2025年7月2日水曜日

日本共産党が伸びてこそ政治は変わる

 しっかり政見放送の収録も終えました。暑さに気をつけながら明日から17日間、元気に訴えぬきます。

 あらためて日本共産党の基本政策は、こちらです。100分野に渡る個別政策も、ぜひこちらからお読みください。まわりにも、お広げください。

 紙智子参議院議員が勇退されて、宝の議席を必ず引き継がなければならない参院選です。そして日本共産党が比例5議席以上となれば、必ず政治は変わっていきます。

 もう自民党には任せられない、という思いは広がっています。どの党が伸びれば、誰もが安心して暮らせる社会となるのか。平和なアジアと世界をつくる力になるのか。日本共産党の値打ちと役割を、くり返し訴えていきたいです。

 今度こそ国政へ。最後までがんばります。

 【今日の句】勢いも 力も示して さあ明日

2025年7月1日火曜日

しっかり各党の主張を聞いてほしい

 党本部に缶詰となり、このような感じで政見放送の準備です。明日の収録(NHK)は写真を撮れません。17分を5人で割り振り原稿チェック、秒単位での確認をくり返しますが、スタッフの準備あってのものです。

 私は参議院選挙区候補も経験しましたが、当時は原稿を見ずに5分30秒もの収録でした。カンペを見る他党候補もいましたが、候補としての主張ですから、堂々と訴えるのが日本共産党としての基本なのです。

 とは言え実際は、原稿を覚えて5分30秒内に収めるのは苦労の連続でした。ネット解禁とともに、選挙区は独自・事前に収録・編集して持ち込むことが可能になりましたが、比例は従来のままなのです。

 多くの方にとって、政見放送をテレビで見る(ラジオで聞く)機会は少ないかもしれません。ましてやネット全盛時代。しかし、公的・公平に与えられる機会だからこそ、各党の力が問われるのです。

 耳目を引こうとする主張や発信が広がる今だからこそ、しっかり各党の地力を見たり聞いたりしてほしい。予定候補1人ひとりの人柄なども伝わると思います。

 そういうわけで、この後も原稿とにらめっこ。明日もがんばります。

 【今日の句】聞いてきた 声をギュギュッと 詰め込んで 

2025年6月30日月曜日

じゅうぶんな災害関連予算を

 党本部に打合せで集まった、白川よう子参院比例予定候補と「地震が多いね」と話していた矢先に、震度5弱の地震が鹿児島県を襲いました。現状では人的被害などないようですが、無事を祈るばかりです。

 南海トラフ地震が心配されるし、首都直下地震や日本海溝・千島海溝地震も、いつ起こってもおかしくない。防災庁設置が議論されますが、今でもできることを急ぐ必要があります。

 避難所での食料・寝具・日用品の備蓄、国と地方自治体の連携、必要な職員確保・応援体制、ケアが欠かせない方への支援や感染症対策、ジェンダー平等の観点を貫くことなど、山ほど課題はあるはずです。

 右肩上がりに増やした軍事費と比べたら、災害関連予算は微々たるもの。明日にでも直面している危機は、自然災害ではないのでしょうか。

 米国いいなりに軍事費を増やせば、減らされるのは社会保障予算など国民生活に密着するものとなるでしょう。じゅうぶんな災害関連予算も、必ず確保できる保障はありません。

 やっぱり自民党政治の大元に切り込まないと。それが日本共産党の役割だと、心から訴えたい。

 【今日の句】軍事より 急ぐ予算が あるのでは

2025年6月29日日曜日

差別や排外主義は許さない

 今日は埼玉県戸田市・蕨市へ。午前からグングン気温が上がるなか、多くの方が激励や宣伝にと駆けつけてくださいました。参院選公示は目前、グングン勢いも加速していきたいです。

 戸田公園駅前は、イベントに向かう方で長蛇の列。私から演説だけでなく、質問を受けたトーク形式でも日本共産党の政策などを述べました。

 戸田市は、河合悠祐市議が人種差別の言動をくり返しています。差別や排外主義について、日本共産党はどう考えるかと質問されました。

 外国人であることを理由に、差別や排除をおこなうなど許されません。いっしょのコミュニティで暮らし、建設業やサービス業、農業や水産加工場など、日本社会を根底で支えています。税金も納めています。

 そもそも生活苦は、外国人がいることで引き起こしているのでなく、自公政権が引き起こしてきたものです。社会保障予算も教育予算も農業予算も増やさず、大企業への大盤振る舞いと軍事費増額こそ一番の問題ではないのか。

 そのような訴えをしたら、長蛇の列から若者たちが手を振って応えてくれました。きちんと聞いてくれていたんですね。終わった後に向かうと「がんばってください」と、激励もいただきました。

 世界を見てもトランプ米大統領のように、あからさまな差別や排除を掲げる人物が権力を握っています。そのような時代だからこそ政党・政治家としても訴えますし、世論を高めて包囲へと。私もがんばります。

