2017年5月3日水曜日

安倍改憲を止める広い連帯を

 70回目の憲法記念日。改憲の「機が熟した」と述べる安倍首相の暴走に、正面から対決する決意があふれた札幌の2つの集会!

 北海道での総がかり行動、そして北海道弁護士会連合会とが連続して集会を開き、紙智子参議や川部竜二比例予定候補、森つねと1区・金倉まさとし2区予定候補などと参加しました。

 今日の札幌は初夏並みの暑さ!

 その暑さに負けないくらいの熱いコールは、やっぱり「戦争できる国」づくりに向けた安倍首相の改憲を許せないから。

 北朝鮮情勢など心配なことはありますが、武力行使ではなく外交努力を尽くすことこそ大事だし、そのような発言やアナウンスをしている国もあるわけです。

 このまま軍事的圧力に安倍首相が傾倒すれば、引き返せなくなる恐れもあるのではないか。

 当面の焦点である共謀罪法案の阻止は当然として、安倍首相の改憲を止める広い連帯を!

 このまま憲法を反動的に変えさせることなど到底認められません。

 【今日の句】 五月晴れ 憲法が指す 国のよに

2017年5月2日火曜日

モヤモヤした気持ちに応えて

 法案質疑のための聞き取り後に、道庁や道建交労や道国労へ「鉄道提言」を届け、紙智子参議・川部竜二衆院比例予定候補とも宣伝をおこなうなかで‥‥。

 宣伝を聞いていた18歳の青年が、民青同盟の仲間になってくれたとの連絡がありビックリ!

 民青同盟についてはこちらをご覧いただきたいのですが、青年の「知りたい」「変えたい」願いに応える訴えをしていきたい。

 宣伝中にも「北朝鮮とアメリカが戦争するんじゃないか」と話しながら歩く方もいたとかで、武力行使ではなく外交努力の必要性と必然性を私からも訴えたつもりですが、もっと広げなければいけないと思っています。

 「鉄道提言」は、道庁で真下紀子・菊地葉子・佐野弘美の各道議とともにお渡ししました。

 道として「国の実効ある支援」は譲れない一線と述べていましたが、鉄路を守る緊急の連携を広げたいと私たちからも表明。

 道建交労と道国労には紙智子参議と訪問・懇談して、率直なご意見もいただきました。

 「住民とともに自治体の首長が困っているので、ぜひ届けてほしい」と、うれしい要望もいただきました。

 昨年12月に国会議員調査団として懇談した際も、何とか鉄路を維持する方策はないかと話してくださった首長さんもいたんですよね。

 「モヤモヤしていたものが整理された」との感想もあり、やはり多くの方に届けて、世論と運動に国会論戦とが合流して、鉄路維持に向けた大きな流れをつくりたい。

 積雪・寒冷地で、広大な北海道にとっての鉄路の重要性は、なかなか本州に住んでいる方には伝わりにくいのかもしれません。

 「高齢者には免許を返上しろといい、バスへの補助金も削るというのでは、何が『地方創生』なのか」との声もありました。

 そうなんです、地域に病院なども十分でないなかで、命を守るうえで大事な鉄路。

 採算だけを見れば鉄道事業が赤字になるのは万国共通で、だから欧州などでは国が公共交通維持の立場から財源において支援をしています。

 外交問題も、JR北海道の問題も「困るけど、どうしたらいいんだ」という方が多いかもしれません。

 安倍政権の方向性の誤りは指摘しつつ、変える道はここにある!と自信をもって訴えられるように努力したい。

 国会では衆院法務委員会が結局、民進党が委員長解任決議案を提出したことにより今日の質疑はありませんでした。

 国会内外で力をあわせて、必ず廃案にしたい。

 廃案にしなければ!

 明日の憲法記念日を前に「憲法を生かす政治」こそ必要であると、つくづく感じた1日でもありました。

 【今日の句】 災害で すぐに道路は 直すのに

2017年5月1日月曜日

団結こそ力

 道労連主催のメーデー北海道集会、デモにはブラスバンドカー初登場など寒風に負けないほど元気に、にぎやかに!

