の共闘で安倍政権を変えよう!と、立憲民主党(梶谷大志・道連幹事長)・社民党(浅野隆雄・道連幹事長)・新社会党(渋谷澄夫・道連委員長)からもごあいさつをいただき、戦争させない市民の風・北海道の川原茂雄共同代表もスピーチくださいました。

 どこでも合言葉のように「今年は決戦だね」と声がかけられます。衆議院は常在戦場とは言われるものの、今の安倍政権を見たらどうしても早く選挙で決着をつけたい。「桜」疑惑にカジノ汚職というモラル崩壊や、政策上も内政・外交とも行き詰まっていながら、憲法9条改悪だけは突き進もうというのですから許されない。

 街頭からの訴えも、買い物に来る若い世代が多い場所だったもののチラシを受け取る方もチラホラ。自分のくらしや仕事のかかわりからでも安倍政権の現実を見てほしいし、いっしょに政治も社会も変えていきたい。とても強い寒風でしたが、熱い思いは伝わったでしょうか。

 他党の方々からのあいさつも、ありがたいものでした。こうやって足を運んでくださるのも何度目かになり、こういう積み重ねが大事なんだなと実感します。そう、信頼は積み重ね。政党が違うんだから、こういう努力をしていかないと。

 労働者後援会Dさんは、何と顔入りのトレーナーまで! その熱い心が嬉しいな~。

 今年こそ、市民と野党の共闘で新しい政治を。準備は整いつつあります。

 【今日の句】新年は 勢いつけて 声あげて

2020年1月3日金曜日

「桜」もカジノも空爆も深刻

 カジノ利権汚職事件にかかわり、北海道選出も含めた自民、そして維新の議員も聴取を受けたと報じられました。やましいことがないのなら、国民の前でしっかり語ってもらいましょう。

 聴取を受けた北海道選出の議員というのは、中村裕之(北海道4区)・船橋利実(比例)の両衆議院議員。さらに自民党からは岩屋毅前防衛相と宮崎政久法務政務官、維新では下地幹郎衆議院議員の名があがっています。昨年末には現職・前職の議員の名も上がっていて、まだまだ広がる可能性があります。

 「桜」疑惑だって、安倍首相は説明責任を果たしていません。それ以前に辞めた2人の大臣だって「説明する」と言ったきり雲隠れ。今回の件でも隠し通そうというのなら、政府・与党の腐敗も極まれりです。松の内だというのに、本当に腹立たしくて仕方ない。

 カジノ利権とは別に驚いたことに、米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を空爆殺害したことも明らかになりました。イランとの核合意から離脱したあげくの軍事行為で、いっそう緊張関係が深刻になりはしないのか。自衛隊が中東沖へ送られることも、ますます危険なものになってしまうはずです。

 どれもこれも安倍政権が説明責任や対処能力を示せないのなら、早く退かなければならないはずです。いや、とっくに終わらせていなければならなかったはずの政権! しっかり北海道での活動でも構えたい。

 【今日の句】安倍首相 ゴルフに興じる 場合かと

2020年1月2日木曜日

覚えていてほしいのは



 お正月といえばコマに羽子板(いた凧も福笑いも‥‥)! 家族との正月を、ゆっくりさせてもらっています。

 保育園時代からの積み重ねもあって、けん玉やコマ回しが得意な我が家の子どもたち。けん玉は私も飛行機ぐらいはできるのですが、成功は10回に1回くらい。やり始めると夢中になってしまうのが、昔ながらの遊びですよね。私の子どものころも竹馬(すでに玩具用でしたが)に夢中になったものでした。

 小学2年生の子のマイブームは、ちゃんばらごっこ。侍か忍者かわかりませんが本人は本気そのもので、でも本気で動くとそれなりにも見えるから不思議なものです。何事も本気になるというのが大事なんだと、子どもたちの方から教えられます。

 こういう時間を、子どもたちは大人になっても覚えているのか忘れているのか。場面や風景は鮮明に覚えてなくても、自分が自分でいられた時間があったことは覚えていてほしいと思った今日でもありました。

