2019年4月27日土曜日

ありがたいエピソード紹介

 今日は札幌北区へあいさつに行くと、長屋いずみ札幌市議と市議候補だった小室まさのりさんの姿も! お互いに奮闘・健闘をたたえ合いました。

 長屋さんは、昨日の市議団会議で文教委員会に配置されることが決まったようです。「児童虐待や学校統廃合の問題もあるからね」とさっそく意欲満々。小室さんは、後半戦で応援に入った留萌市での勝利を自分事のように喜んで報告されていました。新しい気持ちでスタートです。

 私は今日も「ずいぶん日に焼けたね」と言われ(実は昨晩、あらためて娘からも言われたほど)ましたが、どこでも「次は参院選。がんばろう」とあたたかい激励をいただきました。がんばりますからね!

 さて、党北海道委員会の機関紙ともいえる「ほっかい新報」(月3回発行・230円)に、北海道合同法律事務所の橋本祐樹弁護士が「畠山和也さんの素敵さ教えます(知ってたらごめんなさい)」との文章を寄せてくれています。とてもありがたい内容でした。少しだけ抜粋して紹介したい。

 「一つ目は、弁護士主催の集会に畠山さんをはじめ多くの国会議員に来ていただいたときのエピソード。‥‥その後、国会議員から様々なご意見をいただいたのですが、その中で畠山さんは一味違いました。
 『先ほど学生さんがお話になったとき、指先を見ていたら、震えていたんです。とても緊張したでしょう。それでも訴えたいことがある、その気持ちに応えたい』と学生の方を向いてお話になったのです。
 ‥‥学生の気持ちに共感する姿を見て『立場とかではなく、一生懸命頑張る一人一人を大事にする優しい人なんだな~』とも思いました」

 「二つ目は、自衛隊による南スーダンPKOの日報隠蔽が問題となっていた2017年2月、自衛隊南スーダンPKO派遣差止訴訟の弁護団で日報を入手できないかという話になったときのエピソード。
 ‥‥弁護団で手分けして国会議員に連絡しましたが、入手して送付するのに時間がかかるなどと言われていました。そんな中、畠山さんの議員会館事務所に電話して、‥‥すると、その日のうちに日報データを持っていた国会議員に話をしてくれ、データを送ってくれたのでした。
 ‥‥「大変なことをお願いしてすみません」と言ったところ、「日報の情報は国民の財産です。国会議員は国民から選ばれたのですから、どんどん使ってください」とお話になり‥‥『あ~、畠山さんは民主主義について筋の通ったまともな感覚をもった人だ』と思いました」

 このような会話を交わした覚え、あります。当たり前のことのように話していたことも、民主主義破壊の安倍政権が日常化するなかでは貴重なことだったのかと、今になって痛感もしました。橋本先生、本当にありがとうございます。

 さて世間は連休がスタートですが、サービス業などお仕事の方もいるのではないでしょうか。食堂を営んでいた両親の息子である私からすると、こういう日にこそ働いている方に目が向きがちになります。しっかり休める環境、家族と触れ合える時間、自分の可能性を広げられる条件ある社会--をめざしたいものです。

 【今日の句】子どもらは 連休前から 高テンション

2019年4月26日金曜日

他人事にしないで

 今日はチェルノブイリ原発事故から33年。原発連の宣伝や反原連の道庁前行動など、今日はとことん原発にこだわって行動です!

 当時は中学生だった私にとって、遠い国の出来事のように思っていた事故でした。その25年後、福島で事故が起きるまでも、どこかで「遠い国の出来事」と思っていた自分が恥ずかしくもあります。他人事にしない、という意味の重さを痛感したのが福島第一原発事故でもあったのです。

 過酷事故が起きれば取り返しがつかない大きな被害が出るという現実を前にしたことが、私にとって自分事として受け止める大きな景気となりました。ふるさとを追われた方々の苦しみを思うと、再稼働を認めることなどできません。

 あわせて省エネ社会の推進、民主的規制のもとで再生可能エネルギーの普及など、新しい社会をつくるうえの前向きな課題でもあるはずです。すでに実践例も生まれているし、大事なのは政治決断です。そのためにも野党が共闘で提出した原発ゼロ基本法案の審議と可決が、どうしても必要です。

