2017年6月10日土曜日

誰もが笑顔で

 ちょうど雨も上がったころ、移動で大通公園を通るので「よさこいソーラン祭」をのぞくと、ロシアや鹿児島のチーム。いい笑顔!

 明日までの日程で開かれている「よさこい」ですが、この時期の地下鉄では必ず、踊るみなさんを目にします。

 よく考えると、ほとんど見る機会がなかったのですが、大通公園には北海道内はもちろん全国からの出店もあって大賑わい!

 支えるスタッフやボランティアのみなさんも大変でしょうが、何事もなく最後まで進むといいですね。

 完成度やパフォーマンスを競うのもいいですが、誰でも気軽に楽しく踊れる、そんな「よさこい」もいいですよね。

 来週の質問に向けた準備で頭がいっぱいいっぱいでしたが、少し気分転換になりました。

 まだ農水委員会では法案が残っているためなのですが、来週は参議院で「共謀罪」法案をめぐり緊迫した状況になるので、果たしてどうなるか。

 会期延長の話も出ていますが、問題だらけの法案だから大臣も答弁できずに時間が過ぎているのであって、本来は延長せずに審議未了で廃案にすべき!

 【今日の句】 私にも 踊れるリズム あるかなあ

2017年6月9日金曜日

政府は逃げるな

 加計学園疑惑で、文科相が「総理のご意向」などの文書の再調査を表明も、調査範囲や発表期日は示さず。調査中を口実に、説明を避けるとなれば許されません。

 国会会期末まで1週間ですから、早く結果を公表して審議を!

 衆参の各委員会での議事録を読んでいくと、資料は出さない、質問にまともに答えない、参考人招致や証人喚問にも応じない。

 前・事務次官や現職官僚が文書の存在を認めています。

 それを調査もしようとしなければ、まさに疑惑にふたをするものではないのか。

 とにかく早く調査結果を出すべきですし、必ず審議の時間を取るべきです。

 国会には真相を解明する責務がある。

 与党も政権をかばうのではなく、真相解明への大きな責任がある。

 加計学園だけでなく、森友学園疑惑だって、ほとんど解明されていない。

 結局、国有地を8億円も値引きする根拠は今もわからずじまい。

 誰の関与によるものかも、ハッキリしていません。

 予算委員会の集中審議など、ずっと野党は質疑の場を要求してきました。

 政府も与党も、質疑に応じよ!

 【今日の句】 ごまかしは 古今東西 通じない

2017年6月8日木曜日

そもそも安倍農政がおかしい

 農協労連や農民連などのみなさんが、農業者戸別所得補償制度の復活を求める署名を集めています。これまでで65,149筆に!

 紙智子参議院議員と、院内集会にて署名を受け取りました(舟山康江参議院議員の秘書さんも見えられていました)。

 昨日も書きましたが、生産調整や直接支払い交付金が2018年に廃止されれば、コメ農家にとっては大きな打撃になりかねません。

そもそも進むべき農政の道がおかしい!

 安倍政権は「市場経済のもとでも生き残れ」と経営マインドを強調しますが、米国もEUも、農家経営を支える「岩盤」があるからこそ競争力もあるのです。

 農家の自己責任を強調し、国が食料生産や安定供給の責任を放棄する国でいいのでしょうか。

 それは農村・漁村を、いっそう疲弊させていくばかりではないのか。

 引き続き国会でがんばる決意を、私からも述べました。

 この間は連日、多くの方が要請などに見えられるのですが、今日は道議会の炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会副委員長として、真下紀子道議が来室されました。

 産炭地振興は、北海道にとって大きな課題。

 北海道独自の課題も、引き続き取り組んでいかないと。

 国会会期末が近くなり、衆議院は各委員会での質疑も「店じまい」となりつつありますが、農水委員会は法案が多いため、来週ギリギリまで質疑をする見込み。

 というわけで、今のうちから来週の質問準備に追われています。

 参議院は、まさに審議の真っ最中ですし、私も心ひとつにがんばります。

 【今日の句】 欧米の岩盤 総理は知ってるか

2017年6月7日水曜日

誰が作った、この困難

 今日は農水委員会、有明訴訟にかかわり農水省要請や「公共事業チェックの会」、農民連の全国会議へ。やるべき課題は山積!

 写真は農民連の全国会議のものですが、2018年問題(政府によるコメの生産目標数量の配分中止、コメの直接支払い交付金の廃止)への強い懸念の発言がありました。

安倍農政の特徴は「農業の成長産業化」であり「農家は経営マインドをもって」ということ。

 しかし、それは国による食料の安定供給という責任を投げ捨てることにならないのか。

 まわりの農家と声をあげていこう!--との発言を聞いて、私も国会でがんばる決意を表明。

 有明訴訟にかかわっては、原告団や漁師のみなさんが農水省へ要請するとのことで、短時間でしたが同席しました。

 開門しないことで腹を据えたからか、答弁する農水省官僚の態度が硬直的に見えて、私からも「和解の障害を作ったのは農水省ではないか!」と。

 超党派の「公共事業チェックの会」は、まだ私は会員ではなかったのですが、今回は有明訴訟を取り上げたことから参加しました。

 チェックの会としての現地調査、研究者を呼んで勉強会なども話題に出され、少しずつでも国会内の世論もを動かすために私も力を尽くしたい。

 参議院では明日、法務委員会の質疑がセットされたようですが、会期内の「共謀罪」法案の成立を与党があきらめていないだけに、攻勢的にがんばります。

 【今日の句】 自然から恵み 総理は知ってるか 

2017年6月6日火曜日

与党議員も自虐的あいさつ?