 【今日の句】もしかして 私が遊んで もらってる

2020年1月1日水曜日

希望の年に

 新年おめでとうございます。紙智子参議院議員と元旦恒例の宣伝へ向かい、新年のあいさつと今年の決意を述べました。札幌市白石区では佐藤綾市議・伊藤りち子白石区道政対策委員長(前市議)、清田区では吉岡弘子市議とでマイクを握りました。

 氷点下で雪もチラチラと降ってましたが、今年は希望ある1年にとの私たちのあいさつに手を挙げて応えてくれる方や、通りすがりに握手をしていく方も。党員・後援会員のみなさんも駆けつけてくださり、にぎやかに新年のスタートをきりました。

 私からは「今年の3つの目標」を述べました。①市民と野党の共闘で、安倍政権にかわる新しい政治をつくること、②道民の切実な願いの実現に力を尽くすこと、③日本共産党を強く大きくすること、特に若い世代と力を合わせていくこと--です。

 2大臣辞任や「桜」疑惑では何の説明責任も果たさず、カジノ利権ではさらに国会議員での広がりも明らかになってくるなど、もう安倍政権には任せられません。今年は衆議院の解散・総選挙の可能性が高い年。野党連合政権という目標に向かって、私も道内各地を元気いっぱいまわりたい。そして比例ブロックは必ず議席回復を!

 切実な願いが、道内にはあふれています。公立・公的54病院の再編統合、半分も廃線とされそうな鉄道路線、どこでも深刻な人手不足となっている地域の課題など、本当に待ったなしという状況を何度も聞いてきました。国会議員・地方議員の連携が今まで以上に大事になるし、その橋渡しという役割も積極的に担いたいです。

 そして強く大きな党をつくってこそ、衆議院の議席を回復もできます。これだけ矛盾が広がっているなか、若い世代の変革のエネルギーも高まっていると実感した昨年でもありました。いっしょに希望をつくろうと呼びかけていきたい。

 宣伝が終わるころには晴れ間も見え始めました。政治にも日本社会にも明るい光が見えるよう今年もがんばります。よろしくお願いいたします。

 【今日の句】この一句 もっと今年は 腕みがき

2019年12月31日火曜日

進んだ共闘、もっと党も私も力を

 2019年もあとわずか。1年間ありがとうございました。さて、毎年恒例の「今年の私の3大ニュース」ですが--

 ③進む「市民と野党の共闘」、札幌でも利尻島でも

 写真は8月24日の立憲民主党道連の大会と、10月7日の利尻島訪問。新社会党道本部の党学校にまで、足を運びました。数年前には考えられなかった共闘が、力強く進んでいると感じた1年でした。

 他党の大会に呼ばれるのも初めてでしたし、いろんな折に触れて各党の「文化」が違うんだなぁと感心もしたり。違いを際立たせることよりも、一致点を積み上げていくことの大切さを自分でも身に付けてきたように思います。もはや単に「安倍政権反対」だけの共闘ではない。

 利尻島では家をまわって、党首会談の赤旗写真ニュースも貼らせていただきました。れいわ・山本代表のポスターが貼ってあるお宅にも飛び込んで、なごやかな話にもなりました。多くの方が新しい政治を望んでいるのだと、まわればまわるほど痛感します。

 この共闘の流れは止まらないし、止めてはならない。やりがいのある時代です。日本共産党自身も、新たな歩みを止めてはいけない!

 ②統一地方選で全道をかけまわる

 知事選・札幌市長選、道議選・市町村議選と連続する統一地方選は本当に実力が試されるのだと、つくづく感じた結果でもありました。

 個人的に嬉しかったのは、昨年の胆振東部地震で震度7の大被害があった厚真町と、液状化被害で困難を極めた札幌市清田区での議席獲得でした。「苦難あるところ日本共産党あり」の活動を体現し、私自身も厚真町や清田区から多くのことを学びました。

 今なお応急仮設住宅や「みなし仮設」住宅に住んでいる方が多くいます。仮設の入居は、来年で期限となる2年を迎えます。現状では延長が必要だし、住宅支援を抜本的に強めることが必要だとくりかえし口にしていかなければなりません。そのうえでも日本共産党の議員がいる意味は大きいし、いっしょに私も力を尽くしていきたいです。