 原発連の宣伝で「泊原発の再稼働 賛成?反対?」シール投票もおこないましたが、意思表示する若い人が多かったのが特徴的でした。しっかり民意を汲みつくす、ということが大事なんだと再認識です。強行政治など論外です。

 道庁前では、就任した鈴木知事に向けて以下のようなスピーチをしました。

 「知事は選挙中で『原子力規制委員会が審査中』『適切な時期に、適切な判断をしたい』と述べられました。何も答えていないようなものです。これでは前の知事と同じ立場となるのではありませんか」
 「原発では『攻めの道政』は通用しません。『攻め』のはずだった海外への原発輸出は、コストがかかり過ぎるからと拒む国ばかりとなりました。今こそ原発の縛りから抜けだすチャンスではないのですか」

 私は現職の議員時代、夕張市長だった鈴木知事と面会させていただきました。夕張の財政再建問題について国会で質問するため現状をうかがったのですが、志半ばで退職していく若い職員の状況に胸を痛めていた様子が印象に残りました。そのやさしさを、原発行政(だけではありませんが)で発揮されることを願いますが、果たしてそうなるか。

 チェルノブイリも福島も、まだふるさとに帰れない方が多くいます。使用済み核燃料の処理方法も定まっていません。世論調査は、常に再稼働反対が多数を占めています。泊原発は、敷地内に活断層があるとも指摘されています。こういう状況で、とてもとても再稼働はできないはずです。

 原発はやめさせることができるし、やめさせる。国民の声が大きくなれば、かならず政治は変えられるのです。

 【今日の句】何度でも 「命が大事」と 言い続け

2019年4月25日木曜日

もうけ最優先の見直しこそ

 JR福知山線脱線事故の衝撃は、今も脳裏に焼き付いています。乗客の命を守ることが最優先であるべき公共交通の使命を、あらためて確認すべき日だと思います。

 国土交通省の最終報告書でも、ミスをした乗務員への懲罰的な「日勤教育」によって「逆に事故を誘発する恐れがある」と断じられました。ATS(自動列車停止装置)の設定ミスや速度計の対策の誤差などの対策を怠り、ブレーキが誤作動になる重大な不具合も放置されていたといいます。

 乗客106人と運転士の命が奪われた大惨事。利益よりも安全が大事、と誰もが痛感したはずの2005年4月25日。しかし北海道では、その6年後に石勝線・第1ニニウトンネル付近で特急火災が発生しました。その後もトラブルが相次ぎ、その安全軽視の経営姿勢には厳しい批判が寄せられました。

 今は「安全最優先」を必ず口にするJR北海道ですが、その分の費用が重い負担になっているとして路線廃止をねらっているのは、ご存知のとおりです。根本は、もうけ最優先の経営姿勢=株式上場を目標とする民営化の弊害があることも、あらためて確認しておきたい。

 いわゆる8路線を、国や地方自治体で負担するという割合も、自治体側の負担の重さが原因で決着していませんし、ましてや5路線は廃線前提(一部決定済み)を変えようとしないJR北海道の姿勢が問題だし、国も容認していいのか。安全を軽視したツケが道民にまわされるということに、納得できないという方も多いのではないでしょうか。

 もうけ最優先の社会と政治でいいのか。悲劇的な事故というにとどまらず、働く現場では人が使い捨てにされるという点で犠牲になっています。政治も変えなければいけませんが、メーデーも近いし、労働組合の大奮闘も期待したいところです。

 さて、今日もあいさつまわりや会議など。参院選に向けた政策も、特に北海道にかかわる点を特に押し出してつくろうと努力中です。

 【今日の句】安全は どんな価値より 勝るはず

2019年4月24日水曜日

船員教育の場を残せた

 小樽市は19日、国立小樽海上技術学校が短大に転換すると発表しました。菊地よう子道議らと存続を訴えてきただけに喜ばしい結果です。

 海上技術学校は全国に4校ありますが、北海道では小樽市のこの学校のみでした。水産高校とともに、海員・船員などへの教育の場として実績を残し、卒業者の就職率も100%を続けてきています。ところが築40年を超えて改修工事も困難とされて、海技教育機構から廃止の検討が伝えられていたのです。

  国は2008年度から「船員雇用計画促進事業」を実施して、全国で3475人の採用につながっています。それに逆行することにならないか、と小樽市はじめ関係者から存続の声があがっていました。私も道や小樽市、学校にも調査に行き(写真は昨年7月9日のもの)政府交渉もおこなって存続の道を訴えていました。

