2018年8月24日金曜日

憲法を大事にする候補だから

 再度、なるみ一芳市長候補の応援に小樽市へ。候補の訴えも力強い! 小樽に知人・友人がいる方は、ぜひ支持をお広げください!

  台風が近づくなか何という強運か、強い雨にはほとんど当たらず、駆けつけてくださった方々からも「そうだ!」の力強い掛け声が候補にかかります。激戦のなか最終日を迎えることになります。

 私からは、なるみ一芳候補が「市民の中から生まれた候補」「市民とともに歩んできた候補」であることを紹介し、他の候補と違う2つの点を強調しました。

 1つは、どの候補も「市民のための市政」を掲げるものの、なるみ候補は憲法が根付いた候補だからこそ実現できるということです。最高裁職員をされて、まさに公正公平に市政運営できる土台を持っているのが、なるみ一芳候補なのです。

 もう1つは、市民・住民のためなら相手が国であれモノ言える候補は誰かという点です。大きな争点であるカジノ誘致や泊原発再稼働は、そもそも国策で進められてきたもの。市民の立場に立ちきれなければ、圧力や懐柔に飲み込まれてしまいます。だから市民から推された人であることが重要なのです。

 沖縄の前知事・翁長雄志さんのことも触れました。国にモノ言うというのは、簡単なことではないのです。なるみ一芳候補に託してほしいと、私は訴えました。

 市民から推され、日本共産党・社民党・新社会党・緑の党・市民ネット小樽も推薦や支援などをおこなっています。この激戦、何としても勝ち抜かせてほしい。

 小樽に行く前には、全道新婦人内後援会交流会にも駆けつけてあいさつ。あたたかい激励をいただき、元気をもらいました。

 【今日の句】運河さえ 守った市民の 力あり

2018年8月23日木曜日

沢内村に今こそ学びたい

 上川管内3日目は士別市と名寄市を中心に。士別市立病院では医師確保の苦労を聞き、国として「命を守る」ことを大目標に据えるべきと痛感しました。

 士別市では佐藤正市議といっしょに、宣伝の合間に病院へ。三好信之副院長・加藤浩美事務局長から実態を聞きました。若いお医者さんでの専門医志向や、専門医療を望む国民的ニーズの広がりもあり、総合医療の位置づけを強めることが大切ではとの話し合いになりました。

 医師不足と診療報酬減が、どこの自治体病院も経営を苦しめる大元にあります。国は広域連携を進めますが、大学医局との関係や広い北海道での物理的課題もあるのが現実。医師の数をそもそも増やすこととともに、私からは緊急的な対応とともに、キューバのように「命を守る」仕事に就く若者を国は支援しぬく姿勢に変えることが大事ではないかと述べました。

 お医者さんも、それぞれに考え方があり人生があります。同時に、国内どこでも最低限の医療を確実に受けられる体制も求められています。国民的議論も欠かせません。各地の状況も聞いて、引き続き私も力を尽くしたいと思いました。

 名寄市では川村幸栄市議と宣伝や「つどい」、合間には知り合いの青年との懇談の機会を持ち、うれしいことに20代の兄弟が入党してくださいました。若い人の、まっすぐな思いを聞くと心が洗われるような感じになります。

 「つどい」では、鉄路の維持や子どもたちの成長などの話とともに、「命を大切にする政治にしてほしい」と、日本で初めて高齢者や乳児の医療費を無料にした旧沢内村の新聞記事を持って紹介された方がいました。こういう精神が、今の日本政治には欠けていると私もつくづく感じました。

 広い北海道ゆえに、どこでも安心して医療を受けられる実態にはありません。しかし、農林漁業など国民生活を食料生産で支えるため、道内各地で働き生活してきたのです。誰もが都市部に移れるものでもありません。せめて、かかる費用ぐらいは不安がないようにできないのかと思いました。

 いろんな思いを抱えて札幌の自宅へ。明日は再び小樽へ、なるみ一芳市長候補の応援に駆けつけます。

 【今日の句】命には 重さの違い ないんだと

2018年8月22日水曜日

たくさんの子どもたちに会って

 早朝の土砂降りも止んで蒸し暑いなか、上川管内6自治体で宣伝や懇談にまわりました。移動中もずっとマイクを握り続けました。

 夜の「つどい」も含めたら6時間以上は訴えたでしょう。これで最後まで声が枯れないのですから、我ながらすごいと思いました。とはいえ明日に響かないよう、この後はゆっくり休みます。

