2024年8月31日土曜日

地域から元気と勢いを

 今日は札幌市南区で、後援会員・党員のみなさんが準備された「ふれあいまつり」。心配されていた雨も開始時には上がり、千葉なおこ道1区予定候補と交流にまわりました。恒例の塩焼きニジマスも、おいしくいただきましたよ。

 藤野太鼓保存会の子どもたちの、元気が出る太鼓からスタート。あいさつなどの後はジャズコーラス「ボイス・スタック」の演奏、千葉さんが描いた絵から答えを当てる「お絵かきですよ」や抽選会、札幌大学の学生によるよさこい演舞など舞台企画は盛りだくさん。後援会員のみなさんの出店も盛況でした。

 敬老パスを守る会共同代表・木村俊二さんが、今日の「道新」に乗っていた敬老パス見直し案の修正に触れたあいさつ。年齢を75歳に引き上げるなど、いっそう改悪ではないかとの訴えを集中して聞く方が多いほど、南区に住む方にとって交通の課題は切実なのです。

 千葉さんとまわっても「秋元市長は何を考えているんだ」と、不満の声。「軍事ばかり増やさないで、くらしにお金を使ってほしい」と、先日の概算要求で軍事費が8兆円超となったことへの怒りの声も。くらし軽視の政治を、本当に早く変えないと。

 「党費って、私の場合は月■万円だから●円でいいの」と話された方が、「こういう時でないと、なかなかきっかけもないから」と快く入党してくださいました。前に住んでいた地域でも日本共産党を応援していて、今日も喜んで参加されていたとのこと。支部のみなさんも大喜びでした。

 明日から9月。報道は自民党総裁選一色になるでしょうが、誰になろうとも国民からの厳しい視線は変わりません。地域から政治を変えましょう。ぜひ「しんぶん赤旗」も、お読みください。

 【今日の句】手作りの 祭りができる 党だから

2024年8月30日金曜日

地域交通も保育も、さらに国が役割を

 今日は札幌市厚別区へ。断るつもりだったという方が入党してくださったり、後援会員さんから家庭菜園での野菜をいただいたりと、多くの嬉しい出会いがありました。仲間が増えて、支部のみなさんといっしょに喜びあいました。

 今日も地域をまわると、いろんな要望が寄せられました。バス運転手の不足を理由に、厚別区内を走る循環バスの運行が今年度限りかという話もあるとのこと。通院や買い物に必要な路線で、利用者数も多いといいます。

 札幌市の敬老パス改悪はしないでほしいと、今日も対話になりました。市中心部から離れている厚別区だけに、交通問題は切実な課題です。公共交通の維持へ、地方自治体とともに国の責任が果たすよう求めていきたい。

 せっかくだからと党事務所前で取り組んだ宣伝では、自転車に乗せていた小さい子の手を振って応えてくれる方の姿も。このような応援も力になります。

 夜は「保育現場を語る会」がテーマのX(旧 Twitter)スペースで、保育園長さん・保育士さんと語り合いました。4・5歳児の保育士配置基準が、実に76年ぶりに改善(30:1→25:1)されたものの、まだまだ不十分なことに変わりありません。

 配置基準や賃金・処遇・労働条件、障害児への加配手当、さらに保育士不足による現場の苦労も話題になり、政府の「こども未来戦略」も画餅となりかねない実態です。問われているのは国の責任だと、語り合うなかで痛感しました。

 わが家も、2人の子が保育園でお世話になりました。親としての心配を保育士さんたちが受け止めてくれたことが、本当にありがたかったことを思い出します。保育環境の充実に、私も力を尽くしていきたい。

 【今日の句】住みやすい 子育てしやすい 日本へと

2024年8月29日木曜日

中小企業の努力に応える政治を

 西日本はじめ台風被害が広がっています。個人の努力で防げないのが自然災害ですから、国や地方自治体の対策と支援を万全にと切に訴えたい。これから影響が出る地域も、お気をつけください。