 【今日の句】憎しみを 煽った歴史は 忘れない

2025年6月28日土曜日

伊藤岳さんは埼玉県民の命綱

 酷暑を跳ね飛ばすほど、大宮駅前は大盛り上がり。山添拓参議院議員、伊藤岳参議院議員、矢野ゆき子参院比例予定候補と訴え、手を振る若い方の姿も目立ちました。この勢いで、参院選本番を迎えたい。

 何しろ、現職・岳さんの再選へと力が入っています。応援のプラカードばかりでなく、演説後の懇談会会場でも20代はじめ3人が入党されるなど、どんどん新たな広がりもつくっています。

 岳さんは、この6年間で質問回数202回。八潮市陥没事故、さいたま新都心郵便局職員の自死事件など埼玉県の課題を取り上げてきました。まさに埼玉県民の命綱です。

 山添さんは国政全般で、日本共産党の政策を訴え。何度も大きな拍手が起きました。昨日の、いのちのとりで裁判勝訴に触れて社会保障の意義を説いたことには、ひときわ大きな拍手が起きました。

 核廃絶に進む政治をと矢野さんは力を込め、私からは食料と農業を守る政治に、また子どもたちの尊厳を大切にする社会をと、私の現職時代の経験も交えて訴えました。

 先立って別の駅前で大門実紀史参議院議員も応援に駆けつけ、消費税減税の実現性や財源、日本共産党が国会で果たしてきた役割を述べました。消費税減税は、日本共産党が伸びてこそ実現の道が開けると実感です。

 この後にSNS用の撮影もおこないました。まずは伊藤岳さんのチャンネルにアップされると思いますので、ご覧くださいね。

 明日も引き続き埼玉県。戸田市・蕨市をまわります。

 【今日の句】手を振ってくれた 笑顔が嬉しいな

2025年6月27日金曜日

誰もが人間らしい生活を

 生活保護費の減額は違法! 亡くなった北海道の原告の方々を思い出し、がんばりが報われたことを、いっしょに喜びたかった。すみやかに賠償・補償をおこない、国は他の係争中のものを打ち切って謝罪すべきです。

 人間らしく生きられないほどの減額は、なぜ実行されたのか。自民党が2012年に政権復帰し、強引に保護基準が引き下げられたのでした。引き下げの根拠は不明瞭だったわけで、検証と反省は欠かせません。

 原告の方々から、何度も「これが人間らしい生活か」との訴えを聞きました。食事を減らす、暖房を我慢する、服も買い替えられない、冠婚葬祭などもってのほかーー1人ひとりの尊厳をも踏みにじった、自公政権の責任は重大です。

 生活保護バッシングも、同時に広がりました。それに負けずに声をあげ、実名でたたかった原告もいらっしゃいます。保護費だけでなく、尊厳も勝ち取ったみなさんに心から敬意を表したいです。

 自公政権の社会保障削減路線は、もはや切り替えるべき。維新や国民民主など削減路線を進める補完勢力にも、厳しい審判を。参院選でも大きな争点としなければ。

 今日は党北海道委員会の総会であいさつ、本番準備に向けた打ち合わせや文章作成などで1日が過ぎました。明日から埼玉県へ、暑さに負けず元気に訴えたい。

 【今日の句】生きていた司法 今度は国会だ

2025年6月26日木曜日

安全性も経済面も、本当に原発でいいのか

 北海道電力の株主総会に先立ち、脱原発をめざす北電株主の会・道原発連がおこなった宣伝行動に参加。泊原発は安全性の問題だけでなく、北電の経営も圧迫する「金食い虫」となっています。廃炉へ進み、再生可能エネルギーへの転換をとの訴えが次々とありました。

 宮内しおり道選挙区予定候補も参加し、党を代表して私が連帯スピーチ。政党では社民党・れいわ新選組からも参加されました。報道各社も多く駆けつけ、夕方のニュースなどでも報じられました。

 「株主の会」は10議案を準備し、原子力事業からの撤退や海底活断層の再評価、情報の透明化などを提案したとのこと。いずれも否決されましたが、公益企業としての北海道電力にとって重要な提案ばかりのはずです。

 収益を圧迫している安全対策費等は1兆円を大幅に超えたことを、昨日の道議会で真下紀子道議が明らかにしました。新たにつくる核燃料輸送の港は完成に4年かかるとされ、さらなる費用の増加も懸念されます。

 その費用は電力料金として、道民へはね返るのではないか。齊藤社長は、規制委員会から再稼働への正式合格を受けた後に、電気料金の引き下げの見通しを示したいと述べたとか。現状では引き下げの見通しはない、と言っているようなものです。

 福島第一原発事故は収束していないし、「核のごみ」の処分方法も決まらないまま。持続可能な未来を望むなら、原発の再稼働が本当にいいことなのか。再生可能エネルギーの推進と原発ゼロの政治決断をと、くりかえし訴えていきたい。

 【今日の句】原発に 頼らぬ未来 できるはず