2012年9月8日土曜日

福島を忘れない~とめよう!なくそう!原発集会

 9・8「とめよう!なくそう!原発 道民集会」は700人以上の参加!‥‥と集会最後に発表されましたが、デモから参加する方が増えてきて最後には800人‥‥いや1,000人まで届くぐらいか‥‥参加のみなさん、本当におつかれさまでした!

 主催者である原発問題全道連絡会・代表委員の私でもあるので、暑い中のご参加にはあらためて感謝申し上げます。

 私の主催者あいさつの後、福島県から避難されている宍戸さんのお話を聞き、福島の実態は重いと再確認しました。

 集会前にも少しお話は伺ったんですが、賠償の線引きや除染の困難さ、誠意のない東京電力の対応など、一言で言えば「事故は収束していない」のです。

 「お話を聞いて、私たちに何ができるか、といつも考えてしまうんですよ」と私。

 宍戸さんは「みなさんにそう聞かれるんですが、まずは『福島を忘れないで』ということです」と。

 マスコミでは福島の現状を報じることも少なくなり、野田首相は勝手に「事故収束」宣言までしてしまいました。

 10数万人が避難もしているし、核燃料がどこにあって、どんな状態なのか誰もわからず、どうしてこれで「収束」なんでしょう!

 宍戸さんの切々とした訴えに、会場も真剣な表情で聞き入っていました。

 だからこそ、特に「福島を返せ」のシュプレヒコールの声は大きいこと!

 「がんばれー!」とガッツポーズしたり、スマホで写真を撮って手拍子したりと、特に中高生の反応が目立ちました。

 IWJの北海道チャンネルでは、集会とデモ行進を報じてくれてますので、ぜひご覧ください!

 原発ゼロへ、そして原発被害者への全面賠償を!

 【今日の句】 審判を された名並ぶ 総裁選

小樽市内をまわる(2)~“あやしい”経済人との懇談

 今日も菊地よう子4区予定候補と街頭宣伝や地域演説会‥‥合間に昼食&懇談で「利尻屋みのや」へ足を運んで、蓑谷修代表にお会いしました。

 時間を取ってお話を聞きたいとしていたら、資料まで準備していただいていて、ビッシリと今の日本と小樽に対する憂いも愛情も書かれていました。

 「政治家はウソつきはダメだが、ホラ吹きにならないと」と語る蓑谷さん。

 何かを実現したいなら大きな志と、それなりの言葉や態度をしなさいよ、という意味と私は受け取りました。

 「観光都市・小樽」が定着するには、いわゆる「運河論争」の他に「小樽をよくしたい」という地元企業の努力があったことも教えていただきました。

 「私の言うことは“あやしい”ことばかりだから」と笑う蓑谷さんでしたが、共産党に対する意見や注文もいただき、懇談の時間はあっという間に過ぎました。

 「制度で生きてる政治家ではダメ」とのお話に、私からは「社会の中で生きる政治家になります」と応えました。

 「共産党はマジメだなぁ」と、また笑う蓑谷さんでしたが、どこに行くのか・何をしたいのかわからないような政治家が多いなか、「国民のため」という原点に立った政治でなければというのが私の思い。

 多くを学んだ後志・小樽の4日間でした。

 【今日の句】 代表の 座が安売りの 政権党

2012年9月6日木曜日

小樽市内をまわる(1)~この願いに、野田首相はどう応えるのか

 今日・明日は菊地よう子4区予定候補との小樽市内キャラバン! 街頭宣伝と「つどい」・小集会を中心に、党の政策と私の決意を訴えました。

 参加された方からは、今の政治に言いたいことが次々と。

 「年金から次々と税金だと取っていく。生活できない。もっとお金のあるところから取ったらいい」

 「仕事上、ガソリン代の高さにまいる。公正取引委員会は何してる?」

 「電力情報は信じられない。原発なしでも、やっていけるのではないのか」

 「働く人の給料が上がらないんだから、生活保護が増えるのも当然。給料を上げる方こそ、力を尽くして」

 などなど、1つ1つに私と菊地よう子さんとで、ていねいに党の政策を話しました。

 そこで、ふと思ったんです。

 野田首相なら、何て応えるんだろう?

