2019年3月16日土曜日

大黒柱は欠かせない

 今日は旭川市で真下紀子道議と宣伝に。石川知事誕生・真下道議再選への熱い思いで、どこでも多くの方が駆けつけてくださいました。引き続き市議4人(のとや繁・小松あきら・石川厚子・まじま隆英)も!

 真下道議は4期16年を務めて、まさに道議団の大黒柱です。16年の間には1人議員の時代もありましたが、粘り強い質問や活動で多くの要求も実現してきました。そのうちの1つが妊産婦検診の交通費・宿泊費補助で、全道179自治体のうち30自治体しか出産できる病院がないなかで、ずっと議会で取り上げて実現の道を開いたのです。

 旭川には特急ライラックで向かったのですが、きちんと車いす専用スペースが自由席車両にありました。これも真下道議が取り上げたものです。

 行動力も抜群です。3年前の連続台風、昨年の大雨被害や胆振東部地震でも現地へ駆けつけ、実態をもとに質問するのですから説得力が違います。仮設住宅への家電3品設置なども、このような行動力が反映してのものです。

 真下道議は看護師を務めていました。命を守る現場にいたからこそ、誰の命も平等に、分け隔てなく接することで多くの方から信頼を寄せられています。市民と野党の共闘の場面でも、真下道議の姿がありました。旭川の議席というだけでなく、全道規模で欠かせない議席なのです。

 もちろん党員・支持者のみなさんが、その値打ちをよくわかっています。真下道議の演説には「そうだ!」の合いの手も力強く入り、握手にまわっても、みんなが笑顔。この勢いで再選を勝ちとりたい。市議4人のベストチーム必勝への保障にもなりますし、参院選にも連動していきます。何より昨年の市長選で野党がまとまった旭川から、安倍政治を変える流れを大きくしようと私も強調しました。

 昼間は陽射しがあったものの、夕方には雪も降り始めました。まだ春は遠くても、政治の春はがんばり次第で引き寄せられます。私も目一杯がんばりたい。

 【今日の句】まさにそう 余人をもって 代えがたし

2019年3月15日金曜日

いのち・くらしが一番の札幌市政へ

 渡辺たつお札幌市長予定候補の事務所びらきは会場いっぱい、あふれる熱気! このまま上り調子で本番を迎えたいですね。

 日本共産党は宮川じゅん道議、小形かおり市議、佐々木明美・千葉なおこの各市議予定候補も参加しました。国会からも日本共産党・紙智子参議院議員、自由党・森ゆうこ参議院議員のメッセージが届き、森ゆうこさんのメッセージが読み上げられると会場からは歓声も。共闘の力で、札幌市政に変化をつくりたい。

 渡辺たつお市長予定候補は、2日間の公開討論会が「とても面白かった」と触れてあいさつ。市民の切実な要求を掲げて必ず勝ち抜きたいとの言葉も力強く、会場から大きな拍手が湧きました。

 秋元市政への潜在的批判は多いと私は思っています。北海道新幹線の札幌延伸にあわせたアクセス道路や都心再開発、加えて冬季五輪招致となれば、財政的にも本当に大丈夫かと思います。国の補助が大きく札幌市の持ち出しは小さいと言いますが、この間の大型事業は費用が膨らみ、当初見積もりよりも負担が大きくなっているケースも多いのです。結局、昨日に書いたように除雪パートナーシップ制度で市民負担を当然視するように、くらしの面にしわ寄せがいく可能性が大きいと思います。

 いのち・くらしが一番、という渡辺たつお市長予定候補のメッセージを多くの市民に届けたいですね。この間の街頭演説でも、ご本人の経歴や行動力も紹介しながら訴えてきましたが精力的に引き続き私も広げます。

 明日は旭川市。真下紀子道議・市議4人を押し上げます!

 【今日の句】明らかに 市民目線に 違いあり

2019年3月14日木曜日

知事・札幌市長の転換へ

 知事選・札幌市長選の予定候補による公開討論会がおこなわれ、違いがクッキリしています。今日は札幌市長選討論会に私も足を運びました。先日は札幌青年会議所、今日は北海道新聞社が主催です。

 知事選は報道の範囲ですが、違いがハッキリしたのがカジノ・鉄道・原発。石川ともひろさんはカジノによる経済振興よりも「魅力あふれる自然と観光の可能性」に触れて、子どもと大人が一緒に遊べる施設をと訴えました。JR北海道の路線見直しも、観光客の増大にそなえて鉄路を残していくことが必要だと指摘。原発は明確に「脱原発の立場」と表明しました。

 対して鈴木なおみちさんは、カジノの効果や影響について「総合的に検討」、JR北海道の路線見直しも「全道の公共交通の再編を道民目線で考えていく」、原発は「将来的には依存しない」と、あいまいな回答と映ります。自民・公明の推薦を受けている事実が、このように表れました。

