2018年2月3日土曜日

名護へ心から連帯

 いよいよ明日は名護市長選挙の投票日。子どもたちに安心な未来を渡すなら、稲嶺ススム候補の勝利こそっ!

 辺野古の新基地建設を許すかどうか。

 大きな争点なのに、自民党は「辺野古の『へ』も言わない」戦術だとか。

 それでいて副大臣から「それで何人死んだんだ」とヤジが飛ぶのですから、あまりに市民を愚弄しているのではないのか。

 新基地の耐用年数は200年。

 オスプレイも新たに100機が来ることになるとか。

 しかも米海兵隊員も新たに3200人となれば、どこに「沖縄の負担軽減」があるのか。

 これまでの基地は、米軍が「銃剣とブルドーザー」で土地を奪いつくってきたもの。

 今度の基地は、日本政府が税金を出してつくるのですから、米国従属も極まれり!

 今からでも間に合います。

 沖縄・名護へ知人・友人のいる方は、ぜひ稲嶺ススム候補勝利へ、ご支持をお広げください!

 【今日の句】この豆を あのオニ向けて 投げつけたい

2018年2月2日金曜日

命に鈍感にならないで

 札幌へ戻って道農民連の定期大会であいさつし、道庁前の反原発抗議行動にも参加。まだまだ寒い日が続きますね。

 先日、トランプ米大統領がTPPへの復帰に含みを持たせた発言をしたようですが、日欧EPAと合わせて、農家の不安は尽きません。

 海外からの輸入枠を広げておきながら、日本の農家には「海外へ売れるように」とあおる安倍農政。

 自国の食料を自国でまかなうという、当たり前のことが自覚になっていません。

 種子まで民間開放し、公的責任を放棄する農政で、日本の食料は本当に守れるのでしょうか。

 共同の精神で築かれてきた農村に、競争原理を持ち込んで経営が成り立つのでしょうか。

 米国や欧州では、価格や所得の支えがあるからこそ安定的な生産と自給率の向上、そして海外輸出できるほどの余力や競争力がうまれています。

 食料は、国民生活の大事な「安全保障」だからです。

 農業分野から見ても、早く安倍政権を終わらせなければいけない。

 道庁前には今日も多くの方が駆けつけました。

 寒いなかでも準備されるスタッフのみなさんには、本当に頭が下がる思いです。

 私もマイクを握り、先日の火災にも触れて「命に鈍感になってはいけない。原発事故だって、今も被害が続いている」とスピーチしました。

 先日、電力会社の送電線に余裕があるとの調査結果が報じられました。

 原発をフル稼働することを前提にしていたそう。

 自然エネルギーなどの普及に「送電能力が足りない」と言っていたのは、いったい何だったのか!

 原発を前提にした考え方は、もう終わりにしましょう。

 原発を前提にすることで、かえって不都合や理不尽なことがはびこっているのではないのでしょうか。

 命を大切にするためにも、原発をやめる道を選びたい。

 【今日の句】若いころ 冬眠したいと 思ったなぁ

2018年2月1日木曜日

あの日を思い出す

 とても悲しい1日でした。朝イチで、11人が亡くなった「そしあるハイム」火災現場へ行き、夜は江上恭司・せたな町議の通夜に参列しました。

 心から、お悔やみを申し上げます。

 起きてすぐに目に入った火災のニュースに、2010年に札幌市内で起きたグループホームでの火災を思い出しました。

 7人の高齢者が亡くなり、花を手向けに現場へ行ったのでした。

 あの時も火災の大きさに驚いたものですが、今回の火災も、まさに全焼というほどでした。

 焦げた匂いが鼻に付き、消化液が道路にまで流れているほどでした。

 路上生活されている方の支援に、多くの方が尽力されてきたことを思い出します。

 特に「派遣切り」が広がった10年前に、札幌でも支援の輪が広がりました。

 くりかえし年金削減が続くなか、多くの高齢者が生活保護を受ける状況が広がってきました。

 さまざまな制度のはざまにいた方々が、このような犠牲になったということに、とてもとても胸が痛みます。


 スプリンクラーを必要としない「下宿」となっていたことも、団体・事業者の経営状況から見ると、政治の力で何とかできなかったのか。

 自分自身も国会にいた身として、本当に悔やまれます。

 現場の状況が落ち着き次第、しっかり調査や検証をおこないたい。

 その後は特急とバスを乗り継いで、せたな町へ向かいました。

 亡くなられた江上恭司町議は、一昨年に肺がんが見つかってから入退院をくりかえしつつ議会活動を続けてこられました。

 江上さんは農業も営んでおられて、おおらかな人柄に多くの方が信頼を寄せてくださっていました。

 いったん落選した後、町議補選へ立候補したときに応援に来たことがあります。

 保守という立場の方も含めて、多くの方が江上さんを支援されました。

 結果は惜敗でしたが、次の町議選で見事に当選したときは本当にうれしかった。

 地域でコツコツとがんばりぬく、まさに日本共産党の地方議員そのものと言える江上さんでした。

 いずれ誰もが終える人生とはいえ、やっぱり悲しいものは悲しい。

 江上さん、本当におつかれさまでした。

 【今日の句】満月が 寂しくもあり 励ましもあり

2018年1月31日水曜日

もやもやを突破しよう

 おいしいカレーまでいただき、札幌北区で「しんぶん赤旗」おすすめにまわりました!

