2020年7月7日火曜日

登別市・洞爺湖町での調査に同行

 日本共産党は「2020年豪雨災害救援募金」へのご協力を呼びかけています。引き続き豪雨の心配がある各地域に、支援が届くように私も力を尽くしたい。北海道胆振東部地震のときに、全国からあたたかいご支援が寄せられたことを思い出します。

 今日は洞爺湖町と登別市へ。観光業を中心に新型コロナウイルスによる影響と今後の支援について、高橋千鶴子衆院議員(国土交通委員会)の調査に同行しました。洞爺湖町の立野広志・今野幸子の両町議、豊浦町の山田秀人町議、登別市の渡辺勉・佐々木久美子の両市議も、それぞれの町で合流・同席しました。

 両自治体とも有数の温泉観光地。しかし、対前年比で宿泊客が9割減少などの苦境が続いてきました。今月から、ほぼホテル・旅館や飲食店などは再開しましたが、外国人観光客が4~5割を占めていたこととあわせて、平年並みの人出はありません。それでも前を向こうと、各自治体や観光協会などで支援策が実施されてきました。

 「市民が地元の温泉街を利用してもらえるような支援を考えました」と小笠原春一・登別市長。コロナ疲れを癒してもらうことも念頭に、市民限定に宿泊と飲食の補助をおこないました。観光コンベンション協会も「とても助かりました」と好評です。小笠原市長は「いつ外国人観光客を迎え入れられるかは見通せません。国内客を対象にした観光振興や衛生対策などを進められるようにしたい」と、今後の見通しを語られました。

 一方で、隣町・白老町でのウポポイ(民族共生象徴空間)開業を控えて、修学旅行などの受け入れに苦慮しているといいます。今年は修学旅行が秋に集中するうえ、ホテルやレストランで距離をとったサービスをすれば、これまで以上の人手も必要になります。時期や宿泊地を適度に調整することを教育委員会などでできないか、との話もありました。

 洞爺湖町では商工会と温泉観光協会から、雇用調整助成金の全額補償の延長、中小ホテルに効果があるキャンペーンなど切実な要望が寄せられました。2000年の有珠山噴火、2011年の東日本大震災、2018年の北海道胆振東部地震と、そのたびに借り換えてきた融資の利子補給という要望も、洞爺湖町の歴史を振り返れば当然の願いだと思います。

 「会員・非会員を問わずに職員は支援をしてきました」(商工会)、「ロングラン花火再開を決断したら、各地で『うちでもやろう』と広がってきている」(温泉観光協会)など、多くの努力をうかがいました。特に洞爺湖上を彩るロングラン花火は、有珠山噴火からの復興を願ってきた歴史があります。今年は開始が延期されてきましたが、7月1日に再開しました。洞爺湖町民にとって、花火は復興のシンボルなのです。

 高橋議員からイベント支援の補助があることを紹介されて、「それじゃ冬まで延期できるかな」などの話もありました。爽やかな初夏から秋が繁忙期の道内観光地で、洞爺湖でも「夏の貯えで冬を乗り切る経営」とのこと。その冬の時期を埋めていたのが、春節などが重なる外国人観光客だっただけに、新しい挑戦を始めていかなければならないのです。こういうところを応援する仕組みが必要だと実感しました。

 両自治体で共通して語られた1つに、自治体のこれからの税収減少がありました。言われてハッとしました。税収の減少は確かに避けられない情勢にあります。これは国がしっかり責任を果たすべきと強く訴えていきたい。あらためて課題の多さに気づくとともに、地元議員や国会議員が連携する日本共産党として力を発揮しなければとの思いも強めました。

 【今日の句】まだ知らぬ ことが多いと 学ぶ日々

2020年7月6日月曜日

語りたいことが次々

 定例の朝の宣伝でもお悔やみとお見舞いを述べて、今日は札幌市厚別区と白石区へ。嬉しいことに入党してくださった方もいて、とても励まされました。厚別区では村上仁市議、白石区では佐藤綾市議と道政対策委員長の伊藤りち子さんとでまわりました。

 コロナ禍で苦しんだことや不安なこと、考えたことなど、今日も「つどい」の中でたくさん話をうかがいました。介護施設に入所している親との面会もままならないこと、オンラインを強調されても無理な人も多いこと、河井夫妻の買収疑惑はじめ安倍首相が逃げ回って説明責任さえ果たさないことなど、悶々とした思いが広がっているのです。