 札幌市長では、昨日の討論会で秋元市長が「アベノミクスの評価」についてマルを掲げたのにはビックリ。景気がよいと実感していない人が多数のなか、安倍首相は「景気回復のあたたかい風が全国津々浦々に」と述べ、安倍首相だけが幻を見ているのかと思ったら秋元市長も同調していたとは。

 今日の討論会では、秋元市長の再開発正当化の言明に違和感がありました。パートナーシップ除雪制度による町内会負担を「自助・共助・公助の考えから必要」と言いながら、大型開発や民間投資への税金投入に市民合意が得られると思っているのでしょうか。公契約条例についても「議会が賛同しない」と、議会に責任転嫁するのは現市長の態度としていただけない。では議会が賛成多数なら実施するつもりは、あるのでしょうか。

 渡辺たつおさんは、①1000億円かけてつくるアクセス道路はやめて福祉の向上を、②公契約条例を実現して官から賃金引き上げを、③泊原発の再稼働は認めない、と政策の柱を表明。秋元さんから、アクセス道路で言えば市の実質負担は2億円ほどと主張しても「重要なのは優先順位」とガンとはねつけた渡辺さん。くらしと命が一番というスローガンの強調が、説得力もって聞こえました。

 北海道と札幌市の舵取りを担う選挙だけに、道民・市民の立場にたった知事・市長をとの思いになります。知事選の告示まで1週間、市長選には10日間です。準備も慌ただしくなってきました。議員選挙で日本共産党を伸ばすことと、知事・市長選へのご支援も私から街頭で訴えていきます!

 【今日の句】憲法を 大事にする人 選びたい

2019年3月13日水曜日

理不尽な増税をはねとばそう

 今日は中央区で森つねと道議予定候補・小形かおり市議と、重税反対行動をはさんで朝から晩まで宣伝づくし。久しぶりに雪も降り、寒いこと!

 寒さのなかでも多くの激励がありました。握手を求めてくる方、車から手を振ってくださる方、マンションの窓を開けて声をかける方、そしてチラシを受け取ってくださる方も多い。静かに関心が広がっている、という感じです。安倍政権への不満が奥深くあることや、日本共産党が共闘を大事にしていることなどへの反映もあるでしょうか。

 予定候補への信頼も厚い。森つねと道議予定候補は、一昨年の総選挙で小選挙区候補を下りたことや、この間も共闘の場にくり返し参加してきたことが信頼を広げてきました。低体重で生まれたお子さんを育ててきた経験から、命を大切にする政治の意義を訴えてもきました。

 小形かおり市議は、路面電車ループ化に代表されるように、区民の運動に積極的にかかわってきました。頼れるくらしの守り手としても、市議団幹事長というカナメの役割という点でも、なくてはならない中央区の議席なのです。

 いっしょに札幌中部民商が主催の重税反対集会に参加もしました。千葉なおこ市議予定候補(南区)も参加されました。集会のあとに集団申告をするこの行動も、1970年に始まってから今年が節目の50回とのこと。やはり焦点は消費税増税です。

 賃金が上がったように操作してきたことも問題ですが、景気が後退局面になっているのに増税に踏みきるのなら、それこそ自殺行為というものです。小規模事業者ほど価格転嫁も難しく、インボイスの導入で窮地に陥ることも明らかです。どんな理屈をつけようと、この状況で消費税を上げてはなりません。

 集会では私からもあいさつし、この集会が重税反対の世論をつくる大事な役割を担ってきたことに敬意を表しました。税のあり方を決めるのは、納税者たる主権者です。力をあわせて理不尽な増税などストップさせたい。寒さのなか、訴えにも熱を帯びた1日でもありました。

 【今日の句】徴税は 金の亡者へ 急ぐべし

2019年3月12日火曜日

札幌には子どもの権利条例があるのだから

 今日は豊平区を池田ゆみ市議と宣伝キャラバン。手足の指先がジンジンするほど寒風に吹かれた1日でしたが、訴えの内容は燃えています!

 池田市議は保育士23年の経験をもとに、子育て施策の充実を求めて大奮闘の4年間。平岸でガス爆発があった時には真っ先に避難所に駆けつけ、子連れのお母さんから要望も聞き、すぐに区役所へ伝えに行くなど行動力も抜群です。2期目の挑戦となりますが、池田さん自身も「絶対に議席を失くすわけにはいかない」と懸命に訴え。私からも、このような池田さんのエピソードなども紹介して「ぜひ押し上げて」と強調しました。

 札幌市は子どもの権利条例を持ちながら、医療費無料化は小学1年生まで。ようやく来年度から2年生へと引きあがりますが、それでも政令市では最低クラスです。子どもの権利条例が泣いているではありませんか。

 宣伝の合間の「つどい」でも「孫の通う保育所で働きづめの保育士さんを見ると、もっと労働条件をよくしてほしいと願う」との話があり、池田さんは「札幌市は国まかせにせず、独自の子育て支援策を強化するべきです」とピシャリ。消費税増税で幼児教育が無償かすることにも「0~2歳児は全員が無償化するわけでなく、非課税世帯では新たな給食費の発生で逆に負担増ともなる」とも強調しました。

 たまたまでしょうか、今日の宣伝では小さい子連れのお母さんにも多く出会いました。将来の社会にかかわる選挙でも、その未来を生きる子どもたちに投票権はありません。だからこそ子どもたちの分まで、しっかり考え抜いた選択をしてほしい。問われているのは、やっぱり大人の方なんですよね。

 明日は中央区をまわりますが、明日も寒そう!