 約3000人が参加とのことで集会もデモも大成功、準備をはじめとしたスタッフのみなさん、本当におつかれさまでした。

 昨年のメーデーは衆院道5区補選の直後で、安倍政権の暴走を止めようとの熱気が冷めやらない直後でした。

 あれから1年。

 安倍政権の暴走はひどさを増したけど、国民の団結と共闘は大きく発展してきました。

 権力の暴走という逆流と、国民の団結という本流が、せめぎあうなかでの今年のメーデー!

 私も日本共産党を代表してのあいさつで、安倍政権を変えて労働者・国民の声が生きる政治をつくろうと呼びかけました。

 10人が要求を訴える「60秒アピール」も良かった!

 恒例の餅まき、デコプラコンクール、抽選などで盛り上がり、市内中心部のデモは先ほど述べたようにアピール度抜群!

 私は先に隊列を離れて、いっしょに参加した党道議団・札幌市議団と激励の宣伝をおこなってましたが、遠くから聞こえるドラムやギターの音が激しすぎる!

 職場を変えて、政治を変えて。

 政治を変えて、職場を変えて。

 長時間残業で、働く仲間が命を奪われるような社会を変えよう。

 生活できないほどの低い最低賃金や、非正規雇用でつらい思いをしている働く仲間と、この現状を変えたい。

 医療、介護、保育、福祉はじめ命を支える職場を大切にする日本こそ、みんなの願い。

 安心してくらせる土台である平和と民主主義を壊す、戦争法や共謀罪は絶対反対!

 デモの後は各団体の交流会を渡り歩きましたが、時間がなくて回りきれなかったみなさん、ごめんなさい!

 うそとごまかしの「働き方改革」などやめて、国際社会で当たり前の働くルール確立こそ--私も国会内外でがんばります。

 第88回メーデー万歳!

 【今日の句】 勝利する カギは連帯 団結だ

2017年4月30日日曜日

記録と検証の大切さ

 新聞おすすめなどで歩く途中、渡辺洋一郎・芽室町議が事務所に来てくださり「水害の記憶 台風10号による災害」を届けてくださいました。

 実は昨日、渡辺町議のお母さんから連絡を受けていたのですが、ちょうど事務所にいた時間に来ていただき会えてよかった!

 昨年8~9月にかけて北海道全域を襲った4つの台風で、芽室町でも全壊1棟、半壊3棟、床上浸水53棟、床下浸水66棟はじめ農地や橋梁・道路などで大きな被害が出ました。

 西町へ調査に行ったときは水が引いた後でしたが、まだ残っていた泥の跡が生々しかったことを覚えています。

 この災害資料集は「芽室台風災害を記録する会」によるもので、1972年にも浸水被害が起きたことが教訓として生かされていたのだろうかとの疑問も示しています。

 記録の大事さ、検証の大切さが、この資料集からも伝わってきます。

 聞き取られている当時の様子が、とても具体的です。

 例えば--「地下収納庫のふたが持ち上げられるように入ってきて、膝くらいだった深さが一気に胸ぐらいまでになり、そのまま1時間くらい水に浸かったままだった‥‥北隣の2階に避難、着替えさせてもらった。途中、ドラム缶や丸太が流れているのが見えた」

 水道代の補助、川の堤防強化、避難情報の徹底‥‥などの多くの要求も書かれており、今後に生かさなければいけないと思いました。

 気候変動への対処が大きな政治課題となっているなかで、それを防ぐ施策と、実際に起きたときの支援を具体化していかなければなりません。

 まずは、この資料集をしっかり読んでおきたい。

 さて、今日は党支部のみなさんと入党や「しんぶん赤旗」のおすすめに歩いたのですが、留守も多くてなかなか苦戦。

 しかし、このように粘り強く政治変革を呼びかけている力があったからこそ、この間の前進につながっているんですよね。

 私も地に足をつけて、国会内外で力を尽くします。

 【今日の句】 教訓を 学びくらしは 守られる