2018年3月3日土曜日

自由な社会をめざすのが共産党

 雪もやみ晴れ間のなか、苫小牧市での「春をよぶ女性のつどい」は地方選挙をたたかう予定候補者と明るく、和やかに!

 写真は左から松橋ちはる(道議)、原けいじ(苫小牧市議補選)、三浦えみこ(安平町議)、もりよ喜久・大松きみこ・北村修(むかわ町議)の各予定候補です。

 まず10日後のむかわ町議選で、日本共産党は1議席増が目標です。

 その後の安平町議選は、現職から新人への交代をめざします。

 苫小牧市議補選は6月で、定数2へ食い込む選挙です。

 そして来年4月の統一地方選。

 私からは憲法をめぐる政治情勢はじめ、市民と野党の共闘が安倍政権を追い詰めていることを紹介し、女性の力で憲法がいきる新しい社会をつくろうと呼びかけました。

 苫小牧市は、私が明倫中学校で勤務していた町です。

 同じ職場で当時、若い私を支えていただいた先生からも激励をいただき、本当にありがたく思いました。

 (そうそう、ハスカップジャムと銘菓「よいとまけ」もいただきました。感謝!)

 すべての予定候補者の勝利を、心から願っています!

 「女性のつどい」に先立って、ショートステイ施設「みやまの里」の一室をお借りし、松橋ちはるさんと懇談会もおこないました。

 松橋さんの同級生のお母さんも来られて、急な呼びかけでしたが30人ほど来てくださったこともありがたい。

 いろいろ懇談するなかで「共産党という名前が、やっぱり最後にひっかかる」というご意見がありました。

 松橋さんから「コミュニティセンターと語源はいっしょ。ともに新しい社会をつくる意味が『共産』には込められています」と話し、私も「人間が人間らしく生きられる、自由な社会をつくることに共産党の活動の原点があります」と述べました。

 終わった後に、ある高齢の方は「私たちは、共産党は『アカ』と偏見をもたせられてきましたが、今日の話でスッキリしました」と伝えてくださったのは嬉しい限り。

 こういう話し合いを重ねていきたいですね。

 明日も地方選挙を控える日高町・新ひだか町へ、演説会です!

 【今日の句】プラスにと なった気温に 春感じ

2018年3月2日金曜日

真実を隠したのは誰だ

 安平町での活動予定が、悪天候のため中止に。デスクワークしながら国会中継‥‥注目は「森友」決済文書の書き換え疑惑!

 今日の「朝日」が報じた、この問題。

 簡単に言えば、財務省が森友学園と土地取引した際の決済文書が、開示のときに書き換えていたという疑惑です。

 元の決裁文書には、森友学園との取引には「特殊的な内容となる」とあるようです。

 つまり「普通の取引」ではない、ということ。

 政治的な力が働いた取引、との疑いが濃厚です。

 「学園の提案に応じて鑑定評価を行い」「価格提示を行う」とも記載されているようです。

 そうなれば、事前の価格交渉を否定していた答弁は虚偽となる。

 書き換えが事実であれば、真実を隠しているということ。

 公文書の偽造や毀棄(きき)、証拠隠滅なども疑われます。

 日本共産党・小池晃参議院議員が事実を問うと、麻生財務相は「大阪地検の捜査を受けている」ことから、影響を予見しがたく答弁は「差し控える」と繰り返すのみ。

 でも、それは「事実でないと答えていない」(小池)。

 いったい誰が指示したのか。

 何の目的で書き換えたのか。

 書き換えた職員だって、進んで書き換えたわけじゃないでしょう。

 もしかしたら法に反すると知りながら、心を殺して書き換えたのかもしれない。

 近しい人物に安く国有地を提供するような政治の私物化を、ここまでしてウソをついて守りぬくということなのか。

 真実を隠しているのは誰だ!

