2019年4月20日土曜日

くらしに希望を、安倍政権に審判を

 最後の最後まで支持のお広げをと、江別市・当別町・新篠津村へ応援にまわりました。日本共産党候補への1票は、必ず政治を動かす1票です!

 88自治体から131人の候補者がいる北海道(※無投票当選を含む)。直接まわれなかった候補の必勝を願いつつ、ここも激戦となっている江別市に。高橋典子・吉本和子の両現職と、新人・佐藤みさ子候補とで改選比1増となる3議席をめざします。

 女性候補者が多い江別市ですが、高橋典子候補も最初は中学生と小学生の子どもを抱えて議会活動をしていただけに、5期20年もの奮闘が大きな功績となって反映してきた結果ではないでしょうか。就学援助の入学準備金を3月支給にするなど、子育ての支援では確かな実績も積み重ねてきました。行動力と論戦力で、江別市議団のカナメとなってきた高橋候補を押し上げてほしいと私も力を込めました。

 この4年間で生活相談を200件も受けてきたのは吉本和子候補。看護師・ケアマネの経験を生かした活動に取り組んできただけに、今日の訴えでも介護・国保・後期高齢者医療などは数字もスラスラと出て、まさに頼れる市民の相談相手だと実感しながら私も訴えを聞きました。吉本候補も4期16年つとめ、高橋候補とともに女性の政治参加に道を開いてきた功績は大きい。たくさんの激励を受けていました。

 新人の佐藤みさ子候補も、道北勤医協に勤めていた医療・福祉のエキスパート。稚内では住民運動の先頭にも立って、診療所の建設も実現してきました。先日、旭川へ行った際も「江別に行くなら、みさ子さんを応援して!」と託され(ちゃんと約束、実行しました!)、心やさしき姿勢には元市議の森好さんも太鼓判を押すほど。厚別区の道議候補だった橋本みかさんも候補カーに乗り、勢いつけて初議席に挑戦です。

 江別市は3議席が会派の条件になっています。どの議員も市民に選ばれたわけですから3議席というのが適切なのかとも思うのですが、ともかく議院運営委員会などに正式に加われないため悔しい思いをしてきた党市議団。必ず3議席にしたいと党員・後援会員さんが必死に支持を広げています。北海道での「市民と野党の共闘」といえば江別市を含む小選挙区5区がスタートだったわけで、共闘を進めるためにも日本共産党の3議席が必要でもあるのです。まさに日本共産党候補への1票は、必ず政治を動かす1票です。

 当別町は、現職の鈴木岩夫候補が再選をめざします。当別には入院できる病院がなく要求署名が2000筆を超えていて、この願いを受け止めて議会で論戦してきたのが鈴木候補です。いつも明るくパワフルな鈴木候補は、私の大先輩にもあたる教育大釧路校の出身。子どもたちの注いできた愛情や情熱を、議員になってからは全町民に向けてきた4年間でした。人口が減ってきているもとで、基幹産業の農業を支える政治をとの訴えも力強く響きました。

 新篠津村は、菊地きよみ候補が2期目の挑戦。公約は「さしすせそ」(さ=産業(農業)を守る、し=消費税10%とインボイス制度反対、す=住まいのリフォーム助成、せ=生活保障の充実、そ=尊重される子どもの権利)を柱にしてスッキリ。新篠津の国保税納付は年4回のため1回あたりの納付額が大きく、納付回数の改善を議会で訴えてきた菊地候補。地縁血縁での立候補者も多いだけに、懸命の最終盤です。

 当別町・新篠津村とも農業が基幹産業だけに、私からもTPPや日米FTA交渉についても触れました。いつも農家の味方を貫いてきた党の議席だけに、米国からの農産物開放要求など認められない議席を!と私からも強調。全国の農村から声をあげて、秩序なく農産物を輸入する国の政治を変えたいと心から呼びかけたいのです。

 そして、どこでも力を込めて訴えたのが消費税10%ストップの民意を示そう、ということ。今やるべきは、くらしと地域経済をあたためる施策こそです。

 さて、いよいよ明日が市町村議選挙の投票日です。日本共産党の、北海道での候補者はこちらを、全国の候補者はこちらをご覧ください。また衆院大阪12区補選は宮本たけし候補、沖縄3区補選はヤラともひろ候補の勝利で、安倍政権の暴走やおごりを許さない審判を! よろしくお願いします!