 暑さもぶり返した今日は、札幌市中央区へ。森英士地区委員長などと入党の呼びかけなどにまわりました。

 今日は入党される方はいませんでしたが、党との出会いや平和への熱い思いなども聞けて、信頼も深まったように思います。個別に話し合う機会だからこそ、いろんな思いを聞くことができます。

 地域をまわるなかで、ある中小企業の会長さんとも懇談させていただきました。親の代から「しんぶん赤旗」を購読され、今の会長さんも引き続きお読みくださっているのです。

 食料品を扱う企業ゆえ、コロナ禍は廃業寸前だったとの率直な実情をうかがいました。経営は黒字に回復しましたが、ゼロゼロ融資の返済が始まっているし、また同じような感染症が出た時の不安があるとのこと。

 経営が厳しくなった時に、パートさんが時短や解雇されないかと心配の訴えもあったそうです。「大丈夫、仕事も給料も今のまま」と伝え、雇用調整助成金だけでなく多くの融資にも頼ったと言いますから、まさに綱渡り。

 多くの中小企業は、コロナ禍から従業員を守るために必死の毎日だったはずです。地域経済も支える中小企業への支援は、まだまだ少なすぎる。大企業の利益が優先される、自民党の経済政策を大元から変えないと。

 明日は厚別区へ。元気にがんばります。

 【今日の句】不安なく 命と健康 守られて

2024年8月28日水曜日

「裏金」の全容を語れ

 今日は札幌市手稲区・西区へ、地域をまわって「しんぶん赤旗」読者も増えました。物価高・生活苦の切実な声や、堀井学衆議院議員の辞職に「自民党議員は金のことしか考えていない」と怒りが再燃という方も。私からも、必ず議席回復をとの決意も話しました。

 堀井議員は辞職しようと、説明責任を果たすべきです。自民党も離党・辞職したからで済ませず、あらためて裏金について全容解明を進めるべきです。

 物価高で庶民は苦しんでいるのに、自民党議員は「濡れ手に粟」--総裁選に誰が出ようと、自民党への奥深い不満は消えません。裏金を何に使ったのか、収入としていれば脱税ではないのか、買収資金になっていないのかなど、どれだけの議員が説明を尽くしたでしょうか。

 今日の「北海道新聞」に、神戸学院大学・上脇博之教授のインタビューが掲載されていました。裏金は「しんぶん赤旗」のスクープによるものと、上脇教授はきちんと話されています。総裁選を通じてうやむやにするようなことを、日本共産党は絶対に許しません。

 裏金政治の根絶と、くらし応援の政治は一体です。資金力のある大企業がパーティー券を大量に買い、大企業の利益になる政治を自民党がおこなうという構図を、大元から変えなければ。企業・団体献金の禁止は、世論でも圧倒的多数です。

 こうして地域を歩けるのも、党員・後援会員さんが奮闘してくださるからこそ。きれいな政治を実現するのは、この草の根の力だと確信です。明日もがんばりたい。

 【今日の句】あいまいな 幕引き許さず 追及だ

2024年8月27日火曜日

これほどの値上げは本当に困る

 JR北海道が申請した運賃値上げに対する公聴会が、9月3日に札幌市でおこなわれます。北の鉄路存続を求める会・明るい革新道政を求める会の共催で、同日夜に「市民公聴会」と称した会を開きます。大幅な運賃値上げは困ると、いっしょに声をあげていきましょう。

 国交省がおこなう公聴会は公述人のみで、傍聴者は参加できないとのこと。これでは公述人の賛成・反対の意見を、道民が聞いて判断することができません。公述人のみなさんに、市民向けにも話してほしいとの思いから「市民公聴会」を開くこととなりました。

 平均で7.6%、通学定期券は平均10.5%、通勤定期券は平均22.5%の値上げという、とても大きな負担となります。5年前に平均11.1%値上げしたばかりで、物価高に苦しむ道民生活へ追い打ちです。通勤手当や出張旅費を出す企業にとっても、負担が大きく膨らみます。