 民進党が委員長解任決議案を提出し、今日の参院法務委員会は開かれず。明日の参院本会議では仁比聡平議員が討論に立ちます!

 加計学園問題での追及を避けて会期を延長せず、採決へ突き進むのが政府・与党の考えでしょうか。

 ある与党議員が「最近は評判が悪いようですが」と自虐的にあいさつする姿を院内集会を見て、世論の厳しさが与党内にも広がっていると実感。

 ニュースや議事録などで、あらためて総理の発言を聞く(見る)と、まともに答えようともしていないことがハッキリ。

 世論と論戦とで、この独善を止めることはできるし、必ず止めよう!

 今日は農水委員会の後、中小企業家同友会や日本弁護士連合会の院内集会などをまわりました。

 中小企業家同友会は、2010年6月に中小企業憲章が閣議決定されたことを契機に、毎年この時期に「中小企業憲章・条例推進月間キックオフ会議(集会)」を開いています。

 今国会から経済産業委員会の委員にもなったことで、案内をいただいたのです。

 あらためて中小企業憲章を読むと、大企業がグローバル展開するもとで、中小企業が日本全体の雇用や所得を支えていることを謳っていることに気づきました。

 経産委員会では、与党も野党も「中小企業は日本経済を支える屋台骨」と言っているのですから、中小企業憲章の国会決議や予算拡充は当然のことではないか、とあいさつしました。

 日弁連の集会は、司法修習生の給付金が創設されたことの報告集会。

  「修習給付金の創設を感謝する会」と銘打たれていましたが、何より当事者のみなさんや弁護士のみなさんの運動が政治を動かしたことこそ重要な事実だと思います。

 しかし給付金額の低さや、新第65期から第70期が無給であることなど課題が残されているのも事実。

引き続き心ひとつに力を尽くす決意と、若いみなさんへのエールも込めてあいさつしました。

 【今日の句】 独善を 許さぬ力 見くびるな

2017年6月5日月曜日

一歩も引かない

 加計学園や共謀罪での安倍首相・大臣の答弁に納得できました? ごまかす、隠す態度が明らかになってきたのでは!

 先日の「北海道新聞」全道世論調査では、内閣支持率が急落の41%。

 「共謀罪」法案反対も、59%にまで上昇。

 加計学園問題で、次々と「総理のご意向」を裏付ける資料や発言が続き、どう考えても「隠しているのは総理の側」と誰もが思って当然です。

 午前の衆院決算行政監視委員会では宮本徹議員、午後の参院決算委員会では仁比聡平議員が追及。

 会期末が18日に迫るなかで、加計学園問題を取り上げられたくないために会期延長はせず、「共謀罪」法案もごり押しか、との報道もあります。

 つまり追い詰められているのは安倍政権の側!

 だから証人喚問にも応じないし、採決は強行路線で進めざるを得なくなるのです。

 もちろん私たちも、一歩も引かずにがんばりたい。

 質問の機会は限られますが、宣伝やSNSなど多くの方に訴える手段はあります。

 この1つ1つが間違いなく、安倍政権を変える力になっている!

 ぜひブログをお読みのみなさんも、まわりの方へ、あなたのできる方法で広げてください!

 【今日の句】 ごまかした 顔をテレビが 映してる

2017年6月4日日曜日

草の根の力の大きさ

 降りた女満別空港は5℃! 冷たい雨のなかでも、会場びっしり来ていただいた北見市での演説会。ほんっとに嬉しいです。

 菅原まこと小選挙区12区予定候補も元気いっぱいに、基幹産業である農業と、北海道の重要問題となっている鉄路を守る決意を表明。

 私からは東京都議選への支援から、森友・加計学園、共謀罪、介護・農業・JR、北朝鮮と外交問題そして憲法、最後に「市民と野党の共闘」「日本共産党が伸びてこそ政治が変わる」と盛りだくさんに訴えました。

 時間どおりの原稿だと思っていたのですが、手話通訳の方がやりやすいように少しゆっくり話していたら後半に時間が‥‥!

 少々持ち時間をオーバーしましたが、あふれる熱意のためなので許してください、と。

 「とても良かったよ」と声をかけてくださったみなさん、本当にありがとうございます。

 「初めて共産党の演説会に来ました」という女性は、昨年の台風被害の後に「地域を一軒一軒歩いていたのは菊池豪一さん(市議)だけだった」と述べてました。

 北見市は昨年の連続台風で、とりわけ農業は大きな被害を受けました。

 実は私の北見入りも、昨年の調査依頼でした。

 菊池さんと熊谷裕市議とで、広い北見市内の調査にまわったことを覚えています。

 住民の苦難あるところ、日本共産党あり。

 私もその姿勢で、がんばらないと。

 演説会の後は、シロシストセンチュウによる被害を受けている農家のみなさんとも懇談。

 地方自治体まかせにせず、国が現場に足を運ぶべきと感じました。

 今は女満別空港で、飛行機待ちのわずかな時間。

 明日からまた、安倍政権との対決です。

 【今日の句】 寒さにも 耐えた種こそ 実をつける