 【今日の句】政権の おごり許さぬ 1票を

2019年4月19日金曜日

応援もラストスパート

 今日は新人候補が奮闘中の砂川市・滝川市と、現有4議席の確保めざす旭川市へ。昨日より気温がグンと下がって風が冷たい!
  それでも各候補の元気な訴えが続きます。砂川市は高田ひろ子候補が、党議員の空白克服に挑戦です。幼稚園・保育士として勤めた経験だけでなく僧侶としても活躍している高田候補は、中学生のお子さんを育てている母でもあります。子育てしやすい砂川市にしたいと訴えて、あいさつに回るときも丁寧に、1人1人に語りかけるような姿が印象に残る高田候補。応援してくださる方々が各地に駆けつけてくださいました。

 応援弁士として西願寺・元住職の西川宗一さんも駆けつけました。砂川九条の会会長であり、高田候補の後援会会長でもあります。「9条を守ってもらうためには、市議会に日本共産党の議席がないと困ります」と応援の訴えをしていただきました。本当にありがたいです。

 滝川市では、新人・よせたに猛男候補が懸命の訴え。製造業の工場長を務め、いっしょに汗を流したよせたに候補は誠実そのものというべき方。スキー指導員も10年勤めて、特に子どもたちには体も心も健やかに育つようにと親身に寄り添ってきました。その人柄を知れば、誰もが応援したくなる候補なのです。

 もちろん公約もしっかり訴えています。高すぎる国民健康保険料の引き下げ、住宅リフォーム制度の拡充など、これまでの党議員団の役割を引き継ぐ訴えもていねいで、集まってくれた党員・後援会員のみなさんからも笑顔で激励を受けていました。私からも「ふんぞり返るような議員ではなく、よせたに候補のような誠実で、市民に寄り添う議員こそ必要です」と力を込めました。

 旭川市では小松あきら市議候補の演説に同行しました。ほかに、のとや繁・石川厚子・まじま隆英の各候補がいますが、時間の関係もあり選対事務所の激励にまわることが中心になりました。真下紀子道議を再選させた勢いで、市議も全員当選へと党員や後援会員のみなさんが力を振り絞っています。

 旭川市と言えば、全道の中でも高い国民健康保険料の町でしたが、市民と業者の運動、そして日本共産党議員団の論戦で8年連続で保険料を引き下げたのでした。小松あきら候補も、払えなくなったため保険証が手元に届かず受診できない問題を取り上げ続けて、今は未発行が15軒にまで減らしてきたことを振り返りながら「まだ保険料は高いし、真に命を守るべく保険制度となるようにしていきたい」と力を込めました。

 他にも旭川市議団として住宅リフォーム助成制度を実現させて、これまでで経済波及効果25億円まで広げてきましたし、子どもの医療費無料化の拡充、無料・低額診療を薬にまで広げるなど市民のくらしの守り手として大活躍でした。今度も必ず4人そろって市議会で働かせてほしいと、私も強調して呼びかけました。

 「昨年の市長選からだから疲れもあるけど、あと少しだからがんばるね」と、選対事務所でも声があがりました。マイクを使っての訴えも明日1日を残すのみ。投票箱の蓋が閉まるまでも、あと40数時間となりました。明日は江別市や当別町・新篠津村へ。私の応援もラストスパートです!

 【今日の句】動揺を するなら増税 しなきゃいい

2019年4月18日木曜日

これだけの信頼が寄せられて

 対岸に泊原発が見える岩内町で大田つとむ・大石みゆき候補の応援へ、その後は市議5議席めざす小樽市へ。どこも一票一票を争う激戦です。

 岩内町では日本共産党2議席で地域公共交通ノッタラインが実現したほか、就学援助金の入学準備金を3月支給にしたり、福祉灯油を補正予算でなく本予算化させるなど、くらし応援の町政にしようと大奮闘。4人はみ出しですから、ひっきりなく他候補の車とも行き交うなど激戦になっています。
 
 大石みゆき候補は、くらしの声を届ける役割を担ってきました。大人も子どもも集えるポッポ食堂の会もつくるなど、困ったことがあれば行動してきたのが大石さん。一緒に訴えた団地では同級生の女性がベランダに出てこられて「みゆきちゃん、がんばるんだよ!」と激励も受けてましたよ。

 大石つとむ候補は道原発連の役員もされていて、北電への要請も一緒に何度おこなってきたことでしょう。しっかりした調査と論理力は原発だけでなく、先に書いた要求実現の力ともなってきました。演説中には差し入れまで寄せられて、多くの町民から信頼を集めているのが大石さんなのです。