 森友学園理事長の籠池氏、前財務相理財局長の佐川氏、そして安倍昭恵氏ら、そろって国会で真実を明らかにしなければ、とてもとても納得できない。

 国民からも大きな怒りの声にしなければ、また同じことが繰り返されてしまうのではないでしょうか。

 国会での追及を期待するとともに、北海道でもウソとごまかしを許さない世論を大きくするために私もがんばりたい。

 【今日の句】役人が 一人でできる ことじゃない

2018年3月1日木曜日

やっぱり原発やめよう

 朝から大荒れの北海道、何とか夜の「泊原発を再稼働させない3・1集会」には行けました。各地で被害など出ていないでしょうか。

 集会は2部構成で、第1部はアーサー・ビナードさんの講演「アトミックの奥にひそむモノ」、第2部は上田文雄さんと川原茂雄さんの対談です。

 この悪天候のなか奇跡的に飛べた飛行機で北海道に来たビナードさんは、舞台で歩きながら講演するスタイルなんですね。

 初めは聞いている私も、どこを注目したらいいのかと落ち着きませんでした(苦笑)。

 しかし、ニュージーランドと日本の比較、第五福竜丸での被ばくの現実(今日はビキニデー!)、みずからの広島での体験などをふまえて、日本政府が国民をだましながら原発を進めてきたのだと鋭く説きました。

 リンカーンなどの時代を持ち出しながら母国・米国の現状に憂いる話は、今の安倍政権の暴走を前にした私たちにとっても大事な内容と受け止めました。

 上田文雄さんと川原茂雄さんの対談は、川原さんが気さくに何でも上田さんに質問するなかで興味深い内容も。

 7年前の3.11当日は、上田さんは札幌市長として翌日にチカホ(地下歩行空間)開通イベントを控えていたときだったとか。

 ところが震災の現実を前にイベントは延期し、国から「福島への支援を」との依頼があったときの心情を話されました。

 結局、札幌市から派遣する要請はなくなったとのことでしたが、あらためて首長の責任の重さを痛感したといいます。

 泊原発については「避難した後にどうするのか」「放射性廃棄物の処理はどうするのか」などが明確でないのに再稼働するのか、と。

 あらためて歴史を振り返ると、原発利益共同体が危険性を覆い隠したまま日本の各地に建設していった事実の重さがのしかかります。

 これだけの原発を、「核のゴミ」と合わせて、どのように処分していくのか。

 過酷事故があれば避難をというが、それだけ危険性のある原発をこれだけ抱えていていいのか。

 やっぱり1日も早く原発はやめるべきと、今も避難生活を送っている方を思いながら、痛感したのでした。 

 【今日の句】こんな日に 事故が起きたら どうしろと

2018年2月28日水曜日

広げよう、無期雇用転換

 4月からの「無期雇用転換ルール」実施を前に、さらなる周知徹底をはかるよう道労働局へ要請しました。

 伊藤りち子札幌市議団長と、党道委員会から武藤孝司労働部長とで足を運びました。

 労働契約法の改正で、同じ事業所で通算5年以上働いた有期雇用の労働者が、事業者に申しこめば無期雇用契約に転換できるようになりました。

 しかし、6ヵ月のクーリング期間をおいて権利が無効にされたり、5年になる前に雇い止めとされたりする事例もあると聞きます。

 そもそも、この権利を知らない対象労働者もいるし、知っていても「言って不利益にならないか」「労働条件を引き下げられないか」などの不安もあります。

 このような現実を解決するには、転換ルールの意義や重要性、その方法などをきめ細かく周知することが必要です。

 私からは、先日の北見工大職組との懇談の一端を紹介しました。

 大学側には、▼非常勤職員の雇用期間を通算5年とする制限の撤廃、▼無期転換の制度化などを要求してきたそうです。

 大学側は、文科省の調査に対しても、就業規則にある「学長の認め」を要することや、北海道大学などの状況を参考にするとしています。

 しかし現場では、非常勤職員が入れ替わればイチから仕事を教えなければいけないし、常勤職員の負担を軽減するうえでも「無期雇用」は必要だとの話をうかがいました。

 そもそも、業務に変わりはないから辞めても必ず補充されるのであって、それなら無期雇用とすることに合理性があるはずです。

 私たちの要請に、道労働局も昨年からのキャンペーンや関係団体などへの周知徹底の状況を紹介し、「より働く人に知ってほしいためフリーペーパーにも掲載を依頼した」との回答もありました。