 2月1日で90周年を迎える「しんぶん赤旗」をぜひ!と呼びかけて、日刊紙1人・日曜版2人の方がOKしてくださいました。

 昼食のカレーをいただいているときも、地域の年金者組合の役員さんが見えられて、
せっかくだからと食べながら政治談議。

 「せっかくだから聞きたい」どうぞどうぞ。

 「森友や加計疑惑で安倍政権を辞めさせられないのは、野党の力不足ではないのか」

 確かに、国民の大多数は納得していないし、ひと昔前なら退陣して当然の問題ですよね。

 日本共産党も他の野党も、事実をもとに追及してきたからこそ「記憶にない」「記録がない」と、事実上ギブアップしている状況になっています。

 証人喚問も昔は自民党としても真相解明に必要なら応じていたのに、いまや安倍首相をかばうためにまったく応じません(国会招致は全会一致が原則なのです)。

 政権をかばいだてして追及しないような報道にも、問題があるでしょう。

 論戦の場である政治の世界で理屈が通用しないのは、まさに異常事態だし、権力の横暴そのものです。

 理屈が通用しなければ、国民的審判をくだす=選挙で退陣させなければ。

 そのために野党共闘を!と日本共産党が呼びかけてきたなかで、昨年の総選挙では野党分断の動きがありました。

 いろいろありましたが共闘は全体として前進し、それを恐れて政府・与党は、野党の質問時間削減まで狙ってきました。

 政権を追い詰めているなかで、政府・与党が暴圧的になっているのだと思います。

 ここは腹を固めて、正面からたたかおう。

 カレーを食べながら熱い話になり、気がつけば次の場所へ向かう時間に。

 多くの方が、もやもやしているんでしょうね。

 安倍政権を、どのように変えるか。

 リアルな言葉で伝えていきたいです。

 【今日の句】大勢で 食べるカレーの あたたかさ

2018年1月30日火曜日

どの方の言葉も重みあり

 「日本共産党のお仲間に!」と呼びかけにまわると、いろんな方の思いや人生に触れることができます‥‥今日も、そんな1日でした。

 お1人目は82歳の女性。

 「しんぶん赤旗」を長い間お読みいただいていましたが、支部の方いわく「もしかして初めて」という入党の話。

 読書が好きで、赤旗も隅から隅まで読まれているとのこと。

 「子どものときに、知り合いにも共産党の人がいてね‥‥」と、誰にでも平等に接することの大事さを学ばれたそうです。

 お2人目は65歳の男性。

 交通事故を機に生活困窮となり、党市議の事務所を通じて生活保護を受け、今はリハビリも経て元気に過ごされています。

 明るく振る舞う一方で、仕事ができなくなったり、お金を借りざるを得なくなったりと苦しい時期の話もうかがいました。

 「政治家には議会で、私たち庶民の実態を叫んでほしい」と、切々と話されました。

 3人目は、ある地域の後援会長さん。

 この方も職場にいたころから「赤旗を50年も読んできた」方で、「50年読者には『1年間無料キャンペーン』でもしたらどうだい」と笑顔。

 総選挙で日本共産党が議席を減らしたことを憂いておられ、日常活動、戦略・戦術、若い世代向けの活動‥‥などのご意見もいただきました。

 「誰よりも反アベだよ」と、現政権への怒りが伝わってきました。

 日本共産党への入党は、自分の生き方と社会変革を重ね合わせる生き方をするということです。

 だから、その話し合いにはお1人お1人のこれまでの人生が反映されるし、当然真剣になります。

 今日のご3人とも入党するに至りませんでしたが、聞き流すだけの方なら訴えないわけで、じっくり時間をとって、私の話にも向き合い受け止めてくださっていることがありがたい。

