2014年11月15日土曜日

青年といっしょに、政治を変えたい

 午前中に娘の学芸会を見て「大きくなるのは早いな~」‥‥としみじみ思う間もなく、昼には宣伝へ! チラシを受け取る人の反応がいい!のです。

 宣伝を始める前から「がんばれよ! 安倍はダメだぞ!」と声をかけてくれた男性も。

 明らかにニコニコしながら、私の前を通っていく女性もいました。

 何より子どもたち! チラシを受け取る子が何人もいてビックリ。

 札幌駅周辺だったので若い人も多く、私からは仕事や奨学金のことで問いかけました。

 「半年後に契約は続けられるのか、心配だという方いませんか」

 「大学を出て社会に出るときに、奨学金の借金が500万円っておかしくありませんか」

 多くの方が心の奥で、不安を抱えているんだと思うんです。

 きちんと政治が、それを受け止めているのか。

 大企業や富裕層の要求ばかり受け止め、貧困と格差が広がる日本でいいのか。

 内部留保の活用、欧米並の中小企業支援、社会保障の段階的拡充、所得に応じた税制改革‥‥日本共産党は、しっかり対案も持っています。

 急いで「働く女性の全道集会」でのあいさつも終えて、釧路市へ。

 明日、山下よしき書記局長を迎えた釧路演説会です!

 会場は釧路市「まなぼっと」で、14時から。

 お近くの方、ぜひ足をお運びください!

 【今日の句】 懸命な 子らの演技に 励まされ

2014年11月14日金曜日

寒さが何だ!の気合いの1日

 札幌東区の宮川じゅん道議予定候補・平岡だいすけ市議予定候補の「励ます集い」に私も参加し、その後に雪の道庁前へ! 冬へ突入でも元気に回っています!

 事務所開きも兼ねた「励ます集い」は、解散・総選挙が濃厚という情勢でもあり、私も予定候補の1人として決意表明しました。

 東区は前回の総選挙で、比例では定数8以内に入っているんです。

 それだけに悔しいし、当時の候補として申し訳ない思いでいっぱいでした。

 でも!

 昨年の参院選で、重かった扉が開き始めた。

 今度の総選挙も扉をこじ開け、来年の地方選では宮川道議・平岡市議と、東区ではさらに太田市議の3人が、その扉から飛び出していけるように!

 国政も地方政治も、日本共産党が増えないとダメ!

 気合を入れてあいさつし、ガッチリと握手も交わして道庁前へ。

 雪が積もって、いよいよこの季節か‥‥とも感じた123回目の反原発抗議行動。

 しかし「再稼動反対」のコールの声は、変わらず大きい!

 私もマイクを握りました。

 「国会の解散も結構ですが、何より原子力ムラこそ解散してほしい!」

 この場のアピールは高橋知事に向けてのものなのですが、解散・総選挙の結果を見ていろ、という思いで話しました。

 事務所のデスクワークが多かった分、このように足を運んだ活動って、何だか新鮮な気分。

 明日も元気に!

 【今日の句】 また冬を 仮設暮らしに させる気か

2014年11月13日木曜日

アメリカにモノ言えない、日本政府の姿が見える

 北海道防衛局への要請に参加。安保破棄北海道実行委員会として、8月の米軍訓練(矢臼別演習場)をふまえて、あらためて中止を求めたものです!

 この訓練は、SACO合意をもとに「沖縄の負担軽減」を理由としたもの。

 北海道の矢臼別演習場など、全国各地のローテーションといいながら、今夏は17巡目のうち14回目と固定化しています。

 要請項目は、大きく3つ。

 ①日本政府として、米国政府に対して移転訓練を中止するよう要求を。

 ②今回の移転訓練の全容公表を。

 ③訓練への不安をもつ地元住民との対話がなく、情報が秘匿されている実態を改善を。

 これに加えて8項目もの質問事項で、回答を受けました。

 毎年そうですが、訓練は「沖縄の負担軽減」との枕詞に、「日米安保条約のもと」との決まり文句がくり返されます。

 「自治体等の理解を得て」実施してきた、とも言います。

 関係4町は、受け入れ時に大議論となりました。

 一部政治家が強引に飲み込ませた、とも言います。

 それでも「固定化」はしない、訓練は「同質・同量」との制約はついていました。

 しかし今回の訓練、もう3ヵ月が経つのに発射弾数も種別も時間帯も、まだ明らかになっていません。

 「米側から連絡があり次第、関係自治体等に伝える」とのこと。

 「日本政府として主体的に聞く、ということはしないんですか」と私。

 「これまでも、そうなっていない」という主旨の回答。

 「同質・同量なのかは、全容が判明しないと評価できないではないか」と私。

 「それでは、明らかになっている前回までは同質・同量と認識してるのか」と聞くと、「そうです」と回答。

 夜間訓練だって実施され、小火器訓練だって実施され、さらに白リン弾の使用まで疑われ、どうして沖縄の訓練と「同質・同量」なのか。

 何より日本政府として、主体的に米国側にモノを言っていないことが、毎回の要請でよくわかります。

 せめて安全の確保を、というのは訓練の是非を超えた地元の願いですよ。

 それさえも「地元からの声があったから伝える」程度で、日本の主権としてモノを言う姿勢が見られないことが情けない。

 日本政府の姿勢そのものを、変えなくてはいけない。

 おおもとの、不平等条約=日米安保条約を変えなくてはいけない!