 「国民のみなさんのご苦労をふまえて、低所得者対策など万全を期したいと考えています」

 「ガソリン代の高騰は国際的なものであり、政府としましては市場の動向を注視して、適切な対応に努めたいと考えております」

 「経済や国民生活を考えた場合、最大限の安全を確保しながら、原発の再稼動は必要であるとの判断でございます」

 ‥‥など、こんなふうに私でも考えられるほどの官僚答弁ではないのかな、と。

 つまりは高額所得者や大企業・電力業界・財界に甘く、国民の声には正面から応えない、ということだと思います。

 大企業や富裕層への優遇をやめて財源をつくると、言えないところに首相の「足場」があるのでは。

 だから共産党にがんばってほしい、と多くの方の激励をいただきました。

 明日も元気にがんばります!

 【今日の句】 談合と 強行残し 会期末

2012年9月5日水曜日

維新の「消費税の地方税化」で、地方は財源を確保できるのか

 今日は党道委員会総会。会議の1日でした。

 全道の地区委員会などから集まり、党への期待とともに私たちの活動の課題など、率直な議論を交わしました。

 もう民主党にも、自民党にも期待できない、との声がどこでも共通。

 私たちの政策と力や頑張りが伝われば信頼や共感が広がる一方で、大阪・維新の会への期待もあるとの発言も。

 特例公債法案が成立しないため、地方交付税の支払いが延期されそうですが、橋下氏は地方が「仕送り大学生」とたとえ、「消費税を地方税化して交付税を廃止‥‥地方の財源は確保できる」というのが持論です(こちら)。

 消費税の「地産地消」とでも言うことでしょうか。

 しかし消費税は事業者が最終的に納める税金で、本店や主たる事務所の所在地県に申告することになります。

 つまり、本店のない地域には消費税による恩恵がない、というのが「消費税の地方税化」ではないでしょうか。

 これでは地方はいっそう財源確保が困難になるわけで、橋下氏がねらう「道州制」=自治体再編へとつながる道と言えます。

 そもそも地方交付税は、地方税の収入が不均衡で、自治体ごとの格差を調整するもの。

 これによって、どの町でも等しく行政サービスを受けられる財政基盤ができるわけです。

 大型開発や防衛費=軍事費などの見直しで財源を確保して、地方交付税分を優先的に確保することもできるでしょうし、そもそもは公債に依存している財政状況が問題であって、地方交付税の制度が問題ではありません。

 簡単に何でも切り捨てる橋下氏らしい政策ですが、たどれば国民から審判を受けた新自由主義路線の焼き直しだと思います。

 竹中平蔵氏らを政策ブレーンにしているのが、その証拠となるでしょう。

 維新八策を見れば、TPP推進、日米軍事同盟を機軸にするなど、外交面ではアメリカ従属も明確です。

 「決める政治」を盾にした独裁的手法は、あらためて言うまでもないでしょう。

 他党が維新へのすり寄りを見えるなか、共産党が事実をもって「正体」を知らせていかなければと思っています。

 同時に、ただ批判するのでなく、私たちの改革展望を示して、多くの方の閉塞感に応える訴えと活動をしていかないと。

 明日から2日間は、小樽市内をまわります!

 【今日の句】 顔選び 政策二の次 代表選

2012年9月4日火曜日

後志管内をまわる(2)~戦争体験者が見る泊原発

 今日は蘭越町・ニセコ町・岩内町と回るキャラバン。少し朝早くホテルを出て、先日亡くなられた留寿都村・坂庭恵子元村議のご自宅にも足を運び、遺志を継いでがんばることを約束してきました。

 菊地よう子4区予定候補と、蘭越町・ニセコ町では脱原発の活動に取り組む方々との懇談をおこないました。

 ちょうど道から、道と後志16市町村、北電とで結ぶ新安全確認協定について議論が始まったばかりで、その内容について意見が多く出されました。

 泊村など4町村の協定と比べると、立入検査などの項目がない案なので「実効性があるのか」「住民説明会を開くべきだ」「修正・補強を」「この協定を結んだことで再稼働の口実にしてはならない」など、他の課題と合わせて時間が足りなくなるほど。

 せっかくの機会なので共産党への要望なども伺うと「政党名からイメージが悪いという人が多い」「民主・自民には言いたいことも、いっぱいあるけど‥‥」と、政党の「中身」についてはおおむね共感してくださっていることもわかりました。

 「原発だけでなく、教育、TPP‥‥すべての背後にあるものを、政党として明らかにしてほしい」「みんな原発事故で、背後に何があるかわかり始めている」と、共産党員でもない方が、財界・大企業やアメリカによる「影の力」の存在を話されたことは私には驚きでした。