 ところで今年1月に党岩内町委員会が取り組んだ町民アンケート(回答162人)では、泊原発について「ただちに再稼働」10.5%、「安全対策をとってから再稼働」25.3%に対し、「停止のまま様子をみる」20.4%、「廃炉にする」35.8%と、「動かさない」派が6割近い多数となっています。運転期間40年まで残り10年の1号機と残り12年の2号機を抱えてるのと、規制委員会の審査に時間がかかっていることなどから、少なくない方が「ポスト原発」を考えているのではないでしょうか。

 そうであれば、ますます日本共産党の2議席は欠かすことができません。消費税増税ストップや高すぎる国民健康保険料の引き下げなどと合わせて、安心してくらせる岩内町にするため支持を広げてほしいと私も強調しました。

 小樽市は現有5議席確保へ、現職の川畑正美・おぬき元・酒井たかひろ・高野さくら各候補と新人の丸山晴美候補が4人はみ出しの大激戦をたたかっています。今日は川畑候補と酒井候補の個人演説会へ、菊地よう子道議と駆けつけました。

 4人の候補が30~40代というなか、重鎮的な役割を担うのが川畑候補です。会場へ行く途中、できたばかりのトンネルで交通事故が相次いだことについて、川畑さんから菊地道議に相談があった話を聞きました。要請もした結果、警察と市と町内会で話し合いがおこなわれ対策を講じているのですが、今日の川畑さんの演説を聞いてこだわっていた理由がわかりました。

 トンネルが多い蘭島地域は、川畑さんの子どものころは掘っただけのトンネルや周辺整備がされてないトンネルもあったそうです。いつ崩れるかと心配していたことや、海岸沿いの道路なので海に落ちてしまった事故も実際にあったとのこと。命の大切さを子どものころから感じていたから、今も曖昧にしていないんです。合点がいきました。

 心のやさしさなら、酒井候補も本当にやさしい。ファミレスに勤めていた頃、朝8時から午前3時まで働くのが当たり前とされていて、同僚の副店長が倒れた場面に遭遇した酒井さん。しかし誰も手を差し伸べなかった職場にショックを受けて、このような働き方を広げてはならないと政治を変える道を進んできたとの話は、聞いていた方の心に響きました。

 現職議員としても石狩湾新港の問題点を次々と指摘するとともに、これだけ税金をムダ使いするなら小樽市では少ない児童館やコミセンをつくろうと呼びかけた酒井さん。3歳になる子をもつ父親としても頼れる酒井さんの訴えに、大きな拍手が寄せられました。

 今日は応援できる場面がありませんでしたが、おぬき候補・高野候補・丸山候補いずれも市民の頼れる味方となれる方ばかり。私からは菊地道議を再選させた底力をいま一度発揮して、5人全員を勝たせてほしいと訴えました。

 再選した菊地道議には多くの方から「良かったね」と声がかけられ、菊地さんもニッコリ笑顔。市議選が始まってからは、ずっと応援にもまわっています。この勢いで、いい結果を出してほしい。

 萩生田公一・自民党幹事長代行から、6月の日銀短観の結果次第では消費税増税を延期するかもとの発言が飛び出しました。これまでも2回延期してきたのは景気悪化を不安視してきたからで、それなら今回だって増税できる環境にはないはずです。中止に追い込むような選挙の結果を出さねば!

 【今日の句】原発に 頼らぬ町へ 芽が出てる

2019年4月17日水曜日

気温とともに勢いも上昇

 お天気に恵まれた今日は定数2減のなか前回比1議席増をめざす洞爺湖町、定数3減のなか改選比1議席増をめざす函館市に応援へ。どちらも大激戦です。私も力いっぱい応援の訴えをおこないました。

 洞爺湖町は昨年の町議補欠選挙で今野さちこ候補がトップ当選を果たし、念願の日本共産党複数議席を実現しました。1年のうちに2回目の挑戦となる今野候補と、9期目めざす立野ひろし候補とで「冒険」(立野候補)というべく本選挙での2議席をめざし、2人の訴えとも本当に力強い。

 今野候補は開いているピアノ教室も通じて結びつきも多く、あちらこちらで声がかかり、ランニング中の男性までが握手とハイタッチ(私たちにも!)を交わす場面も。いま町議会で唯一の女性議員でもあり、今野候補の活躍も受けてか今回は女性候補も増えているのです。