 現場の職員だけでは限界もあるなか「本省へ増員の要望もしている」とも述べられました。

 党としても「しんぶん赤旗」などでキャンペーンしていますが、さらに対象となる多くの働く方々に知ってほしい。

 ブログをお読みの方でも、お近くに仕事の契約更新をくり返している方はいないでしょうか。

 ましてや、ルール実施の前に雇い止めなど違法・脱法行為は当然許されません。

 国会では「働き方改革」関連法案を、政府はデータねつ造のもとでも提出を強行しようとしています。

 いったい、誰の方を向いて「働き方改革」などと言っているのか。

 国会論戦とむすんで、北海道でも無期雇用が広がるように私もがんばりたい。

 【今日の句】総理には 無期政権など させません

2018年2月27日火曜日

北見市議選に向けて! 応援②

 今日は菊池ごういち市議地域での「つどい」から街頭宣伝へ。行き交う車から激励が多くあり、とても励まされました。

 朝に地区委員会へ向かうときは-10℃でしたが、今日は陽射しもあたたかく絶好の活動日和!

 はじめの「つどい」では、鉄路の維持や、安倍政権の軍事費増大についてが話題に。

 北見市政については、昨日ちょうど水道料金値上げが可決されたこともあり、日本共産党が増えないと市民生活の大変さが伝わらないね、との話にもなりました。

 水道料金値上げの際の議決では、日本共産党と他会派が反対討論に立ちましたが、他の議員からの賛成討論はなく可決されたとのこと。

 なかなか市議会の実態を知らない方も多いので、やっぱり対話や宣伝が大切なんだと実感。

 そういうわけで、その後は桜井ゆみこさんと2ヵ所、くまがい裕・菊池ごういちの両市議地域では菅原まこと前小選挙区12区候補と宣伝にまわりました(市議は議会中なのです)。

 車中から手を振る方や会釈をする方も多く、通りかかった党員さんが近所のスーパーでパンを買って差し入れてくれるなど、うれしいことが相次ぎました。

 市政はもとより、今の国政の状況を見て日本共産党への期待を寄せてくださっている方も多くいると思うのです。

 「働き方改革」のデータねつ造ぶりは、まだまだあるのではないかと思わせるほど。

 普通に考えれば、法案提出をいったん断念し、再調査などをするべきです。

 一方で、長時間労働を真に規制する内容については協議していけばいいのでは。

 昨日の予算委員会で日本共産党の塩川鉄也衆議院議員、そもそも今回の「働き方改革」は経営者・財界の要求に安倍政権が応えた規制緩和であることを明らかにしました。

 働き方の問題は、命の問題です。

 財界の要求に応えて、労働者をモノ扱いするような日本は変えなくちゃ。

 先ほど北見市から、自宅に戻りました。

 明日は朝イチで、無期雇用転換ルールなどについて要請をおこなう予定です。

 【今日の句】冷えている 空気はスッと 声も乗る

2018年2月26日月曜日

北見市議選に向けて! 応援①

 来月18日告示の北見市議選で日本共産党は、菊池ごういち・くまがい裕・桜井ゆみこの3議席実現へ! 今日・明日と応援です。

 今日は桜井ゆみこ・くまがい裕の両予定候補の事務所で決起集会。

 朝に札幌を出て、JR北見駅に着いたら‥‥やっぱりLS北見5人の顔がお出迎え!

 私も3位決定戦の最後の方は見ましたが、まだ感動が冷めやらぬ!という感じ。

 北見市のなかでもLS(ロコ・ソラーレ)の名が指すように、旧・常呂町がカーリングが盛んなのです。

 その北見は来月に市議選を迎えて、日本共産党は1議席増をめざすのです。

 写真は桜井ゆみこ事務所での私のあいさつの様子ですが、みなさん元気に明るい!

 掲げる主張は、▼中学卒業までの医療費無料化、▼市の基金を活用して国保料の引き下げ、▼水道料金の大幅引き上げ反対--が中心です。

 くまがい市議の話によれば、水道料金は約19%ほど上がるとのこと。

 これだけ生活が大変ななかで、市民に密着した市政であれば、これほど大幅な引き上げをしてはならないでしょう。

 正面から追及している日本共産党市議団を、何としても大きくしてほしい。

 菊地市議・くまがい市議は現職として実績もじゅうぶんですし、桜井さんも地元の北見市に戻るまでは埼玉・川口市議を4期つとめた即戦力!