写真は当麻町・加藤功町議との宣伝風景。上川町では溝口久夫町議、和寒町では虻川政義前町議、士別市では佐藤正市議と訴え、他にも愛別町・比布町もまわりました。剣淵町も移動しながら、ご挨拶。

 比布町では虫とりかごを持った小さい子がやって来て「何してるの?」。安心してくらせる町や日本にしようと話しているんだよと、私から言うと「ふ~ん」。子どもとの話は本当に楽しいですね。

 夏休みも終わり学校帰りの子どもたちとも、今日はずいぶんと会いました。「お金がなくて進学できない子どもたちをなくそう」と話すと、中学生が恥ずかしげにニコニコと手を振ってくれたことも嬉しかったです。

 人口減少が社会問題と言いながら、教育予算を増やさないのが安倍政権。進学にお金がかかれば子どもを生みにくいし、若い人の働く場所が地域になければ都市部に移ってもしまいます。だから私は、今こそ「医療や介護、第一次産業に就く若い人を、国が応援し抜くことを大目標にすべきだ」と訴えています。

今日は夜に士別市で「つどい」を開きましたが、ここでも医療や教育を大切にする国にしてほしいと要望がありました。まったく、その通りです。全道をまわって私も、その思いを強めています。何としても変えていきたい。農協組合長さんなどとも同じような話をしました。

 国の大元を変えるには、新しい政権にしなければなりません。野党の新しい政権を本気でつくりたいと、街頭の訴えでも強調しました。

 明日は士別市・名寄市へ。元気にまわります。

 【今日の句】私をも 次の世代よ 超えて行け

2018年8月21日火曜日

戦争体験者から熱い平和の思いを聞いて

 今日から3日間は旭川市以外の上川管内キャラバン。富良野市から東川町まで、実る田畑を見ながら北上です。

 訪れた先は富良野市・中富良野町・上富良野町・美瑛町・東川町。上富良野の米沢義英町議・美瑛町の杉山勝雄町議・東川町の鶴間松彦町議・中富良野町の佐藤和三前町議が各地で合流いただき、街頭宣伝を中心に美瑛町では農協を訪問、東川町では住民のみなさんとの「つどい」をおこないました。

 どこでも党員・支持者のみなさんが駆けつけていただき、本当にありがたいです。久しぶりにまわった町ばかりでしたが、商店街では店から顔を出して聞いてくださる方も多く嬉しい限り。各地でポスターを貼ってくださっているので、関心をもって聞いてくださった方もいるでしょう。いずれにしても安倍政権を変えるため、まだまだ全力で各地をまわって訴えたい。

 JAびえいでは熊谷留夫組合長さんが、時間を割いてくださいました。食料自給率が低い日本の現状や、子どもたちにこそ安心な北海道の農産物を食べさせたいという熊谷組合長さんの熱い思いもお聞きして、私も安倍農政の転換をめざしてがんばる決意を述べました。安倍政権を変えたい思いが、ますます強まります。

 東川町は「戦争法」反対署名を約3000筆集まったのですが、そのうち約1000筆を集めた方がいるのです。80代男性で、今日の「つどい」に参加してくださいました。二度と戦争をしてはならないと、安倍政権を何としても終らせたい思いを聞いて私も胸を熱くしました。

 つどいの中では自民党総裁選をどう見るかの話題もありましたが、安倍首相も石破氏も憲法9条を変えたい思いは変わりません。骨抜きか正面突破かの違いです。やっぱり日本共産党を伸ばして自民党政治を変えようとの結論になりました。

 明日は上川町から愛別町、当麻町・比布町・和寒町・士別市とまわります!

 【今日の句】球児から たくさん勇気 もらったよ

2018年8月20日月曜日

地方議員の大きな力

 今日は全道の党地方議員による対道交渉の日で、合わせてJR北海道や道開発局への要請もおこなうのです。私はそちらに同席しました。

 札幌まで来るのに、北は稚内、東は根室、南は函館から何時間もかかります。それでも住民の切実な願いや地域の要求を実現するためにと、毎年この時期におこなっているのが対道交渉です。各地で振興局への交渉もしたうえで要求を精査して本庁交渉に臨むのが、日本共産党のしっかりした進め方。こういうところも、ぜひ多くの方に知っていただきたいですね。