 今野候補は、子どもが野球の全国大会に行くという親から「遠征の移動や宿泊のお金がかかりすぎる。できるなら1試合だけで帰ってきてほしいくらい」との相談を受けて、さっそく議会質問。親御さんの要請や運動もあり、今まで半額補助だったものを全額まで引き上げることができたのです。自分も多くの方の助けがあって音楽大学に通うことができたからこそ、今度はどの子どもの希望もかなえられるように奮闘してきたと今野候補は力を込めました。

 立野候補は、誰からも慕われる優しさとともに確かな論戦力で多くの実績をあげてきました。住宅リフォーム制度、15歳までの医療費無料化、介護保険料の据え置きなどとともに、2議席となった力を生かして意見書も次々と提案。しかし、消費税10%増税に反対する意見書などが他の議員から反対・否決されてきました。「このような議会を変えるためにも日本共産党2議席を必ず」と、立野候補も力を込めました。

 有珠山噴火も経験し、被災者支援や町の復興にも力を尽くしてきただけに「被災者生活再建支援制度の拡充」を求めた意見書が否決された事実も紹介されて、「国にモノ言えない議会ではダメです」との訴えは胸に響きました。町民の味方として力を尽くす立野ひろし候補なのです。

 激戦を反映してか、他の候補カーと何度もすれ違いました。何としても2人とも勝ち上がってほしい。

 函館市も定数3減という状況で大激戦になっています。日本共産党は現職の市戸ゆたか・紺谷よしたかの両候補、新人・とみやま悦子候補の3議席をめざします。

 日本共産党2議席と3議席とでは大違い、という現実を函館市民は経験してきました。昨年の胆振東部地震の際に、道議会では震災対策のために議会を続けてきたのに、函館市議会は早々に閉じてしまいました。議会運営委員会に日本共産党が入っていれば、そんなことはしないよう言えたはずだったのに、です。国民健康保険の均等割廃止を求める意見書も賛否同数となり最後は議長裁定で否決されたのですが、ここで日本共産党が3議席となっていれば逆の結果になっていたはずです。何としても3議席に返り咲いて、手話言語条例などの提案をしていこうと3候補が必死の訴えです。

 頼れる市議団長の市戸ゆたか候補は5期目の挑戦。看護師の経験をもとに命の大切さを訴え続けた16年でもありました。就学援助の認定基準を引き上げたり、高層市営住宅でのオイルサーバー設置など、多くの市民に喜ばれています。前回はトップ当選を遂げるほど信頼の厚い市戸さんですが、驕らず、親身な姿勢は変わりません。住宅リフォーム制度の拡充や国民健康保険料の引き下げなど「やらなければいけないことがあります。必ず引き続き働かせてください」と懸命の訴えに拍手が起こりました。

 紺谷よしたか候補は市役所勤めを終えて市議になってから早いもので12年。大間原発建設させない要請へ一緒に東京にも行きましたし、その共同でも中心的な役割を担ってきました。行動力・調査力を発揮して大活躍されて、一度決まった旭岡小学校の統廃合を住民といっしょにストップさせるなど、まさに頼れる紺谷さんなのです。普段の穏やかな口調から一転、力の込もった訴えが街中に響きました。

 とみやま悦子候補は函館中央病院の臨床検査技師を39年勤めた医療の専門家というだけでなく、労働組合でも「看護師の夜勤は2人以上、月8日以内」を実現させるなど、まさに市民と労働者の味方としては最適の方です。気さくで分け隔てない、とみやまさんは今日も病院関係の方から激励を受けていました。市の男女共同参画審議会や国民健康保険運営協議会で公募の委員にもなっている、即戦力の候補です。

 3人の地域では、それぞれ数十人ほど党員・支持者のみなさんが集まってくださりました。道議選で大奮闘された本間かつみさんも、とみやまさんの応援に奔走していましたよ。これほど集まると元気も勢いも出てきます。残りの期間で広げていただき、必ず3議席の実現をと私からも再度お願いしました。

 JRに乗って先ほど札幌の自宅に到着。さすがに網走からスタートして函館まで行き、札幌まで戻ると北海道の大きさを痛感しますね。明日の応援は岩内町と小樽市です。

 【今日の句】まだ桜 咲いてもないのに 汗をかき

2019年4月16日火曜日

どこも欠かせない

 今日から町村議選もスタート。昨年の地震で大きな被害を受けた厚真町では、伊藤ふじお候補が再選めざし、私も応援に。その後は苫小牧市・室蘭市・登別市へ!