 突き詰めていくと、何が日本社会を支配してるのか、見えやすくなってきているんですよね。

 岩内町では街頭宣伝の後、夜の「つどい」では戦争を体験された方がこう話されました。

 「爆弾がドーっと落とされて、確かに怖かったけど戦争は終わった。でも原発は戦争より怖い。事故があったら、みんな全滅。心配しながら生活している」

 なかなか原発について口に出せない雰囲気の町でも、このような思いをされている方がいるんですよね。

 日本共産党は、政党としては原発撤退を掲げていますが、核燃料が残っている以上、安全対策には万全を期すことが必要で、その点では原発の賛否にかかわらず安全対策は必要になります。

 だから情報公開や住民合意は欠かせないし、こういうプロセスもなく再稼働はもちろん反対です。

 やるべき課題もずいぶん見えてくる3町での懇談でしたが、この願いに応える議席を勝ち取らないと!

 【今日の句】 迷走は 2大政党 トップから

2012年9月3日月曜日

後志管内をまわる(1)~政党のあり方

 札幌南区でクマの目撃が続いて、昨晩は国道で車と衝突! 先ほどニュースで猛暑も一因と報じれてましたが、大きな被害が出ないようにと願うばかりです。

 猛暑で草が枯れ、秋の木の実が成る時期の狭間で、畑や街に出ているのだろうという推測です。

 警察などの対応も大変でそうが、まずは無事を祈りたい。

 さて今週は小樽・後志管内を菊地よう子4区予定候補と回るキャラバン。

 古平町の宣伝から余市町へと向かいましたが、とにかく暑い!

 余市町の気温掲示板は32℃を示していて、地元のみなさんも「こんな夏は異常」とのお話でした。

 高気圧の張り出しが原因とは言え、気候変動による影響かと心配になります。

 街頭宣伝・つどい・訪問など回ると、共通して出されたのが「今の政治がわからない」との声。

 民主党は自民党と同じになり、離党した人達はどこに行くかわからず、民主・自民・みんなの各党の国会議員が大阪維新の会と合流したり‥‥民主・自民の代表選・総裁選とも重なって、それぞれの国会議員が言いたいことを言い合ってるだけのような状況です。

 こういう時には、国民の立場でスジを通す議席が増えるのが一番!

 その役割を担えるのは日本共産党だ、と今日も訴えました。

 地域に党支部や地方議員がいて、意見が積み上げられて国会でも取り上げられます。

 政党らしい政党は日本共産党!と私は思っています。

 消費税・原発・TPP‥‥間違った政治に反対するのはもちろん、代替案も提案してきたことへ共感の声も全道各地で寄せられてきました。

 問われているのは「政党のあり方」。

 政府は赤字国債法案の未成立にともない、政党助成金の配分を凍結する方針だそうですが、日本共産党のように受け取らず廃止することが一番スッキリした解決法ではないでしょうか。

 暑さに負けず、明日も後志管内をまわります!

 【今日の句】 うろうろと クマも議員も 行き場なく

2012年9月2日日曜日

親子キャンプ

 土曜日に道医労連定期大会であいさつし、政策についての打ち合わせを済ませた後、急いで学童保育の親子キャンプに行きました。すでに娘は友達の親御さんの車に乗せてもらって、私は夕食から駆けつけるということになっていたわけです。

 我が家でもいつかやろうと話していながら、実行できなかったキャンプなので楽しみに行きました。

 着くと食事も終わりかけで、日が暮れてるのに「サッカーやる!」と子どもたちは超ハイテンション!

 
 朝は朝で、もう4時くらいに目を覚まして(大人は夜の交流もあり、まだ眠いのに‥‥)遊具や散歩やらと朝食前に2時間くらい遊び、テント片付け後も「サッカーやる!」と‥‥もうヘロヘロですよ~。

 娘は娘で独自に遊んで(?)いたんですが、果たして楽しめたのかどうか。

 帰りの車ではグッスリ寝ている横で、私は眠い目をこすりながら必死に運転‥‥親って大変ですね‥‥。

 疲れもありますが、こうやって子どもと時間を過ごせる幸せを実感しました。

 明日から後志管内キャラバンです!

 【今日の句】 明日待たず 今を生きてる 子どもたち