 改修が理由なら新しい校舎にすればいいと、市と道で、来年3月になる小樽商高の校舎を活用することで大筋合意となったとのこと。ひとまずよかったです。少しでも役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。関係者のみなさんのご努力にも、心から敬意と感謝を表します。

 今日は気温もグングン上がって宣伝日和! 消費税廃止各界連のみなさんと、増税10%ストップ署名と宣伝にとりくみました。くらしと経済の現状を見れば、増税できる理屈も状況もなし!と代わる代わる訴える中で私もマイクを握りました(写真は北商連事務局長の井上さん)。

 そもそも2回も増税が延期されてきたのは、景気が悪いからでした。今回だって賃金の上昇は統計偽装もあって疑わしいですし、実質賃金ではマイナスであることも明らかです。「スーパーでの買い物は半額セール待ち」「節約のために床屋は2ヶ月に一度」という市民生活が続くもとで、業者にとっても百害といえる消費税10%。このままスンナリと増税させるわけにはいきません。

 ちなみに厚生労働省が先日発表した毎月勤労統計調査の2月確報では、名目賃金も実質賃金も前年同月比でマイナスとなりました。2ヶ月連続です。米国がイラン産原油の禁輸制裁を進めることから、原油市場の動向も心配されます。根本的には米国による敵視政策が問われるべきですが、国際的な経済動向でも不安な状況がぬぐえません。

 ダメなものは、ダメと言う! ぜひまわりにも消費税10%ストップの声をお広げください。

 【今日の句】この暑さ そうだ海だぞ 待っている

2019年4月23日火曜日

さあ、参院選へ走るよ

 気持ちも切り替えて参院選に向けてあいさつまわりへ。西区の事務所では新市議・佐々木明美さんとバッタリ! 本当によかったです~。
 
 佐々木さんは恵庭市議選にも応援に行っていたのですが、私とはすれ違いだったため当選後は初めての顔合わせ。佐々木さんのあいさつで「4年間の積み重ねが大事でした」「市民と野党の共闘が進むなかで、選挙カーに市民の方が運転で乗ってくださった」との話を聞きながら、佐々木さんの4年間の努力を思い出して胸が熱くなりました。

 地域ごとに市民と野党が力をあわせていけば、必ず政治は変えられる。そのような運動とともに、政治を変える旗印=共通政策などを明確にしていきたいですね。その点では道知事選で敗れはしたものの、内容では大きな財産ができたと思うのです。

 あいさつにまわると「次は参院選だね」と、どこでも激励をいただきます。安倍政権を変える旗印と、野党共闘のなかで日本共産党・はたやま和也が果たす役割をわかりやすく訴えていきたい。多くの方が安倍政権のでたらめさを承知のうえで、「でも野党がだらしない」「何をしたいかわからない」と言われるのは悔しくもあります。

 北海道は、札幌市・周辺地域とそれ以外の地域とでは、経済も産業も置かれている社会環境も、それぞれ状況が違います。国の悪政で苦しめられているのは共通ですが、その解決にはきめ細かい政策・手立てが必要だと痛感しています。地方選挙で各地をまわりながら、その思いを強めもしました。

 党公認の候補なので、基本的には日本共産党の政策を掲げます。同時に、ぜひ多くの方の意見もふまえて、北海道に必要なことは突き出して訴えていきたいのです。このブログでもコメントをお書きいただくことも可能ですので(全部を取り入れるとは限りませんが)きちんと参考にさせていただきます。

 さて国会は、消費税増税をめぐる発言が政府・与党から相次いでいます。要は動揺が続いている証拠。「国民世論によって増税を止めた」となるよう、私もまわりながら訴えています。

 【今日の句】今になり 桜の便り 気がついた

2019年4月22日月曜日

ムダなたたかいなど1つもない

 北海道での地方選後半戦は、市議で前回比-3(改選比-1)・町村議は前回比-7(改選比-5)という結果でした。新しい地方議員団といっしょに、公約実現に私も力を尽くします。