 何度となく足を運んだ厚真町ですが、今回は「この議席はなくすわけにいかない」との思いがいっそう高ぶりました。地震が起きた日、ポケットに1枚の紙を入れて町や住民の情報を書き綴った「命のメモ」を今も思い出します。被災者支援に駆けまわった伊藤ふじお候補に引き続きがんばってもらいたく、町村議選・初日の応援は厚真町と決めていたのです。

 伊藤候補の住居があるルーラル地域の門脇自治会長さんからは「伊藤さんは逃げなかった」と話されました。何をしたらいいかわからない、たくさんの要望があるのを抱えきれないという議員もいることでしょう。しかし伊藤候補は、くり返し足を運んで実態を聞き、必ず議会でも取り上げ、議会報告会も毎月ひらいてきました。この「逃げない」姿勢が、大きな信頼となっているのです。

 伊藤候補は「町が元気になるには復興の見通しが見えてこそ。私は逃げずに取り組む」と、激励を受けて力強く第一声。何としても伊藤候補を再び議員として働かせてほしいと、私も心を込めて訴えました。(結局、厚真町は無投票当選となりました)

 続いて苫小牧市は改選比で現状5議席維持が目標ですが、昨年の補欠選挙で当選した原さんの議席が含まれているため、前回比では1議席増となります。しかも新人の森本けんた候補へバトンタッチもするわけですので、これまでにない規模で支持を広げなければなりません。道議選挙では松橋ちはる候補があと一歩まで迫り、この勢いをさらに広げることがどうしても必要なのです。

 まだ20代の森本けんた候補は、若さとともに力強い訴え。森本さんは弟2人を養うためにコンビニのバイトをかけ持つなど苦労していたときに日本共産党と出会って、政治を変えようとの呼びかけに応えて入党されました。森本候補の「若い力に任せてください」との話が多くの青年たちに届けば、もっと政治を身近に感じてくれるのではないでしょうか。まっすぐ未来に向かっている姿に、私のほうが勇気づけられました。安平町の三浦恵美子町議がアナウンサーとして、一緒にまわっていましたよ。

 富岡たかし候補も6期目めざすベテランながら、力の入った訴えが街中に響きました。通りすぎる車からの激励や、道行く方からの握手もありました。いつも明るく励ましてくれて、私も富岡さんに何度助けてもらったことか。日本共産党地方議員は分け隔てしなく温かい方ばかりですが、富岡さんの笑顔に多くの方が救われてきたことは間違いありません。岩倉市長と厳しく論戦してきたことや、児童相談所分室の実現を勝ち取った訴えに「がんばって」の声援も飛びました。

 原けいじ候補は、昨年の補欠選挙で定数2のなか見事初当選。勤医協苫小牧病院に勤めて命の大切さを肌身をもって実感し、その専門性も生かした議員活動をスタートしたばかりです。「国民健康保険料が高くて、保険料を払ったら病院に来られない」実態についても詳しく、まさに市民の命の守り手として頼りになります。昨年の補選はカジノ誘致反対で多くの期待が寄せられただけに、この民意を引き続き託してほしいと強調もされました。個人演説会には多くの方が来てくださいました。

 工藤りょういち候補は2期目をめざします。地域に根ざした活動を進めて、身障者車椅子専用市営住宅を新たに25戸も建設する道を開きました。幅広い方から応援されているのが工藤さんの特徴で、ビラにある応援メッセージには樹木医、在宅支援施設長、いいものネットワーク北海道のみなさんの名が並んでいます。演説中には業者のお知り合いから、なんとイチゴの差し入れも! 生協に勤め、働く仲間の労働条件改善に力を注いできた工藤さんへの信頼の厚さを実感した1コマでした。

 5期目をめざす党市議団代表の小野寺ゆきえ候補は、例えるなら「苫小牧の太陽」。誰にでも笑顔で接する小野寺さんは、他会派の議員からも信頼されている存在です。中小企業振興条例から紙おむつ収集無料化まで、幅広い市民の声を届けて実現する力も折り紙付き。党市議団のカナメとして、引き続き力を発揮してほしいのです。特にカジノ反対には小野寺候補も声を枯らしながら訴えて、聞いていた方からも「カジノはダメだよ」と声があがりました。