 明日も入党の呼びかけの機会があるようなので、楽しみに伺いたいと思います。

 しんぶん赤旗を購読される方も、日刊紙・日曜版ともそれぞれ増えたので少しホッ。

 そういうわけで国会中継も見られなかったのですが、赤嶺政賢議員の質問に、安倍総理はじめ大臣がまともな答弁を避けていたような話を聞きました。

 政府の「沖縄県民に寄り添う」との言葉が、白々しく聞こえます。

 【今日の句】まだ私 46年 過ぎただけ

2018年1月29日月曜日

不満や怒りが次から次へと

 しばれるっ!朝の宣伝を終え、今日は札幌西区・山の手地域で入党や「しんぶん赤旗」購読の訴えと「つどい」の1日でした。

 予報では札幌の最高気温-5℃。

 しかし札幌より寒い地域など、ざらにある北海道。

 灯油代の高騰傾向が家計に響く、という方も多いのではないでしょうか。

 それなのに生活保護削減に象徴される、くらしを追い詰める安倍政権。

 どうも最近は話し始めると怒りモードで力が入りすぎるので、朝から怒鳴らず落ち着いて‥‥。

 その後の山の手地域での行動でも、「安倍政権はひどすぎる」との声がやみません。

 「共産党という名前で損してるんじゃない」という方もいましたが、旧ソ連や中国などの横暴にたたかってきたのが日本共産党でした。

 今の日本の報道や、昔から根付かされてきた反共風土のもとで、共産党という名前で得をするということはないかもしれません。

 私とて、もともとは共産党を支持する家庭で育ったわけでなく、高校生時代には中国の天安門事件を見て「独裁はひどい」と思っていたほどでした。

 しかし、侵略戦争に反対してきた党の歴史を知り、自分のなかに偏見を残しつつも党とかかわりを持ち、今日に至っています。

 じっくり粘り強く伝えていく(その伝え方はいろいろと考える必要あり)ことを大事にしたい。

 「つどい」では、安倍政権に対する不満や怒りが、次から次へと出るわ出るわ。

 党員ではないという女性からも、自分の息子さん(私と変わらないぐらいのようです)のころには年金もなくなるんじゃないか、と心配の声も寄せられました。

 巨額の積立金を、株式市場へまわすのでなく年金底上げにまわすこと。

 持続的な年金制度にするのなら、労働者が年金保険料を払える環境にすること。

 今のような年金不信・政治不信のうえに低賃金で生活も大変では、保険料だって払えなくなるのは当然です。

 年金の安心が保障されればこそ、保険料の納入向上に結びつくはず。

 働き方にも関係するし、税金の集め方にも、大企業の利益第一にも結びつく問題でもあります。

 老後までもが「自己責任」では、何のための年金制度なのか。

 今日は入党や購読はありませんでしたが、まずは日本共産党の値打ちを実感してもらえたならとても嬉しい。

 明日も党員・後援会員のみなさんと、地域をまわります!

 【今日の句】寒くても 笑顔の訴え 欠かせません

2018年1月28日日曜日

今こそ連帯の力で

 全国注視の名護市長選が始まった今日、私は青年後援会→札幌南区「新春のつどい」→労働者後援会→札幌東部民商の新年会へ。

 新基地建設を許さない稲嶺ススム候補の勝利へ、北海道からもできる限りの支援を!と私もからも呼びかけています。

 政治全体のことで言えば、名護市で政権与党側が負けるとなれば改憲に向けてのハードルも高くなることでしょう。

 だからこそ相手も必死だし、総力を挙げてたたかっている。

 ぜひブログをお読みのあなたも、情報拡散や知人・友人への支持拡大、物心両面での支援などお力添えをぜひお願いします!

 青年後援会の新年会は、生まれて4ヵ月の赤ちゃんが人気を独り占めし、和やかに「今年もがんばろう」と語り合いました。

 子どもって、まわりを幸せにしてくれる天才的な存在ですね。

 そして青年時代の絆は、いくつになっても続くもの。

 信頼できる仲間がいるっていいな、と心から思いました。

 南区には、市議予定候補の千葉なおこさんに女性後援会からコールを送っているところで合流。

 2人の子を育てながらの候補活動は苦労も多いと思いますが(今日も獅子舞の「獅子」が怖いと会場外へ!)、まわりの方の支えもあって今日も元気にごあいさつされていました。

 私も「今日は千葉さんのイメージカラーである紫色のネクタイをしてきました」から始まり、安倍首相の9条改憲を止め、地方選・参院選の勝利へ党が力をつける年にしようと述べました。

 連続する来年の選挙で、日本共産党が大きくなれば必ず政治は変わる。

 その意味がリアルに伝わるようにしていきたいですね。

 全道労働者後援会のみなさんの会議にも参加して、その点を同じく考えました。

 市民と野党の共闘によって立憲民主党の議席が増え、要求実現や国会対応でも前進できる条件が生まれています。

 同時に、では日本共産党の役割や存在意義は何か?となるんですよね。

 発言にもあったのですが、やっぱり「ぶれない」という点が大事だと思います。

 国民の要求に反する政治の根本を明らかにし、どんな社会状況下でもスジを曲げない。

 それが「融通がきかない」と思われることもありますが、大事な部分を譲ってはいけないはずです。

 後援会の日常化についても話し合われ、私も「ぜひ全道での集まりにもお呼びください」とあいさつ。

 夜の札幌東部民商の新年会には、党から私のほか、伊藤りち子・池田由美の両札幌市議、吉岡ひろ子予定候補が参加しました。

 憲法改悪と消費税増税を止める1年に!と決意髙くも明るい会場の雰囲気に、私からも連帯のあいさつをひとこと。

 止めるためには安倍政権を終らせることが一番ですし、その条件は広がっていると思うのです。

 今日一日、多くの方にお会いして実感したのは、「みんなで連帯できれば政治は変えられる」ということ。

 あらためて稲嶺ススム候補の必勝を願って、名護市へも連帯!

 まだまだ情勢に見合った力をつける必要性を自覚しつつも、前を向いて進みたい。

 【今日の句】暴言や 官邸圧力 はね返そう