 ①参院選で紙智子議員が再選、私は次期衆院選にチャレンジ

 比例議席を減らしたことは痛恨ですが、紙智子参議院議員の4選を勝ち取れたことは北海道で活動している私としてもホッとする結果でした。選挙区では私自身の力不足もあり届きませんでしたが、選挙区でも比例区でも次につながる結果を築けたと思います。

 「戦争させない市民の風・北海道」はじめ多くの道民のみなさんの応援や、政党では新社会党北海道本部からの推薦をいただいたこともありがたいことでした。ご期待に応えられなかったのが重ねて申し訳ない限りですが、この経験も財産にして「市民と野党の共闘
」を確固としたものにしていきたい。

 私自身は、すでに次期衆院選の比例ブロック予定候補としての活動を始めています。安倍政権の「桜」疑惑やカジノ利権など、とにかく早く政治を変えなければとの思いを強める毎日です。いつ解散・総選挙となるかはわからないだけに、来年はさらに緊張感をもって活動しなければ。

 --2大選挙の年だっただけにニュースも政治課題ばかりですが、個人的には子どもたちも穏やかに成長し、大きなケガや病気もなかったことが何よりです。来年も、どうぞ「はたろぐ」にお付き合いください。

 今年も1年、本当にありがとうございました。

 【今日の句】今日ぐらい 自分を少し 褒めもして

2019年12月30日月曜日

年末年始の楽しみは読書

 今年お世話になった方のうち、歌集・詩集を紹介してくださる方が続きました。この時期にじっくり読んで、お礼の手紙を出しています。自分では語呂合わせに過ぎないようでも、このブログで句を載せているからでしょうか。

 言葉の力はすごい、と読みながら感じます。時に言葉はナイフのように、時に包み込む毛布のように、心に飛び込んできます。わずかな字数・行数でも同じ世界観を共有することができます。絵文字やスタンプ隆盛の時代に、それに抗うつもりはないけれど、私は言葉にこだわりたい。そもそも政治家は、国会で絵文字やスタンプに頼れません。

 小さいころから本を読むのが好きだった私(と両親は言っている)ですが、突き詰めると言葉の力や重みに関心があったのかもしれません。サルが人間へと変わったのは、道具を使えるようになり、言語を使えるようになったからこそ。言葉が荒れれば人として荒れる、というのが私の持論でもあります。

 さて、事務所としても今日が仕事納め。党北海道委員会として「しんぶん赤旗」をお読みいただいた方は、今月はプラスとなりました。地域・職場・学園の党員のみなさんとコツコツ歩いてきた結果が反映されていると思うと、うれしくなります。地に足をつけた活動の大切さを、あらためて学んだ1年でした。

 【今日の句】文は人なりと 自分に言い聞かせ

2019年12月29日日曜日

汚い金にまみれたカジノは断念を

 しんぶん赤旗の写真撮影で苫小牧市へ、カジノ誘致させなかったぞ!と若い仲間とガッツポーズ。何日付になるかわかりませんが、載った際にはご覧くださいね。

 自然環境を理由に見送りを表明した鈴木知事でしたが、秋元議員の逮捕で明るみになったように、カジノ利権に捜査の手が伸びてきたからではないのかと多くの方が感じているのでは。真相究明とともに、こんな汚い利権にまみれたカジノは断念すべきです。

 苫小牧で建設予定地とされていた場所は、近くのゴルフ場建設の際に「これ以上の伐採や開発はないように」とされていた場所なんです、と小野寺幸恵市議。声をあげた積み重ねが、カジノを止める力につながったんだと納得です。

 苫小牧市へ行くに先立って、札幌市白石区であいさつまわりにも。「寒い中ごくろうさまだね」「今度こそ安倍政権を終わらせなくちゃ」など、多くの激励をいただきました。

 「私の父親は、戦前から活動していた党員だったんです」という方も。小さいころから赤旗が身近にあり、ずっと日本共産党を応援してくださっていました。こういう方々に支えてもらっているんですね。

 別のお宅では「じん肺に苦しんでいた父親の力になってくれたのが共産党でした」とのお話もうかがいました。どこかでつながっているものなんですね。しんぶん赤旗の日曜版を、お読みいただくことになりました。

 今年も残りわずか。やり残しがないようにラストスパートです。

 【今日の句】恥ずかしくないのか 利権まみれでも