 道議候補だった松橋ちはるさんも、自分のリベンジのごとく市議候補の応援に懸命でした。市長がカジノ誘致に前のめりのなかで、止めるには市議会で日本共産党の議席が増えることが一番です。まさに大激戦の様相になっていて、私も各候補を押上げるため懸命に訴えました。

 室蘭市には夕方に到着。現有2議席(ときわい茂樹・田村のぶなり)確保が目標です。鉄鋼業が盛んな室蘭市ですが、近年は鉄需要の減少などもあり業務縮小や撤退の動きが続くなか、市民生活は白鳥台でスーパーがなくなるなど不安の声が広がっています。しかも議会では、市長提案の予算や議案には100%賛成という状況で、「ダメなものはダメ」という日本共産党2議席は大きな値打ちをもっているのです。

 ときわい茂樹候補は6期目の挑戦。ときわい候補が市民とともに行動して、JR鷲別駅の無人化をストップさせたのは大きな実績です。市民生活の守り手として、国民健康保険税の引き下げや消費税10%阻止しようとの訴えは力強い。ときわいさんとは12年前、私が初めて立候補したときに大変お世話になった方なのです。気を使っていただき、室蘭に来たときには多くのことを教えてもくださった私にとって大きな存在でもあるだけに、何としても引き続き市議会へ送ってほしいと力を込めました。

 お世話になった、という点では田村のぶなり候補も同じです。国会質問のときに資料も寄せていただいたり、同じく12年前から多くのことを教えていただきました。いま室蘭市では市立病院と日鉱病院などの統合の話があるとのことで、市民の立場で議論を尽くすことを今日は訴えられていました。提案してきた共同墓が実現して、すでに700超の方が申し込まれているということも聞いて驚きました。市民の声をつぶさに聞いて、1つ1つ実現するまで粘り強く取り組む議席が引き続き必要なんです。

 苫小牧は暖かかったのに、室蘭では冷たい風がビュービュー! それでも党員・後援会員のみなさんが来てくださって、候補には大きな声援が飛びました。激戦になっているもとで、ぜひとも2人とも議席を勝ち取ってほしい。

 夜は登別市で、佐々木くみ子候補の個人演説会にお邪魔しました。登別市は、わたなべ勉候補と2議席確保をめざします。佐々木さんは3期目の挑戦です。管理栄養士の資格を持つ佐々木さんは、いつも住民目線でがんばってきた候補。就学援助の入学準備金を前倒し支給できるようにしたり、地域の施設であるクリンクルセンターの存続にも力を発揮されてきました。

 「佐々木さんと同じ職場だったのよ」という方も含めて、30~40人くらいは来てくださっていたでしょうか。佐々木さんの話を聞かれる真剣な姿に、「再び議会で働いてほしい」という期待が広がっているんだと実感しました。私からも、市民の味方として奮闘してきた佐々木さんの実績も紹介しながら、あわせて安倍政権を変えていく結果を出すために日本共産党2議席の実現をと呼びかけました。

 候補1人1人を詳しく書いているのは、個性も実績も豊かな方ばかりだからです。政党なので政策は共通して語るものはありますが、町の姿が違えば候補の主張も変わってきます。それをすべて聞ける立場にいる私が記すことで、各地の日本共産党地方議員が大きな役割を担っていることを知ってほしいのです。

 明日は定数増をめざす洞爺湖町と函館市へ!

 【今日の句】寄り添うの意味を 現場で知る日々です

2019年4月15日月曜日

帯広駐屯地にも北海道大演習場にもオスプレイいらない

 昨日の暖かさから一転、雨の冷たさが堪える1日に。そんな寒さでも、帯広市・恵庭市・北広島市の各候補は元気でした!

 まず帯広市は、日本共産党は市議3議席から1議席増をめざします。道議選挙でも惜敗した悔しさを胸に市議候補も大奮闘、また党員・支持者のみなさんも雨のなか多く駆けつけてくださいました。
 
 7期目めざす、いなば典昭候補は党市議団の大黒柱。しっかりした調査力と分析力は、帯広市議会で随一です。今日も話されていた水道料金の値下げも、その仕組みなどを解明しながら実現したもの。いっかんして訴えてきた住宅リフォーム制度は、いまや経済規模50億へとなりました。今度は自然エネルギーを広げて地域の雇用を広げようと強調されました。

 時間の関係で応援に回れなかった杉野智美候補は、3期目の挑戦。子育ての願いを受け止めた論戦で、就学援助の入学準備金がなんと2倍になったというのですから驚きです。地に足つけた活動と質問は必ず実を結ぶのだと確信になります。市議団ただ1人の女性候補としても、何としても勝ち抜いてほしい。