 参加されていた若い方は、じっくり「しんぶん赤旗」夏号外を見た後に「ジェンダー平等って、何か基準のようなものがあるんですか」と質問されました。今ある差別や不平等などを正すことや、ジェンダーギャップ指数などにも触れて、特に日本の遅れは政治にも原因があることを私からも述べました。こういう話し合いも、もっともっとしていきたいですね。

 入党してくださった方は、「ずっと変わらず共産党に投票してきた」という方でした。今月は15日が日本共産党の創立記念日でもあるので、記念になりますねと笑いあいました。もっと仲間を増やして、新しい日本へと進む力を大きくしたい。

 街頭宣伝は、白石区で「笑顔が見えるマスク」を着用してみましたが、顎を押さえられている感がぬぐえないで、初めは話すことも慣れませんでした。長く身につけたマスクに慣れたというのも、コロナ禍での影響の1つかもしれません。マスク1つとっても、私たちの生活は一変してしまいました。

 夜のうちに洞爺湖町まで到着。高橋千鶴子衆議院議員の調査に同行するためです。全国に先駆けて鈴木知事が「緊急事態宣言」を出した2月末から、長く北海道の観光関連業は苦しみのもとに置かれています。「Go To キャンペーン」も、地域に根付いた観光関連業者を支えるものになるのか、支えるためには何が必要か。しっかり伺いたいです。

 【今日の句】支えあう社会は きっとできるはず

2020年7月5日日曜日

ハスカップが守られてきた歴史

 大雨被害と犠牲の広がりに心が痛みます。二次被害やコロナ感染、次の雨も心配され、可能な支援とともに無事を祈るばかりです。日本共産党国会議員団は対策本部(本部長:小池晃書記局長、事務局長:田村貴昭衆議院議員)を設置して、被災状況や要望の把握を進めています。

 明日6日で、北海道胆振東部地震から1年10カ月。震度7を記録した厚真町へ、今日は家族と足を運びました。人家のない地域では土砂崩れによる倒木そのままに、一方で土留めが施された山腹や、新たな緑が生え始めた斜面があるなど、1年10ヵ月の時の流れを実感しました。

 しかし、こうやって目に見える山腹崩壊は全体の一部に過ぎません。重機が入れずにいた地域、逆に重機が取り残された地域、路網を初めから作らなければいけない地域など、地図を見せられながら説明を受けたときには、どれだけの人手と時間がかかるのかと気が遠くなる思いでした。今の水害を見ても、同じような思いがよぎります。

 時間がかかっても復興へと、厚真町はじめ各地で住民同士が手をつなぎ合ってきました。厚真町はハスカップの栽培面積日本一ですが、地震のために多くの本数を失いました。それでも「厚真町を応援するうえでもハスカップを食べたい」との声にこたえて昨年、加工・販売施設を立ち上げた農家もあるほどです。ちょうど今が収穫期なので、わが家もハスカップ狩りに足を伸ばしました。

 ハスカップは「狩る」というより「摘む」ほどの実の柔らかさ。つまんでクルッと回す感じで摘むのが私のコツ。プルーンほどの大きさとわが子は誤解していましたが、実際は指でつまむほどの大きさなのです。パックいっぱいにするだけでも時間がかかり、ジュースやジャムなど加工するほどの量を摘むのは、どれだけの手間なんだろうと想像しました。

 ハスカップの語源は、アイヌ語で「株の上にたくさんなるもの」(ハシ・カプ=シとプは小さい文字)。長く北海道に根付いていたハスカップは、多くの人の力で守られてきた歴史でもあります。新型コロナウイルスも自然災害も連帯の力で乗り越えていけるように、政治もしっかり役割を果たすべきです。

 【今日の句】一人でも 命つないで 祈ってる

2020年7月4日土曜日

トンネル残土受け入れ「第3の候補地」へ

 九州地方の豪雨で被害が明らかになってきました。心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。行方不明の方が早く見つかることと、救援での二次被害がないことも心から願います。

 夜中の水害は、避難も防災体制も本当に難しい。4つの台風が北海道を連続して襲った4年前、南富良野町などでの浸水も同じような時間でした。家の中への浸水に気づき寝ていたところを飛び起きて、外に出られないので机の上に椅子を置き、夜が明けるまで椅子の上で過ごしたという方がいました。とても不安だったことでしょう。

 とにかく水の流れは早いもの。気がつくと、あっという間に押し寄せるのです。それが暗い夜に重なると、ますます避難は困難になります。ともかく、まずは無事に避難された方の健康と安全を守ること。雑魚寝が当たり前という環境も、早く解消しなければなりません。北海道胆振東部地震のことも思い出し、あの手この手を早く打ってほしいと願うばかりです。

