2014年7月4日金曜日

オスプレイで北の大地を荒らすな

 金曜日は旭川での会議参加が多く、明日も稚内まで行くので名寄に宿泊。夕刊を見てたら、えっ、札幌にオスプレイ!?

 北海道新聞によれば、丘珠空港での「空港ページェント」に展示として東日本初の飛来となるとのこと。

 これでわかりました。

 オスプレイの訓練が、北海道でも狙われている。

 国内で訓練が始まって、事故はおきていないじゃないかと言う方もいるかもしれません。

 確かに事故は大問題だけど、それだけではない。

 アメリカとの軍事の一体化を進めないと集団的自衛権を認める意味がないわけで、その延長線にオスプレイ問題があると見るべきです。

 政府が言うようにそんなに安全なら、官邸上空ででも訓練したらいい。

 ウソとごまかしで強行するのなら、世論を高めて反撃しないと。

 それにしてもこんな安倍政権、退陣させなければ!との思い充満です!

 【今日の句】 愛国心 あの首相には ありもせず

2014年7月3日木曜日

札幌のど真ん中で「戦争させない」の声が響く

 世論調査の結果が報道され、集団的自衛権の賛成は少数。札幌で憲法会議が呼びかけた夕方デモは1000人を越えて、熱気があふれました!

 街行く方々の目線も無関心というより「見つめる」という感じに思えました。

 つまり安倍政権には不安がある、ということではないのでしょうか。

 日ごろは政治談議が少なくて表に出せないけど、どこかで話したがっているという方が多いのだと思います。

 そうですよね、政権にとって一番恐れるのは国民的議論が盛り上がっていくこと。

 自分達の主張が正しいというのなら、堂々と国民的議論を巻き起こしていけばいい。

 それをせず強行するのは、相手に理がないことを証明してもいるのではないでしょうか。

 でも、これまで何度も「戦争反対」を口にデモ行進しましたが、こんなに切実に「戦争させない」と言わなければいけない現実が恐ろしい。

 でも、多くの方が声をあげている状況も、これまでなかったことのように思います。

 昨日も書きましたが、やっぱり「これからが勝負」。
 

 そう、閣議決定だけでは自衛隊が動かせないのであって、法改正の今後の議論と運動が大事になってきます。

 ところで原発再稼動反対で、官邸前で抗議行動が起きた際に、当時の野田首相に「反対の声は聞こえてますか」と聞いた記者がいたような。

 「大きな音だね」との応えに、また抗議の声が上がりましたよね。

 いま安倍首相に、同じように聞く記者さんはいないのでしょうか。

 これだけの反対の声が聞こえてますか、と!

 【今日の句】 若者の コールに元気 もらったよ

2014年7月2日水曜日

勝負はこれから

 「閣議決定したからといって集団的自衛権が行使できるわけではない。法律を作ってはじめて‥‥これからが勝負だ」(自民・高村副総裁)。そうなんです、これからが戦争阻止の本格勝負!

 今日の宣伝でも「決まったら仕方ないのでは」との声もあり、私もマイクを握って「勝負はこれからです! 法律を通せなければ、自衛隊は海外に出せません!」と訴えました。

 話を聞いてくださったかはわかりませんが、今日は署名への反応も高かった。

 「今がんばれるのは共産党しかないから」

 「応援してるから」

 などの声や、自転車を止めて署名する学生らしい男性、お婆さんに会いに滋賀県から来ていた女子学生もペンを握りました。

 これまでより、明らかに若い人の反応が違う。

 「何かおかしい」と思いつつ、アクションに移す勇気を持てなかったのかもしれません。

 こういう若者たちが声を出せるように、これからが勝負、です。

 夜には原発連主催の「泊原発の再稼働問題を考える学習会」に参加。

 降って湧いてくる仕事が多い(それを解決していくのが私の役目なのですが)なか、外に出ての活動がなかなかできずに申し訳ない思いをしていて、久しぶりにしっかり学びました。

 周辺自治体の避難計画を見ても、本当に大丈夫なのか、そのとおり実施できるのかは不明。

 自治体の責任というより、原発事故の持つ特有性が一番の原因だと思います。

 過酷事故が起きたら放射能を閉じ込められず、風に乗って拡散し、長期間に渡って汚染される--。

 原発再稼働の矛盾が、あらためて浮き彫りになったと思います。

 原子力規制委員会も、安全性は審査するけど避難計画は自治体任せです。

 そもそも安倍政権自身も、事故における避難計画は自治体任せで責任を負っていない。

 いま稼働している原発はありませんが、原発問題も「これからが勝負」です。

 【今日の句】 首相から 避難するより 非難しよう

2014年7月1日火曜日

こんな戦後最悪な首相に、未来をまかせてたまるか

 会見で「日本が戦争に巻き込まれるおそれは一層なくなっていく」との発言に「え~~っ!」。首相、自分の言っている意味がわかっているんですか?