 はりま和宏候補は2期目をめざします。1期目ながら毎回質問に立ち、党十勝地区での若き議員グループの中でも大切な役割を担ってこられました。経済的理由で進学をあきらめた自分の経験ももとに、学ぶ環境を帯広市でも充実をと訴えて、市独自の奨学金を拡充させる大きな力になりました。再選して、これまで以上の大活躍に期待です。

 現職3人に合わせ議席増に挑むのが大平りょうすけ候補。昨年の補欠選挙でも、あと一歩まで迫っただけに期待の声が寄せられています。子どもの貧困をなくそうと、みずから行動・調査してきた実力は地元紙でも報じられるほど。大平さんの議席が増えたら、市民の願いを実現する力はパワーアップ間違いなしです。

 定数29に42人が立候補するという、まさに多数激戦となっただけに何が起こるかわかりません。私からも候補1人1人の押し上げとともに、日本共産党全体が伸びてこそ政治を動かせると強調しました。市民と野党の共闘が進む十勝・帯広市で日本共産党が果たしている役割も大きいのです。何としても4議席を勝ち取らせてほしい。

 議席増をめざすのは恵庭市もで、帯広市からJRで駆けつけました。35歳コンビの藤田しゅんすけ・小林たくやの両市議予定候補です。恵庭市は晴れ間も出たため、傘もなく気持ちいい訴えとなりました。

 現職の藤田しゅんすけ候補は、新人1人議員のもとでも議会で大活躍の4年間でした。子ども医療費無料化の拡充、福祉灯油の実現など、どれだけ市民生活の支えとなったことでしょう。日本共産党2議席となれば会派として影響力が広がるだけに、引き続き市議会で頑張ってもらわなければなりません。

 その2議席目をめざすのが小林たくや候補。柔道2段の実力派で、まさに「気はやさしくて力持ち」を地でいくような候補です。みずから非正規雇用として働いた苦労をもとに、誰もが安心して働ける政治にしたいと立候補を決意されました。訴えも力強さが増して「がんばれ!」との応援の声も寄せられました。

 若い2人が励ましあい、時には競いあいながら政治を動かす現場にいることを頼もしく感じました。ちょうど一回り彼らより年上の私ですが、もちろん私もさらにがんばりたい。応援の訴えにも力が入りました。

 北広島市は板垣恭彦市議の後継となる人見てつや候補、3期目めざし永井もも候補、2期目に挑む山本ひろみ候補の3議席維持が目標です。北広島に着いて驚いたことに、永井候補の応援に小岩均道議が応援のマイクを握るとのこと。しかも小岩事務所前のスペースまで貸していただき、議員選挙でも野党の共闘実現という運びに!

 小岩道議からは、野党がいっしょに知事選挙をたたかったこと、石川候補が掲げた原発などの政策では一致していることなども紹介しながら、地域に根ざした活動を進める永井候補の支持を広げてほしいと呼びかけられました。本当にありがたいことです。

 永井もも候補は、消費税10%ストップ、高すぎる国保税の引き下げ、平和の問題でも憲法9条を守る北広島市の議席を--と訴え。私からも、永井候補が福祉の現場で働いていただけに「命を守ることの大切さを誰より知っている候補」として支持を呼びかけました。いつもハキハキしている永井候補に、ある女性からは「娘みたいな感じ。がんばってほしいの」と声もあがりました。

 山本ひろみ候補は、道職員の経験もあっただけに即戦力として1期目を駆け抜けてきました。ちょうど遊説場所がUR団地前で、山本候補から団地住民から聞いた要望をUR機構や道などへも届けて「私ができたんだから市もできるはず」と迫ったエピソードは初めて聞きました。行動力抜群で、いろんな共闘の場面にも参加してきた山本候補の議席も欠かすわけにはいきません。

 人見てつや候補は、ご自身が介護職場で働いていた経験もリアルに紹介しながら「やりがいある仕事なのに、低賃金や労働条件が悪いために長く続けられない」現状を変えたいと強調されました。北広島駅前では、訴え終わったとたんに聞いてくれた方に支持を呼びかけるため駆けだしました。板垣市議の議席を守るための必死さが伝わってきて、誠実に市民の声を届けられる人見さんを押し上げてほしいと力を込めました。