 今日は佐々木明美札幌市議と、新幹線トンネル工事から出る要対策土の「第3の受け入れ候補地」とされた手稲区山口地域へ。先月、急に名前があがり住民説明会がおこなわれ、その説明は札幌市が前面に立っていたといいます。焦りの現れです。

 山口地域は、その名のとおり山口県からの入植が多い地域。盆地のような地形のため札幌のなかでも気温が高く、数百メートル先にある「おたるドリームビーチ」は、多くの人で夏は賑わいます。砂地という条件も重なり、写真の看板のようにスイカやカボチャの名産地でもあり、スイカは「山口スイカ」として東京へも出荷されてるとのことです。

 のどかで自然豊かな山口地域に、降ってわいた残土受け入れ問題。札幌市のゴミ処理場に運ぶとのことですが、市の説明によれば「市民がゴミを出さない努力をしてきたため、受け入れに余裕が出てきた」ため、今度は残土を入れたいと。取ってつけた理由のように聞こえるのは、私だけでしょうか。

 住民説明会でも「なぜ山口なのか」「コロナ禍とはいえ地域を分けて説明されたら、住民でまとまった話ができない」など慎重や反対を訴える方が多かったそうです。当然です。新幹線には賛否ありますが、だからこそ住民合意は必要だともいえます。そのプロセスを、札幌市は形式的に済まそうとしていないか。

 「個人的には絶対反対だ」と、ある農家から話をうかがいました。ここは代々引き継いできた農地だし、代替地もあるのではとの思いもあります。ただ反対でなく解決策を見出だしたいとも話されました。いずれにしても、今月にも敷地の事前調査をするような拙速さは許されないというのが、住民の共通の思いだと感じました。

 大事なふるさとを守りたいというのは、誰もが同じ気持ちです。そこに寄り添わず札幌市と鉄道・運輸機構が工事を強行し、負の問題は地域に押しつけるようなことでいいのでしょうか。そもそも国の公共事業である新幹線工事だけに、国会とも連携して取り組みを強めたい。

 【今日の句】遠くから 無事を願うも もどかしく

2020年7月3日金曜日

低賃金を当たり前としないで

 今年の最低賃金の審議が始まっています。このタイミングでと道労連がおこなった宣伝に連帯してスピーチし、ビラも配布しました。あっという間に用意していたビラがなくなるほどの反響で、マスコミも取材していました。

 道労連の三上議長、さっぽろ青年ユニオンの岩崎さんなどが次々とマイクを握りました。非正規職員や医療・介護の現場の実態も話されました。コロナ禍を理由とした引き上げに否定的な一部財界の発言もありますが、賃上げが難しい中小零細事業者には特段の支援が必要です。こういう時こそ政治の力が必要ではないのか。

 いっしょにビラをまいていた道労連のTさんが、ある女性と対話になったそうです。コンビニでバイトをしようと思って面接したら、レジ対応や商品陳列はもとより公共料金、郵送物‥‥など多くの仕事をこなすとの中身に自信がなくなっただけでなく、「これだけの仕事の量なのに最低賃金なんですね」と、あらためて驚いたとのことでした。

 当たり前のようにおこなっている仕事も、当たり前のようになっている最低賃金も、こういう時こそ多くの方と考えあいたい。「働けないよりマシ」と低賃金を受け入れていては、健康で文化的な生活を送れないだけでなく、国内消費も上向かないことになります。非正規雇用が増えているなか、最低賃金が引きあがらなければ収入が増えないという方もいるはずです。あらためて政治の力が問われています。

 さて、久しぶりに北海道内は新型コロナウイルス感染者ゼロとの発表。一方で、東京での広がりが心配にもなります。国民へ自粛や注意を促すだけでなく、医療機関への支援や適切な補償など、さらに対策を進めるときではないのでしょうか。そのための予備費10兆円だったのでは?