 【今日の句】温かい風呂が こんなにありがたい

2019年3月11日月曜日

哀悼の意を表しながら

 石巻市出身の私にとって(もちろん誰にとってもでしょうけど)絶対に忘れられない東日本大震災。胆振東部地震を経験しての震災8年目は、新たな決意の日ともしたいのです。

 仮設住宅に住み続けている方、移った災害公営住宅での環境に慣れない方、家を直せない在宅被災者と呼ばれる方、家は無事でも生業が困難なままの方‥‥時が経つごとに、それぞれの苦難や要求が多様化してくる現実があります。もちろん政治の力は大事ですが、コミュニティの力も大切であることを、厚真町などをまわるたびに痛感してきました。

 いつ襲ってくるかわからない、自然災害列島の日本。日ごろの備えとともに、万が一の時に乗り越える力は「集団の力」だと思うようになりました。先週も書きましたが、東松島市で活動するTTTの青年たちが、そうやって乗り越えてきたことに深く学びたいのです。

 加えて福島第一原発事故で、多くの方の人生が一変してしまった現実。しかも心ない言葉で中傷したり、逆に根拠ない「復興は順調」という言葉などが、どれだけ避難された方を苦しめてきたのか。ましてや東電が賠償責任を放棄するようなことなど、あってはならないと思います。国だって不合理な線引きをせずに、憲法に定められた基本的人権を守る立場に立った真の支援策を進める必要があります。

 札幌駅前で宣伝と、追悼の集会をおこないました。泊原発再稼働の是非を問うシール投票をしましたが、反対に貼る方が多数。賛成に貼った方でも「原発を止めることが現実的にできるならいいんだけど」と、本当なら原発に頼らないほうがいいという思いも聞きました。もちろん私は原発ゼロに向かうべき立場ですが、じっくり多くの方と語り合って合意をつくることが大切なんだと思うのです。

 あらためて亡くなられた方に、心から哀悼の意を表します。行方不明の方が多数いる現実を前に、ご家族の悲しみを思うと言葉もありません。くらしと生業の復興へ、政府が力を尽くすことを求めます。

 追悼の前後で、今日は札幌東区へ。平岡だいすけ・太田秀子の両市議と宣伝にまわると、寒いなかでもチラシを受け取ってくれる方が多いこと! 赤ちゃんを抱いたお母さんが平岡市議に駆けよって「本当に消費税増税は困ります。子育てしやすい札幌にしてください」と話す一幕も。「あなたが本物?」と太田市議の顔を見ながら激励して通っていく女性の姿もありました。

 若さとパワフルな行動力で、1期目ながら大活躍してきた平岡だいすけさん。新婦人の活動を生かして、くらしの声を届け続けてきた太田秀子さんは市議団政調会長でもあります。東区に必要な2人の議席を再び勝ち取らせてほしいと、私もマイクを握って訴えました。

 明日は豊平区へ。せっかく溶けてきたのに、また雪が降る?かもとの予報。明日は今日以上に厚着しながらがんばります。

 【今日の句】あの時の 胸の痛みも 忘れずに

2019年3月10日日曜日

「おなかいっぱい」の演説会

 会場いっぱいになった、志位委員長が来札しての演説会。案内や受付など多くの方の力があってこそでした。ありがとうございました。会場が大きいため舞台も大きく、写真に映る弁士が小さいのは、ご容赦くださいね。

 石川ともひろ知事予定候補・渡辺たつお札幌市長予定候補も駆けつけ、道議・札幌市議、石狩管内の市町村議予定候補もそろって登壇しての訴えは代表して菊地よう子道議・小形かおり札幌市議。紙智子参議院議員に私もマイクを握ったのですから、それはそれは聞いている方からすれば「おなかいっぱい」という感じだったのでは。

 志位委員長は消費税・9条改憲・沖縄について重点的に話し、後半は「北海道での4つの転換」として①大型開発から福祉・くらし優先へ、②カジノ誘致より農林漁業・中小企業の支援を、③大問題になってきた国民健康保険、④原発から再生可能エネルギーへ、を取り上げました。「沖縄と北海道から、南と北から安倍政権を追い詰めよう」との呼びかけには大きな拍手。

 私は5分の持ち時間で、震災復興に絞っての訴えにしました。こんな時に消費税増税ではないし、北海道もカジノにうつつを抜かしている場合ではない。まずは地方選勝利に、私も力いっぱいがんばる決意も述べました。

 会場を出て握手をしながら見送ると、みなさんの笑顔が飛び込んできました。すっきりして明日から、またがんばろう!

 【今日の句】沖縄に 続くぞ共闘 北海道