 ところで、まわった各地で応援に駆けつけている札幌の議員・候補とも会えたのは嬉しいことでした。佐野弘美・前道議は山本ひろみ候補カーのアナウンサーを務め、恵庭市では長屋いずみ札幌市議が藤田しゅんすけ候補の応援に懸命でした。ほかにも全道で同じような支援がされていて、前半戦・後半戦が一体になってたたかうのは日本共産党の良き伝統であることも、この機会に多くの方に知ってほしいと思い記すことにしました。

 今日の3市では私から、来年1月からオスプレイも含む日米共同訓練が計画されていることについても触れました。帯広は周辺に学校なども密集する駐屯地が補給拠点とされ、恵庭や北広島を含む北海道大演習場での訓練がおこなわれることになるのでしょう。昨年は胆振東部地震が起きて中止となったのですが、冬の天候悪化が心配される時期にオスプレイ訓練だなんて容認できない。関係3市で中止の声をあげようと呼びかけました。

 地方選挙だから地方の課題だけを訴えればいい、というものではありません。国政によって社会保障制度や地方財政は大きな影響を受けますし、このように訓練の問題も直面することになります。安倍政権を変えなければいけないとの思いは、地方都市だからこそ痛感することがいっぱいあるのです。明日は厚真町から苫小牧市、室蘭市・登別市と胆振方面で押上げです。

 【今日の句】安全と 言うなら官邸 上空を

2019年4月14日日曜日

青空が広がるように

 地方選後半戦の初日第一声は議席増をめざす網走市へ、その後は釧網線で釧路市へ。応援に力を込めて1週間、道内各地をまわります!
 
 網走市では新人・村椿としあき候補の応援に。村椿さんは市役所の仕事を退職しての立候補です。何としても2議席を回復したいとの要請に、決意してくださいました。心やさしきラガーマンでもある村椿さんの第一声には、多くの方が駆けつけました。

 松浦さとし市議1人だけになり、日本共産党は大幅に発言の機会が減ってしまいました。そんな中でも松浦さんの奮闘で子ども医療費無料化の拡充などされてきましたが、さらに市民の願いを届ける力を大きくするには日本共産党2議席が必要なのです。

 村椿さんとともに松浦さんの応援にも駆けつけたかったのですが、列車の時間もあり断念。松浦さんとはシロシストセンチュウが発覚した時も一緒に農家をまわるなど、まさに市民生活の守り手として欠かせない議員として必要な方だと訴えたかったのですが、やむを得ません。このブログからでも応援です。

 網走から約3時間かけて着いた釧路市は、6期目めざす、うめつ則行候補・5期目めざす村上かずしげ候補・2期目めざす工藤まさし候補・新人の西村まさと候補の4議席確保をめざします。観光スポットでもある幣舞橋を前に4候補そろっての訴えの後、私もお1人お1人の押し上げにまわりました。

 党釧路市議団は蝦名市政に対して、市民の声を直接に届ける大事な役割を果たしてきました。団長であった松永俊雄市議の後を継ぐのが西村まさと候補です。西村はんは国会議員秘書も経験して、政治的にも試されずみの即戦力。生まれが別海町で親御さんが釧路市にいることから、戻ってこられての市議挑戦です。

 工藤まさし候補は、この4年間で一般質問を16回(=つまり毎回質問)おこない、2期目での大活躍が期待されています。民商事務局で勤めていたこともあり、国民健康保険料の引き下げを実現したいと力を込めました。

 村上かずしげ候補は、党釧根地区委員会の委員長でもあります。議員と組織の長という二足のわらじは大変だったはずですが、それを乗り越える実力や論戦力、市民からの信頼は抜群で、私が尊敬する地方議員さんの1人でもあります。

 教育大釧路校の先輩でもある、うめつ則行候補は市議団幹事長としても、また釧路市での市民と野党の共闘のなかでも欠かすことのできない役割を発揮してきました。市民的信頼も厚く、一緒に訴えた美原地域には約70人もの方が駆けつけるほどです。

 あらためて各地の日本共産党議員団の力の大きさを再認識する毎日です。市民と市政の架け橋になり、頼れる相談相手であり、市民のためにならない施策には国にもモノ言い、そして市民と野党の共闘にも力を尽くす。どの町でも、このような日本共産党の議席を勝ち取らせてほしいのです。

 夜のうちに帯広市まで来ました。明日の午前は議席増めざす帯広市、またJRに乗って恵庭市・北広島市とまわります。

 【今日の句】今日のよに 明日も晴れれば いいのにな