 【今日の句】どこ行った 総理の姿 見えないぞ

2020年7月2日木曜日

道議会でも鋭く迫る

 東京で新たな感染者が3桁になるなど、引き続きコロナ対策は強めなければなりません。北海道議会は明日まで第2回定例会ですが、会期延長の可能性も一部の報道に見られました。道の新型コロナへの対応に、疑問や質問が相次いでいるためです。

 法律にもとづかない独自の「緊急事態宣言」を、全国に先駆けて発出した鈴木知事。その直前5回の幹部会合は、議事録がないと先日の「道新」が報じました。道の文書管理規定では、「重要な意思の決定に関する事項」には文書作成が義務付けられているのにです。過去に例のない「宣言」をした経過が、これでは道民にはわからない。道議会で鈴木知事は、専門家による有識者会議を設置して「宣言」などの検証をおこなうと答弁しました。

 これだけにとどまらず鈴木知事は、予算の専決処分をおこなうなかで「議会軽視」「議会無視」とも批判されました。首長も議員も住民から選ばれる「二元代表制」なのですから、急を要するものでも議会でチェックを受ける必要があります。道民の実態をふまえ、効果的な対策をするためにも議会での審議を避けてはならないはずです。

 この間の業者からの相談で最も多いのが、道の休業支援金の入金が遅いということでした。業者にとっては五十日(ごとおび)ごとの支出が迫られるなか、本当に待たれているのです。また、補正予算は組まれたものの、医療・介護、福祉などへの継続的な支援も欠かせない状況にあります。このような点に、国会同様に鋭く鈴木道政に迫る日本共産党道議団の論戦にも、ぜひ目をむけてほしいです。

 領土の割譲禁止が明記されている、ロシアの憲法改正案も成立が確実となりました。これまで安倍首相が事実上の「2島返還」交渉を進めてきたなかで、交渉のあり方を根本から見直す必要はないのか。主権という国の大問題であり、多くの元島民が返還の声を上げ続けている北海道としての重大な政治課題です。しっかり発信していきたい。

 【今日の句】アラートに 騒いだ日々は 何だった

2020年7月1日水曜日

たたかいには支援と連帯が必要

  札幌駅前で久しぶりの「いちの日」行動。労働争議の支援と連帯を確認しあい、先だって「北の鉄路存続を求める会」との訴えもおこないました。心配されていた天気も、雨に当たらず一安心。

 国鉄の分割・民営化がおこなわれ、その際に1047名が不採用とされた事件での支援と連帯の場となってきた「いちの日」行動。和解解決した後も、働く仲間をみんなで支えるべく続けられてきました。私は国政候補となった13年前から参加するようになりましたが、それ以前から雨の日も雪の日も続けられてきたのです。

 とはいえコロナ禍にはかなわず久しぶりの行動でしたが、その間に和解に進んだ争議あり、さらなる裁判に向かうものもあったとのこと。パワハラやボーナス不支給など許されない事件もありますが、働く仲間が実際に声としてあげるには勇気がいることだし、何ヵ月も、場合には年をまたいで争うほどの気持ちが続かないこともあるのです。だから支えが必要です。

 交渉や裁判もして、その後に職場で安心して働けるだろうか。人間関係も大丈夫だろうか。自分や家族の生活もかかるのだから、少しは妥協も必要だろうか--などなど悩まれるのです。私が最初に候補になったときの秘書兼運転手さんが実際にたたかわれた方で、たくさんのお話をうかがったことを思い出します。

 そんなことも思い出しながら、行動の最後はやっぱり「団結がんばろう」。私も気持ちを新たにしました。

 「北の鉄路存続を求める会」の宣伝ですが、コロナ禍でJR北海道の経営にも苦難が広がるものの、鉄路の維持・存続は公共交通を担う会社として責任を果たすべきだし、国鉄の分割・民営化に端を欲した経営難であるからには、国民の移動権を保障するために政府が役割を果たすべきだと、私もマイクを握りました。何度も言ってきたことですが、くりかえし口にしなければなりません。

 新幹線の札幌延伸にともなうトンネル工事で発生する「要対策土」処分に、手稲区の山口処理場が「第3の候補」として挙げられ、住民説明会がおこなわれました。要対策土への不安とともに、降ってわいたような説明会の実施に、住民の皆さんから反対や慎重を求める声が相次いだ様子が報道からも伝わります。当然です。

 これまで手稲区金山・厚別区山本の両地域では住民の反対の声が大きく、国会でも紙参院議員の質問に赤羽国交相は、住民の合意なくすすめられないことも答弁しました。コロナの影響もあり、工事の遅れを取り戻すべく札幌市と鉄道・運輸機構が焦っているなかで住民合意なく進めるのなら、あってはならないことです。

 鉄路存続への課題も本当に多い。この点でも国鉄の分割・民営化の総括が必要になっていると痛感します。

 【今日の句】新幹線 ほんとに黒字 なりますか