 ざっと後半戦の概況を紹介しておくと、北海道では88市町村に131人が日本共産党公認で立候補しました。党議員が空白だった自治体で(無投票を含め)当選したのは砂川市・奥尻町・上ノ国町・様似町・新得町、逆に落選や立候補者がいないため空白になった自治体は恵庭市・奈井江町・せたな町・厚沢部町・豊富町・幌延町・奈井江町・新冠町・新篠津村と広がってしまいました。北海道全体の議席占有率は7.89%から7.36%に低下しました。

 前回比で苫小牧市や北斗市・滝川市、岩内町や音更町などで議席を減らした一方、網走市や洞爺湖町で前回比1議席増、改選比では江別市や函館市、砂川市などで前進できました。自治体ごとに立候補状況など情勢も異なりますが、全体として議席を減らしたことは残念ですし申し訳ありません。ご支援いただいたことに、あらためて感謝を申し上げます。

 私も道内を応援にまわって、多くの激励が日本共産党に寄せられていることを実感しました。惜しくも議席に届かなかった候補でも、得票以上の期待はあったはずと思います。党の大先輩から「ムダなたたかいなど1つもない」と聞いてもきました。次のたたかいに、いっしょに力をあわせましょう。

 北海道では来月12日に石狩市議選の告示、6月には美唄市・深川市の市議選が告示されます。その後はいよいよ参院選。安倍政権へ審判をくだす大一番の選挙になります。沖縄では衆院3区補選で野党共闘のヤラ候補が勝利し、大阪での衆院12区補選でも自民党候補が敗れました。北海道では、私が安倍政治を変える先頭に立っていきたい。

 「だいぶ日に焼けたね」と言われるほど、地方選でも街頭から訴えました。個人演説会での応援も合わせると、箇所数は前半戦から200ヵ所を超えました。少しは体も休めますが、参院選告示まで2ヶ月と少ししかないだけに道内各地へ引き続き足を運びます!

 【今日の句】子どもらと 少しは会話 できる夜

2019年4月21日日曜日

くらし優先の石狩市政へ

 衆院補選と地方選後半戦の開票が進んでます。結果は明日にまとめて‥‥で、今日は来月12日告示の市議選を控えて石狩市で演説会。定数減のなか3議席獲得へ全力です!

 前回の選挙で3議席に増えて、要求実現の力が大きく増えた日本共産党石狩市議団。現職のはちや三雄・みさき伸子の両予定候補に、長原とくじ市議の後継として松本きくえ予定候補の3人が決意表明。会場には100人を超える方が足を運んでいただき、熱気があふれました。

 浜益村議から数えると10期目の挑戦となる、はちや三雄予定候補。調査力・行動力・論戦力の三拍子そろった働きで、多くの方から信頼も寄せられてきました。私も候補時代を通じて多くのことを教えていただきました。

 みさき伸子予定候補は、介護施設で働いた経験も生かして1期目ながら大活躍。誰にもあたたかく親身な相談相手として、くらしの声を議会へしっかり反映させてきました。今日も平和への熱い思いを述べられていました。

 松本きくえ予定候補は、新婦人道本部での経験も生かした活躍が期待されています。いつも明るい松本さんに、どれだけ私も励まされてきたことか。今日はご両親なども見えられていて、少し緊張気味の決意表明でしたよ。

 3議席になって実現したことはNPO法人の認可保育所の実現、保育料は第3子以降と第2子は年収360万円まで無料化、福祉利用割引券の用途拡充、消防団員の報酬引き上げ、浜益・厚田の人工透析患者の交通費一部助成など数多く。影響力の大きさは、提案した意見書が30件以上も採択されていることにも表れています。長原とくじ議員も含め、党と市民の力の積み重ねがあったからです。

 石狩市は土地開発や新港開発など、開発優先の姿勢が市の財政悪化を招いてきました。市民負担とサービスの切りつめを進めて市の財政を健全化したのに、負担増はほとんどそのままという状況です。大型風力発電計画への必要な対策も講じられていません。くらしを優先する市政へ進めるためには、日本共産党3議席がどうしても必要なのです。

 私から、このような石狩市議団の値打ちや役割を紹介しながら、安倍政権を変えていく展望や政策も交えて「石狩から安倍政権を変える日本共産党3議席を」「引き続く参院選で、紙智子議員はじめ比例で日本共産党の躍進、北海道選挙区でははたやま和也への支援を」と訴えました。地方選もひと段落したら、いよいよ参院選です!

 【今日の句】夜中まで 全員勝利 祈ってる