2011年1月15日土曜日

ご利益がありますように

 今日はセンター試験の初日。不安と緊張を抱えた受験生の方も多くいたのでは‥‥。

 民青同盟の「激励ビラ」配布に、私もお手伝い。

 全力を尽くして、明日もがんばってほしいですね。

 午前中は会議をおこない、午後からは札幌西区へ。党と後援会の新春交流会です。

 全札幌の党と講演会の力で、札幌の道議奪還を!と、東区の金倉まさとし道議予定候補が、まずあいさつ。大きな声援が送られていました。

 札幌市議では、西区から田中けいすけさんが立候補予定です。

 かろうじて30代の私(実は今年で40歳!)ですが、金倉さんも田中さんも私より若く、力を込めた「何としても議会に送ってほしい!」との訴えは、参加された方の心に新鮮な感動を呼んだのではないでしょうか。

 2人とも、いっしょに国会などへの交渉もおこなってきて、バッジはなくても住民の願い実現に全力をあげてきました。

 何より日本共産党の予定候補だからこそ、ぶれずにがんばれる!

 道政でも札幌市政でも、やっぱり日本共産党が大きくならないと!

 交流会は余興も含めて、そのような思いが高まる集まりになりました。

 オープニングを飾った「乱拍子」の獅子に、ガブリと頭をかじられる田中さんも思わずパチッ!

 無病息災、商売繁盛(?)、そして選挙必勝など、ご利益がありますように‥‥と神頼みに終わらせず、私も力をあわせてがんばります。

 【今日の句】 首相まで 神頼みして いるのでは

2011年1月14日金曜日

何のための「最強」か

 菅改造内閣--みなさんは、どのようにお感じになりましたか?

 首相の言動からも明らかなように、消費税増税・TPP推進の布陣であることは鮮明だと思います。

 それにしても「最強の態勢」という首相の表現も、何だか子どもの秘密基地を表現してるみたいで、政治的表現にはなじまないような。

 消費税増税もTPP推進も、国政上の重要問題でありながらマニフェストにも掲げていないものだし、あまりに暴走が過ぎる気がします。

 国会は24日から開会のようですが、論戦とともに地方での世論形成もがんばらねば。

 【今日の句】 強いって 掲げる時こそ 弱いもの

2011年1月13日木曜日

教育は「抑え込み」で、絶対に良くならない

 道教組・高教組などが中心となり開かれた「北海道の教育を守ろう 緊急集会Ⅲ」に参加してきました。

 昨年2~3月にかけて北教組による違法献金事件が発覚し、関係者が逮捕されたことを梃子に、道教育委員会が、教育現場へ異常なまでの強圧的な姿勢を強めています。

 この1年での経過をふり返ると--。

 3月30日 「服務規律調査」の通知。4~5月にかけ実施

 5月31日 道民からの「情報提供制度」を教育長が決定

 10月8日 教育長通達「服務規律の厳正な確保」と、「服務規律」第2次調査

 11月30日 職員向け「信頼される学校運営のために」リーフ配布へ通知

 12月13日 「国旗・国歌の適切な実施について」通知

 --などですが、この間にも教職員への管理・強制の内容が随時あるのです。

 「調査」は、職場の信頼関係を壊すばかりか、法に則る正当な労働組合活動まで視野に入れ、思想・信条の自由や政党支持の自由にまで踏み込む、前近代的な問題でした。

 11月のリーフに至っては「学習指導要領には法的拘束力があります」「国旗・国歌の尊重は内外の常識です」など、正確さに欠けることや解釈が分かれている問題を一面だけを強調したり、国会答弁を超えてる内容、また判例にしても都合の良いものだけを紹介するなど、あまりにも恣意的です。

 道教委は「子どもと保護者に信頼を得る」ことを御旗にしていますが、教育現場で道教委は信頼を得ているのか。

 現場の先生から「学習指導要領外で教えたい内容があっても、取り上げたら『通告』されるかと思うと手を出せない」と豊かな教育への足かせになったり、「漫談でもして気に入らない内容でもあったら、保護者を通じて『通告』されるのかと考えると冗談も言えない」と、現場を萎縮させている状況がリアルに報告されていました。

 「通告」制度があるというこだけで、生徒や保護者の目、あるいはチームワークを高めるべき同僚や管理職の目を気にして自由な教育活動ができないという、反教育的な雰囲気に現場がなっているわけです。

 しかも「通告」は当事者に知らされず、内容も明確にわからずにされるわけですから「密告」であり、それで処分されることもあれば、恣意的な乱用の恐れもあります。

 戦前の状況に、似ているのではないでしょうか。

 まだまだ問題点を書きたいところですが、反動的姿勢で有名な東京都知事と都教育委員会を超える重大な問題です。

 中央段階の労働組合と弁護団も3度も北海道入りし、北海道だけの問題ではなく全国的問題と位置づけて対応しています。

 憲法や子どもの権利条約などに著しく反すると、弁護士会でも意見書が検討されているそうです。

 同時に、この問題はまだまだ多くの道民に知らされていないと思います。

 集会参加者で「私たちからも広げていこう」と発言し、もちろん私もその意を強くしました。

 教育は「抑え込み」で、絶対に良くなりません。

 それこそ「内外の常識」です。

 地方選の取り組み、TPP反対の共同と取り組む課題は山積ですが、緊張感を持ってがんばります。

 【今日の句】 管理漬け 制裁こそが 非常識

2011年1月12日水曜日

国はB型肝炎問題の責任を

 札幌地裁が、B型肝炎訴訟の和解案を示しました。

 未発症キャリアーに対する救済内容はじゅうぶんではないが、、「今後仮に発症した場合の救済が確保されているうえ、若干の和解金と検査ごとの交通費などを加算し、その実効性を担保しようとしていること」「母子手帳や接種台帳や接種痕がない被害者についても救済の道が開かれたことからすると、被害者全員救済につながる」点で、一定の評価ができると全国原告団の弁護団。

