2011年1月10日月曜日

可能性を信じて

 今日は「成人の日」。前のブログでも毎年、この日には新成人への私なりのメッセージを書き続けてきました。

 月並みではありますが、どのような道に進んでも自分の可能性を信じて頑張ってほしい。

 私の20歳の頃なんて、当時は自分なりに一生懸命でしたが、いま考えれば間違いばっかりというか、幼かったというか。

 それでもいいから自分の思いや願い・苦しみを声に出し、仲間と語り合い、時には背伸びをして行動する--問題は、青年を後押しする政治・社会のあり方だと、私は思います。

 「荒れた成人式」とか「いまどきの青年は幼い」とか否定的な報道が目立ちますが、それが社会的圧力になって、青年たちの意欲を押さえつける結果になっていないだろうか。

 一断面ばかりが強調されて、多くの「大人たち」が、青年たちの意見を軽んじることになっていないか。

 言葉だけで気持ちのない激励を、青年たちは見透かします。

 本当に新成人を祝うなら、やっぱり「ともに」手を取り合う立場であるべきでは。

 新成人へのメッセージというより、最後は「大人たち」への意見となってしまいましたが、とにかく新成人のみなさんの未来に、心から期待しています。

 【今日の句】 誰だって 立派な二十歳じゃ なかったと

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