 党員・支持者のみなさんにも、その値打ちに確信をもってもらいたいし、私も明日1日がんばりたい。

 夜には北見工大職組のみなさんと「無期雇用転換ルール」の取り組みについて意見交換。

 実は出先機関への要請も準備していますので、この件についてはあらためて書きますね。

 【今日の句】寒いです 今夜も20℃ 行くのかも

2018年2月25日日曜日

憎しみのない未来をつくろう

 道労連女性部定期大会でのあいさつから、札幌北区での学習会講師、夜は青年とのつどいへ。学ぶことが多い毎日です。

 全労連女性部の春闘チラシを見たら、働く女性の約4割は、睡眠時間が5.5時間以内!

 世界とくらべて家事・育児の時間が長い日本女性は、世界一といっていいほど睡眠時間が少ないのでしょう。

 裁量労働制をめぐる「データねつ造」が問題されていますが、本当の「働き方改革」を言うのなら、職場における女性への差別やハラスメントを一掃することも明記すべきです。

 女性の基本的人権が保障される国を、いっしょにつくりましょうと呼びかけました。

 ちなみに、道労連女性部の大会は、代議員だけでなく来賓にまでお菓子を用意してくださります。

 以前もケーキで、今年もケーキ(しかも私だけ2つ)!

 私のケーキ好きを誰が知っているのでしょう。

 とにかく、このご恩は忘れません!

 札幌北区の学習会は、そのテーマが「野党共闘と日本共産党綱領」となかなかハードな内容です。

 聞く方が聞きやすくなるように、前半は国会での経験も交えた話に、後半に党綱領での統一戦線の位置づけなどを話しました。

 「憲法での共闘はどうなるか」「参院選に向けては」「青年へのアプローチを具体的に教えてほしい」などなど質問も出されました。

 日ごろの時間も限られていますので、このようにまとまった話ができるというのは勉強にもなります。

 私が強調したかったのは、共産党が思いつきで共闘路線を進んでいるのではなく、歴史や理論に裏打ちされた考え方を持っているということ。

 共闘を前進させるうえでも、日本共産党を伸ばすことが一番!というのが私も国会にいての実感です。

 参加されたみなさんが、少しでも元気になれたならいいな。

 夜は党青年学生後援会による「まるごとJCP」。
 
 共産党についてのマルバツゲームから始まり、私も含めた若手党員との「なんでも聞いてみよう」コーナー、グループに分かれてのトークタイム、そして最後に私からさらに一言という内容でした。

 党青年学生部長の金倉さんと共感しあったのですが、この年(40代中盤)になると青年たちと話すことも緊張するんです。

 私が入党した時の話をしたら「まだ生まれてない!」と合いの手も入ったり(笑)

 それでも若い世代の感性と正義感、自覚と意欲には素直に私のほうが学びたい。

 朝鮮総連に対して発砲があったことも話がありました。

 今の法制度では、相手が誰であれ、動機が何であれ銃を保持し発砲することなど到底認められません。

 合わせて今回の発砲は、極端な差別意識を持った人たちがいるという背景については警鐘を発信しなければいけないと思っています。

 憎しみから、何が生まれる?

 自分の意見を通すために、相手の命を奪う?

 「対話で何も生まれない」と言うけど、とことんまで「対話」したんだろうか。

 今の首相は、そもそも侵略戦争への反省もない人だし、権力として何でもやってくるような人です。

 でも、それって弱さの裏返し。

 理屈の力を信用せず、軍事力が当然の日本と世界という考えでは、明るい未来など見えないでしょう。

 今日の青年たちとの懇談も、本気の話し合いができて楽しかったです。

 会場で18歳の女性や大学1年生が入党されたことは本当にうれしい。

 未来をつくるのは、今を生きる私たちの仕事。

 その自覚をもった仲間が増えれば、必ず社会は変えられる。

 社会を変える本気の思いの交流が大事なんだと、つくづく実感した青年たちとの出会いでした。

 【今日の句】知っている 意志あるところ 道があり