 原告の方からは「複雑な気持ち」などが表明され、あらためて国が責任を果たすよう求める声があがっています。

 先日もB型肝炎訴訟の経過を学べる機会があり、誰にでも起こりうる問題であり、国は責任を認めるべき問題であることを再確認しました。

 何年も何年も、訴え続けている患者・原告団。

 自分1人だけのことじゃない、と訴え続けている原告の声を、国はどう受けてめているのか。

 朝のラジオで、某新聞社のコメンテーターが補償金が膨れ上がるのではと述べてましたが、いったい誰のためのマスコミなのか。見識を疑います。

 間違いも認めず、国民の人生を奪っていく国であっていいのでしょうか。

 それをマスコミが、認めていいのでしょうか。

 【今日の句】 聞く耳を 持たない首相と 垣間見る

2011年1月11日火曜日

どんなに寒くても寒くても

 今日も寒い! 思わず外に出るのもためらってしまうほどの寒さです。

 しかし、火曜日は党道委員会の定例朝宣伝。

 札幌駅前で、宮内聡国会議員団道事務所長と一緒に、私もマイクを握って党の政策を訴えました。

 大企業の内部留保を、きちんと社会に還元して内需拡大へ!

 寒いなかでしたが、チラシを受け取ってくださる方も、いつもより多かったような。

 日中はデスクワーク中心で(それでも忙しい!)、夕方になって国鉄闘争「いちの日」行動で再び札幌駅前へ。

 気温は-4.7℃‥‥動かずにじっと立っていると、さらに寒さが身にしみます。

 しかし、国鉄闘争も23年。

 このような凍える寒い日も、汗が噴出す暑い日も、集会や宣伝をおこない団結を強めて、解決の道を切りひらいてきたんわけです。

 そう考えたら、まだ経験も浅い私ごときが寒さに負けてられない!

 全動労争議団とともに、解雇撤回闘争支援の訴え、道教委の強圧的な姿勢から教育を守る市民集会の呼びかけなど、寒いなかでも熱い訴えが続きました。

 菅首相は、法人税引き下げで「雇用を守って」と経団連に述べたようですが、そんなことぐらいで雇用が守られるはずもないことを、誰もが知っています。

 働くルールをきちんとつくり、1つ1つの争議を解決していってこそ、本当に安心して働ける社会になると思います。

 事務所に戻り、党の「古典・綱領の連続教室」を視聴。

 実は今、休憩中。今日の分のブログ、10分間のうちに書いちゃいました。

 【今日の句】 搾り取る 仕組みを学び また力

2011年1月10日月曜日

可能性を信じて

 今日は「成人の日」。前のブログでも毎年、この日には新成人への私なりのメッセージを書き続けてきました。

 月並みではありますが、どのような道に進んでも自分の可能性を信じて頑張ってほしい。

 私の20歳の頃なんて、当時は自分なりに一生懸命でしたが、いま考えれば間違いばっかりというか、幼かったというか。

 それでもいいから自分の思いや願い・苦しみを声に出し、仲間と語り合い、時には背伸びをして行動する--問題は、青年を後押しする政治・社会のあり方だと、私は思います。

 「荒れた成人式」とか「いまどきの青年は幼い」とか否定的な報道が目立ちますが、それが社会的圧力になって、青年たちの意欲を押さえつける結果になっていないだろうか。

 一断面ばかりが強調されて、多くの「大人たち」が、青年たちの意見を軽んじることになっていないか。

 言葉だけで気持ちのない激励を、青年たちは見透かします。

 本当に新成人を祝うなら、やっぱり「ともに」手を取り合う立場であるべきでは。

 新成人へのメッセージというより、最後は「大人たち」への意見となってしまいましたが、とにかく新成人のみなさんの未来に、心から期待しています。

 【今日の句】 誰だって 立派な二十歳じゃ なかったと

2011年1月9日日曜日

雪かきで汗びっしょり

 函館も雪がかなり降っていました。

 右の写真でわかるでしょうか。奥に見える山は函館山です。

 特急に乗って札幌へ‥‥と向かったら、やっぱり雪などのためダイヤが乱れ予定より30分かかって到着。

 急ぐ用事もないのでよかったのですが、いつ着くのかと気が気でない方もいたのではないでしょうか。

 札幌に着くと、また雪! しかもドンドンと容赦なく降ってきます。

 家に戻ると、玄関と車庫前に雪の山‥‥昨日いなかった分、ひざ下まで積もったところもあり、ひたすら雪かき・雪かき!

 途中から晴れ間も出て、終わった頃には汗びっしょり・腕パンパン。

 もうこれだけで今日1日、終わってしまうぐらいの雪かきでした‥‥。

 【今日の句】 トンネルを 抜ける前から 雪だった