 何だか論理的に反証することが馬鹿らしく思えてくる。

 「憲法解釈の基本的考えは変わることはない」

 「海外派兵は一般に許されないという原則もまったく変わらない」

 「外国の防衛を目的とする武力行使はおこなわない」

 「日本がふたたび戦争をする国になるようなことは断じてありえない」

 ‥‥それなら集団的自衛権を認めるなど断じてありえない、が結論では?

 また母子パネルを持ち出して、「抽象的、観念的な議論ではなく、現実に起こりえる事態」として想定した、米国による邦人救助。

 「その想定事態が非現実的だ」と批判されているにもかかわらず、また持ち出すのですか。

 もう他に言いようがないというか、これだけ言っても国民は理解するだろう、と思っているのなら腹立たしい。

 今日の宣伝でも、手を伸ばしてチラシを受け取る方が多い。

 直感的に、安倍首相はウソをついていると感じている人もいる。

 まだ口に出せないだけで、何かのきっかけを待っている人もいる。

 いろんな形で、波状的に、世論が高まるように。

 安倍首相はあんな人だから仕方ない、で済ませてはならないです。

 こんな戦後最悪な首相に、未来をまかせてたまるか。

 まだ声をあげられない方に、特に若い人たちに、わかりやすく、勇気が出せるような呼びかけをしていきたい。

 安倍首相の独りよがりの高揚感を、失意に変えようではないですか。

 【今日の句】 現実を 見えてないのは 首相だと

2014年6月30日月曜日

怒りの声は、まだまだ広がっている

 明日にでも閣議決定など許さない! 私も街頭から訴えて、明日も朝からマイクを握ります。署名された方からは「国会で議論すべきこと」と怒りの声も。

 そう、中身も大問題だけど、進め方だって大問題。

 戦争しない日本が、戦争できる日本に変わるんです。

 それも2~3ヵ月の密室の話し合いで。

 公明党・山口代表は「限定的な使用に限ると歯止めの約束できた」と答えたとか。

 限定だとしても、自衛隊が武力を行使できるようにするんですよね。

 歯止めといっても、時の政権が判断するんですよね。

 何の限定にも、何の歯止めにもなっていない。

 先日の宣伝では「アメリカに守ってもらっているんだから仕方ないのでは」と、聞きに来られた方もいました。

 そう考えている方も、いるのかも。

 アメリカは日本を守るために米軍を置いているわけでなく、自分の国の戦略上から置いているだけ。

 アメリカへの恩返しというなら、これまで派遣法も大店法も公共事業増加もコメ輸入も低金利も郵政民営化も、今度はTPPも、日本が壊れるほど要求に応えてきたはず。

 仮に閣議決定したとしても、関係法が通らなければ実施できないし、たたかいはこれからも。

 とにもかくにも、明日も街頭から訴えます!

 【今日の句】 国民は ブラック政府を 許さない

2014年6月29日日曜日

歴史の重みを引き継いで

 第52回北海道解放運動無名戦士合葬追悼会にて、党道委員会を代表して追悼の辞を述べました。新たに合葬された60人の方々の、奮闘に敬意を表しながら‥‥。

 労働運動や女性運動、道知事候補、日本共産党議員など、各分野で活躍された方ばかりです。

 このような方々が歴史をつくってきたから今がある、と再認識しました。

 写真は「労農運動犠牲者碑」。

 刻まれている碑文には「だれがたたかわずにいられよう たたかうであろう たたかわねばならぬ」と書かれています。

 戦後、アメリカ占領軍と、その手先となった日本の支配者層によって労働者階級にさまざまな攻撃が向けられました。

 その1つがレッド・パージ。

 今日も遺族のなかには、パージを受けて苦労された方もいらっしゃいましたが、それでも節を曲げずに自分の信念を貫き通した。

 今は例えば私だって直接的なパージを受けていないのは、パージの不当性を訴え、革新・民主勢力の力を大きくされてきたからこそ、と思います。

 追悼した後に遺族の方との懇親会がありました。

 深い悲しみにある遺族の方々ですが、故人を偲びあう場があるとないとでは、大きな違いだと思います。

 「亡くなった父からは、弱いものには味方が必要だと、教えられました」

 ある女性のあいさつに、この日のすべてが凝縮されていたように思えました。

 どの人も人間らしく生きられる社会をめざして、バトンをつないできた--

 今を生きる私は何をなすべきか、あらためて考えさせられました。

 東京では集団的自衛権に反対して、焼身自殺をはかった方がいたとか。

 その行為の是非はあるでしょうが、安倍政権の進もうとする道の危険性は間違いないと思います。

 故人の方々が、今を生きていた何と言うのでしょうか。

 遺志を引き継いで、がんばらなければと思います。

 【今日の句】 だまされぬ あの時代には 戻させぬ