 例えば、札幌市の隣町である江別市・江別駅から札幌駅まで、通勤定期1ヵ月分で+3,390円、通学(大学)は同+1,160円、通学(高校)同+1,090円となります。札幌市内でも、手稲駅からは通勤定期1ヵ月分で+1,940円、あいの里教育大駅からは同+2,650円です。

 札幌駅-あいの里教育大駅の区間は値上げ後で470円に対し、同じ距離の東京駅-原宿駅は210円です。倍以上となる「鉄道格差」を、国として認めるのでしょうか。5年前の値上げ分と合わせたら、30%を超える値上げという区間もあるはずです。

 「仕方ない」で済ませるわけにはいきません。党としても先月には政府への要請、先日はJR北海道にも値上げ撤回の要請をおこないました。大幅値上げを認めないようにと、さらに世論を広げたい。大事な「市民公聴会」になります。

 ●日にち 9月3日(火)18時~(終了予定20時)
 ●会場  北海道高等学校教職員センター・4階大会議室(札幌市中央区大通西12丁目)
 ●入場無料/問い合わせは「明るい会」内(011-252-7683)

 私も参加する予定です。ぜひ多くの方に、ご参加いただきたいです。

 【今日の句】新幹線 工事の費用 上乗せか

2024年8月26日月曜日

子どもにも教員にも余裕ある学校へ

 朝の定例宣伝を終えて、年に一度の定期健診へ。後ほど結果が来る血液検査を除き、健康に大きな問題はなし。体調の過信はしないで、また元気に全道をまわりますので、よろしくお願いします。いつも健診の後に感じるのは、おいしく食事をいただけることのありがたさ‥‥。

 札幌市の小中学校は今日から2学期。わが家の中学1年生も、まだ夏休み気分が抜けないまま学校に行っていたかもしれません。宿題を早めに終わらせてくれていたのが幸いでした。よくがんばった。

 長期休暇中に生活や考えが変わって、不登校となったり学校に来ない選択をする子どもたちもいます。学ぶことと授業時数が多すぎて、子どもたちに余裕がないのが今の学校。現状の学習指導要領で本当にいいのか、くりかえし検証が必要だと思います。

 教員にも余裕がありません。子どもたち1人ひとりの学習を保障し、成長や変化を促していく教材準備もままならない実態を、何度となく聞いてきました。心身ともに疲れて休職せざるを得なかったり、長時間労働による過労死も起きています。

 こんな学校で本当にいいのか。中教審の「審議まとめ」でも解決の展望は示されず、一定の調整額上乗せで長時間労働が是認されようとしています。教員や学校管理職の自己責任にして、教育行政の問題はないとでもいうのでしょうか。

 学校に余裕を取り戻したい。力を合わせていきたいです。

 【今日の句】1万歩 歩くと去年も 決めたのに

2024年8月25日日曜日

これぞ「草の根の党」の力

 今日は札幌市厚別区へ。党と後援会による「ふれあい祭り」は盛況で、私も比例議席回復をとあいさつ。会場での入党のほか、お土産までいただいて、私も元気をもらいました。

 コロナ禍を乗り越えて、昨年から厚別区独自で始めた「まつり」は後援会による出店のほか、子ども縁日や手品・太極拳など舞台企画も次々と。このような機会を手作りで準備するのですから、これぞ「草の根の党」の本領発揮です。

 入党された方も、長く日本共産党を応援されていました。申込書に記入して「私もがんばりますからね」の一言が、励みになりました。こうして日本共産党は支えられていることも、あらためて再認識です。

 党白石・厚別地区委員会に電話があり、報道が自民党総裁選一色でイヤになる、だったそうです。これまでの自民党政治の検証ならともかく、個人の「決意」や「意欲」を速報的に報じ、人気投票のような内容ばかりでいいのでしょうか。

 野党の力を大きくするなら、自民党政治に切り込み大元から変える日本共産党を大きくしてほしい。明日も元気に訴えます。

 【今日の句】楽しげな 子どもの声も 聞こえたよ