 【今日の句】 3歳の 息子の方が 文句言う

2014年11月12日水曜日

ウソとごまかしで乗り越えさせてたまるか

 解散総選挙の具体的な報道も。消費税増税はじめ、どの課題も国民多数が反対で、進めるためには「リセット」したい--つまり安倍政権が追い込められている!ということだと思います。

 私も聞きますが、とにかく「今の政治はおかしい」と。

 給料は下がる、年金が下がる、しかし物価と株価だけ上がる--いったい、これのどこがまともな経済対策なんでしょうか。

 安全の保障もないのに原発は再稼働させる--いったい、事故が起きた責任は誰が取るんでしょうか。

 「日本の安全のため」とごまかして、集団的自衛権を行使して戦争に参加する--いったい、国民の何割が賛成しているんでしょうか。

 これまでの安倍政権がウソとごまかしで進めてきたものが、いま国民との矛盾を激しくしているのだと思います。

 今こそ国民の声を届ける、日本共産党の議席を大きくしないと!

 比例予定候補とともに、道書記長で組織的にも作業があって大変ではあるのですが、弱音など言っていられない。

 明日も会議や交渉など、駆け回ります!

 【今日の句】 ごまかしの 小選挙区こそ 見直しを

2014年11月11日火曜日

被災者の「リアル」に政治は向き合え

 解散報道のなかでも、浮き足立たずに、しっかりと安倍政権の告発と打開策を訴えたい。今日で東日本大震災から3年8ヶ月‥‥被災者の願いに、政治は向き合っているのでしょうか。

 石巻市の災害公営住宅は166戸で、予定4000戸のわずか4%。

 今なお仮設住宅で、ゆがみが出ている仮設住宅で、3回目の冬を迎えようとしているんですよ。

 「消費税増税で景気腰折れ」ではあるのですが、真っ先に痛みが押し寄せたのは被災地だったのではないでしょうか。

 国土強靭化を言う前に、被災者支援と生業再建を急ぐべきではないのか。

 解散報道も大事だけれど、マスコミからも、地に足が着いた発信を望みたい。

 福島だって、今も原発事故は収束していない。

 家族バラバラになっている、その苦しみを政府は、どれだけ「自分ごと」としてとらえているでしょうか。

 仮に衆議院解散となって、被災者の「リアル」が政治に反映される結果にしなければいけない。

 宣伝をおこないながら、その思いを強くしました。

 【今日の句】 株価より 見るべき現実 あるじゃない

2014年11月10日月曜日

雇用安定と拡大の道はある

 労働者派遣法の改悪がねらわれています。派遣拡大=正規社員減少の、どこが「地方創生」なのか。まともな働くルールこそ景気回復の道!

 北海道の非正規労働者は42%と全国2番目。

 この10年間で、69万人から85万人に増えているんです。

 そのうち年収200万円未満が82%!

 勤労者全体の年間賃金は362万円(02年)から、323万円(13年)と約40万円も減りました。

 それなのに、さらに派遣拡大?

 大都市部だけでなく、地方都市にまで派遣というか非正規雇用の波は押し寄せている。

 そもそも農林漁業や地場産業が苦境にあって、雇用自体が少ないのが実態です。

 まずは大企業から安定した正規雇用拡大の道を。

 中小企業には、税のみでなく社会保険料軽減など、雇用確保や賃金アップの原資をつくる政策を。

 マンパワーが必要とされる医療・介護・福祉分野で、人件費にまわる助成の仕組みを。

 観光や再生可能エネルギーなど、北海道の特性を生かした分野での重点投資を。

 やれることは、いくらでもあるはずです。

 外貨で稼ぐこと自体は否定しませんが、何より内需を大事にすることをしないで、何が日本政府なのでしょう。

 もっと私たちからの発信も、強めなければ!

 【今日の句】 働けど じっと見た手を 握りしめ

2014年11月9日日曜日

今の時代こそ「おかしいことはおかしい」と声を

 民青北海道委員会の会議で、党を代表してあいさつ。学生の自民党支持率が50%あった私の学生時代に比べて、今の青年は模索してるし行動力だってある!と思います。

 もう25年も前のことですが、中国・天安門事件や東欧・ソ連の崩壊が相次いで、時代は「資本主義万歳」「社会主義崩壊」の様相でした。

 旧ソ連は社会主義どころか覇権主義・大国主義というべきものだったし、天安門事件にしても日本共産党は厳しい態度を取りました(当時は、中国共産党と日本共産党の関係は断絶していました)。

 それでも報道の影響力は大きいし、共産党のキョの字を出すのにもためらいがある時代でした。

 しかし資本主義も、日本ではバブル崩壊とともに長い不況へ突入し、政府腐敗・環境汚染・格差拡大など、とても「万歳」だなんて言えない状況になりました。

 そして今、安倍政権の暴走に「黙っていられるか」と、多くの青年が声を上げ始めています。

 「おかしいことはおかしい」と言えることは、今の時代こそ大事なことではないのでしょうか。

 ブラック企業にブラックバイト、セクハラ・パワハラ・アカハラ・マタハラ、自由も民主主義もない秘密保護法に集団的自衛権、事故が収束してもないのに原発再稼働と、どうしてこれで日本が自由と民主主義の国と言えるのか。

 今の時代に声をあげる青年のみなさんが、自信を持って社会の主人公へと飛び出す時--と激励を込めて私から話しました。

 青年時代は、1度きり。

 悔いなく青春時代を送って、いっしょに社会を変えていきましょう。

 【今日の句】 失敗を どう生かすかが 大事だと