 JR北海道へは大きく分けて2つ--①鉄路の維持・存続、②駅舎・ホームにかかわる維持・改修や充実、を要請しました。JR北海道は今までの方針をあらためるわけではありませんが、現場の声を届けることには大きな意義があります。「病院に通うことができなくなった」「高校生の通学で不安がある」「管内で首長なども声をあげた集会が開かれた」など、地方議員や予定候補の訴えを聞くにつれ、鉄路の維持・存続へJR北海道は責任を果たしてほしいと心から思います。

 同時に、国の責任も問われています。国交省による2年間の財政支援は「成果」を求めるものになっています。つまり5線区はバス転換をせよ、ということと受け止めました。今日のJR北海道の回答からも、その背景がにじんで見えるようでした。跳ね返さなければなりません。

 都市部だからといって満足があるわけでなく、エレベーターやホームドアの設置や利便性や安全性から重要ですし、駅の有人化を少しずつでも広げていくことも必要です。道民とともに歩むJR北海道であってほしい--その思いが根底にあっての要求であることを誠実に受け止めてほしいと思いました。

 道開発局では、各地の国道などにかかわる要求が中心となりました。1つ1つリアルに現地の状況を調べて要請するのですから、職員もメモをとったり「そのような話は初めて聞きました」という発言も。少しでも前進できれば、と願っています。

 札幌市で計画されている「アクセス道路」についても、国としての検討状況や建設根拠などについてただしました。どれだけ必要なのか今回の説明では不十分ですし、札幌市議団からも市民をミスリードすることにならないかとの指摘もありました。さらに問題を明確にしていきたいと思っています。

 個別課題で道森林管理局にも足を運び、今日の要請や交渉活動は終了。これだけを準備した事務所スタッフには感謝です。私も今日は朝から街頭宣伝で走りっぱなしでしたが、まだまだ解決すべき課題は山積です。がんばらなくては。

 明日から3日間、旭川市を除く上川管内をキャラバンでまわります!

 【今日の句】地に足が ついた党こそ いま出番

2018年8月19日日曜日

さあ、新しい市長を

 今日告示の小樽市長選挙。日本共産党も推薦する、なるみ一芳候補の熱烈応援に駆けつけました。社民党・新社会党・市民ネット小樽・緑の党、そして市民の皆さんと勝利めざします!

 森井前市長が市議会との対立を理由に辞職しての、今回の市長選。これまで自民・公明が二度の辞職勧告決議を可決しながら拒んでいたのですが、あと8ヶ月で市長も議会も改選を迎えるというのに市長選に打って出る大義や道理は、どこにあるのでしょうか。市政を私物化したと言われても仕方ないでしょう。

 一方で自民・公明は、前回の選挙で市民不在のカジノ推進や市職員を選挙にまで使っていた市長へ審判がくだされたことを、どう思っているのでしょうか。オール与党化した市政を変えたいという市民の声こそが、前回市長選の民意だったはずです。

 その市民の力や願いに立って市民本位の市政を進めようというのが、なるみ一芳候補です。この点こそ今回の市長選の争点だと、私は思います。市政の私物化も市民不在のオール与党体制も許さずに、市民が主人公の新しい小樽を発展させるたたかいです。

 なるみ候補は、徐排雪の充実、観光を軸にした経済の好循環、カジノ反対、泊原発の廃炉などを明確に訴えられました。市民の立場に立った訴えには、大きな拍手が起きました。新しい市長を誕生させたい!

 私からの訴えでは、安倍政権の悪政から住民を守る防波堤となる首長の役目についても触れました。象徴的だったのは沖縄・翁長知事でした。なるみ市長の誕生で悪政にも審判を下そうと呼びかけました。

 折しも今日は19日。来月19日で安保法制=戦争法が強行可決されて3年を迎えます。国会にいた者として、あの時の悔しさは忘れることはできません。戦争につながることは必ず止めなければならない、その思いは今も変わりません。

 札幌での総がかり集会にも参加しました。青年たちの明るく力いっぱいのコールには、いつも励まされます。各スピーチにも大きな拍手や声援がありました。そうだ、みんなのこの力で必ず安倍政治を終わらせよう!

 明日は、全道から党地方議員が集まり対道交渉やJR北海道、道開発局などへの要請をおこないます。私もJRと開発局の要請に同席します。各地の切実な要求を、一つでも実現の道を開けるようにがんばりたい。

 【今日の句】共闘の時代 多喜二は何思う